日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

澤穂希がFIFA女子バロンドール賞を受賞!男女通じてアジア人初の快挙!

2012年01月11日 | soccer

2011年の年間最優秀選手を決める「FIFAバロンドール」の授賞式が、日本時間の10日未明、スイス・チューリッヒで行われました。「女子バロンドール」の最終候補に挙がっていた「なでしこジャパン」のキャプテン・澤穂希選手が、女子世界最優秀選手を受賞しました。アジア人選手がバロンドールを受賞したのは、男女を通じて初めての快挙となります。


澤選手は各国代表のキャプテン及び監督、記者による投票で、294人中117人が「1位」に選び、28.51%の得票率を獲得。5年連続で最優秀選手に選出されていたブラジル代表の司令塔・マルタ選手、アメリカ代表のエースストライカー・ワンバック選手を抑えての受賞でした。和服姿で受賞式に出席した澤選手は、受賞スピーチで。「このような素晴らしい賞をいただけたのも、女子サッカーに携わってきたすべての人のおかげだと思います」と日本語で語り、途中で涙を浮かべる場面もありました。

また、女子チーム監督部門にノミネートされた佐々木則夫監督が、45.57%の票を獲得して「最優秀監督」に選ばれました。スピーチでは「なでしこジャパンを支えてくれたすべての皆さんに感謝します」と語っていました。しかし、お得意のオヤジギャグは不発におわりました。
さらに、日本サッカー協会がFIFAフェアプレー賞を受賞。東日本大震災に直面しながらもサッカーで連帯と希望を示した事、女子W杯でのなでしこJAPANの優勝、12月のクラブワールドカップを予定通り開催した事が大きく評価されました。小倉純二会長もフェアプレー賞を受賞に大感激されていました。

一方、男子部門はバルセロナのエースであるリオネル・メッシ選手が3年連続でバロンドール賞に選ばれました。3年連続受賞は「将軍」と呼ばれていたミシェル・プラティニさん以来史上2人目です。男子最優秀監督賞はバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督が選ばれ、リーガ・エスパニョーラで3連覇、UEFAチャンピオンズリーグとクラブW杯を優勝に導いた事が評価されての受賞となりました。

澤選手が女子最優秀選手、佐々木監督が最優秀監督賞、サッカー協会がフェアプレー賞と3部門を受賞し、日本サッカー界にとって歴史的な一夜となりました。今まではかなり遠い存在だったバロンドールを日本人が取れるなんて!これで澤選手は、女子W杯の得点女王&MVP、バロンドール受賞と個人タイトルを3つも獲得。バロンドールは予想通りとはいえ凄いです!15歳で代表デビュー、それから18年間も積み重ねてきた努力がようやく実を結びました。
「バロンドールを獲った選手は、翌年活躍できない」というジンクスがあり、男子バロンドールのメッシ選手も南アフリカW杯で活躍できませんでした。澤選手にその呪いが来ないで欲しい。そのためにはロンドン五輪で大暴れしてくれることを期待します。
佐々木監督は女子代表監督に就任してからは、東アジア選手権で2連覇、女子W杯優勝、ロンドン五輪アジア予選を無敗で通過。佐々木監督が引き受けなかったら、なでしこの躍進は無かったと思います。この夏の五輪でもなでしこJAPANを金メダルに導いて欲しいですね。



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