競馬ファンの皆様、あけましておめでとうございます。2012年の中央競馬が５日に開幕しました。今年も競馬界が熱く盛り上がるといいですねえ。さて、５日の開幕戦は、中山競馬場と京都競馬場で「金杯」が行われました。今年最初の重賞ウィナーになったのは一体どの馬か？そして、2012年最初のWIN５は波乱続出で、億馬券誕生か！？
中山のメイン競走・第61回日刊スポーツ賞中山金杯（GⅢ・芝2000ｍ）は16頭立てで争われ、目下５連勝中の⑤アドマイヤコスモス、⑫フェデラリスト、⑬エクスペディションといった上がり馬達、昨年の勝ち馬⑥コスモファントム、２年前の優勝馬⑭アクシオン、⑦ネヴァブションなどの実績馬達が参戦してきました。
揃ったスタートで始まったこのレース、スタンド前での先行争いで、⑧エーシンジーラインが先手を取り、⑨デストラメンテ２番手、３番手にコスモファントムと⑩イケドラゴンが並走し、アドマイヤコスモスとフェデラリスト、⑪ダイワファルコンといった上位人気馬達はは５番手集団のところでゴール板を通過しました。
１,２コーナーから向正面に入り、ジーライン先頭、デストラメンテ２番手、イケドラゴンが３番手に上がり、コスモファントムその後ろの４番手。１番人気のアドマイヤコスモスは５番手から。ダイワファルコンと④ネオヴァンドームが６番手で並び、８番手②トップゾーン。フェデラリストは中団の９番手に下げ、ネヴァブション、アクシオンの９歳馬コンビの後ろにエクスペディション12番手。後方では、③エオリアンハープ14番手、15番手に⑮ネオサクセス、10歳馬の①ダンスインザモアがポツンと最後方。
３コーナーから残り600ｍを切り、デストラメンテと行けドラゴンの５枠２頭が先頭のエーシンジーラインに並びかけ、中団ではアドマイヤコスモスが後退し、後方までズルズルと下がって行く。これは故障か？４コーナーから最後の直線に入り、エーシンジーラインが最内で逃げ粘るが、外からダイワファルコンとフェデラリストの６枠２頭が襲いかかり、ゴール前まで競り合うが、最後はフェデラリストが抜け出してゴールイン！
ダイワファルコンとフェデラリストによる６枠同士の叩き合いとなったこのレース、フェデラリストがクビ差で勝利し、2012年最初の重賞ウィナーとなりました。昇級戦でいきなり重賞勝利を飾り、自身も３連勝。通算成績７戦４勝のうち、中山コースで３戦３勝と相性良いですね。
１番人気に支持されたアドマイヤコスモスは、３コーナーで突然後退し、最下位の16着。レース後に右第３中手骨複骨折を発症していた事がわかりました。ズルズル下がる姿を見て、「あっ、これは異変が起きたな」と思いました。連勝続きでますます波に乗るだろうと思われた矢先での大怪我。完治してレースに復帰するまで半年以上かかるのかな…。
京都メイン・第50回スポーツニッポン賞京都金杯（GⅢ・芝1600ｍ）には、⑩サダムパテック、⑨ショウリュウムーン、⑮シルポート、⑦ダノンシャークなどが参戦してきました。
シルポートがいつものように鼻を奪い、⑥オースミスパークが２番手、⑪タマモナイスプレイ、⑧ブリッツェン、④マイネラクリマが５番手。６番手に⑭ガンダーラ、中団の７番手にショウリュウムーン、８番手集団に⑫ビッグウィーク、⑬ライブコンサートなどがいて、⑤アスカクリチャン12番手。人気のサダムパテックは13番手追走、14番手にダノンシャーク、その後に①オセアニアボス、③マヤノライジンが最後方。
外回り３コーナーを回り、先頭のシルポートは前半800ｍを45秒で通過。ナイスプレイが２番手に浮上し、ブリッツェンが４番手に進出。ラクリマ５番手、ショウリュウ中団、パテックとシャークはまだ後方待機。
最後の直線に入り、ブリッツェンとガンダーラが前に出るが、真ん中からマイネルラクリマと⑯アスカトップレディが追い上げる。大外に持ち出したサダムパテックは伸びが無さそう。さらに大外のダノンシャークが一気に襲いかかるが、届くのかわからない。残り100ｍでマイネルラクリマが抜け出し、ダノンシャークが追い込んでくるも届かない。マイネルラクリマがそのまま先頭でゴール。ダノンシャークが２着に入りました。
京都金杯は単勝３番人気の関東馬・マイネルラクリマが、２着のダノンシャークに１馬身１/４の差をつけて快勝。前走、前々走と３着が続いておりましたが、昨年５月以来の勝利を挙げ、善戦マンを返上しました。ラクリマに騎乗した松岡騎手は、開幕早々重賞Vを飾りましたが、次の最終レースで落馬負傷し、左足関節内果骨折と診断されました。歓喜から一転して地獄へ落ちてしまった。ついてないなあ。ちなみに松岡騎手は、８月に左腓骨、11月に右鎖骨、今回は左足を骨折。５か月弱で３度も骨折…。なんてこったい。
１番人気のサダムパテックは、伸び脚を欠き５着。皐月賞以降勝ちきれないレースが続きますね。
さて、2012年一発目のWIN５、いきなり高配当が飛び出したか？
対象レースその１ 京都９R・初夢ステークス 単勝２番人気の⑯シルクシュナイダーが勝利。１番人気⑫クリュギストはクビ差の２着。
対象レースその２ 中山10R・初日の出ステークス ８番人気⑥コンフォーコが差し切り勝ち。１番人気の⑤デイトユアドリームは３着。
対象レースその３ 京都10R・万葉ステークス 3000ｍの長丁場を制したのは、９番人気の⑫ゴールデンハインドが逃げ切り勝ち。１番人気のピエナファンタストは７着。なお、このレースで⑤キタサンアミーゴがスタート直後に落馬競走中止。
対象レースその４ 中山11R・中山金杯 フェデラリストは単勝２番人気。
対象レースその５ 京都11R・京都金杯 マイネルラクリマは３番人気でした。
WIN５の結果は「⑯‐⑥‐⑫‐⑫‐③」の組み合わせ。払戻金は2447万2220円。的中数は23票でした。１番人気が全敗で、中山10Rと京都10Rで伏兵が勝った事で高配当となりました。新年１発目からいい配当が出て、当たった方はビッグなお年玉を手に入れた気分になったんじゃないかと思います。
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