テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

Aria ProⅡというギターは損をしていると思うんだよね・・

2015年11月12日 | 日記
今日は時間に余裕があるので3話目の投稿なのだ

「暇人だね~ まったく・・」

と笑わないでいただきたい

日中はちゃんと仕事もしている


夜はお楽しみの時間なのだ



個人的にアリアというメーカーは好きなのだ

読者の皆さんはアリアのギターにどのような印象をお持ちだろうか?


”アリアプロ≒安ギター・・”

という印象を抱いている方も多いと思う


印象としては間違ってはいない

確かに近年のアリアには元気が無い気がする

それ故にコレ~!といった押しが強い商品も無いのが現状なのだ


若い方は信じがたいと思うが・・

30年くらい前にはプロの愛用する高級ギターを数多く生産していたのだ


どのメーカーもすべて国産という時代だった

ギターに限らず、あらゆる製品が日本製だった良き時代だったのだ


私は子供だったので特に生産国について意識した事はなかった

この時代にすでにギターを弾いていた

弾いていたといっても家に転がっていた古いガットギターで
簡単なコードを押さえて遊んでいたという程度なのだ

その後、スチール弦のフォークギターを買い真面目にフォークソングを練習したのだ

エレキに移行するのはその数年後という感じなのだ


現在でもアリアは一部上級機種を生産している



レスポールにも劣らないオーラが全開なのだ


当時の中古も市場でチラホラ見かける

PEという人気シリーズなのだ

今でもマニアの間では根強い人気を誇っている




行きつけの楽器店のお兄さんもこのタイプを数本所有しているらしい


このシリーズは

”打倒ギブソン!”

をコンセプトに開発されているだけにボディの形状や材の構成がレスポールに似ている

後期になるとオールメイプルというギターを生産されるようになる

何と重さは4キロ台の後半なのだ


私のレスポールよりもはるかに重い


アリアの特徴は『タップスイッチ』なのだ

現場のプロの声を反映しているという事なのだ


これは大きなアドバンテージだといえる


アリアの愛用者は海外にも多い

有名なところでイングヴェイやスティーブヴァイなのだ


日本にも愛用者は多かった

過去形なのだ


安い価格帯のギターをリリースし始めた頃から様子が変わってきた



立派に見えるが実売で二万円台のギターなのだ

アジアに生産拠点を移し初心者向けのギターを作り始めたのだ


売れる層に向けて発信する事はメーカーとしての使命なのだ

アリアの失敗は多くを低価格帯のギターにスイッチした事なのだ


ある意味、戦略のミスともいえる

フェンダーやギブソンのように高級なギターと低価格帯のギターを明確にすべきだったと思う


国産のギターが多くのトッププロに使用されていた時代は日本においてはプロですらギブソンやフェンダーは高嶺の花だった

余談だが・・・

日本で初めてフェンダーのストラトを導入したバンドはダウンタウンブギウギバンドだと言われている

当時のイメージとしては高級車よりも高いという感じだったらしい

そもそも海外にまり輸出していなかった時代でもある


それ故に多くのプロが入手が容易な国産ギターを使用したのだ

プロが使う事で国産ギターの土壌が定着したのだ


海外のプロの場合には他のギタリストとの差別化だと思う

「みんながギブソンだから・・俺はアリアを使う」

そんな感じだと思う


実は70年の後半から80年の中盤頃には欧米のギターは荒れていた

諸事情により母体であるメーカーの経営状態が芳しくなかった時代背景がある

老朽化した生産機械を入れ替える資金すら調達出来なかった時代なのだ


マニア達は良く知っている

その年代のギターは相場も安く人気がない

欧米ギターの中ではピカイチの精度と信頼を誇るフェンダーですらお粗末なギターを作っていたらしい


それ故に国産のギターが珍重され市場も一気に拡大したのだ

有名なところではグレコやトーカイ、フェンダージャパンもこの頃に設立された

初期モデルならば、現在では相当に古いギターという位置づけになる


この中でもアリアは別格の存在だった

日本でもアースシェーカーの石原氏が愛用していた事でも有名なのだ

現在ではロック系ではジェイル大橋氏がアリア使いで有名なのだ

すべてのギターをアリアプロで統一している


アリア一押しのトッププロなのだ

このようなギタリストにもっと弾いてほしい


現代のPEシリーズではこんなギターもある



受注生産なのだ

40万円超えのプライスなのだ


何となく私のアリアに木目が似ているような・・




30年が経過した中古でも20万円超えのギターが多数ある

むしろ、この辺りの価格帯を狙いたいと考えているのだ


安いギターには飽きたのだ

一生付き合えるギターに出会いたい

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ピグノーズアンプって真空管Ampみたいな音がするよね(^O^)/

2015年11月12日 | 日記
本日、二話目の投稿なのだ

平日にも関わらず二話投稿パターンになってしまった

まぁ、私の場合、ノリを優先しているのだ

気分が良い時にはバンバンと更新したいと考えている


今回は久々にピグノーズアンプで遊んでみたのだ



トランジスタとは思えない『温かい音』が特徴なのだ

世界中にファンがいる人気の小型アンプなのだ

以前は真空管アンプも所有していたが売ってしまった

自宅では面倒臭い

さらにはノイズも酷い

それが真空管アンプだが宅録のレコーディングには不向きだと判断したのだ


アンプはやはり録る事で活きる



アコギの録りなど何かと重宝しているマイクなのだ


今回の機材はこんな感じなのだ




レコーディングの最中に電池が切れてしまった




意外に長持ちするのだ




レクティークも同時に交換した




アルカリ電池とマンガン電池では微妙に出音が違うというマニアも多いようだ

実際はどうだろう?

読者の方も試してみていただきたい


レコーディングでは新規購入したスタンドが活躍した




こんな使い方を想定して購入したのだ



今回は久々にベースも弾いてみたのだ



手持ちのギター類の中では最も古株になる

作りが良かった時代のフェンジャパ製なのだ

アリア同様にお金がかかっているベースなのだ

オリジナルはボディだけという感じなのだ


内部に至っては相当に弄っている

ピックアップやポット、コンデンサーは全交換なのだ

次のベース購入に至らないほど優秀なのだ


むしろ散財を防いでいるとも言えるかも?

初期投資で事が済むならそれも良いと思う


中途半端な改造よりも思い切って弄り切るのも悪くない


今回の音源はやはりアリアなのだ



リアのハムモードなのだ




ダンカン製のピックアップは良い

期待を裏切らない

お薦めなのだ

ピックアップを交換するだけで少し上手くなる

演奏技術は良い音に牽引される事も多々ある


フレーズが湧くという事もある



今回の音源はアースシェーカーの名曲をベースにアレンジしているのだ

「全然違うんじゃない?」

という方はナンセンスなのだ


コピーとは言っていないのだ

参考にしているだけなのだ






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ストラトキャスターの必須条件とプラスα・・(*^^)v

2015年11月12日 | 日記
世間ではレスポール派とストラト派に分かれるようだ

何となく分かるような気がする

私の周囲にもそんな人が多いような気がするのだ


理由は様々あると思う

音の傾向やキャラはまったく異なる、さらにボディ形状も別物だといえる


私はどとらも好きなのだ

ストラトも私のギターライフにとっては欠かせない相棒なのだ



フェンダーではストラトをグレードによって『細分化』している

値段もスペックもまったく異なるようだ


私のストラトは『アメリカンデラックス』というグレードなのだ

2013年製のレスポールよりも以前に購入した個体になる


フェンダーとしてはグレードを大別しているのだ

昔ながらのスペックを踏襲したモデルと現代的にアレンジしたモデルなのだ


私のストラトは後者なのだ

ストラトの良い部分を残しつつもネガティブな部分を改良した現代的なモデルなのだ


特徴的な部分が幾つかある

ストラトのピックアップはシングルなのだ

SSHというレイアウトのストラトもあるが・・・

アリアのようなストラトシェイプのギターならば良いと思うが生粋のストラトには似合わないと思う

あくまでも個人的な見解なので何とも言えないが・・・


シングルはエッジがきいた音が特徴なのだ

レスポールにはない音の傾向が見られる

これが好きでハムから移行する人も多い


シングルの最大の弱点は『ノイズ』なのだ

特にヴィンテージ系のピックアップをリメイクしたモデルは酷い

ストラトらしいサウンドを前面にアピールしながらもノイズ大会・・という事になる


音が云々というよりもノイズから逃れる為にハム系に移行する人もいるほどなのだ

プロの現場、特にレコーディングでは後処理でノイズを軽減している事が多い


それでもすべてを除去する事は難しい

ノイズ成分とストラトの美味しい音成分が重複している事も作業を困難にしている理由の一つなのだ


私のストラトではN3というノイズレスが採用されている




ノイズレスをフェンダーに提案したのはクラプトン御大なのだ

ストラトの音を良しとしながらもノイズに悩まされていた1人なのだ


そもそもクラプトンはストラトのお手本のように思われているが・・

ストラト的な音とはかけ離れているという人もいる

ストラトの音を電池付きブースターでブーストしているのだ


毎度、使うわけではないが・・

ライブのソロ、特にロック的なナンバーでは高い確率で使用しているようだ


理由は

”ストラトでレスポールの音が出したい・・”

に尽きるのだ


本人がインタビューで答えている

「俺はストラトの弾き易さが好きだ でも音はレスポールが好きなんだ」

その結果として『ブースター付きストラト』に行きついたのだ

アームレスは有名だが・・

ブリッジを木片で固定している

まったくアームを使う気はない

レスポール好きなのだから当然なのだ


”クラプトン ビーノレスポール・・”

辺りで検索すると詳しい解説に出会えると思う


クラプトンがフェンダーに依頼したノイズレスは『レースセンサー』という形で世に出た

ボールエンドが無い独特なピックアップなのだ

それ以降、何世代にも渡りノイズレスは進化している


生粋のストラト弾きはこのピックアップを嫌い認めない

ストラトらしい『煌びやかな音』がスポイルされるからなのだ


近年、特に私のストラトが搭載しているピックアップは良い



ストラトのエッジがきいた部分がちゃんと表現されている

そもそもギター好きの私がモコモコの音のストラトなど買わない

ストラトが欲しいならば生粋の音が出るモデルを選ぶのだ


購入時にノーマルタイプ(ヴィンテージ系)と何度も入念に音比較をしたのだ



もちろん、そんなに都合が良い話はない


”ノイズはカットされているがストラトの音が出る・・”

まったく同じではない

そこは購入時に注意したい点なのだ


ストラトにしてもレスポールにしても自分が欲しい音を明確にしておくべきなのだ




好きな音が分からない・・

という場合は好きな形と予算で選んでも良いと思う

好きな音はだんだんと分かってくるのだ


音楽的に物足りない部分が欲する音の傾向なのだ

「もう少し太い音が欲しい・・パンチが足りない?」

「音の抜けが欲しい・・ エフェクターの乗りが欲しい」

という感じなのだ


余談だが・・

私のストラトはロック式のペグを採用している



ヘッドが重くなるから嫌だ・・

と分かった事を言う人がいる


ネジ6個の重さを感じる人が素人にいるのだろうか?

要するに言いたいだけの人なのだ


便利な物や機能は積極的に取り入れた方がギターライフが楽になる

楽しくなる

アリアにも取り付けたいと考えているのだ

まぁ、金額的に安くないので迷っているのだ

ゴトー製の『マグナムロック』も悪くない

現状でチューニング狂いで悩んではないが・・


弦交換などを考慮すればメリットは大きい

せっかく買った『ペグ巻き』(ワインダー)が不要になってしまうが・・・


今回は特徴でもある『N3』を音源化してみた



ネットでこんな画像を見つけた




通常のストラトの5点切り替えに加え、シングルを組み合わせてハムの効果が出せるのだ

シングル×3というパワフルなハムの音も面白い



純然たるレスポールのようなハムの音は出ない




やはりここでも

”そんなに都合の良い話はない・・”

妥協点が重要なのだ


ピックアップの組み合わせ表なのだ




今回の音源は通常のシングルモードから始めている

一巡してハムモードに切り替えているのだ

さらにはトーンなどの効きを確認いただく為にコントロールしている部分がある

ちなみにコンデンサーをオイル式に交換しているのだ


トーンを絞り込んだ音がそこそこ抜ける理由にもなっている

コンデンサーの交換を考えている方はメーカーや値段よりも『抵抗値』に拘った方が良いと思う

これによって狙った音の傾向が異なる

知識がない楽器店での購入はお薦めしない

コンデンサーを豊富にラインナップしメンテ(取り付け)が出来るようなお店が理想なのだ

最近は店員さんもメンテが出来ない人が増えてきた


「ハンダってやった事ないんですよね・・」

コンビニでレジを打っている店員さんと区別はない

楽器業界に従事している意識が低い


”普通の人より少しだけギターが好き・・・”

程度なのでご注意いただきたい


ネット販売はもっと困る

バイトが出荷時の調整&点検をしているところも少なくないようだ

いわゆる街の飲食店と同じなのだ


調理師免許を保有しているのはオーナーだけ・・

とりあえず条件は満たしている

その他のスタッフは素人というパターンと一緒なのだ


楽器を扱うには『古物商』の免許が必要なのだ

バイトがネックの調整をする事は禁じられていない


出荷担当も一緒なのだ

それ故に間違った品が送られてくる

最近はネットでギターを買う、選ぶという認識が変わってきている

今さらなのだ

当たり前なのだ

1万円未満のギターならば良いと思う

自分で調整が出来るという場合も良いと思う


しかしながら、新品で買ったギターを届いた当日にネック調整、ブリッジの高さ調整、その他・・

嫌になってしまう

困り果てて楽器店に持ち込む人も多い

「他店で買ったギターの調整は有料ですよ」

「最近は多いですね 狂いに気付かないで弾いている人も多いです」

幸せなのだ


読者の皆さんには良いギターを良い状態で購入いただきたい

別の意味で『幸せな人』にはなっていただきたくない


私のブログが色々と参考や助けになれば良いと考えているのだ

「お前が言っている事って間違いだらけでダメ~」

という方はネットの質問コーナーで回答者になっていただきたい



昨日のブログの結果なのだ


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