2009年7月に起きた、北海道・大雪山系トムラウシ山で起きたツアー登山18名中、
メインガイドを含む8名が亡くなった遭難事件について徹底検証する一冊。
現場で気を失うも救助されたサブガイドが、1年の沈黙を破り当時の顛末を語る
くだりは、ナマナマしくて、緊張感がただよっている。
犯人探しをするにおいて、決め付けるのはたやすい。
だが、個人の単純な転倒による滑落事故などを除けば、この手の集団遭難と
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先週の土日(21、22日)は、久しぶりに山に登らず、左足の治療に専念。
ちょっと特殊な角度で体重をかけると、まだ若干の違和感があるが、
一般ハイキング程度なら全く問題ない。
今日は人生のベテランさん達と、高野山へ。摩尼山、楊柳山、転軸山の、
いわゆる高野三山をひと巡りした。
特急こうや号に初めて乗る。橋本駅から先は、信じられないほどの
クネクネ線路を、最徐行で走る。線路が開通して80年らしいが . . . 本文を読む
今回は、この2年間に泊まった山小屋(ふもとの宿泊施設を含む)の食事を
一気に紹介する。
それぞれ工夫が凝らされており、どこも美味かった。
当然、時期によって内容が変わるので、あくまでMr.Dashが泊まった日の
メニューであることをお断りしておく。
■メイン写真は、2010年8月9日、雷鳥荘での朝食バイキング。
この時の山行はココ。
■2010年8月10日、五色ヶ原山荘での夕食。
■ . . . 本文を読む
朝。朝焼けがやや不気味ではあったが、雨はやんでいた。
五色ヶ原山荘を発ち、昨日通った道を戻る。
五色ヶ原名物の、数多くの高山植物が咲き乱れており、カメラ小僧たちは
なかなか前に進めない。
携帯電話の圏内に着く。途中合流するはずだったG嬢に連絡をとる。
G嬢は、雷鳥平で幕営しているはずだったが、やはり雨を避けて、
本来、我々が泊まるはずだった一の越山荘に泊まっていたという . . . 本文を読む
10日の朝をテントで迎えた。
地面がやや斜めになっていたので、なんとなく熟睡できなかった。
しかし、時間的には十分、休息できた。
既に朝風呂を楽しんでいるメンバーもいる。
今日は沢筋をひたすら詰め、ザラ峠に出る予定だ。
昨夜、ずっと焚き火にかざしていたはずの靴は殆ど乾いていなかった。
しかし、出発するや否や、沢の渡渉を何度も強いられたので、
実際には何も困ることはなかった。
水量が減って . . . 本文を読む
かねてより行ってみたかった、立山新湯と、ザラ峠越え。
メンバーは、Mr.Dash、ともちゃん、F山さん、Y井氏、イエティ、
K菅クン、T橋クンという、精鋭部隊である。
ワタスゲ群落の美しい湿原帯を抜け、某所より急斜面を下って湯川谷に降り立つ。
そこは砂防工事が100年来、続けられているという現場である。
砂防堰堤を作っては破壊されての繰り返しなのか、まさに立山地獄の延長、
リアルな賽の河原だ . . . 本文を読む
今年は、ウチの山岳部ができて50年の、記念の年である。
これを祝う集会を、立山室堂の雷鳥荘で開催した。
現役、OB合わせて25名が参加し、創立当時のエピソードから
最近の活動・運営状況について等、報告を行い、ビールで乾杯した。
40周年は剱・三田平、45周年は上高地・小梨平で実施しての
3度続けての北アルプスでの開催だ。
(ちなみにMr.Dashの知らないそれ以前は、大峰・和佐又で実施)
最 . . . 本文を読む
比良山系の八池谷は、八淵ノ滝、貴船ノ滝で知られる名渓で、「日本の滝百選」にも
名を連ねている。2003年の9月以来、ご無沙汰の、久々の訪問である。
山岳部の例会では珍しく、パーティを二分しての山行だ。
一方はハイキング。CL:ベテランのMa田さん、SL:G嬢による15名だ。
ガリバー青少年旅行村から八渕ノ滝、貴船ノ滝を経て、八雲ヶ原に抜け、
武奈ヶ岳を踏んで、広谷小屋から旅行村に戻る。
そして . . . 本文を読む