テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトとZO-3を二本同時に弦交換

2017年02月05日 | 日記
読者の皆さんは弦交換はお好きだろうか?

個人的には微妙なのだ


新品の弦を張った後に音が気持ち良いが・・

個人的にはあまり好きではない


やはり面倒臭いと感じる


私は長年の習慣で決め事があるのだ



”弦交換は同時に・・・”


面倒臭い作業をまとめてしまおうという作戦なのだ

交換時期に迷う事もなく、効率が良いと感じられる


先日、ブリッジの取り付けの流れでレスポールの弦は交換済みなのだ

ストラトと小象は後回しだったのだ


今回は後回しだった二本なのだ

これでダダリオのストックは無くなったのだ




アーム付ギターにはコツがある

弦を緩めればブリッジが動いてしまう

ボディ裏の弦穴の位置も変わってしまう


ネジを外し蓋をあける必要がある

スプリングなどの調整がないならば蓋はそのままで良いのだ


そんな場合に不要な厚紙を利用するのだ




これによって穴の位置が安定する

簡単に弦が取り出せるのだ

同時に挿入も簡単になる




以前は途中で弦を切っていたのだが・・

最近は極力ゴミを増やさないように工夫しているのだ




弦交換はメンテのチャンスなのだ

弦が邪魔で掃除が出来ない部分に手が届くのだ




この時期はオイルで保湿しておいた方がよい

乾いている指板は浸透が早い

材にもよるがそんな傾向が見られる


最近はロックペグは珍しくない

これは便利なのだ


私の知人に手持ちのギターをすべてロックペグに交換している者がいる




気持ちが分かるのだ

ネジを締めて不要な弦をカットするだけなのだ




切った弦は怪我をしないように工夫して処理したい




新品の弦は少し伸びるのだ

演奏する度にチューニングを調整する人もいる

張った直後に無理やりに手で弦を引き締める人もいる


私の場合は臨機応変なのだ

今回は続いて小象の弦交換をするので少々工夫した


通常よりも強めに弦を張っておくのだ

後で緩めるという・・・

通常はこんなに尻あがりではないなのだ



このまま放置なのだ



続いて小象なのだ

まだ使えると頑張っていたが・・・



チューニングとピッチが不安定になってきたのだ

急に訪れるのだ

弦の劣化の摩訶不思議なのだ


今朝は大丈夫だった

数時間前にブログ用の音源を作っている最中に不安定なってきたのだ


何だろう・・

私の場合、気分が乗らないとダメなのだ

逆にノリノリの時には時間を忘れギターを弾き、ブログを書く


私の生活は公私を含め精神に支配されているのだ

読者の皆さんは如何だろうか?



ストラト同様に平素はメンテしない部分のチェックなのだ

少しナットが緩んでいた




おじさんの推奨弦とお別れなのだ



傍らのダダリオはストラトから外した弦なのだ


これでストックは最後なのだ




実は気になっている弦があるのだ

セット弦はない

値段も高いのだ

使い心地はすでに経験済みなのだ


借り物のギターだが・・


とりあえず、1セット買ってみたい


小象は通常のペグ、通常の巻き方なのだ

不要な弦をカットする




読者の皆さんもご自分のギターのペグポスト(ペグの支柱)を確認していただきたい

大凡、弦の巻き数が揃っている人は弦の巻き方が上手い

2重、3重など・・不安定な方は再度、原因を追求した方が良いのだ


テンションを調整する為に意図的に巻き数を変える場合がある

これはむしろ中級以上のテクなのだ


基本的にはすべてのポストを揃えてしまって良いと思う


ダダリオのお約束、カラフルストッパーなのだ



アコギの弦もこのタイプなのだ


色で確認できるので初心者向きなのだ

値段も手頃で入手もし易い


初心者の間はとにかく練習も兼ねて頻繁に弦を交換した方が良い

意識的に巻き数や巻き方を変えてみるのも良い


必ず、良いと思えるポイントに出会えるのだ

その方法が自分のギターの最良の方法なのだ


形が似ているギターは概ね同じような対処の方法で良いと思う

レスポールとストラトでは弦交換のアプローチが大きく異なるのだ


ネットで検索してみていただきたい

個人のブログよりは楽器店などが運営しているサイトで確認すると良いと思う


とりあえず、おじさんの推奨弦を使ってみたが・・




私の好みではない

小象で止まってしまった


おじさんが悪いのではない

弦が悪いという事もない


好みの問題なのだ



手持ちの弦に不満を抱える方はおじさん推奨の弦を試してみていただきたい




おじさんと同じようなギターのトーンが出せる

「おじさんの音ってどんな?」


おじさんはネット界の隠れた重鎮なのだ

ご意見番なのだ


新参者の私がおじさんを軽々と追いぬいてしまったが・・

私はおじさんをリスペクトしているのだ


「ホントに? 何か弄っている感があるんだけど・・」


本当に嫌いならば相手にしない

無視するのだ


おじさんは弄りの対象に成り得る価値があるのだ



おじさんは神出鬼没なのだ

時間を問わず現れる


学生さんはおじさんとチョイチョイと遭遇するらしい

「あの、おじさんにまた弦を勧められたんだよ」

「お前も? 俺も勧められたよ 怖くね~か?」

という会話を耳にした事がある


昼間、本業に忙しい私はおじさんと行き違ってしまうのだ


店員さんが私に言う

「さっきまでお店で喋っていたんですよ」

「今日は違った弦を買ってくれましたよ」

「何かブログのネタにするって言ってました」


今年は2回しか遭っていない

おじさんはギターはあまり弾きたがらないが・・・


ブログにはかなり関心があるようだ

アクセス解析なども研究しているようなのだ


良い事だと思う


おじさんは私が当ブログの主である事を知らない

「『レスポール&ストラトの部屋』をチェックしてるのよ」

「何でだろ? 大した内容じゃね~のに人気あるのよ・・」

「読者は何考えているんだろね? 本物の音は俺が聴かせてやるわ」


と敵意を剥き出しに意気込んでいるのだ




おじさんは勘違いしているのだ


読者はギターテクに期待しているのではない

テク自慢ならば動画サイトに行けばよいのだ


上手く言えないが・・・


ギターブログは動画作品とは違うのだ

おそらく読者の皆さん当ブログに求めているものもテクではないと思う


まぁ、聞くに堪えない音源も困るが・・・


昨今はブログに音を貼っただけで褒められる


”音が聴けるブログ・・・”

だけで別格の扱いを受ける


逆の言い方をするならば、音源も無く、画像も貼らないようなブログではダメなのだ

そんな状況でアクセス数のアップを狙ってみても意味はない


読者はそんなに甘くない

世の中は楽をしている者に褒美など与えない


「何の話・・?」

ヤマハの古いギターを抱えたおじさんのギターブログがこのタイプなのだ


私も色々なサイトやブログを見て(読んで)きたが・・

これほど手と気を抜いたブログに出遭った事がない




おじさんに欲や向上心はあるのか?




実はおじさんは欲の塊であり

自己主張の権化なのだ




「何で読者は俺を理解しないんだ?」

「グーグルって俺を取り上げろよな」

「こんなに優れたギタリストが眠ってるんだぞ」





おじさんはモグラのようにアングラから地上の生活を覗き見ているのだ




おじさんは物欲も強い



良い事だと思う


私にも欲求はある

人間の原動力は『欲』なのだ


欲が無くなった人間は努力をしない

他力本願に堕ちた人間はなかなか這い上がる事が出来ない


おじさんは幸せなのだ

おじさんを支えてくれる人がいるような


世の中は上手く出来ている


ダメな人間にはそれを支える人が寄り添う


支え合って人は生きている

生きていけるのだ


何だかギターブログではない雰囲気だが・・

「アンタの説法なんか聞きたくないよ」

「そんなのイイからギターを弾きなよ」


ギター演奏は私の生活の一部でしかない

画像、文章そして音楽なのだ


その辺りをご理解いただけると有難い


ギター系ブログも数あれど・・

当ブログの読者さんは相当に優秀な方だと思える


特に説明は不要かと・・・

「分かってるんじゃない?」

「俺、めっちゃ頭イイよ~」


そうだと思う


当ブログを味わい尽くすには少々の読解力と毒と向き合う姿勢が不可欠なのだ

読者にスキルを求めるブログは当ブログしかない



如何だろうか?


弦が安定したので少しギターを弾いてみたい


























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ヤマハの古いWネックギターと弦の話・・

2017年02月05日 | 日記
わけのわからないタイトルだが・・

まぁ、いつもの事だと軽く受け流していただきたい


究極、

”面白画像で遊びたい・・”

という本音も否めない



ギターも好きだが・・

それ以上に画像が『大好物』なのだ

パソコンの醍醐味なのだ


パソコンで創作をしない場合、スペックなど何でも良いのだ

最も安い物を買っておけば間違いない

乗り換えで悩む事もないのだ


「そろそろ何かにチャレンジしてみようかな?」

という場合、値段で買うのは待った方が良い

後悔するのだ


最近、おじさんがパソコンを新調したらしい

小脇に抱えて楽器店に持ち込むのだ

背中にはギター、小脇にはノートパソコン、手にはスマホ・・

かなりのマニアなのだ


おじさんは拘る

ギターの件でも面倒臭いが・・

パソコンの蘊蓄も面倒臭いのだ


とりあえず、店員さん達は聞いたふりをしているという・・

客商売は大変なのだ


ある意味でおじさんはマシな方なのだ

面倒臭いが辛うじてバランスを保っている


おじさんは興奮してくると言葉使いが崩壊するのだ

敬語の使い方がメチャクチャなのだ


そんなおじさんが好きなのだ

おじさんの人生に何があったのだろう?

ここ数年でおじさんの劣化が激しいのだ


私は心配しているのだ






とりあえず小象の音源が完成したのだ

過去曲のリメイクなのだ


ギターの一部を『マイナスワン』に変更して小象を重ねてみたのだ

ピッチの良さとオクターブ調整の正確さをご確認いただきたい


ちなみに小象にはおじさん推奨の弦を張っているのだ




「ダダリオじゃないの?」

という方も多いと思うが・・


小象では色々と冒険?しているのだ


おじさんがあまりに推すので試しているところなのだ


自分の考えに固執するのは長い目で損なのだ

余裕があるならば、色々と試してみるのも良いと思う


とりあえず、おじさんの推奨弦なのだ



どの弦も悪い弦ではない


しかしながら、おじさんが唾を飛ばしながら力説するほどの良さも感じない


弦は奥深い・・

ある意味では料理に近いものがある

「少し味が濃くない?」

「少し薄味じゃない?」

同じ料理を出しても感じ方が異なる


ギターはもっと難しい

ギターとの相性があるのだ

加えて弾き手の好みなのだ


それ故にネットの根拠のないレビューに流されるのは損なのだ

『弦の旅』は自分で舵を取り、執着先を決めるものなのだ


初心者の場合、自分よりの経験が豊富な人の意見に便乗するのも一考だといえる


しかしながら、ヤマハの古いギターを抱えたおじさんのように
少々マニアックな層が居る事を認識した方がよい



必要な部分には惜しみなくお金を使うべきだと思う

一方、どうでも良い部分に関してはムダなお金を使うべきではない



改造に目覚めたおじさんが今度は『オーダーメイド』の世界に足を踏み入れようとしているのだ


何の特徴も変哲もない地味なギターなのだ




”すっぴんのおばちゃん・・”

何だろ、商店街を歩いていても誰の目にも止まらない・・

それをメリットだと考える人には良い


自動車を買う時に白色を選ぶような人には良い


おじさんのようにアームを取り付けた事で格が上がったのだ

お出かけの時におばちゃんが入念にお化粧をしたような感じだろうか?


いくら化粧をしても普通のおばちゃんだが・・

まぁ、一部のいマニアには堪らないという


そんなギターなのだ


おじさんはこのギターをベースに世界に一本のギターを作ろうと計画しているのだ

こんなギターなのだ




通常は6弦と12弦だが・・

最近はギターとベースの組み合わせなどもある


スティーブヴァイなどは6弦と8弦をコラボしたギターを所有しているのだ

まぁ、プロの場合、ファンへのアピールという意味合いもある

6弦でもショートとロングという組み合わせもある


通常のギターとギターシンセという組みわせのギターをヴァイはステージでも良く使う


おじさんが『2本竿』に興味が合った事は初耳だが・・

人生の後半で色々な事に興味を持つ事は良い事だと思う


しかも、興味の対象が『ギター』なのだ

素晴らしい!


おじさんはプレイヤーとしては離脱宣言をしたが・・

ギターコレクターとしての新たな道を模索しているようだ



良い事だと思う


プレイヤーは厳しいのだ

素人なれど、かなりの能力とセンスを求められる

「とりあえず、音を出してみたけど・・」

ではリスナーは納得しないのだ


「はぁ? この程度なら俺でも弾けるわ~」

ではダメなのだ


時間のムダなのだ


おじさんは良く理解しているのだ

物事は結果を予測するのだ


時にチャレンジも良いが・・

負けが分かっているレースに参戦するくらいムダな事はない


繰り返しになるがプレイヤーは大変なのだ


おじさんは別の道を見つけたのだ

日本一、弦交換が早いというのも良いと思う

ある意味では特技になる


色々なものが機械任せになっている

ギター工場でもオートメーション化が進んでいる


そんな中でも自動化できない部分がある

それは最終工程での弦張りと最終チェックなのだ


弦は機械では張れないのだ

おじさんが活躍できる場が残されていたのだ


弦交換を馬鹿にしてはダメなのだ

弦の張り方でテンションをコントロールする事もできる

ヴィンテージのギターなどを鳴らすにはテクが不可欠だそうだ


チューニングが狂わない巻き方もある


ギブソンとフェンダーでも弦の巻き方が異なるのだ

『ギブソン巻き』で検索してみると良いと思う


おじさんは弦に増えるとキラキラした眼差しで手際が良い

まさに水を得た魚・・なのだ


おじさんの弦交換には私でも敵わない

おじさんをリスペクトしているのだ


過去に色々なギターを買ってきた私もオーダーメイドの世界に踏み込んだ事はない

結構な時間とお金がかかる


おじさんのプランにブレはない

おじさんは何故だか同じギターを数本所有しているという


いわゆる『ニコイチ計画』なのだ

「ニコイチって何?」

事故った二台の車を合体させる裏技なのだ


これは違法ではない

私が若い事には流行ったらしい


事故歴を隠し、販売する事が違法なのだ


おじんさんのプランは完璧なのだ

完成したギターを自分で使うのだ

「ブログのテコ入れなのよ」

「訪問者が増えるんじゃね?」

「Wネック作る奴いね~だろ?」

おじさんの安直な発想には癒される


素人ギター界もある意味では安泰なのだ


私がもっとも恐れる事は『才能溢れる人材』の出現なのだ

喩えが適切かは分からないが・・


クラプトンが活躍する英国にジミヘンが乗り込んだ・・

そんな事態にならない事を祈っているのだ



おじさんの『壮大なプラン』に強力したい

そしておじさんを陰ながら応援したい


おじさんの新曲と同様に完成する見込みはないが・・

新しいギターに期待したい


素人ギター弾きの世界に『新風』を吹き込んでほしい


どこを切っても刺激的なブログや音に出会えない

「うぉ~ この人凄いね~ 誰なの?」

「このギター凄いね~ 自分で作ったの?」

「この人、ギター何本持っているの?」

良くも悪くも毒を吐くブロガーがいない


ギター業界の元気はギターブログに反映される

ギターブログの寄せ集めはランキングサイトなのだ


巷のギター弾きにはもっと熱くなってほしいと願う

少しくらい変態な方がよい



如何だろうか?


グーグルの仕様変更で私の面白画像が表示され難くなった

「コイツ、邪魔だったんだよね」

という人多いと思うが・・


”出る杭は打たれる・・・”

というネットの体質が新たな才能と可能性の芽を摘んでしまうのだ


ゲームとニュースとエロだけで良いのだろうか?


日本のネット業界が世界に立ち遅れる理由の一つなのだ


日本人は有能だが・・・

発想が貧困なのだ


メーカー渾身の新作には見向きもしないで



このギターは本当に良い



相当に良い



ヤマハのセンスと実力が感じられるギターなのだ




何だろう・・

朽ち果ててたモデルを貪るという・・



世界のギター弾きに笑われているのだ


悪くはないが・・

それを誘導する業界にも責任がある


”天に唾を吐く・・・”


新品のギターは良いよ


ギターはリアル店舗で買ってね


と一人叫んでいる私がアホに思えてくる事も多々ある




着地が見えないのでこの辺りで・・・・






『小象のブルース』


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ZO-3ギターのネックが順反りになったよ

2017年02月05日 | 日記

”ZO-3ギターのネックが順反りになったよ・・”


「だから? それで? 何?」

と言われてしまいそうだが・・


まぁ、リポートなのだ


以前に小象のネックが額反りになった記事を書いたと記憶している


ギターのネックは動くものなのだ

夏と冬はその傾向が強くみられると思う

「購入した頃は頻繁にネックが動いたけど・・」

「ここ数年はまったく動かないね 俺のギターは」


本人はちょっとした自慢のつもりで書いているのだと思うが・・

そんなギターはこの世に存在しない

ネックが金属で作られているならば別だが・・・


木は常に呼吸し変化を続けているのだ

湿度や気温の影響を受け易い材なのだ


過去にプラスチック的素材(カーボン?)で作られたギターが販売された

値段もそこそこ高いのだ

ギブソンのレギュラーラインと同等なのだ


”環境の変化に強い・・”

という謳い文句でデビューしたが・・

まったく売れなかったようだ


木材を用いないギターはギターの音がしない

フレットにもえる

擦り減りを嫌って強度が強いステンレスフレットを用いるもダメなのだ

強度には優れているが音がギター本来の音ではないのだ


特にギターを良く知る層(ベテラン)には違和感が強い


結局、デフォルトというか・・
古典的な状態を好むのだ


”ギターの変化と上手く向き合っていく・・”

これが出来る人はギターライフも楽しいと思う


少々高価なギターを買っても怖くない


腰が引けてしまう人はメンテに自信がないのだ

すべてのメンテを楽器店に任せるような人は高級ギターは避けた方が良いと思う


長年、『酷い状態』を維持?してきたギターには『悪い癖』が浸みている

一朝一夕では抜けきらない


そんなギターが中古には紛れているのだ

楽器店が販売する場合、最低限の要件は満たしている

しかしながら、プロ故に現場での『帳尻合わせ』は上手い


つまりは販売時には『良い状態』なのだ

中古ギターで保証期間が1年付いているギターは稀なのだ

コスト面の問題もあるが・・

概ね、そんな理由が隠れているのだ

「このギターの保証期間は3カ月なんですよね・・」

「調整は可能ですが・・有料になりますけど?」

「別途、パーツ代もかかりますが・・如何なさいます?」

こういう流れになる


私の知人で中古のレスポールを買った者がいる

まったくギターを知らない男ではないが・・

どちらかといえば疎い(うとい)のだ

結局、購入代金の倍のお金をかけてリフレッシュする事になったのだ

自分で付けたわけではない無数の傷を抱えた使用感タップリのギターなのだ

「年季が入った良いギターだね いいんじゃない?」

「お金をかける価値は十分にあると思うよ」

心にもない言葉で励ましたのだ

傷に塩を擦り込むような事をしてはダメなのだ


読者の皆さんには『失敗』しないでいただきたいのだ


相変わらず前置きが長いが・・

昨日のブログの集計結果なのだ

一話投稿にも関わらず良い結果だった



実は行きつけのスポーツクラブで汗を流していたのだ


ギター同様に集中して取り組むには時間が必要なのだ

やはり休日に集中してしまう


休日をダラダラと過ごす人と有意義に過ごす人には大きな差が生まれる

特に中年期に入った人はアクティブに時間を使うべきなのだ


余談だが・・

”ヤマハの古いギターを抱えたおじさん・・”

は休日の半分を昼寝に費やしていると言っていた

「昨日もだるくてさ・・ 半日寝てたわ」

「起きてから弦交換したのよ 気がついたら夜よ」

「また、ムダに時間を過ごしたのな 何だろ?」


時間が有り余っているという自慢だろうか?

それとも愚痴なのか?

悩み相談なのか?


楽器店のお兄さんも私もおじさんの発言に対して返答に困るのだ

おじさんは口汚いわりに他人の言葉には敏感に反応するのだ

「ん? いま何って言った?」

おじさんは面倒臭いのだ


まぁ、世に従順で素直で可愛いおじさんは皆無なのだ

『好かれるおじさん』は得をする

その逆は然りなのだ


「バレンタイン? チョコとか興味ないわ」

「俺さ・・糖尿なのよ 家計的にそんな感じなのな」

 
おじさんは常に強気なのだ

そこに根拠や理屈は存在しない


おじさんの言動を真正面から受け止めると疲れる


”右から左に受け流す・・・”

で良いと思う



またまた、脱線してしまった・・

小象のネックの話だった



「あれ? 少し弾き難いな・・」

こんな感じでネックの変化に気付くのだ


常に計測などをしているわけではないのだ

私の場合には感覚重視なのだ


違和感を感じた時がメンテのタイミングなのだ


小象のネック調整はネックを取り外す必要がある



このタイミングで弦を交換してしまうのも良い


私の場合は弦はそのままにネックだけを少しズラしてロッドを回してしまう

どのくらい回すか?

これはギターとの対話なのだ

つまりは個体差が大きい


概ね、ロッドの効きが良いギターは良いギターなのだ

余談だが・・

中古の場合、この部分はグズグズのギターも少なくない

その場でロッドをグリグリと回す勇気があるだろうか?


『調整済』と表示されたギターをプロの店員さんの前で確認するのだ

ある意味で失礼な行為なのだ


『おじさん』は平気なのだ

唾を飛ばしながら『武勇伝』?を自慢げに語っている姿を見かける

ヤマハの古いギターを抱えるおじさんもこの部類なのだ


「俺が世界一だ~ 俺の目利きに狂いはね~ぞ」

的なフレーズを良く口走っている


そんなおじさんがこよなく愛するギターは素晴らしいのだ

私もおじさんをリスペクトしているのだ


「あの心臓が欲しいな・・」


そんな事を言うと楽器店の店員さん達が苦笑するのだ



ネジ留めのネックの場合、ネジの調整にはシビアになった方が良い

これはストラトにもいえるのだ

『センターずれ』の調整をしつつ、ネジの締め込み具合で音を調整するのだ

概ね、硬く締め過ぎない方が良いようだ

ネジの保護にもなる


ネックの状態を変更した場合、必ずブリッジを調整すべきなのだ



ネックの長さに関わらず駒がこんな並び(状態)になれば適正なのだ


まれにサドルは直線になっているギターを見かける

まぁ、本人が良いならばそれで良いが・・・


読者の皆さんには追いこんでいただきたい

オクターブを煮詰めたギターは最高に子持ちが良い


精度が高いチューナーが必須なのだ

マルチでもよい、ペダルタイプでもよい

1000円のクリップチューナーでは弱い


用途を良く説明して楽器店で購入していただきたい

単なるチューニングならば何でも良い

ググれば色々と出てくると思う


小象の調整ポイントは『リテイナー』なのだ



ストラトにも付いている

ヘッドに角度がないギターの弦のテンションを稼ぐなのだ




便利なパーツだが・・

これが弦の抵抗になっている

小象は構造的に少し特殊なのだ




リテイナーにグリスを塗っておくと良いのだ



私はストラトでも実践しているのだ


ナットのグリスアップと同時にリテイナーの掃除も行っているのだ

この部分の滑りが悪いとチョーキング一発で狂ってしまうのだ


”安ギター≒チューニングが狂い易い・・・”

こんなイメージが定着しているが・・・


ここには大きな勘違いが生じているのだ

最近の安ギターは驚くほどに精度が高い

フレットが音痴なギターは皆無なのだ

ネックの状態も良い

ロッドの効きも良い


音色や音質などの細かい部分を気にしないならば

ギターとして成り立っているのだ


それでもチューニングが安定しない、狂うのは何故か?

安ギターを手にする人の多くがメンテに無知な初心者だからなのだ


そもそものメンテの方法を知らない、勘違いしている

勘違いの多くはネットの情報なのだ

楽器店などに専門書が置いてあるが・・・


お手軽にネット検索で済ませてしまうのだ

横にいる友人に相談する事もない


『ギター率』が低いのだ

私の時代は3人に1人くらいギターを弾いていた

そのくらい趣味がなかった時代でもあるのだ

ギターが流行っていた時代でもある


ギターヒーローも多かった

ここには書き切れないが・・・


好きなギタリストの名前を聴けば年齢が分かるのだ

ギター弾きの合い言葉なのだ


困った事や分からない事は友人に相談した

お兄さんや先輩などもサポートしてくれた


一人の初心者に5人くらいのアドバイザーが存在した


現在はどうか?


お友達はスマホなのだ

最近は自宅でもパソコンではなくスマホで検索するようだ

どうでも良いがそんな部分も含め『棲み分け』が出来ていない


意識が低いのだ


”外にパソコンを持っていく事はできない・・”

そういう事なのだ


読者の皆さんも『スマホ首』『若年性老眼』にはご注意いただきたい


ヤマハの古いギターを抱えるおじさんも常にスマホを弄っているのだ

人差し指で画面をスクロールしている姿が痛々しい・・

「うりやぁ~ 何で画面がフリーズするの?」

「指に脂がね~からか? 何で? 故障?」


猫も杓子も・・

そんな時代なのだ


安ギターもメンテに長けたベテランが使えば、それなりの音を出す

魔法の様にチューニングの精度がアップするのだ


小象も6弦のサドルが厳しい



すでにバネをカットしているのだ

もっと下げたいのだ


限度まで下げているのだ

バネを取り外せば下げられる

しかしながらルックスが劣る

まぁ、諦めも肝心なのだ


小象でも『ネックセンサー』が力を発揮する



ギターや状態で使い分けているのだ




読者の皆さんも最低限のメンテ道具を揃えておいた方が良い

高級である必要はないが・・


100円は避けた方が良い

余談だが・・

最近は100円でない商品が増えている

物価の上昇に加え、品揃えの転換期でもあるのだ


100円に驚かなくなったのだ

ホームセンター寄りになったのだろうか?

問題は苦情?なのだ

「あれ? 高くね?」

おじさんが騒いでいるのだ


100円でない商品が混ざっているのだ

確認ミスだが・・

おじさんは押し通すのだ

「いらね~わ ムダに高くね?」


私もおじさんだが・・・

おじさんの愚行や恥ずかしい言動は嫌いなのだ

「あんな、おじさんにはなりたくないなぁ・・」

私は小声で独り言を言うのだ


何だかんだでネックの調整が完了したのだ

ネックを調整したギターは弾き易い


逆の言い方するならば、

弾き難い状態のギターを使っている人が
潜在的にどのくらいいるのか?

気になるところなのだ


プロである楽器店のお兄さんのデータのよると2人に1人はダメだそうだ

「本人が弾き易い・・っていうのはダメですよ」

「基本の状態ってありますから・・自己流はダメです」


調整の良くないギターは本来の性能を発揮できない


良いレスポールを手に入れても細い弦を張っている人

弾き易さを優先するあまり、ペタペタに弦高を下げている人


まぁ、レイヴォーンのような人もいるが・・

イレギュラーな存在なのだ

ある意味で天才なのだ




私を含めた凡人が真似する事に意味はない


メンテの第一歩は『適正値』なのだ

ネットで検索していただきたい

弦高一つとってみても様々な意見が飛び交う

どれがホント?


ヤマハの古いギターを抱えるおじさんはアコギ並みに弦高を上げていると豪語?しているのだ



ちなみに私のアコギは12フレットで3㎜近いのだ

響きを重視した結果なのだ

しかも012~なのだ

エレキ弾きには辛いと思う



おじさんに戻そう・・・


何の自慢だろう?

「俺の弦高は馬鹿高いのよ」

「普通じゃね~わ マジで」

「ここまで高い奴いね~んじゃね?」

やはり自慢なのだ


弾き難い状態のギターを手懐ける自分に酔っているという・・





おじさんの傾向が見えてきた

おじさんは常に『特別な存在』でありたいと願っているのだ


それに気付いたのだ


世間で売れている物ではダメなのだ

巷で善しとされている方法を受け入れる事に違和感を感じているのd


『あまのじゃく』なのだ

中年のおじさんに良く見られる傾向だが・・


ヤマハのおじさんはその限度を超えているのだ

それが良い意味で個性に繋がっているのだ


基本、私も変人なのだ


それ故に凡人にはまったく興味が湧かない

少し癖と毒がある人間に興味が湧いてしまうのだ


おじさんとメンテ談議をするのも楽しいのだ

「最近の若い奴って弦高低くね?」

「あれじゃ響かないんじゃね?」


ある意味でおじさんは正論なのだ

アコギ並みに高い弦高も異常ではあるが・・

低過ぎる人よりはマシなのだ


おじさんはギターを弦楽器だと認識しているのだ

それは感じる

「響きが良いギターは生音もイイ感じじゃね?」

「アンプとかいらね~のよ 生よ 生生生好きだわ」

おじさんは何故だか『生』に拘る


「ネックがピンピンに響くのな」

「3万円のギターじゃ無理じゃね?」

おじさんは何故だか安ギターを敵視するのだ


おじさんが理想とするギターがこれである意味も分からないが・・



まぁ、おじさんの世界観に踏み込む事はできない


確立された理論を根底から覆す事は無理なのだ

とくにおじさん層は頑固なのだ


小象のネックの話から微妙な着地になってしまったが・・


”メンテ好き・・”

という点においてはおじさんと意気投合するのだ




おじさんのメンテ方法や練習方法、使用機材から学ぶ事は無いが・・・


ギターを抱え、ギターに賭ける・・・

という気持ちがヒシヒシと伝わってくる


”愛すべきキャラ・・”

として当ブログで継続的にツイートしていくのだ


『おじさん効果』で1割増しなのだ


調整後の音源などは追って報告したいと思うのだ


1日は長いのだ


休日は楽しい











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