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日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

柿谷2ゴールで韓国撃破!日本代表東アジアカップ初優勝!

2013年07月29日 | soccer

7月20日から韓国で開催されてきたサッカー・EAFF東アジアカップ2013は、28日に最終日を迎えました。27日の女子最終戦では、女子日本代表が韓国代表に1-2で敗戦。勝てば優勝が決まる一戦でまさかの黒星を喫し、大会3連覇を逃しました。なでしこ敗戦から一夜明けた28日は、男子の最終戦・日本VS韓国の試合がソウルオリンピックスタジアムで行われました。



日韓戦の前に行われたオーストラリアVS中国戦は、4-3で中国が勝利。中国が勝ち点5で暫定トップに浮上。勝ち点4の日本は、優勝するためには勝ち点3が必要でした。一方、勝ち点2の韓国は、2点差以上で勝てば逆転優勝となります。

日本のスターティングメンバーはこちら。
GK 12 西川周作
DF 3 駒野友一
DF 5 槙野智章
DF 16 栗原勇蔵
DF 36 森重真人
MF 17 山口螢
MF 28 青山敏弘
MF 29 高萩洋次郎
FW 9 工藤壮人
FW 11 原口元気
FW 30 柿谷曜一朗
日本は初戦の中国戦と同じメンバーで韓国戦に臨むことに。柿谷、駒野、西川などが2試合ぶりのスタメン入り。豪州戦で途中出場の工藤、山口螢、栗原の3選手は3試合連続出場となります。


試合は序盤からホーム・韓国が攻勢に出ます。前半4分、左サイドでユン・イルロクがドリブル突破からクロスを上げ、コ・ヨハンが右足のダイレクトボレーシュートを狙うが、右に逸れて枠を外す。7分には自陣からのロングボールが前線のキム・ドンソプに通り、ドンソプが日本DF栗原と競り合いながら右からシュートを打ったが、GK西川が右足を伸ばして防ぎます。さらに15分、右サイドでコ・ヨハンがワンツーからシュートするも、山口螢が対応して西川がキャッチ。
韓国の猛攻の前に防戦一方の日本でしたが、25分にチャンスが訪れます。自陣でボールを奪うと、青山が前線へロングボールを入れ、このボールが韓国DFラインの裏へ抜け出ていた柿谷に渡り、柿谷はドリブルから右足シュートを決める!ワンチャンスをモノにした日本、先制点を奪って優勝へ前進します!ところが33分、韓国は左サイドで攻撃を仕掛け、ユン・イルロクがペナルティエリア手前から右足ミドルシュート。ボールはGK西川の頭上を越え、ゴール右隅に突き刺さる。韓国が1-1と試合を振り出しに戻します。
同点で迎えた後半、日本は後半8分に右サイドでFKを獲得し、高萩のセンタリングはGKにパンチングされ、左へ流れたこぼれ球を原口が拾い、相手DFをかわすもシュートはDFに当たる。14分には中央で高萩がドリブルで持ち込んでからスルーパス→柿谷が受けるもシュート打ちきれず。セカンドボールは原口拾うもダメ。対する韓国は20分、左サイドからのロングボール→ペナルティエリア内にいたイ・スンギが合わせられず。27分にはイ・スンギがシュート放つも、威力なし。
1-1の同点のまま残り5分を切り、韓国は後半40分、左サイドでユン・イルロクのスルーパス→PA内のハ・デソンがグラウンダーで折り返し、最後はキム・チャンスが右足シュート。しかし、バーを超える。このまま引き分けで試合終了かと思われたアディショナルタイム、日本に絶好のチャンス到来!左サイドで原口がドリブルで持ち込んでシュート。これは韓国GKチョン・ソンリョンに止められたが、こぼれ球が右へ流れ、柿谷が左足シュートを直接決める!韓国の前にに苦しめられてきた日本が、アディショナルタイムで勝ち越し点を奪った!だが、試合終了のホイッスルが鳴るまで何が起こるかわからないのが日韓戦の恐ろしさ。後半49分に韓国は左サイドのロングスロー→ユン・イルロクのシュートはゴール右。続く韓国右CKで、GK西川が飛び出したが巧くクリアしきれず、ホン・ジョンホがヘディングシュート。しかし、ゴール前で途中出場のFW・豊田陽平がヘッドでクリア!終了間際の猛攻を凌いだ日本、2-1で韓国を下しました!



優勝をかけた大一番は、韓国の気迫の前に苦戦を強いられましたが、柿谷選手の2ゴールで韓国に競り勝ち、完全アウェーの中で勝ち点3を獲得しました。この結果、日本は2勝1分け・勝ち点8で大会を終え、東アジアカップ初優勝を果たしました!ザックJAPAN体制では2011年のアジアカップに次いで2つ目の国際タイトル獲得です。初戦の中国戦で引き分けたときは「優勝できねえわ」と思っていましたが、オーストラリアと韓国に連勝して東アジアの頂点に君臨。今回の試合について「リズムが悪い」、「押されぎみだった」とか内容について文句を言う人もいるでしょうが、試合に勝利したし、国内組だけで優勝できたんだから、「おめでとう」ぐらい言ってもいいんじゃないの?
優勝の立役者となった柿谷選手は、この試合で2得点を挙げました。前半25分にGKとの1対1の場面で冷静に流し込むと、後半アディショナルタイムにはザックJAPANの優勝を決定づける値千金の勝ち越しゴールを奪いました。代表デビュー戦となった中国戦で初ゴールを挙げると、韓国戦で史上4人目となるA代表2戦連続ゴールの快挙。2試合で3得点を挙げて大会得点王を獲得。代表でのブレイクを予感させる活躍を見せた柿谷選手、今度のウルグアイ戦、9月の国際親善試合2連戦でも招集されるといいですね。
今回の東アジアカップを振り返って、若手FWたちがしっかりと結果を出し、柿谷選手が2試合で3得点、工藤選手は中国戦で1ゴール1アシスト、大迫勇也選手は豪州戦で2ゴール、斎藤学選手にも代表初ゴールが生まれました。豊田選手は無得点だったけど、ポストプレーでアシストすれば、韓国戦ではゴール前でのディフェンスで相手の同点を阻止しました。本職はFWだけど、DFの才能もあるかも(笑)
一方、課題のDF陣は3試合で6失点。中国戦と豪州戦では後半残り少ない時間帯で失点を喫したところから守備が崩れ、その後にまた失点を献上する場面がありました。中国戦の時なんか、栗原選手と駒野選手が相手にPKを与えてしまいましたからねえ。今回の韓国戦も先制しながらも同点ゴールを献上。ザックJAPANの守備の締まりのなさは重症かも…。
国内組で挑んだ東アジアカップで優勝した日本代表、今後の日程は8月14日に宮城でウルグアイ戦、9月6日は大阪・長居スタジアムでグアテマラ代表戦、10日は横浜・日産スタジアムでガーナ代表と戦います。10月には北欧遠征2連戦が控えており、来年のブラジルW杯に向けてのテストマッチが続きます。W杯開幕まで約11カ月、ザックJAPANの挑戦は続く。




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