仙台市の学校栄養士、栄養教諭の方々の実習と講話のお仕事でした
実習でご紹介させていただいたメニューは 和食がテーマということで
『きのこの味噌すき焼き』『えび玉そうめん』『白野菜の天ぷら』『黒豆きなこヨーグルト』
和紙ランチョン、お品書きまであり いつもの調理実習の試食とはワンランク違いました。さすがです
天ぷらは 黒ごま大根と 青のり長芋 の2種の予定でしたが
そうめんに使うせりの根っこも揚げていただきました
そうめんに生のせり、茹でたセリ、揚げたセリ をのせると香りと食感がいろいろ楽しめてオススメですよ
午後の講話は
食べるって大事~五感を使った食体験から食を通した五感育成~という題で
お話させていただきました。
前半は 私が七ツ森で生まれ、農業・畜産業が身近であった幼少期を過ごした事により
食に興味を持ち いまの仕事になるべくしてなった話。
後半は小学生向けの食育体験を皆さんにもワークしていただきました
『これ 何のタネ?』は 色々なタネをあてるゲーム。
私自身が畑作業をはじめて 色、形、香りを意識するようになりました。
あの小さい種が実るってスバラシイですよね。
『白いものなんですか?』は 今回は粉物だけですが
小麦粉、米粉、片栗粉、コーンスターチ を観察。
どれもとろみに使いますが、お湯を入れると違いがはっきりします。
なんとなく使っていますが、私も料理を教える仕事をはじめて意識しはじめたんです。
いろんな角度から 食を見てほしい。そして 食べる事を大事に思っていただき
たいですね。
ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』で話題になった学校給食ですが
最近は 市販のお惣菜など 味付けの濃いものを食べる機会が多い子供たち。
給食でのやさしい味を 薄いを感じることもあるようですが
予算も時間も限られた中で、献立を考えていることがとにかくスゴイ
これからも 旬、地元食材を感じる給食の発信をお願いしまーす