テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

シングルピックアップのギターは弾き方で活きる

2015年12月02日 | 日記
読者の皆さんはギターは『何派』だろうか?

まぁ、尋ねるまでもないが・・

皆さんの多くはレスポール派だと思う

それに続きテレキャスター、ストラトという感じなのだ

これは私のブログの傾向かもしれないが・・・


概ね、世間的なギター弾きの趣向、傾向だと解釈しても良いと思う

その割にレスポールをメインとして使っている人は少ないという・・


憧れと実際に手に取るギターが異なるという気持ちも理解できる

ちなみに私の場合、手持ちのエレキは3本、加えてアコギ1本、ベース1本だが・・

必要最小限というか・・音楽ライフには必須のラインナップなのだ

「もっと絞れるかな?」

という事で何度も実験と検証を重ねてきたのだ


万能ストラトでアリアの代わりが出来るならばアリアの立ち位置も微妙だった

現在では切っても切れない相棒へと昇華したが・・

一時はチューニングも不安で音色も気に入らない事があったのだ

その後に弾き込む事でエージングが良い方向へと進化した(と感じられる?)

いずれにしても良いギター、欠かせないギターになったのだ

チューニングの安定度を目指すべく、現在、ロックペグをオーダーしているのだ

ゴトー製は受注生産という事なのだ


無駄に在庫を持たない方針なのだ

ギターメーカーにもこのようなシステムを導入しているところがある

量産は出来ないが・・ロスも少ない

一長一短なのだ


前置きが長くなったが・・

ギター弾きとして一度はシングルピックアップのギターを弾くべきだと思う

この際の弾くというのは友人のギターを借りるという事ではない


自分で対価を支払い、実際に所有するという事なのだ

他人から貰ったギターなどはある意味では活きない

積極的に弾こうという気持ちにもならない

メンテも怠りがちになる

自分で買ったギターとは入れ込み具合が異なる

扱いがぞんざいになる


シングルが敬遠される理由は幾つか考えられる

巷の素人ギター弾きの考えは浅いのだ

読者の皆さんは深淵なる思想をお持ちだと思うが・・


特にストラトが苦手な事はチューニング狂いなのだ



クラプトン、ジェフベック、ジミヘン、レイヴォーンetc・・



多くの名プレイヤーが使用してきた事実は重々理解しているが自分では使わない

実際に憧れのギターリストを真似て同じような機種を購入してみるものの・・

『あの音』にはならない


シングルピックアップのギターそういうものなのだ

ピックアップの位置、トーン、ボリュームなどの設定でも音が違ってくる

実際、ストラト弾きはかなり繊細にツマミ類をコントロールしている


一方のレスポールのようなハム派は『フルテン』が多い

さらにはロック系ならばリアが圧倒的に多い事実がある



音楽の傾向でありギターの特性なのだ


テレキャスが意外に人気がある理由はレスポールに通じるものがある




3連の駒はピッチ的には不利だと思う

6連の駒を採用したモデル(ブリッジの形状も異なる)もあるが人気が無い

オリジナルの形が好まれる


面白い事にテレキャスとレスポールは互換性があると考えるプロギタリストも少なくない

若い頃のペイジ師匠のような感じなのだ

ジェフベックもそれを真似たが音の力不足を補う為に伝説のギター『テレギブ』を開発した

ボディの形状という点においては問題がなかった

まぁ、後にジミヘンの影響でストラトに持ち替える事になるが・・


レスポールとテレキャスは仲間という意識がギター弾きの間では定着している

ストラトだけ別物なのだ


繰り返しになるが・・

トレモロアームの有無という事になる


レスポールにも仰々しいアームキットを取り付けたギターがあるが・・

別格というかデフォルトではない


個人的にはアームの有無よりも『ピックアップ』の違いに注目しているのだ

手持ちのギターのキャラの違いは同時にピックアップの違いでもあるのだ




何かと弦の違いが気になる人も多いと思うが・・



素人レベル(私も含む)ではその違いは分からない

滑りなど指先に感じる質感は異なる事が多い

それはメーカーごとにコーティングの工程が違うからなのだ

コーティング弦を例にとっても老舗ダダリオとアーニーボールではまったく異なる

ネットで調べるか詳しい楽器店に尋ねていただきたい

過去に色々と試したが・・

世間が言うほど違いを実感できなかった


それ故に、安定供給されているダダリオに落ちついたのだ

その後も『浮気』をしてみたが古女房に戻るのだ


生音が主体のアコギの場合には弦の傾向が如実に音に表れる事もある

一方のエレキの場合、エフェクター、アンプなど外的な機材を幾つも通す

今回の音源ではワウを踏んでいる

ワウを通した時点でどのメーカーであるか?など無関係なのだ


むしろ、容易に入手できるか?

価格的に入手し易いか?

という程度の判断基準で十分なのだ


特に経済的に厳しいという人はお買い得セットが定番として用意されている弦が良い

少々高価な弦をいつまでも使い続けるよりも新品弦に交換する方がメリットも多い


新品弦を張った直後の音色を画像で表現してみた・・



思わず踊りたくなってしまうほどなのだ


気持ちが高揚すれば良いプレイができる

古びた弦を使う事で音のキレが悪くなる

ジャズの場合にはそれが味になるという事も多々言われるが・・


それ以外のジャンルにおいては経済が許すならば新品に勝るものはない


今回の音源のようなカッティングではポイントは二つなのだ

『シングルピックアップ』と『新しい弦』なのだ


カッティングはギター弾きの定番奏法なのだ

もっと音を歪ませてフレーズを変化させればロックにも応用できる

最近のロックでは2音のリフはあまり用いられない

むしろ、コードをかき鳴らすタイプのバッキングが主流になっている


私も好むパターンなのだ


シングル独特の世界観をお楽しみいただきたい

この音は憧れのレスポールでは出せない

その辺りを理解できていれば大丈夫だと思う


余談だが・・

昨日のブログの集計結果なのだ







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