日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ドラゴンズ打って打ちまくって9得点!

2007年10月30日 | Sports

プロ野球日本シリーズは、札幌ドームでの2試合を終えて1勝1敗の五分。第1戦はダルビッシュの13奪三振、セギノールの3ランで日本ハム先勝。第2戦は中日打線爆発、中田賢一の好投でリベンジ。今日から決戦の舞台はナゴヤドームに移します。ナゴヤでは3連勝したい中日か?決定力不足を解消したい日本ハムか?今日の第3戦、いきなり中日打線大爆発!

中日は朝倉健太、日本ハム・武田勝の両先発で始まったこの試合、1回に日本ハムは田中賢介がヒットを放ちますが、続く稲葉が併殺打。
その裏の中日は、先頭の荒木が四球で出塁。続く井端の場面で、荒木は2塁への盗塁を成功。井端凡退後、森野四球で1死1,2塁。ここで4番タイロン・ウッズ登場。ここまで3併殺打と波に乗れないウッズでしたが、武田勝の6球目をセンター前へ!2塁から荒木が生還し、中日が先制します。
この一振りをきっかけに強竜打線が大爆発!続く中村ノリが、センターオーバーの2塁打で1点追加、李炳圭は1ボールからの2球目を右中間へ!タイムリー2塁打で2人生還。3連打で4点を奪います!4失点の武田勝はここでKO。2番手にスウィーニーが登板します。
中日打線まだまだ止まりません!平田がレフト前ヒットで1死1,3塁にすると、谷繁がセンター前タイムリーで5点目!朝倉犠打で2死2,3塁で、2巡目の荒木が、レフト前タイムリーで6点目。トドメは井端がライト前タイムリー!これで7得点!スウィーニー、強竜打線の勢いを食い止めることが出来ませんでした。森野がライトフライに倒れてようやく3アウトとなりましたが、初回に大量7得点を挙げる超ビッグイニングとなりました!
2回、日本ハムはセギノール2塁打の後、工藤のタイムリー2塁打で1点を返します。なおも1点を返したいところでしたが、稲田の遊撃ゴロ→工藤がホームで憤死。この回1点止まり。
その裏、先頭のウッズが四球を選ぶと、中村ノリが3塁線を破る2塁打で無死2,3塁!1死後平田の敬遠で満塁。ここで谷繁がレフトへのタイムリー2塁打で2点追加!日本ハム、満塁策が裏目に出てしまった。建山よお前もか…。
大量点の援護を貰った中日先発・朝倉は5回まで毎回安打を許しますが、日ハム打線の反撃を許さない我慢の投球内容。6回に初めて3者凡退に抑えた朝倉は、7回まで1失点に抑えました。
中日打線は、この後もチャンスの場面がありましたが、追加点を奪うことが出来ません。まあ、序盤の大量9得点で充分ですが。
8回から久本、平井、鈴木、岡本の投手リレーで試合終了。中日が今日も打ちまくって連勝!

中日-日本ハム 第3戦
(中日2勝1敗、ナゴヤドーム、18:10、38068人)
F 0 1 0 0 0 0 0 0 0  1
D 7 2 0 0 0 0 0 0 X  9
【投手】
(日)武田勝、スウィーニー、建山、押本、萩原-高橋
(中)朝倉、久本、平井、鈴木、岡本-谷繁
【責任投手】
(勝)朝倉1試合1勝
(敗)武田勝1試合1敗


「どんだけ~」。まさに今日の中日打線を象徴する一言でしょう。今日の中日打線は、12安打で9得点!中村ノリと谷繁が3打席連続ヒット、ともに3打点と大暴れしました。タイロン・ウッズは先制タイムリーを放ちましたが、3回の第3打席で併殺打を打ってしまいシリーズワースト新記録の4併殺打を樹立しました。快音はいつ聞かれるのか?先発の朝倉は、7回まで被安打8の1失点という投球内容でした。
敗れた日本ハムは、武田勝の乱調としか言えません。クライマックスシリーズでは里崎に2本塁打浴びるなど散々な結果でしたが、きょうは5失点で1回を持たず降板。日本シリーズの防御率は135.00。シンジラレナーイ。打線のほうは、工藤の2塁打による1点のみ。今日は9安打と貧打解消に光が見えましたが、2試合連続の拙攻で連敗。チーム打率は.167、稲葉は未だシリーズ無安打、セギノールは途中交代と負のスパイラルから抜け出せない日本ハム。明日はどうなるのか?

これで対戦成績は中日の2勝1敗になりました。日ハム有利と思われましたが、打線の勢いからして中日がこのまま突っ走りそうな気配がします。第4戦で中日が王手をかけるか?日ハムは打線復活で五分に戻したいところです。アジアシリーズ出場権をかけた戦いは続く…。

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コメント (3)
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