前の職場の元の上司K本氏は、定年後も数年間、がんばって働き続けられた。
Mr.Dashが稲村ヶ岳で下山しそこなっても、山をやめろとは
仰らず、入社10周年の休暇もくださった。
そのおかげで、Mr.Dashはキリマンジャロの白い頂に立つことができ、
今でも感謝している。
退職され、もう何年か。そのK本氏が、今日、本当に久しぶりに会社に来られ、
廊下でばったりお会いしたのだ。見るからにお元気そうで、 . . . 本文を読む
「意外と知らない? 日本地図の秘密」(日本博学倶楽部編・PHP文庫)を
読んだ。3ページ程度の「小ネタ」が続く、雑学のカタマリのような本だった。
びっくりしたのが、福島県の「盲腸のような」県境。知らなかった。
「遠州七不思議」の幻の池はぜひこの目で見てみたくなった。
間歇泉なのかな。
大阪府と奈良県は、本当は「近畿」ではなかったというのも、読めば当然の
ことと分かるのだが、面白かった。
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岳友のY井カメラマンが、「面白いから」と悪書を1冊貸してくれた。
毎月中盤は、10日に「BE-PAL」、15日に山と渓谷が出るので、
それ以外の本を読むのはどうしても月末から月初にかけての時期になる。
そういうことで、前回、Y井カメラマンと沢登りに出かけたときには
まだ読めていなかった。
で、「反社会学講座」(パオロ・マッツァリーノ著)を読んだ。
まあ、大真面目にフザケているのが愉快痛快。書い . . . 本文を読む
山マンガ「孤高の人」第1巻(集英社、画・坂本眞一、脚本・鍋田吉郎)を読んだ。
原作は、新田次郎の「孤高の人」。この舞台を現代に焼きなおし、
高校生の主人公・森文太郎が校舎をフリー登攀するところから物語は始まる。
同級生の宮本、山岳部顧問の大西らとの交流の中、クライミング大会に
出場する森。孤高のクライマーの道をえらぶ序章である。
森の人格・性格には共感できないが、それが物語の設定そのものなので
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先週、山岳部の例会が雨で中止になった。そこで1週間後に個人山行として
歩行ルートは例会の計画そのままに、リベンジを企てた。
当週になってから声をかけたのに9人も集まったのは意外。
久しぶりのサワヤカY澤氏も前日に参加が決まった。
釈迦ヶ岳の引力はすごい。
今日は[山と渓谷社」日本二百名山登山ガイド(下)に掲載されている
前鬼~釈迦~弥山~天川川合の縦走ルートではなく、お気軽に
太尾登山口~古田ノ . . . 本文を読む
「もとの会社の部下とそのカノジョが沢登りをしたいと言っているので
体験させてあげてほしい」とカメラマンY井氏からのリクエスト。
こんな話は、大歓迎だ。早速、ともちゃんもG嬢も一緒に出かけた。
彼らは屋久島の観光キャニオニングを楽しんだことがあるという。
しかし、ハーネスを装着して、ザイルを触るのも初めてという。
高天谷は確かに水量もショボイ沢だが、沢に慣れるにはちょうどいい。
小滝でも念のため . . . 本文を読む
本来、この日は大阪の槇尾山・蔵岩でクライミングを楽しむはずだった。
しかし、降水確率が高い。蔵岩では過去、あまり晴れたことがなく、
今日も無理して行っても降られるだろう。そんな相性だ。
そこでクライミングを中止し、急遽、洞川の鍾乳洞めぐりをすることにした。
洞川には、ご存知4つの鍾乳洞がある。
時間の関係で回れなかった最大の面不動を除き、蟷螂ノ窟、コウモリノ窟、
そして五代松鍾乳洞を一巡だ。
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GW後半は、クライミング練習だ。
Mr.Dash、ともちゃん、元気者ふみちゃん、N尾クン、ポチK本さん、
そしてゲストに「けん5」クンを迎えて、和歌山は龍門山の明神岩に繰り出す。
自身、3回目の明神岩。今回は正面の人工ルートにも挑戦だ。
実は前回、ここにボルトを連打していた人に遭遇していた。
彼の軌跡を追っていくものだ。
まずは上から見て右奥の初級ゲレンデから懸垂下降。人工ルートは取り付き部が . . . 本文を読む
湯ノ口温泉には、トロッコ軌道がある。
北東2kmほどの場所にある瀞流荘と結んでいるのだ。
元々は、このトロッコ、紀和の銅山から鉱石を運ぶためのもの。
ほとんどトンネルなのだ。
客車は、人の身長より低く、機関車は充電バッテリーで走る、れっきとした
「電車」である。60cmほどの軌道がカワイイ。
鉄道好きだった少年時代のワクワク感が戻ってくる。
残念ながらダイヤが合わず、乗れなかったが、瀞流荘で始 . . . 本文を読む
昨日に続き、南紀の沢登り。連チャンの沢登りは、Mr.Dashでもまだ2回目。
今日の沢は、厳密には三重県。相野谷川・中ノ谷である。
キッシーが帰り、今日は、Mr.Dash、ともちゃん、Y井カメラマン、T橋クンの4名だ。
桐原から子ノ泊山への標識がある林道をとる。中ノ谷橋には「落打滝」の立て札が
あるが、肝心の「落打滝」と書かれた部分が地面に落ちてしまっていた。
入渓してしばらくは、しょぼいゴー . . . 本文を読む
ヤケベ岩を過ぎたナメ天国以降、連続ナメ帯が終わっても、しばらくは
小さな斜瀑の連続帯や小規模なナメで楽しさ満点だ。
やや長めの赤いナメを過ぎると、前方に大きな岩をゴロゴロと従えた滝と、
右手に大岩を太い根で抱いた老杉が待ち構える。
ガンガラ滝15mだ。
シャワーで直登もできるそうだが、Mr.Dashはガンガラした岩を
リードクライム。一部、ホールドが遠いところもあり緊張するが、それほど
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いよいよ黄金週間の到来だ。かねてから計画していた南紀のナメ沢を2本
遡行する。その第1弾は、高田川栂谷。さしたる直瀑がないがものの、
絶壁のヤケベ岩やその直後に連続する美しいナメで知られる秀渓だ。
今回は、Mr.Dash、ともちゃん、Y井カメラマン、T橋クン、
そして、沢登りデビューとなるキッシーの5名でのぞむ。
キッシーは、まったく山は素人だったところから、過去1年、ロック
クライミングでひた . . . 本文を読む
ゴールデンウイーク前の足慣らし沢登りの第2弾。今日の参加者は、
Mr.Dash、ともちゃん、イエティ、G嬢、N尾クンの5名。
ある面で最強メンバーが集まった。
御在所山に延びる表道の入口の巨大堰堤が東多古知谷の目印。
ほんの少し先に路肩が広がっていて難題か駐車できるのがいい。
プリウスから下りてきた、やさしそうなベテラン夫婦が
「沢ですかぁ、お先に!」と表道を登っていく。
我々は、堰堤の左側 . . . 本文を読む