日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス14得点の猛攻で大勝!ロッテに連勝で4カード連続勝ち越し決定。

2010年08月01日 | HAWKS

金曜日から千葉マリンスタジアムで行われている千葉ロッテマリーンズVS福岡ソフトバンクホークス戦、30日は山田投手が5回を投げ切りプロ2勝目、打線が苦しみながらも成瀬から2点を奪い、完封リレーでホークスが初戦を制しました。7月最終日である31日は、ソフトバンク・杉内俊哉、ロッテ・吉見祐治が先発。杉内の13勝目がかかったこの一戦、ホークス打線が6月29日の19得点を再現するかのような猛攻を見せました。


31日のスタメン
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(指)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(左)松田宣浩
7(三)森本学
8(中)長谷川勇也
9(捕)田上秀則
この日はポジションに変更があり、オーティズがDH、松田が6番レフトに入り、森本が7番サードで先発出場。ここだけの話、松田のレフトってどうなの?上手いの?拙いの?


初回両チーム無得点で迎えた2回、ホークスは先頭の小久保がロッテ先発・吉見のチェンジアップを叩きつけてボテボテの3塁ゴロ。しかし、ロッテ3塁手・細谷がボールを弾くと、1塁への送球が逸れてしまう。小久保は2塁まで進みます。多村と松田が倒れて2死となった後、森本が2球目のストレートをレフト前に運び、2塁から小久保生還。森本のタイムリーヒットでホークスが1点を先制します。
3回、先頭の川崎が左中間へのヒットを放つと、俊足を生かして2塁打に。本多の犠打、オーティズ四球で1死1,3塁の場面で、小久保がレフト前タイムリーで2点目を奪い、続く多村もレフト前タイムリーで1点追加。なおも1死2,3塁で松田がカーブを上手く合わせて左中間への2点タイムリーヒットで5点目。3連続タイムリーでロッテ先発・吉見をKOします。ホークス打線の勢いはまだまだ続き、2死1,2塁で田上がロッテ2番手・大谷の高めの球を振りぬき、レフトフェンス直撃の2塁打で6点目。川崎はレフト線を破る2点タイムリー2塁打、そして本多がライト前タイムリーで9点目。この回は6本のタイムリーで一挙8得点!9-0とロッテを大きくリードします。
ホークス先発の杉内は、初回に2死1,2塁とピンチを背負いましたが、大松を2塁ゴロに打ち取り無失点。2回は2者連続三振、4回は2死1,3塁とされるも後続をしっかり抑えてロッテの反撃を許さず。
5回、ホークスは1死から本多とオーティズの連打で1,3塁とまたもチャンスを迎え、小久保がロッテ3番手・松本のチェンジアップをセンター前に弾き返してまた1点追加して10点目。なおも1死2,3塁で多村がライトへの大きな犠牲フライでオーティズが生還し、2死3塁で松田がバットを折りながらも全力疾走でタイムリー内野安打で12点目。この回3得点で12-0とロッテを突き放す。その裏、ここまで無失点の杉内が2死2塁の場面で井口を三振に仕留めますが、振り逃げ狙いの井口を刺そうとした田上が1塁へ悪送球。ランナーが生還して1点返された。
11点差と大量リードの6回、ホークスは川崎のヒットと本多の死球で2死1,2塁となり、小久保の代打・柴原のファーストゴロをロッテ4番手・根本がベースを踏み忘れて柴原セーフ。さらにバックホームが逸れて川崎ホームイン。ミス続出で13点目。さらに多村の代打・城所のレフト前タイムリーで14点目が入ります。
7回、味方打線の大量得点で気持ちも楽になっているだろう杉内は、ロッテの先頭・里崎にチェンジアップを狙われ、ライトポール際への打球はそのままスタンドイン。里崎に一発を浴びてしまったものの、後続をしっかり抑えて3アウト。杉内は7回を投げ終えたところでマウンドを降りました。
12点差の9回、ホークス3番手の水田が先頭打者の里崎にヒットを許し、その後も連打を浴びて無死満塁のピンチを背負う。今江の投手ゴロを自らファンブルし、1塁に投げられず1点を返される。なおも満塁のピンチが続き、犠牲フライと内野ゴロの間に2点返されるも2死まで追い込み、最後は大松を1塁ゴロに打ち取り試合終了。最後はロッテの猛反撃に遭いながらも振り切り、14-5でソフトバンクが快勝。ロッテに連勝して3連戦勝ち越しを決めました。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/07/31(土)
ロッテ-ソフトバンク 16回戦 
(ソフトバンク10勝6敗、千葉、18:00、29765人)
H 018 032 000  14
M 000 010 103   5
【投手】
(ソ)杉内、金沢、水田-田上、高谷
(ロ)吉見、大谷、松本、根本、古谷、伊藤-里崎
【責任投手】
(勝)杉内19試合13勝4敗
(敗)吉見12試合3勝5敗
【本塁打】
(ロ)里崎10号ソロ(7回、杉内)


ホークス打線が17安打で14得点とロッテ投手陣を叩きのめせば、杉内が7回2失点の力投で見事に快勝。3回の打者一巡&6本のタイムリーで8点を奪った時点で勝負あったなと思います。ただ残念だったのは、9回に水田が3連打を浴びて無死満塁のピンチを背負い、それから3失点を喫してしまったのはいただけません。一時は13点差あったリードが最終的には9点差まで詰め寄られました。大量得点&「SBM48」を休ませるという理想通りの勝ち方ができたんだけど、水田がしっかり無失点で締めて欲しかったです。これでホークスは2連勝、ロッテとの3連戦勝ち越しを決め、同一カード3連勝に王手をかけました。
この日の先発・杉内は、7回まで106球投じて被安打4・9奪三振・2四死球・2失点・自責点1という内容でリーグトップタイの今季13勝目をマーク。ロッテ戦は今季4戦全勝、そのうちの3勝が・千葉マリンで挙げています。通算でも17勝3敗と「ロッテキラー」ぶりを大いに発揮。杉内がロッテ戦で負けるなんて考えられないかも…。
打線のほうは全体で17安打。ホームランなしで14得点を奪えたのは、打線が結構繋がりをみせたという事でしょう。長谷川にヒットが出れば先発全員安打でした。川崎は6打数4安打2打点の固め打ち。第2打席でのレフトへの2塁打は3回の猛攻のきっかけを作り、3打席目には2点タイムリー2塁打を放ちました。他にも松田が2安打3打点、多村はレフト前タイムリーと犠牲フライで2打点、小久保も2安打2打点の活躍を見せました。
31日はソフトバンクがロッテに連勝して首位を死守。2位・西武が日本ハムに敗れたため、ゲーム差が2に拡がりました。そして3位・ロッテとは3.5差。ホークスの7月の成績は14勝8敗と勝ち越し。14日~28日までの9連勝が非常に大きく、その勢いでパリーグ首位に浮上しました。8月最初となる1日のロッテ戦の予告先発は、ソフトバンクがロッテ戦2勝の小椋真介、ロッテは香月良仁となっています。マーフィーじゃなくてよかった。日曜日もホークス打線が小椋を援護できるかどうか…。ロッテに3タテしてほしいし、オーティズのホームランがそろそろ見たいぞ。



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