今月20日から韓国で開催される「東アジアカップ2013」の日本代表メンバーが、15日に発表されました。今大会は本田圭佑、香川真司、長友佑都といった海外組、遠藤保仁、前田遼一などの主力選手を招集せず、Jリーグの若手選手中心で臨むことになっていますが、どのような選手が選ばれたのでしょうか。
今回の選出メンバーはこちら
▽GK
林卓人(仙台) 西川周作(広島)
権田修一(F東京)
▽DF
駒野友一(磐田) 栗原勇蔵(横浜FM)
千葉和彦(広島) 森脇良太(浦和)
槙野智章(浦和) 森重真人(F東京)
鈴木大輔(柏)
▽MF
青山敏弘(広島) 高萩洋次郎(広島)
高橋秀人(F東京) 山口螢(C大阪)
扇原貴宏(C大阪) 柴崎岳(鹿島)
▽FW
豊田陽平(鳥栖) 山田大記(磐田)
柿谷曜一朗(C大阪) 齋藤学(横浜FM)
工藤壮人(柏) 大迫勇也(鹿島)
原口元気(浦和)
代表23選手中、サンフレッチェ広島から4人が選ばれ、セレッソ大阪と浦和レッズ、FC東京から3選手選ばれました。柿谷選手、豊田選手、山口選手など10人がA代表初選出。柴崎選手と大迫選手の鹿島の若手コンビは揃って代表復帰。大迫選手に至っては、2010年以来約3年ぶりのフル代表入りとなります。
ザックJAPANは先月ブラジルで行われた「FIFAコンフェデレーションズカップ」で、グループステージで3戦全敗を喫し、世界の壁の厚さを痛感させられました。今年に入ってからはザッケローニ監督が就任した頃のような強さが失われ、ここ7試合では1勝5敗1分けと負け込んでおります。また、セットプレーでの失点が相次いだり、コンフェデで3試合9失点と守備面に大きな課題が生まれています。この危機的状況を打破するために、今回は思い切って国内の若手選手を大量招集してきました。
新戦力の中で注目したいのが、柿谷選手と豊田選手のFW2人。柿谷選手は2012年に11得点、今季はここまで10得点とチームのエースストライカーとして成長。ザッケローニ監督によると「トップ下で使ってみたい」とのことです。豊田選手は2008年の北京五輪代表に選出されたものの、フル代表はまったくの無縁でしたが、今回ついに代表入り。昨年は19得点、今季はリーグ2位タイの11得点を挙げています。身長185cmと高さもあるので、ヘディングでのゴールが見てみたいものです。
弱点とされるDF陣は、右サイドバックは駒野選手、左サイドバックは槙野選手が有力とされています。センターバックの方は栗原選手+鈴木or森重のどちらがとなるでしょう。駒野選手は監督の指名によりキャプテンに就任。若手や代表キャップゼロの選手に任せたら怖いから、経験豊富なベテランを選んだのでしょう。駒野選手のリーダーシップでチームが一丸になれることを信じたいものです。
東アジアカップの日程は、男子は7月21日に中国戦、24日はオーストラリア戦、28日は開催国・韓国と戦います。男子代表は前身の「東アジア選手権」を含めて優勝したことがありません。特に今回は豪州も加わり、より厳しい戦いを強いられる可能性もあります。この大会で優勝するためにも、初戦の中国戦で勝ち点3を挙げるしかありません。
一方の女子は、20日に中国戦、25日に北朝鮮戦、27日の最終戦では韓国と戦います。大会3連覇中を狙うなでしこジャパンは、澤穂希選手がケガでメンバーから外れましたが、宮間あや選手、大儀見優季選手、川澄奈穂美選手などの主力が順当に選出。W杯女王の貫禄を見せつけて3連覇に期待したいものです。男女アベック優勝を目指して頑張れニッポン!
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今回の選出メンバーはこちら
▽GK
林卓人(仙台) 西川周作(広島)
権田修一(F東京)
▽DF
駒野友一(磐田) 栗原勇蔵(横浜FM)
千葉和彦(広島) 森脇良太(浦和)
槙野智章(浦和) 森重真人(F東京)
鈴木大輔(柏)
▽MF
青山敏弘(広島) 高萩洋次郎(広島)
高橋秀人(F東京) 山口螢(C大阪)
扇原貴宏(C大阪) 柴崎岳(鹿島)
▽FW
豊田陽平(鳥栖) 山田大記(磐田)
柿谷曜一朗(C大阪) 齋藤学(横浜FM)
工藤壮人(柏) 大迫勇也(鹿島)
原口元気(浦和)
代表23選手中、サンフレッチェ広島から4人が選ばれ、セレッソ大阪と浦和レッズ、FC東京から3選手選ばれました。柿谷選手、豊田選手、山口選手など10人がA代表初選出。柴崎選手と大迫選手の鹿島の若手コンビは揃って代表復帰。大迫選手に至っては、2010年以来約3年ぶりのフル代表入りとなります。
ザックJAPANは先月ブラジルで行われた「FIFAコンフェデレーションズカップ」で、グループステージで3戦全敗を喫し、世界の壁の厚さを痛感させられました。今年に入ってからはザッケローニ監督が就任した頃のような強さが失われ、ここ7試合では1勝5敗1分けと負け込んでおります。また、セットプレーでの失点が相次いだり、コンフェデで3試合9失点と守備面に大きな課題が生まれています。この危機的状況を打破するために、今回は思い切って国内の若手選手を大量招集してきました。
新戦力の中で注目したいのが、柿谷選手と豊田選手のFW2人。柿谷選手は2012年に11得点、今季はここまで10得点とチームのエースストライカーとして成長。ザッケローニ監督によると「トップ下で使ってみたい」とのことです。豊田選手は2008年の北京五輪代表に選出されたものの、フル代表はまったくの無縁でしたが、今回ついに代表入り。昨年は19得点、今季はリーグ2位タイの11得点を挙げています。身長185cmと高さもあるので、ヘディングでのゴールが見てみたいものです。
弱点とされるDF陣は、右サイドバックは駒野選手、左サイドバックは槙野選手が有力とされています。センターバックの方は栗原選手+鈴木or森重のどちらがとなるでしょう。駒野選手は監督の指名によりキャプテンに就任。若手や代表キャップゼロの選手に任せたら怖いから、経験豊富なベテランを選んだのでしょう。駒野選手のリーダーシップでチームが一丸になれることを信じたいものです。
東アジアカップの日程は、男子は7月21日に中国戦、24日はオーストラリア戦、28日は開催国・韓国と戦います。男子代表は前身の「東アジア選手権」を含めて優勝したことがありません。特に今回は豪州も加わり、より厳しい戦いを強いられる可能性もあります。この大会で優勝するためにも、初戦の中国戦で勝ち点3を挙げるしかありません。
一方の女子は、20日に中国戦、25日に北朝鮮戦、27日の最終戦では韓国と戦います。大会3連覇中を狙うなでしこジャパンは、澤穂希選手がケガでメンバーから外れましたが、宮間あや選手、大儀見優季選手、川澄奈穂美選手などの主力が順当に選出。W杯女王の貫禄を見せつけて3連覇に期待したいものです。男女アベック優勝を目指して頑張れニッポン!
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