テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

エレキギターの音はピックアップとトーンで決まる?

2015年11月10日 | 日記
本日、駆け込みで2話目の投稿なのだ

私の場合、完成しだい投稿してしまうのだ

「明日の分に回すかな?」

はない


1980年前後の古いギターをチョイチョイと弾いているところなのだ

購入に至る個体に出会っていないのだ

「これイイね~ いくら?」

20万円を超えているのだ

単なる中古ギターとしては少々高いような気がしなくもない

値段と相談というところなのだ

あまり安い個体も気乗りしない

中古ギター選びは難しい


単に古いギターが欲しいというのではない

ボディの経年変化が感じられる個体を探しているのだ

通常のピックアップ交換は非力なピックアップを社外のパワフルな製品に交換する事が多い

まぁ、お金を出すのだからそれなりに分かり易い変化を期待するのは当然なのだ


一方の古いギターの場合にはあえてピックアップの非力さを狙っている

経年変化(経年劣化?)でピックアップが新品時よりも非力になっている

少なくとも無交換で30年以上経過したピックアップは弱っている


ボディの水分は蒸発し、ピックアップは弱っている・・

これは欧米のオールドギターにも言える事なのだ

これだけみてもハードなロックに不向きな事が窺い知れると思う


ハードな出音が好みという人には無縁の世界なのだ

おそらく読者の皆さんの多くはブラインドで聴いた場合、新品のギターの方が良い音だと感じると思う

感じ方や好みには個人差がある

良い悪いという世界ではない


いわゆるブルース的な『枯れた音』はアンプを選ぶ

個人的にはフェンダー系のアンプが似合うと感じているのだ

マーシャルでもVOXでもない


究極、古いギターが音的に必要か?

という部分に立ち帰る必要もあると思う

何だかんだとアリアも購入から10年近い

ストラトも6年経過したのだ

古いという領域ではないが・・


ボディの馴染みとエージングが十分に完了していると感じているのだ


まぁ、自分が欲しい音にまだ迷っているというのが正直なところなのだ


今回はオレンジアンプで音を作ってみた



人気のアンプと言いながらも楽器店のスタジオで見かける事は少ない

ある意味でh万人向けではないのだ


かなりエッジが効いている音が特徴なのだ

マーシャルのそれとは異なる


アンプ単体では暴れるが工夫しだいで滑らかな音も作れる

今回はオレンジとクリーン系のアンプをミックスしているのだ



オレンジ6、クリーン4という配分なのだ

実際には各アンプのトーンやマイクの位置、距離など様々な条件で音は変わる

使用するギターやピックアップの特性も考慮する必要がある


おおむね、マルチのパッチをそのまま使ってもそれっぽい音が出る

メーカーはその辺りを考慮してデフォルトのパッチを作成している

音作りが苦手な人は微調整が苦手なのだ

「何かイマイチなんだよな・・・」

「何であんな良い音が出るんだろう?」

やはり、ここでも実機のアンプの経験が物を言う


究極、ギターの値段など関係ない

上手い人が弾けば、3万円のギターも鳴ってくる


一方、初心者が無理をして高価なギターを買ってもプロのような音にはならない

分かってはいるが・・私を含め素人が勘違いする部分なのだ


今回はピックアップの切り替えとトーンで音を作ってみた

トーンは重要なのだ

一般的にはフルテンが正しいと思われているが・・


実は良いギター、良いピックアップはトーン0(絞った音)も使えるのだ

厳密にはポットの性能も関係している




音源の左チャンネルの音はリアのシングル×2、トーン0なのだ

ペイジ師匠がレスポールのリアをフェイズさせたような音が出せるのだ




右チャンネルはリフ時はリア、ハム、トーンは全開なのだ


ソロ的なフレーズではそのまま、ピックアップをフロントに切り替えている

レスポールでもソロを弾く時にフロントを使うプロは多い


余談だが・・

フロントが使えるギターは良いギターなのだ

「なんか音がモコモコになっちゃうんだよね~」

ピックアップの高さ調整で解決する事も多い


リアの音が気に入っているという場合にはあえてリアはそのままにフロントを改造する方法も良い

フロントを使わない事は勿体ない

使わないのではない

使えないのだ




リアとフロントのマッチングはメンテの腕の見せ所なのだ

あるいは演奏スキルによるところも大きい


私もフロントが苦手だったのだ

実はあるプロの動画を観てフロント使いに目覚めたのだ

そんな事もあるのだ


私のブログや音源でフロントを使う人が増えれば嬉しい

まぁ、初心者レベルの方の手本にはなると自負している


いつものようにコードは1個なのだ

練習には1コードが良い

1コードでどれだけ広げられるか?

遊べるか?

これも重要なのだ


カッコいいリフを作る時には1コードからアイディアを絞りだす

フレーズの運指よりもむしろ、リズム感やグルーブ感が重要になってくる

手数はその後でも良いと思う

コードはAだけなので読者の皆さんも音源とセッションしてみていただきたい


正確にチューニングをしていないので多少ピッチが乱れているかも?

その辺りはご了承いただきたい




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ジャパンヴィンテージギターって何だろう?(゜-゜)

2015年11月10日 | 日記
前回もお話したが・・

日本製の古いギターに興味が出てきたのだ

1970年代の後半から1980年代の前半頃の個体が良いと考えている

メーカーは不問なのだ

この当時のギターはほとんどが日本製という事になる

材も豊富に揃っていた時代なのだ

この当時、私もすでにギターに触れていた

エレキからアコギまで何だかんだで20本くらい所有していたのだ

父親の知り合いに楽器関係で働く人がいたのだ

いわゆる売り物にならない『キズモノ』を格安で譲ってもらっていたのだ

処理に困るような代物ばかりだった

それ故に自分が欲しいギターはない

「レスポールタイプのギターがあるってよ・・欲しいか?」

という感じで本数を増やしていったのだ


何故だか・・その当時のギターは一本も手元に残っていないのだ

「どうしたのかな? 捨てたのかな?」

当時は買い取りというシステムは定着していなかったと記憶している


二束三文のキズものなのだ

おそらく捨ててしまったのだと思う

メーカーの淘汰が激しく厳しい時代だった

すでに消滅してしまったメーカーも多々ある

「逆にそんなメーカーのギターは超レア品ですよ~」

「勿体ない・・ 当時のギターを見たかったなぁ・・」

とは楽器店のお兄さんの言葉なのだ


私も同感なのだ

昨今は骨董的な珍品に異常な値が付く事がある

そんなテレビ番組も多い


アリアのギターも当時何本か持っていた

そんな流れからアリアの個体に関心がある

アリアのギターはイングヴェイやスラッシュも使っていた

その他、現在でも活躍している一流ギタリストにも愛用されていたのだ

プロでもギブソンやフェンダーの入手が困難だった時代があったのだ


アリアのPEシリーズは現在も人気がある



ネットで見つけた個体なのだ


非常に美しい・・




1970年の前半までは各メーカーが欧米のギターのコピー合戦に明け暮れていた

どのメーカーが本家に近いか?

という事を競い合っていた


手先が器用で真面目な日本人だけに本家よりも良いギターを作り上げてしまった

まぁ、精度が高い事がすべてではない・・

という事がギターには多々ある


しかしながら、本家のギブソンやフェンダーからクレームが寄せられるようになっていった

そこで各メーカーが方向転換を行った時期が70年後半以降なのだ


このギターもレスポールの雰囲気を残しつつもアリアの独自性を取り入れている



この当時からアリアはピックアップのタップが好きだった




”一本のギターでお得感を出す・・・”

この発想は欧米人にはない


日本人独自の考え方なのだ

余談だが・・

洋服のリバーシブルという発想も日本発だと言われている


タップが出来るギターは本当に便利なのだ



このギターも宅録でかなり重宝している


今回はプチ音源としてタップを使ったブルースを弾いてみた

BR-80を使ったのだ

ベースは内蔵のシュミレーション音なのだ

ギター一本で遊べるのは楽しい


ギターアンプはフェンダーの『ベースマン』という名器を使用した

何度も実機を弾いた事がある

ジャリジャリとした質感が特徴のアンプなのだ


歪み系を足せがロックでも使える

オルタナティブ系やグランジ系にマッチする


マーシャルだけがロック系アンプではないのだ

読者の皆さんも色々なアンプに触れていただきたい

実際に触れる機会がないとしても興味&関心を持っていただきたいのだ


ある意味、シングル系ピックアップのギターを持ったならば
フェンダー系アンプとのマッチングを一度は経験しておくべきなのだ



オマケとして昨日のブログ集計なのだ




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