日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

チームの危機を森福がまた救った!真夏の天王山はホークスが勝ち越し!

2010年08月30日 | HAWKS

土曜日は杉内が初回に5失点を喫するというまさかの大乱調、反撃も及ばず敗れてしまった福岡ソフトバンクホークス。エースで試合を落としたのは相当痛いとしかいえません。1勝1敗の五分、同率首位で迎えたソフトバンクVSロッテの首位攻防第3戦は、ソフトバンクが大隣憲司、ロッテは外国人のヘイデン・ペンが先発しました。


29日のスタメン
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(三)松田宣浩
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(指)ペタジーニ
7(中)長谷川勇也
8(左)柴原洋
9(捕)山崎勝己
 (投)大隣憲司
前日にスタメン復帰した松田が、この日は3番サードで先発出場。柴原が8番レフト、木曜日に1軍に戻ってきた山崎が3試合ぶりにスタメンマスクをかぶりました。


3勝目を目指す大隣は初回、先頭の西岡を四球で歩かせ、2死2塁でキム・テギュンに初球を弾き返され、右中間を破られるタイムリー2塁打で先制点を許してしまいます。2回は今江と竹原の2人を三振を奪い、3回には的場と清田から三振を奪い復調傾向に。だが4回に先頭の井口に2塁打を打たれると、テギュンを四球で歩かせて無死1,2塁と追加点ピンチを背負います。この場面で大隣は福浦をレフトフライ、今江を遊撃ゴロに打ち取り2アウト。一発が恐い大松を3塁フライに打ち取りピンチ脱出。この回を0点で切り抜けました。
ホークス打線は3回までペンの前に無安打に抑えられましたが、4回に先頭の本多が左中間を破る3塁打で同点のチャンスを迎え、松田が遊撃への内野安打で無死1,3塁となり、小久保が直球に詰まらされながらもセンター前に運ぶタイムリーで同点に追いつきます。なおも無死1,3塁で多村が3塁ベース直撃のタイムリー内野安打で逆転!この回4連打で2点を奪い、2-1と試合をひっくり返しました!
5回、大隣が3者凡退に抑えると、その裏に2死から川崎と本多がヒットを放ち、松田四球で満塁と絶好のチャンスでしたが、小久保がレフトフライに倒れて追加点奪えず。
1点リードで迎えた6回、大隣は先頭の清田に2塁打を打たれてしまいます。ここで大隣は降板、2番手に森福がマウンドに上がります。最初の相手である井口にライト前ヒットを打たれて無死1,3塁と同点のピンチを背負った森福は、テギュンを高めの直球で三振に仕留めると、福浦にはファウルで粘られた後スライダーで空振り三振。そして今江を2塁ゴロに打ち取り3アウト。同点のピンチを凌ぐ見事なリリーフを見せました!
試合はこの後、7回に摂津、8回にファルケンボーグがともにロッテ打線を3者凡退に抑え、9回は馬原が先頭打者にヒットを許し、2死3塁と同点のピンチを背負うも、大松を1塁ゴロに打ち取りゲームセット!ホークスが2-1の接戦を制して逆転勝利!


パシフィック・リーグ公式戦 2010/08/29(日)
ソフトバンク-ロッテ 20回戦
(ソフトバンク13勝7敗、ヤフードーム、13:01、31550人)
M 100 000 000   1
H 000 200 00X   2
【投手】
(ロ)ペン、薮田、古谷-的場
(ソ)大隣、森福、摂津、ファルケンボーグ、馬原-山崎
【責任投手】
(勝)大隣16試合3勝8敗
(S)馬原45試合4勝28S
(敗)ペン4試合1勝2敗



福岡ソフトバンクホークスが苦しみながらも1点差で勝利!ロッテとの首位攻防戦を2勝1敗の勝ち越しを決めて再び単独首位に躍り出ました!これでホークスは対ロッテ戦の勝ち越しが決定。2006年以来4年ぶりだそうです。
この日の先発の大隣は、6回途中まで83球投げて被安打3・6奪三振・2四死球・1失点という内容で今季3勝目。初回に先制点を許した後、2回以降はロッテに追加点を許さず。4回は無死1,2塁のピンチを0点で凌ぎました。今回のようなピッチングが以前から出来ていれば、もっと勝ち星を挙げられていたんですがねえ。6回に2番手で登板した森福投手は、無死1,3塁から連続三振&内野ゴロで無失点に抑え、ロッテに傾いた流れを断ち切る好リリーフ。またしてもチームの危機を救った森福投手、この3連戦での貢献度は一番高いんじゃないかと思います。
打線のほうは全体で10安打と2ケタに到達したんですが、得点は4回に挙げた2点のみ。10安打のうち5本が内野安打で、多村の決勝タイムリーは3塁の内野安打でした。多村はこの試合で2安打のマルチヒット、3日間で2本塁打7打点の活躍をみせました。
この日はソフトバンクが勝利して単独首位、西武が楽天にサヨナラ勝ちで2位浮上、ロッテが3位に転落。2位・西武とは0.5差、ロッテとは1ゲーム差となりました。ホークスはこの後、8月31日から札幌ドームで北海道日本ハムファイターズと3連戦、9月3日からスカイマークスタジアムでオリックスとの3連戦が組まれています。夏休みが終わり、今年もまた「ホークス魔の9月」を迎えようとしています。7年ぶりのリーグ制覇を目指すためにも9月での失速は避けたいところです。最後はみんなで喜びを分かち合えるときが来るのを信じて…。


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サマーシリーズ2010もいよいよ大詰め!

2010年08月30日 | 競馬

夏休み最後の日曜日となった8月29日は、札幌競馬場ではサマースプリントシリーズ第4戦・キーンランドカップ、新潟ではサマー2000シリーズの最終戦・新潟記念が行われました。大詰めを迎えた「サマーシリーズ2010」、夏の王者に輝くのは果たして?


札幌のメイン競走・第5回キーンランドカップ(GⅢ)は、2009年の最優秀短距離馬の②ローレルゲレイロが参戦。約半年ぶりとなる国内復帰戦を白星で飾れたのでしょうか?ゲレイロの他にも、前回覇者でGI2着2回の①ビービーガルダン、函館スプリントステークスの覇者・⑩ワンカラット、2連勝中で重賞初挑戦の⑫トウカイミステリー、アイビスサマーダッシュ2着の⑤ジェイケイセラヴィなどが出走しました。
注目のスタートで、⑨ピサノパテックがスタートと同時に後ろに下げ、ローレルゲレイロもタイミングが悪かった。先行争いでは⑪サープラスシンガーと⑫ポートジェネラル(地方)の6枠2頭が積極的に飛ばし、サープラスが先頭に立つ。⑧ウエスタンビーナスが3番手、ガルダンは5番手。その後ろの6番手にワンカラット、先行争いに加われなかったゲレイロは9番手追走。トウカイミステリー10番手、⑥モルトグランデ14番手、唯一の3歳馬・⑯トシギャングスター最後方で4コーナーへ。
残り400mを切り、外に持ち出していたワンカラットが前を行く6枠2頭に並びかけ、直線に入ったところで先頭に躍り出る。ビービーガルダンとローレルゲレイロは馬群の中にいて抜け出せない。残り200mで内からジェイケイセラヴィ、外から③ベストロケーションが追い上げるが、ワンカラットが最後まで粘って1着でゴール!直線での叩き合いを制して重賞2連勝!
短距離界にニューヒロイン誕生か!?4歳牝馬のワンカラットがまたしても重賞制覇を成し遂げました。残り600mで追い上げると、直線で先頭に立ち、一度はジェイケイセラヴィに並ばれましたが、ゴール前での二の脚で振り切りました。ワンカラットはこれで重賞3勝目、この夏は連勝と絶好調、サマースプリントシリーズでは20ポイントで総合首位に立っています。スプリンターズステークスでは有力候補に挙げられるかもしれません。
1番人気に支持されたビービーガルダンは4着、ローレルゲレイロは8着という結果に終わりました。両馬とも内枠に入ってしまったからなあ。ゲレイロの場合は休み明けもあるけど、スタートで後手を踏んで先行争いに加われず、最後の直線では馬群に消えてました。今年限りでの引退が決まっており、残り2戦までに一花を咲かせるのか?


新潟競馬場のメイン、第46回農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)には17頭が集結。七夕賞を制した⑰ドモナラズをはじめ、③メイショウベルーガ、④スマートギア、⑤サンライズベガ、⑥トウショウシロッコ、⑨バトルバニヤン、⑯アルコセニョーラ、①テイエムプリキュア、⑫アドマイヤオーラ、⑧ナリタクリスタルなどが参戦してきました。このレースの勝者がサマー2000シリーズの総合優勝が決まるという重要な一戦は、ゴール前で大混戦となりました。
ややばらついた感のスタートで、スマートギアと⑭マルカシェンクが立ち遅れ、テイエムプリキュアが⑩イケドラゴンとの先行争いを制して先頭に立つ。ナリタクリスタルとサンライズベガが3番手で並走、5番手圏内にバトルバニヤンと⑦スリーオリオンと⑮ダイワジャンヌ。中団の9,10番手の位置にトウショウシロッコとメイショウベルーガがいて、後方ではスマートギアとセニョーラが15番手のところで並走し、ドモナラズとアドマイヤオーラが最後方から追走する形で外回り3コーナーへ。
残り1000mのところで縦長となり、プリキュアとイケドラゴンの激しい先頭争いが続き、ベルーガが後方まで下がる。4コーナーから新潟の長い直線に入ってから17頭が横に広がり、残り400mの地点でイケドラゴンが先頭。残り200でナリタクリスタル、サンライズベガとスリーオリオンの3頭が競り合い、さらにはトウショウシロッコもやってきた。ゴール前で大外からメイショウベルーガ、スマートギアが真ん中から襲い掛かるも届かず。最後は混戦の中からナリタクリスタルが僅かに抜けて1着でゴール。2着争いはトウショウシロッコ、サンライズベガが3着に入りました。
ハンデ戦らしい激戦となった新潟記念はナリタクリスタルが制し、5度目の挑戦で重賞初勝利。新潟記念に勝利したことで、サマー2000シリーズの年間王者に輝きました。1番人気だったスマートギアは6着、2番人気のメイショウベルーガは4着。七夕賞を勝ったドモナラズは11着に終わり、シリーズチャンピオンならず。


夏競馬最終日となる来週は、新潟で「新潟2歳ステークス」、小倉では「小倉2歳ステークス」が行われます。新潟2歳Sでは、デビュー2連勝中のエーシンブラン、ディープインパクト産駒のサイレントソニックとレッドセインツ、アグネスタキオン産駒のリーサムポイントなどが出走予定。ディープ産駒に重賞ウィナー第1号が現れるか?小倉2歳Sには、2連勝中のシゲルキョクチョウ、デビュー戦でレコードタイムを叩き出したブラウンワイルド、6馬身差の圧勝劇を見せたドレッドノートが登録しています。この中から今後の2歳戦線あるいは来年のクラシックで活躍する馬が出てくるかもしれません。



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