2020年10月3日(土)
南木曾岳へ。
最初、この山の名前を聞いた時は、読んで字のごとく「みなみきそだけ」と読んでいました。
その後、どんな山なのか、登山道の状況などを収集している時、
南木曾岳(なぎそだけ)と云う読み方だと知った。
妻籠宿の近くにある南木曽岳は、木曽山脈(中央アルプス)南西部、長野県南木曽町にある標高1,679 mの山。
低山ですが、登山道は急で狭く、木でできたハシゴや階段が数十もある山でした。
蘭(あららぎ)キャンプ場があり、その林道の先に登山者用の駐車場と、その前には
南木曽岳山麓避難小屋とトイレがあります。避難小屋の中はすっきり綺麗でした。
その登山口近くには、男滝と女滝があり、下山後に寄るつもりでしたが、そのままスルー。
駐車場の先から整備された自然探勝路の中を歩いて行きます。
自然探勝路とあって、木には名札が付けられ興味深く歩くことが出来ました。
一旦、林道に出て金時の産湯(池)を過ぎると、
木の橋を渡って登山口へ。 ここからが本当の登山道?
後ろに見える山は、南木曾岳なのか?摩利支天なのか?良く分かりませんでした。
少し歩くと分岐があり、左登山道・右下山道と書かれた指導標があり、
この山は往路と帰路が別々で、一方通行 時計回りに進みます。
分岐を👈左へ。
登山道が狭いので、すれ違う人を待ってやり過ごす必要がないのは嬉しい配慮ですね
ここは金時の洞窟 大岩の隙間?どこが洞窟かなぁ???
金時の洞窟を過ぎると、噂の階段の連続です。
途中、こんな息抜き出来る場所もありましたけど、
また岩の上に木が設置してあります。
またまた階段、もう階段が多すぎて階段の画像しかありません
この辺りから原生林の中のつづら折れの急登が続きます。
汗ばむころ左右が切れ落ちた岩場に出る、鎖場と階段の分岐。
今はあまり鎖場は使われてないようで、安全な木道を登り笹薮を搔き分けながら、
カブト岩までの急坂が連続します。
そして恵那山の展望。
険しい山の中咲く花を見るとホットしますね。
この階段、ホント何処までも続いています。
でも、この梯子や階段が設置されていなかったら、想像以上の険しい山なのでしょう。
階段に悲鳴を上げながらも、有難き階段です。
山頂まではもう少し、笹をかき分け進むと、
南木曾岳山頂。山頂は樹林の中で展望はありません。
いつもは山頂フルーツゼリーですが、もう少し展望の良い場所で食べましょう♪
下山道方面に少し進んだ辺りの展望台へ。
展望台からは、御嶽山、乗鞍岳が望めました。
乗鞍岳方面は、先客がいたので写真に収める事は出来きなく残念でした。
でも、清々しい景色でした。
展望台から下りた場所に。
そして笹薮を搔き分けながら下ってゆくと、
避難小屋の赤い屋根が見え、その向こうには中央アルプスの山並が見えてきました。
避難小屋の中を覗いてみると、かなり居心地はよさそな空間でした。
ここに泊って、ご来光を眺めるのもありかな?なんて、思ったりもしたけど、
この山は、多分もう登らないでしょう
隣には真新しい男女別のトイレ付。
避難小屋の先へゆくと、開けた展望のいいところへ出た。
ベンチもあったのでここでランチタイムと、
久しぶりの山頂ゼリー。
笹薮の中に佇む、避難小屋とトイレ。
展望地から中央アルプス連峰
木曽駒ケ岳方面
この山の名前は知りませんでしたが、地元の方には人気の山なのでしょう、
お昼を食べていると、続々と人がやって来ていました。
さて展望台から下山開始、まずは笹薮に突っ込みます。
階段の下山に気を取られ、摩利支天が何処にあるのか?そのまま通過してしまった様です。
ここからも一気に木段を下降する、急峻な階段となっていて先が見えません。
下山中の階段で一番長かった階段、後ろ向きで鎖を掴んで一歩一歩慎重に激下りしました。
こんな急峻な場所を整備して下さった方々に脱帽です。
一歩通行だから他の登山者とは すれ違うことは無く安全登山をする事が出来ました。
南木曽岳、、頂上まで 2.2kmと書いてあって楽勝だと思ったけど、
急登急登そして木のハシゴ(階段?)の連続は大変でした。
お疲れさまでした。