日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

杉内が久しぶりに仙台で勝利。小久保2試合連続弾で楽天に連勝!

2010年08月22日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは20日からクリネックススタジアム宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦を戦っており、初戦は山田大樹投手が7回途中まで2失点の好投、小久保裕紀が4打点の活躍を見せて5-2で勝利しました。迎えた21日は楽天・長谷部康平、ソフトバンク・杉内俊哉の投げあいでスタート。仙台では今季2敗と鬼門から抜け出せない杉内、打線の援護で15勝目&苦手克服なるか?


21日のスタメン
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(三)松田宣浩
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(指)ペタジーニ
7(中)長谷川勇也
8(左)江川智晃
9(捕)田上秀則
江川智晃が5試合連続でスタメンに起用され、ペタジーニがDH、松田が3塁に入りました。


初回は両チームとも無得点に終わり、2回表に試合が動きます。ホークスこの回の先頭の小久保が、長谷部の5球目の直球を捕らえ、左中間スタンドに突き刺さるソロホームランで1点を先制!
ホークス先発・杉内は、2回まで無失点の好投が続いてましたが、3回に2死から渡辺直人に2塁打を許し、続く聖沢に高めのストレートを弾き返され、センター前タイムリーで1-1の同点とされてしまいました。
同点に追いつかれた直後の4回、ホークスは本多が内野安打を放つと、松田が相手のミスで出塁し、多村敬遠で1死満塁と追加点のチャンス。ここでペタジーニがレフトへ流し打ちを見せ、フラフラっと上がった打球はレフト前に落ちる勝ち越しのタイムリーヒット。本多と松田が生還して2点追加。なおも1死満塁で江川が押し出し四球を選んでもう1点追加。この回3点を奪い4-1とリードする。
5回もホークスの勢いは止まらず。川崎の内野安打のあと、本多がレフトの頭上を越える2塁打。1塁から川崎が一気にホームインして5点目。続く松田が長谷部の4球目のスライダーをジャストミート!ライトのポール際に飛んだ打球は、そのままスタンドに突き刺さる!松田の2ラン本塁打でさらに2点加わり、この回は3連打で3点を追加。7-1とリードを6点差に拡げました。
味方の援護を受けた杉内は、楽天打線の反撃を与えないピッチングを続け、6回には中村ノリ、山崎武司、ルイーズのクリーンナップから3者連続三振を奪う快投を見せ付けます。結局杉内は8回まで投げたところでマウンドを降りたのでした。
試合は終盤に差し掛かり、8回に多村とペタジーニの連続ヒットで1死1,3塁の場面で長谷川がセンター前タイムリーを放って8点目。江川もレフト前タイムリーでまた追加点。4連打で2点を奪う。そして9回、1死1,3塁で途中出場の城所龍磨が楽天4番手・佐竹の直球を捕らえ、レフトオーバーの3塁打で2点を追加すると、福田秀平、江川もタイムリーを放ち、この回4点追加して13-1とする。そして最後は2番手・甲藤が楽天打線を3者連続三振で締めて試合終了。ソフトバンクが13得点の猛攻で楽天に快勝です。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/08/21(土)
楽 天-ソフトバンク 19回戦 
(ソフトバンク14勝4敗1分、Kスタ宮城、18:00、20103人)
H 010 330 024    13
E 001 000 000     1
【投手】
(ソ)杉内、甲藤-田上、清水
(楽)長谷部、山村、川岸、佐竹-伊志嶺
【責任投手】
(勝)杉内22試合15勝5敗
(敗)長谷部8試合3勝4敗
【本塁打】
(ソ)小久保14号ソロ(2回、長谷部)、松田16号2ラン(5回、長谷部)


今回の試合は投打で楽天を圧倒し、小久保が2試合連続ホームランで先制すれば、中盤の4回に相手のミスを突いて3点を奪い、5回には松田の16号2ランで楽天先発・長谷部をKO。8回と9回は楽天中継ぎ陣を攻め立てて6点を奪い勝負あり。13-1で楽天に圧勝、2連勝でこのカードの勝ち越しを決めました。気がつけば同日昼に行われた「興南VS東海大相模」のスコアと全く同じですね。
先発の杉内投手は、8回まで打者30人に対して120球を投じ、被安打5・9奪三振・2四死球・1失点の内容で今季15勝目。これで14勝の和田投手を抜いて最多勝争いで単独トップに躍り出ました!鬼門といわれていた仙台でようやく白星奪取、2006年以来実に4年ぶりの勝利を挙げました。3回に同点とされたときはまたも勝てないのかと思われましたが、中盤以降に味方の援護もあれば、杉内は6回に3者連続三振を奪って反撃を許さず。苦手克服でタイトル獲得に前進した杉内投手、残り試合で何勝出来るのか?
打線のほうは14安打で13得点。先制アーチを放った小久保は4打数1安打。この2日間で2本塁打・5打点と好調で、通算400本塁打まであと2本と迫りました。主将の一振りでチームも奮起し、本多・松田・ペタジーニ・江川の4選手が2安打をマーク。ペタジーニは4回に勝ち越しの2点タイムリーヒット、江川は2打席連続タイムリーで3打点を叩き出しました。2軍で7月度月間MVPを受賞し、1軍でも存在感をアピールし続けている江川選手、今後もスタメンで起用される機会が増えそうです。
21日はホークスが勝利し、首位・西武が日本ハムに敗れたため、ゲーム差が1.5差に縮まりました。木曜日には3.5差に離され、自力Vが消滅したホークスですが、首位返り咲きも見えてきたのか?日曜日の第3戦は、ソフトバンクが小椋真介、楽天は田中将大が予告先発。マー君が相手かあ。おそらく厳しい試合になるんじゃないかな?小椋が踏ん張って打線がマー君から点を取れれば、勝つ可能性はあるけど…。



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第92回全国高校野球選手権決勝戦  興南高校13得点の大勝で春秋連覇達成!

2010年08月22日 | Sports

8月7日に開幕した第92回全国高等学校野球選手権大会は、21日に決勝戦が行われました。今年の決勝のカードは、興南高校(沖縄)VS東海大相模(神奈川)という組み合わせ。相模は40年ぶり2度目の優勝、対する興南は夏の甲子園で沖縄勢初優勝&春夏連覇の偉業がかかっています。興南の島袋洋奨と相模の一二三慎太による高校№1右腕VS左腕の投げあいに注目が集まった大一番は、まさかの大炎上が起きてしまいました。


興南の先発・島袋は初回、相模の先頭打者・渡辺勝にヒットを許した後、四球の走者を出して1死1,2塁とされるも、4番・大城卓三を2塁ゴロ併殺打に打ち取り無失点スタート。2回以降もランナーを出し続け、3回には死球とヒットで1死1,2塁と再びピンチを背負うもこの回も無失点。
対する相模先発・一二三のほうは、初回は島袋と同じくヒットと四球で1死1,2塁を背負うもピンチを凌ぎ、2回は3者凡退、3回は2死2塁のピンチを断ち切り0点。序盤3イニングは島袋と一二三の投げ合いで両チーム無得点。
4回、島袋が相模打線をようやく3者凡退に抑えると、その裏の興南の攻撃では、1死2,3塁で伊礼伸也がセンター前に弾き返すタイムリーヒットで1点を先制。続く島袋がスクイズを試みるも失敗、相模捕手・大城が3塁に送球するも悪送球となり、3塁走者・山川大輔が生還して2点目。このプレーで興南打線が火を噴き始め、2死3塁で大城滉二のレフト前タイムリーで3点目。2死1,3塁で慶田城開のタイムリー3塁打で2点追加。さらに我如古盛次の内野安打、真栄平大輝はタイムリー3塁打が飛び出して5連打。この回打者一巡の猛攻で一二三から一挙7得点。
5回以降も興南の勢いは止まらず。5回には伊礼の2塁打が飛び出すと、2死3塁で大城のタイムリー内野安打でまた1点追加。6回は連打で無死1,2塁の場面で我如古が一二三の初球を捕らえ、左中間スタンドに飛び込む3ラン本塁打で突き放すと、2死2塁で伊礼のタイムリー3塁打で12点目。続く島袋にもタイムリーが生まれて13点目。6回終了時点で13-0と興南が圧倒します。
島袋の前に無得点に抑えられ続けていた東海大相模は7回、2死2塁で伊地知輝がレフト前に弾き返すタイムリーヒットでようやく島袋から1点を返しましたが、反撃はこの1点のみ。島袋は8回にも相模の反撃を退けると、9回は相模打線を3者凡退。最後の打者・宮崎大将を空振り三振に仕留めて試合終了。興南高校が13得点の猛攻&島袋の完投で東海大相模を下して初優勝を飾りました!


第92回全国高校野球選手権大会
決勝 2010/08/21(土) 東海大相模(神奈川)-興南(沖縄)
相模 000 000 100  1
興南 000 715 00X  13
(東)一二三、江川-大城卓
(興)島袋-山川
【本塁打】
(興)我如古1号3ラン(6回、一二三)



戦前の予想では、島袋投手と一二三投手の投手戦になるだろうと思われましたが、4回に興南打線が一二三投手から7本のヒットを放って7得点、6回には我如古選手が優勝を決定付ける3ラン本塁打が飛び出し、13得点を奪う大勝劇。投げてはエースの島袋投手が9回まで9安打1失点という内容。投打が噛み合った興南高校が第92回の夏の甲子園を制して初優勝を飾り、春の選抜大会に続く全国制覇で史上6校目の「春夏連覇」を達成しました!
島袋投手は6試合全て先発して53個の三振を奪い、我如古選手は決勝で3安打4打点の大活躍を見せて優勝に大きく貢献しました。優勝が決まった瞬間は甲子園球場全体が沸き上がり、興南のホームと化してしまいました。沖縄県勢の夏の甲子園制覇はもちろん史上初です。ここ数年は沖縄勢の活躍が目立ち、2008年の選抜で沖縄尚学が優勝し、今年は興南が春夏連覇を果たしました。真紅の大優勝旗が沖縄に渡ることで、これからの高校野球は沖縄の時代になるかもしれません。
敗れた東海大相模は、一二三投手が6回まで16安打13失点の大炎上でKO。19日の準々決勝から3日連続の登板するという酷使ぶりが大きく影響しました。攻撃陣3回までランナーを出しながらもあと1本が出ず、7回にようやく島袋投手から1点を奪い返すも時すでに遅しでした。ここまで勝ち進んだのに、決勝戦でのボロ負けは最悪だし酷すぎです。
決勝戦の投球内容からして、島袋投手の評価が急上昇し、ドラフトでも複数の球団が獲得に乗り出しそう。逆に滅多打ちされた一二三はガタ落ちになりそうな予感。大学か社会人に進むこともあったりして…。自分は関東在住なので東海大相模を応援していたのですが、失点を重ね続けたところで見るのをやめて競馬中継に変更しました。関東勢に久々の優勝のチャンスがあっただけに残念です。それにしても関東の高校は沖縄に弱いのはなぜなんでしょうか…。来年こそは関東のチームが優勝旗を取り戻してくれることを期待しています。



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