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アメリカ大リーグのアメリカンリーグ優勝決定戦「ボストン・レッドソックスVSクリーブランド・インディアンス」の第7戦に松坂大輔投手が先発しました。松坂は優勝決定戦の第3戦に先発しましたが、結果は4失点を喫し敗戦投手。この試合が2度目の先発となります。
まず松坂は1回、2死後インディアンス3番・ハフナーを空振り三振に仕留め、3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せます。2回もインディアンス打線を3者凡退に抑えた松坂は、3回は2死まで取りましたが9番・ブレイクにセンター前ヒット。このあと暴投で得点圏にランナーを進めてしまいましたが、1番・サイズモアを空振り三振に仕留めてピンチ脱出。序盤の3イニングは無得点に抑えました。
松坂を援護したいレッドソックス打線は、1回1死1,2塁でラミレスが先制タイムリーを放ちます。2回にはバリテックとエルスプリーの連打で無死1,3塁、ルーゴの併殺打の間に1点を追加。3回、ユーキリス2塁打、1死後ラミレス敬遠のあと、ローウェルの犠牲フライで3点目。試合は3回までレッドソックスのペースで進みます。
3点の援護をもらった松坂は4回、1死を取った後ハフナーにグリーンモンスター直撃の2塁打を浴びてしまいます。2死後ガーコにセンター頭上を越える2塁打。この試合初失点を喫してしまいました。5回、ロフトンの2塁打をラミレスの好返球で2塁封殺。守備陣も松坂をサポートします。しかし、グディアレスとブレイクの連打で1死1,3塁。実質的には3連打を浴びた松坂、またしてもピンチを迎えます。ここでサイズモアの犠牲フライで1点差に詰められました。続くカブレラを空振り三振に仕留めました。結局松坂は5回を投げ終えたところで降板しました。
6回からは岡島秀樹投手が登板。松坂から岡島への日本人リレーとなりました。その岡島は、インディアンス打線を3者凡退に抑える好投。7回、岡島にピンチが訪れます。エラーとヒットで1死1,3塁と同点の大ピンチ。ここでブレイクには初球を3塁併殺打で3アウト!中継ぎエース的存在の岡島が同点のピンチを食い止めました!
この併殺打が明暗を分けた形となり、レッドソックスは7回にペドロイアの2ラン本塁打で追加点を挙げると、8回には打者一巡の猛攻で大量6得点で11-2!9回、岡島の後を継いだパペルボンがインディアンス打線を3者凡退に打ち取って試合終了。レッドソックスが3年ぶりのア・リーグ制覇、ワールドシリーズ進出を果たしました。
レッドソックス-インディアンス 第7戦
(レッドソックス4勝3敗、フェンウェイ・パーク)
CRE 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
BOS 1 1 1 0 0 0 2 6 X 11
【投手】
(イ)ウェストブルック、ベタンコート、ルイス-マルティネス
(レ)松坂、岡島、パペルボン-バリテック
【責任投手】
(勝)松坂1勝1敗
(S)パペルボン1S
(敗)ウェストブルック1勝1敗
【本塁打】
(レ)ペドロイア1号2ラン、ユーキリス3号2ラン
今日の試合ですが、レッドソックスが大勝しWS進出を決めました。先発の松坂は5回2失点3奪三振で勝利投手となり、ポストシーズン日本人初勝利の快挙を成し遂げました。岡島は2回0/3の無失点。両投手ともリーグチャンピオンに大きく貢献しました。
これで今年のメジャーリーグ・ワールドシリーズは、ボストン・レッドソックスVSコロラド・ロッキーズ(ナショナル・リーグ王者)という対戦になりました。対戦相手のロッキーズは、プレーオフを7戦全勝でリーグ制覇と勢いに乗っています。ワールドシリーズでは松井稼頭央VS松坂・岡島の日本人対決が実現するから目が離せない戦いとなりそうです。特に松坂と稼頭央は西武に在籍していたので、これが初対決。松坂の豪速球を稼頭央が打ち崩すことが出来るのでしょうか?
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