![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/10/9a0e0696d34f0f2361dacbe4a6329587.jpg)
■メイン写真
歴史の散歩道の途中で、多気町で最大の工場を眺める
■今回のコース
天啓公園(のびのびパーク天啓)→歴史の散歩道入口→展望台(あずま屋)→三角点→
近長谷寺→城山(近津長谷城跡)→三疋田林道分岐→金剛座寺→穴師神社→
展望台(あずま屋)→歴史の散歩道入口→天啓公園
三重県南部の山はあまり登ったことがないのだが、ひょんなことで多気町の低山を
知り、歩いてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/eb/b482789f2d0c2e5abe6ac288e73764f9.jpg)
天啓公園にクルマを置き、南にすぐのところにある歴史の散歩道入口へ。
散歩道に入ると、ほどなく眺めが開ける。
多気町でおそらく一番大きな工場が見えた(メイン写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/4c/23397df327a0072c3395830ebc3a010c.jpg)
散歩道という名前ではあるが、ちょっとした登山道と言ってよい。
道標はきちんと付けられており、迷うことはないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d7/b1b967885362b77c2ead22b51344c4dd.jpg)
デッキ展望台は、植林が育ってしまい、もはや何も見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/00/3e95ca5bfd8f0caefc4ed98461781b01.jpg)
あずま屋があり、ここから伊勢地方の山がよく見渡せた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f2/1910966963d7ebfd0d5724962e9cbdb5.jpg)
国束山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/aa/0bda763b998ac5fa3e36564e0ce77316.jpg)
遠く朝熊ヶ岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/47/de9994929a46eb5f59f83180d7b34d92.jpg)
途中でメインの登山道を北に少し外れ、255.9m三角点へ。展望ゼロ。
「城山」の手製プレートがかかっていたが、地形図に記された城山とは別だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/7b/2428d5404c546d0012eef7ec848b1d23.jpg)
道中、お地蔵さんや丁石が幾つかみられるが、三疋田林道分岐には、
小さな石仏が彫られた道標が立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/81/a57ef6d228bd520ace18b784639fa777.jpg)
長谷集落からの参道(細い舗装道)に合流すると、「やれやれ石」がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/23/c119d8c524a09cc898ce74ea710f006a.jpg)
近長谷寺(きんちょうこくじ)に着く。意外にも大きな本堂に驚かされた。
大和の長谷寺に擬して、「近」の字を添えて、近長谷寺となったそうだ。
もともとは尾根の下の谷筋にあった寺だが、元禄の頃に洪水、山崩れで
仏閣が残らず流失してしまったことから、現在の位置に再興されたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f4/7d924e99cca7c29598ea48fc351f9d0d.jpg)
その真上のピークが、近津長谷城跡(城山291m)だ。
南北朝時代の城郭跡で、空堀らしい痕跡もあるが、山頂は荒れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/89/7bc41aeed2003c2bf44f53cf0eac0b9f.jpg)
かつては展望があったのだろうが、今はこのありさま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/00/ec2745f436741a785abc29beb8a5f8ca.jpg)
帰りは、途中で金剛座寺に立ち寄る。
ここは戦国時代に灰燼に帰し小堂のみとなっていたものを、国束寺の
良珠上人が復興のため入山し、1644年に復建したという。
素朴な小さい寺だが、随所に凝ったつくりがなされて面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/68/7945e242a9a56cb1a3b33b82e4ba8816.jpg)
金剛座寺のかわいい番犬。この日は寒かったと見えて、丸まったまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/6a/b3fe7a999079d549b9d2d4a5d804b23b.jpg)
金剛座寺の鬼瓦の中に、桃柄の瓦(桃果文鬼瓦)が紛れていて面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ad/11f0d918360f4ebce047c149e1989656.jpg)
境内のホルトノ木は樹齢300年超という。
その他、イチョウ、クスノキ、ケヤキ、ツブラジイなど、さまざまな古木がある。
なお、実際には少しばかり脇道も歩いてみたのだが、笹薮がひどかったり、
倒木で遊歩道が崩落している箇所もあるので、メインの散歩道を
忠実に歩くのをおすすめする。
こちらは踏査が目的なので、それもたいへん楽しいのだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/87/3782d6eb0f71981f234c8a88122985b3.jpg)
帰りに相可駅に寄ってみた。無人駅で、駅舎はまるでバス停のようだった。
歴史の散歩道の途中で、多気町で最大の工場を眺める
■今回のコース
天啓公園(のびのびパーク天啓)→歴史の散歩道入口→展望台(あずま屋)→三角点→
近長谷寺→城山(近津長谷城跡)→三疋田林道分岐→金剛座寺→穴師神社→
展望台(あずま屋)→歴史の散歩道入口→天啓公園
三重県南部の山はあまり登ったことがないのだが、ひょんなことで多気町の低山を
知り、歩いてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/eb/b482789f2d0c2e5abe6ac288e73764f9.jpg)
天啓公園にクルマを置き、南にすぐのところにある歴史の散歩道入口へ。
散歩道に入ると、ほどなく眺めが開ける。
多気町でおそらく一番大きな工場が見えた(メイン写真)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/4c/23397df327a0072c3395830ebc3a010c.jpg)
散歩道という名前ではあるが、ちょっとした登山道と言ってよい。
道標はきちんと付けられており、迷うことはないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d7/b1b967885362b77c2ead22b51344c4dd.jpg)
デッキ展望台は、植林が育ってしまい、もはや何も見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/00/3e95ca5bfd8f0caefc4ed98461781b01.jpg)
あずま屋があり、ここから伊勢地方の山がよく見渡せた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f2/1910966963d7ebfd0d5724962e9cbdb5.jpg)
国束山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/aa/0bda763b998ac5fa3e36564e0ce77316.jpg)
遠く朝熊ヶ岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/47/de9994929a46eb5f59f83180d7b34d92.jpg)
途中でメインの登山道を北に少し外れ、255.9m三角点へ。展望ゼロ。
「城山」の手製プレートがかかっていたが、地形図に記された城山とは別だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/7b/2428d5404c546d0012eef7ec848b1d23.jpg)
道中、お地蔵さんや丁石が幾つかみられるが、三疋田林道分岐には、
小さな石仏が彫られた道標が立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/81/a57ef6d228bd520ace18b784639fa777.jpg)
長谷集落からの参道(細い舗装道)に合流すると、「やれやれ石」がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/23/c119d8c524a09cc898ce74ea710f006a.jpg)
近長谷寺(きんちょうこくじ)に着く。意外にも大きな本堂に驚かされた。
大和の長谷寺に擬して、「近」の字を添えて、近長谷寺となったそうだ。
もともとは尾根の下の谷筋にあった寺だが、元禄の頃に洪水、山崩れで
仏閣が残らず流失してしまったことから、現在の位置に再興されたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f4/7d924e99cca7c29598ea48fc351f9d0d.jpg)
その真上のピークが、近津長谷城跡(城山291m)だ。
南北朝時代の城郭跡で、空堀らしい痕跡もあるが、山頂は荒れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/89/7bc41aeed2003c2bf44f53cf0eac0b9f.jpg)
かつては展望があったのだろうが、今はこのありさま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/00/ec2745f436741a785abc29beb8a5f8ca.jpg)
帰りは、途中で金剛座寺に立ち寄る。
ここは戦国時代に灰燼に帰し小堂のみとなっていたものを、国束寺の
良珠上人が復興のため入山し、1644年に復建したという。
素朴な小さい寺だが、随所に凝ったつくりがなされて面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/68/7945e242a9a56cb1a3b33b82e4ba8816.jpg)
金剛座寺のかわいい番犬。この日は寒かったと見えて、丸まったまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/6a/b3fe7a999079d549b9d2d4a5d804b23b.jpg)
金剛座寺の鬼瓦の中に、桃柄の瓦(桃果文鬼瓦)が紛れていて面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ad/11f0d918360f4ebce047c149e1989656.jpg)
境内のホルトノ木は樹齢300年超という。
その他、イチョウ、クスノキ、ケヤキ、ツブラジイなど、さまざまな古木がある。
なお、実際には少しばかり脇道も歩いてみたのだが、笹薮がひどかったり、
倒木で遊歩道が崩落している箇所もあるので、メインの散歩道を
忠実に歩くのをおすすめする。
こちらは踏査が目的なので、それもたいへん楽しいのだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/87/3782d6eb0f71981f234c8a88122985b3.jpg)
帰りに相可駅に寄ってみた。無人駅で、駅舎はまるでバス停のようだった。