読んでいて、指先と心が痛くなる本。
凍傷医療の権威、金田正樹医師による、凍傷事例が多数記載されている。
ひどい凍傷は、切断するしかない。
通常の医療は、悪い部位を治療し、もとの機能に戻すことを指す。
しかし、凍傷だけは、切断したところで、元の機能は戻らない。
放置しておいても壊疽が進み、それこそ命が危なくなるのだから、
切断はやむをえない。
しかし、それでも手術後の患者からは、感謝されないという . . . 本文を読む
山岳部の今月の例会は、奈良支部のキッシーが企画した。
曽爾・屏風岩~住塚山~国見山~済浄坊ノ滝~屏風岩という、スリル、展望、雑木林、滝と
なかなかツボを押さえた好コース。
下山後、お亀の湯に入り、最後に曽爾ファームガーデンで食事という豪華プランだ。
なんと総勢19名の大パーティ。これでも当日になって3名のキャンセルが
あったほど。史上3位の参加人数となった。
5年ほど前には、10人揃ったら奇跡だっ . . . 本文を読む
3連休。金曜日に当座の仕事を夜叉か雷神のごとく片付けて、土曜日を確保。
実は、ちょっと危なかったが、火事場の馬鹿力。
馬鹿ついでに馬鹿登りの笠新道経由で、今まで登り残していた笠ヶ岳に向かう。
メンバーは、Mr.Dash、ともちゃん、N尾クン、T橋クンと、
桑名のT中奥さん。5名という、行動しやすい人数になった。
T中奥さん、登りの標高差1800m、下りは1900mというハードさに
かなりビビっ . . . 本文を読む
2006年の、東海大学によるK2登頂の記録。
隊長の出利葉さん自らが記す、迫真のレポートだ。
学生2名が登頂に成功するが、中でも小松さんはとっても陽気でポジティブ・
シンキングの女性。彼女の天真爛漫さが随所に描かれていて、
読んでいて本当に愉しくなる。彼女ひとりいると、パーティ全体が明るくなる。
ウチの山岳部でいえば、G嬢みたいな存在かな。
蔵元隊員の突然のアクシデント。学生2人だけで登頂を決 . . . 本文を読む
目立った残暑もなかった今年、そろそろ沢登りも寒くなってきた。
そこで、今シーズンのフィナーレをシオカラ谷で飾ることとした。
メンバーは、Mr.Dash、ともちゃん、イエティ、Y井カメラマン、
IM川さん。うちの山岳部の中でも選りすぐりのツワモノパーティである。
大台ケ原駐車場で身支度を整え、AM8:30出発。気温11度。結構、寒い。
周遊道をシオカラ谷吊橋に向かう。橋を渡り、「通行止」の看板があ . . . 本文を読む