日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

出雲大学駅伝 東海大学V3!

2007年10月08日 | Sports

駅伝シーズンの開幕を告げる出雲全日本大学選抜駅伝競走(島根県出雲市・出雲大社スタート~出雲ドームゴール 6区間44キロ)は、東海大学が2時間7分14秒で優勝、大会3連覇を達成しました。3連覇は山梨学院大学、順天堂大学に次ぐ史上3校目の快挙となりました。2位には日本大学、3位に日本体育大学が入りました。昨年の全日本大学駅伝優勝の駒澤大学は4位、箱根駅伝総合優勝の順天堂大学は5位に終わりました。


雨の中で行われた今大会は、スタートから中央大学の1区・上野裕一郎が飛ばし、後続のライバルを突き放す展開に。上野は一時2位集団との差を14秒差にまで縮められましたが、最後は20秒差に広げ2区の梁瀬峰史にタスキを渡しました。上野は22分50秒で走りきり、1区の区間新記録を樹立しました。21秒差の2位に順天堂(1区・山敦史→2区・井野洋)、同タイムでIVYリーグ(マックス・キング→パット・ターピー)が続き、東海大(藤原昌隆→荒川丈弘)は5番手、駒澤(星創太→豊後友章)は9番手から追い上げる形になりました。
2区(5.8km)、5キロ手前で日体大の出口和也が2位浮上、残り100mで中央大・柳瀬を交わし逆転。第2中継所で、首位の日体大は3区の野口拓也にリレー。2位の中大は柳瀬から徳地悠一へバトンタッチ。東海大は荒川が1人交わして4位でバトンタッチ(3区・前川雄)。そして1区9位の駒澤は、豊後が4人抜きで5位浮上!豊後から宇賀地強にタスキリレー。そして復活ののろしを上げたい早稲田大学は、3区に竹澤健介を起用。15位で2区を通過した早稲田、竹澤でどのくらい上昇できるか?
3区(8.5km)、九州の雄・第一工業大学がジョフリー・グギの好走で3位に浮上。4キロ手前で駒澤が日体大を交わしトップに浮上。中大は5位まで順位を下げる。しかし、竹澤と宇賀地を越えるランナーが出現!10位でタスキを受けた順天堂の松岡佑起が8人抜き!一気に2位へ急上昇!トップの駒澤は第3中継所で宇賀時から深津卓也へタスキリレー。2位順天堂は松岡から山田翔太へ。東海大は4区に伊達秀晃が登場。ここでトップに立ち独走Vを狙う作戦に出た。第3中継所を3位で通過した東海大、伊達がチームの勢いを変えることが出来るか?早稲田の竹澤は5人抜きで10位に。
4区(6.5キロ)、東海大の伊達は2キロで順大・山田を交わし2位に立つと、4キロ直前で駒澤・深津を抜いて首位!東海大が初めてトップに立つ!第4中継所、東海大は伊達から皆倉一馬へバトンタッチ。伊達は18分4秒の区間新記録!作戦成功だ!2位以降は駒澤、日体大、順天堂、東洋大と続く。日本大学はまだ8位。日大はアンカーにダニエルが控えている。
5区、東海大・皆倉はトップを快走。2位の駒澤を大きく引き離し独走態勢。第5中継所、首位・東海大は皆倉から佐藤悠基へタスキリレー!佐藤が3連覇の花道を飾る!だが、ライバルは強大。日体大は北村聡、日大はダニエルが待ち構える。日体大は3位、日本大学は5位でタスキリレー。日大は40秒差あれば逆転優勝できると予測していましたが、第5中継所を通過時点でトップとの差は1分26秒差。ほぼ絶望的か?
6区、東海大・佐藤はトップで出雲大社を通過。ダニエルはいきなり順大を抜いて4位に立つ。このあと目下の敵・日体大の北村と並走し3位争い。ダニエルと北村は、2位の駒沢大・安西秀幸をとらえ2位争いになる。5キロ通過時点で首位の佐藤と2位集団との差は300m。これは安定圏だ。残り3キロでダニエルがスパート。駒大と日体大を引き離し2位浮上!まだ諦めないダニエルだが、佐藤には遠かった。東海大・佐藤はこのまま逃げ切って優勝のゴールテープを切りました。優勝タイムは2時間07分14秒の大会新記録となりました。

最終結果
1 東海大学 2 日本大学 3 日本体育大学 4 駒澤大学
5 順天堂大学 6 東洋大学 7 中央大学 8 第一工業大学
9 亜細亜大学  10 早稲田大学 11 立命館大学 12 米国IVYリーグ選抜
13 日本文理大学 14 専修大学 15 愛知工業大学 16 北信越学連選抜
17 中四国学連選抜 18 東北学連選抜 19 大阪体育大学 20 北海道学連選抜
21 徳山大学

区間賞
1区 上野裕一郎    中央大学   22分50秒=区間新
2区 出口和也     日本体育大学 16分22秒=区間新
3区 松岡佑起     順天堂大学  24分28秒
4区 伊達秀晃     東海大学   18分04秒=区間新
5区 皆倉一馬     東海大学   14分34秒
6区 ギタウ・ダニエル 日本大学   28分55秒

今年の出雲駅伝は区間新記録が3区間出る結果となりました。優勝の東海大は伊達と佐藤の2大エースの好走、区間賞も2人出すなど王者の風格を見せつける走りでした。出雲3連覇の東海大は、11月4日の全日本大学駅伝、来年正月の箱根駅伝で3冠を狙います。それにしても強かったなあ。
2位の日大は、6区のダニエルが5人抜きを見せましたが、序盤の苦戦に泣きました。4位の駒澤はエース不在が響きました。駒大時代は終止符を迎えてしまうのか?

さて、このブログは福岡ソフトバンクホークスを中心に書いておりますが、オフシーズンはマラソン・駅伝のロードレースと競馬GIレースを振り返る予定です。

にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする