1.最近ずっと朝日新聞に連載されている「プロメテウスの罠」という記事。
原発関連で様々な記事を載せているのですが、今回は、「無主物」という聞き慣れない言葉がテーマでした。
わかりますか?無主物。
たとえば、お隣のトラブルの原因になりかねない「落ち葉」問題。
木は隣の木でも、落ち葉に関しては、自分の家の敷地に入ったり、はたまた遠くに飛んでいったり、そうなると誰の所有物でもなくなる・・・
つまり所有者が不明。
これが「無主物」。
これと同じような主張をしたのが、あの東電。
ある裁判で、東電は事もあろうに、福島第一の炉から放出された放射性物質を「自分たちのものではない」と主張。ゆえにそれを受け取った者たちが処分すればいいと。
こんな理不尽な事ってありますか?
東電はあくまでも賠償責任を負いたくないのがありありでしょ。
今もってこんな体質の会社だから、人々の苦しみも嘆きもわからないのです!
2.八戸市、がれき受け入れ
とうとう八戸市ががれきの受け入れを決めたと言うことです。
野田村や石巻市からの要請に応えたものらしいですが、はじめは20ベクレル(キロあたり)までを上限に条件を出したらしいが、相手が難色を示して、結局100ベクレルまで妥協したようです。
八戸の市民団体ががれき受け入れに対して反対をしているといいます。
一体、八戸市の焼却施設というのは、どのくらい立派な施設でしょう?
つまり放射性物質を少しでも取り除けるフィルターを完備されている施設でしょうか。
小出先生は先日の講演会で言われましたよね。
せめてそういうフィルターがついた施設で焼却し、その灰をコンクリートの材料にして、福島原発事故の遮蔽壁にすればいいと。
たぶんそんな高度なフィルターも完備されていないのでは。
たとえ完備されていても、それが100パー防げるものではないと先生は言いましたから。
これから先、八戸の市民は不安に駆られて過ごすことになるんでしょうか。
煙として津軽にも、そう、せっかくまだ線量が低いこの津軽にも漂ってくる・・・
特に小さい子供達には気の毒だし、これから福島から子供達を呼ぼうと思っているのに、とんでもないことです。
3.M7.8以上の地震が三陸沖北部に30年以内に90パーの確立で来る
きのうの夜、久しぶりに大きな揺れが来ました。
なんと浦河沖の地震。震度5弱。M6.1。
昨夜の地震で、東通村は震度4にもなりました。幸い電源喪失もなく通過しました。
30年以内に、三陸沖北部のM7.8の地震が来る確立90%。
30年といっても、それは明日かも知れないし、10年後かもしれない。
いずれにしても、六ヶ所村、東通村には再処理施設や原発がある。
津波対策しかしていない東通村の原発。地震の対策が先じゃないか!!
県も東電も東北電力も、まったく放置しています。
それは未だに、東電も国も、福島の事故が「大津波のせいだ」と言い切って、地震による破損を認めないから。
もう嫌と言うほど聞かされる電力会社や国の体質。
小出先生が皮肉を込めて、こう言っています。
「今回の福島の放射能は、東電の所有物なんだから、各家々で出た土などの廃棄物は、東電の会社の敷地に置くべきだ。そして、福島の農産物を政府と東電で買い取り、東電の社員食堂で使って食べたらいい。国会の食堂で使って、国会議員が食べればいい・・・」
私も大賛成です。
もちろん、東電の敷地には限界がありますから、日本全国のがれきや土などの廃棄物を置けません。
先生が言ったのは、そのくらいの気持ちを持て!!ということです。
そうでなければ、今、苦しんでいる人々に伝わらない。
自主避難に補償金も与えられず、逃げられない子供達は、こうしている間にもどんどん被曝しています。
一刻も早く子供達が助けられるよう祈るばかりです。
ここあでした。
原発関連で様々な記事を載せているのですが、今回は、「無主物」という聞き慣れない言葉がテーマでした。
わかりますか?無主物。
たとえば、お隣のトラブルの原因になりかねない「落ち葉」問題。
木は隣の木でも、落ち葉に関しては、自分の家の敷地に入ったり、はたまた遠くに飛んでいったり、そうなると誰の所有物でもなくなる・・・
つまり所有者が不明。
これが「無主物」。
これと同じような主張をしたのが、あの東電。
ある裁判で、東電は事もあろうに、福島第一の炉から放出された放射性物質を「自分たちのものではない」と主張。ゆえにそれを受け取った者たちが処分すればいいと。
こんな理不尽な事ってありますか?
東電はあくまでも賠償責任を負いたくないのがありありでしょ。
今もってこんな体質の会社だから、人々の苦しみも嘆きもわからないのです!
2.八戸市、がれき受け入れ
とうとう八戸市ががれきの受け入れを決めたと言うことです。
野田村や石巻市からの要請に応えたものらしいですが、はじめは20ベクレル(キロあたり)までを上限に条件を出したらしいが、相手が難色を示して、結局100ベクレルまで妥協したようです。
八戸の市民団体ががれき受け入れに対して反対をしているといいます。
一体、八戸市の焼却施設というのは、どのくらい立派な施設でしょう?
つまり放射性物質を少しでも取り除けるフィルターを完備されている施設でしょうか。
小出先生は先日の講演会で言われましたよね。
せめてそういうフィルターがついた施設で焼却し、その灰をコンクリートの材料にして、福島原発事故の遮蔽壁にすればいいと。
たぶんそんな高度なフィルターも完備されていないのでは。
たとえ完備されていても、それが100パー防げるものではないと先生は言いましたから。
これから先、八戸の市民は不安に駆られて過ごすことになるんでしょうか。
煙として津軽にも、そう、せっかくまだ線量が低いこの津軽にも漂ってくる・・・
特に小さい子供達には気の毒だし、これから福島から子供達を呼ぼうと思っているのに、とんでもないことです。
3.M7.8以上の地震が三陸沖北部に30年以内に90パーの確立で来る
きのうの夜、久しぶりに大きな揺れが来ました。
なんと浦河沖の地震。震度5弱。M6.1。
昨夜の地震で、東通村は震度4にもなりました。幸い電源喪失もなく通過しました。
30年以内に、三陸沖北部のM7.8の地震が来る確立90%。
30年といっても、それは明日かも知れないし、10年後かもしれない。
いずれにしても、六ヶ所村、東通村には再処理施設や原発がある。
津波対策しかしていない東通村の原発。地震の対策が先じゃないか!!
県も東電も東北電力も、まったく放置しています。
それは未だに、東電も国も、福島の事故が「大津波のせいだ」と言い切って、地震による破損を認めないから。
もう嫌と言うほど聞かされる電力会社や国の体質。
小出先生が皮肉を込めて、こう言っています。
「今回の福島の放射能は、東電の所有物なんだから、各家々で出た土などの廃棄物は、東電の会社の敷地に置くべきだ。そして、福島の農産物を政府と東電で買い取り、東電の社員食堂で使って食べたらいい。国会の食堂で使って、国会議員が食べればいい・・・」
私も大賛成です。
もちろん、東電の敷地には限界がありますから、日本全国のがれきや土などの廃棄物を置けません。
先生が言ったのは、そのくらいの気持ちを持て!!ということです。
そうでなければ、今、苦しんでいる人々に伝わらない。
自主避難に補償金も与えられず、逃げられない子供達は、こうしている間にもどんどん被曝しています。
一刻も早く子供達が助けられるよう祈るばかりです。
ここあでした。