五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

どこまで喋るか?

2009年06月07日 | 第2章 五感と体感
カウンセリングの勉強会は、エンカウンター(自己開示)はどうしても避けられません。

蓋をしている思いや感情をどこまで抑えるか?
それとも、抑えていることに気づかないで生活しているか?

それは、人それぞれですし、私自身もあけっぴろげな性格だと言いながらも、無意識に抑えているものは意識していることよりもはるかに多いと推察しています。

勉強会に出たての方の中には、始めの頃は、自分を理解してもらいたいという意識が働き、言わなくてもいいようなことまで喋り、勉強会が終わってから反省とともに自己嫌悪に陥るひとも少なくありません。

でも、そんな経験を積みながら、「どこまで喋るか?」とか「どう意識化するか?」の体感が自分のスケールにかみ合ってくるのです。

やってみなければ、わからない体感、直感かもしれません。

私の場合、いつまでたっても、「あーーーー、ちょっと喋りすぎた感があるなぁ~」と反省することはしばしばです。
でも、その時に、湧きだした感情を抑えてしまうことに、「悔い」を残すことを考えたら、言ってしまったほうが楽になり、「次に進みます」。

そして、その場の雰囲気、傾向への現実吟味力と配慮が必要だということが、だんだんとわかってくれば、また一歩、学びが進んで行きます。

私たちの学びの場は、発言者への否定的な言葉は、慎む努力をしていただいています。

ロジャーズの6条件、この条件を満たすことが最低のルールであり、最高の訓練のようです。

「否定も肯定もせず・・・」

とても難しいことかもしれませんが、ひたすら学びを続けるしか術はありません。

勉強仲間の皆様、末永く、天国に逝くまで宜しくお付き合いくださいませ。

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