ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

原発関連いくつか

2011-11-25 16:42:00 | 原発関連
1.最近ずっと朝日新聞に連載されている「プロメテウスの罠」という記事。


原発関連で様々な記事を載せているのですが、今回は、「無主物」という聞き慣れない言葉がテーマでした。

わかりますか?無主物

たとえば、お隣のトラブルの原因になりかねない「落ち葉」問題。
木は隣の木でも、落ち葉に関しては、自分の家の敷地に入ったり、はたまた遠くに飛んでいったり、そうなると誰の所有物でもなくなる・・・
つまり所有者が不明。
これが「無主物」。

これと同じような主張をしたのが、あの東電。
ある裁判で、東電は事もあろうに、福島第一の炉から放出された放射性物質を「自分たちのものではない」と主張。ゆえにそれを受け取った者たちが処分すればいいと。

こんな理不尽な事ってありますか?
東電はあくまでも賠償責任を負いたくないのがありありでしょ。
今もってこんな体質の会社だから、人々の苦しみも嘆きもわからないのです!

2.八戸市、がれき受け入れ

とうとう八戸市ががれきの受け入れを決めたと言うことです。
野田村や石巻市からの要請に応えたものらしいですが、はじめは20ベクレル(キロあたり)までを上限に条件を出したらしいが、相手が難色を示して、結局100ベクレルまで妥協したようです。

八戸の市民団体ががれき受け入れに対して反対をしているといいます。
一体、八戸市の焼却施設というのは、どのくらい立派な施設でしょう?
つまり放射性物質を少しでも取り除けるフィルターを完備されている施設でしょうか。

小出先生は先日の講演会で言われましたよね。
せめてそういうフィルターがついた施設で焼却し、その灰をコンクリートの材料にして、福島原発事故の遮蔽壁にすればいいと。

たぶんそんな高度なフィルターも完備されていないのでは。
たとえ完備されていても、それが100パー防げるものではないと先生は言いましたから。

これから先、八戸の市民は不安に駆られて過ごすことになるんでしょうか。
煙として津軽にも、そう、せっかくまだ線量が低いこの津軽にも漂ってくる・・・

特に小さい子供達には気の毒だし、これから福島から子供達を呼ぼうと思っているのに、とんでもないことです。


3.M7.8以上の地震が三陸沖北部に30年以内に90パーの確立で来る

きのうの夜、久しぶりに大きな揺れが来ました。
なんと浦河沖の地震。震度5弱。M6.1。

昨夜の地震で、東通村は震度4にもなりました。幸い電源喪失もなく通過しました。

30年以内に、三陸沖北部のM7.8の地震が来る確立90%。
30年といっても、それは明日かも知れないし、10年後かもしれない。
いずれにしても、六ヶ所村、東通村には再処理施設や原発がある。

津波対策しかしていない東通村の原発。地震の対策が先じゃないか!!

県も東電も東北電力も、まったく放置しています。
それは未だに、東電も国も、福島の事故が「大津波のせいだ」と言い切って、地震による破損を認めないから。


もう嫌と言うほど聞かされる電力会社や国の体質。

小出先生が皮肉を込めて、こう言っています。
「今回の福島の放射能は、東電の所有物なんだから、各家々で出た土などの廃棄物は、東電の会社の敷地に置くべきだ。そして、福島の農産物を政府と東電で買い取り、東電の社員食堂で使って食べたらいい。国会の食堂で使って、国会議員が食べればいい・・・」

私も大賛成です。
もちろん、東電の敷地には限界がありますから、日本全国のがれきや土などの廃棄物を置けません。
先生が言ったのは、そのくらいの気持ちを持て!!ということです。
そうでなければ、今、苦しんでいる人々に伝わらない。

自主避難に補償金も与えられず、逃げられない子供達は、こうしている間にもどんどん被曝しています。

一刻も早く子供達が助けられるよう祈るばかりです。

ここあでした。



















クリスマスリース2011

2011-11-25 15:56:59 | 手作り
今朝0度近かったと思います。
弘前はマイナスだったらしいです。
いよいよ本格的冬の訪れですよ。

きのうもらってきた松で作りました,今年のクリスマスリース。



クレスト

昨年リースに使うためだけに購入した小さな木が,今年は良く育って倍の高さに。そして今年も枝を半分切り、また去年のように寂しくなりました。


他の材料は、造花のポインセチア赤・白、松ぼっくり、りんご(レプリカ)、クルミの殻、造花の葉で作りました。

今年はゆとりのないまま、何のコンセプトもなく作ってしまい、これでいいのかと思いつつも、これがベターなんだと言い聞かせて・・・前向きに行きましょ。
日曜日の午後のリース講習会が楽しくできますように。

冬は星空が美しいですよね。
寒くなければいつまでも窓から眺めていたい。
空をじっと見つめていると、吸い込まれそうになりますよね・・・。

冬の匂いがして、鼻先が冷たくなって、それでも夜空を見ていたくなるのは何故なんだろう?やっぱりそこに神の存在を感じて、畏敬の念を抱くからでしょうか。

そして同時に自分の存在の小ささを思うけれども、私のそば近くにおられる神を思って
感動するからかも知れませんよね。

あの星々の光は、遠い昔に発せられた光であることを考えると、現在と昔が交わっているような、そんな不思議さも感じるし。
昔々、イランのあたりからイスラエルに来た東方の博士たちも、星を頼りに旅したわけで、星というのは実にロマンティックで、しかも実用的です。

そんなことをぼーっと考え込んでいたら、もう夕方に。
次の仕事に取りかからねば。アドベントは忙しい。でも楽しい。

ここあでした。














青森クリスチャンセンターの測定へ

2011-11-24 16:02:52 | 原発関連
今日は雨の一日。とても寒かったです。
朝のうちに青森クリスチャンセンター(ACC)へ行って、松の枝をもらって来るついでに、放射線量を測ろうと思いました。


この雨では、松の枝を切るのは大変と思われましたが、作業の間はなんとか小雨程度になり、たくさん頂きました。


クリスマス前のアドベントの期間中、リースやクランツを作ります。
そのベースにするのはやっぱり松ですよね。
これから作ろうと思っています。

さて、センターの線量ですが、玄関口、畑、枯れ葉のたまり場、古木など数カ所計りました。

ガンマ線ですが、いずれも0.12~0.13μシーベルト(毎時)でした。
これなら子供達も大人も安心してここで過ごせますね。

センターもすっかり落ち葉が敷き詰められ、畑の作物も枯れ、池にも薄氷が・・・
でも、もみじが落ちていて美しかったですよ。


報告が遅れましたが、パッチワーク講習会は無事に終えられました。
黒石教会のブログに載せましたので、そちらを見て下さいね。
みんなよく忍耐して,集中して、結局予定より1時間オーバーでしたが、作り上げました。良かった,良かった。何より来られたみんなが満足して帰ってくれたのが嬉しくなりましたねえ。

今度の日曜日はリース講習会。そちらも守られますように。

さて、センターの帰り道、うちの教会主催のピアノコンサート(12/18)のポスターやチラシを幾つかの教会に届けて、ちょうどお昼になったので、ひさしぶりに峠の茶屋で食べました。


カレー南蛮うどん 650円


天丼 900円

おいしかったですよー。
浪岡の国道7号バイパスのここのお店は、すべて女性だけのスタッフです。
まるで茶屋風の建物なので、すぐわかります。
(店の写真を撮り忘れました。)

ここの「草だんご」(以前紹介)と「大根と鮭のこうじ漬け」がおいしいのです。
この漬け物はお持ち帰りはできませんし、メニューには特にありません。
でも、漬け物がほしいと言えば、たぶん安い値段で食べさせてくれるかもしれませんよ。

ここあでした。








放射線量測定その2

2011-11-23 20:12:18 | 原発関連
きのうに続いて、朝早く、どきどきしながら隣の畑に行き、計ってみました。


畑と庭と2箇所、だいたい同じくらいでした。
0.1~0.11μシーベルト(ガンマ線)

特に家の中と外で大きな変化はなく、わずかの誤差があった程度。

この線量計は、常にオンの状態なので、マナーモードでもバイブレーターが働いて、
「ブーン、ブーン」と結構耳に残る音が数十秒ごとに響き、変な感じです。
(もう慣れました。)

きのうも言いましたが、これはロシア製です。
そしてお値段も安くて6万円はするらしく、ベータ線、ガンマ線、食品も計れるようです。

それなりのお値段なので、個人では手が出ないと思う一方で、日本で生活するには今後不可欠なものになると思うと、買っても損ではないかも、という気もしています。
そこが迷うところですねえ。

東北ヘルプの牧師さん達は、あちこち出向くため、線量計は必ず持って歩いているそうですよ。そして「安いのだとすぐ故障する」っておっしゃっていたそうです。
だから長持ちするためには、やはりこのくらいの値段でないとだめなのかしら・・・

明日、さっそくクリスチャン・センターへ松の枝を採りに行きがてら、計りに行って参りますよ。

ここあでした。













我が家の放射線量を計測

2011-11-22 21:58:41 | 原発関連
本日2回目の投稿。

今日の夕方、「東北ヘルプ」という団体の一人の牧師さんから、ついに線量計を借りられました。

さっそく、どきどきしながら室内を計りましたら、ガンマ線で0.08~0.1μシーベルトでした。この幅の差は場所によりますが、それほど気にしません。

外が暗くなっていたので、玄関前と玄関外の流雪溝を計ると、やはり0.09ほど。

そして、隣の畑は、やはり暗くて奥には入らず,畑の入り口は、さすが土のせいか、0.11μシーベルト。入り口でこの程度なら、畑そのものは?

明日、もう少し詳しく計ります。

この機械は、ロシア製で業務用。結構お高いようです。
ガンマー線とベータ線が計れます。
食品に近づけるとその放射線も計測できるらしいです。

木曜日に返還しないといけなくて、明日は講習会で、どこにも行く時間がないので、木曜にキャンプ場を計りに行きます。子供達がたくさん遊ぶ場所なので。

福島の子供達の疎開や短期滞在の計画は少しずつ進んでいます。

とにかく避難区域に入っていない福島の中通りの子供達は,一日でもいいから避難したいので、土日をかけて福島からとにかく離れる、ということを目的にして、どこかのサービスエリアに車を止めて寝ていたりするらしいのです。

何せ遠いので、青森県まで来てくれるかわかりませんが、受け皿になるといいなと思います。

ここあでした。