日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

松田勝ち越し弾で西武に競り勝つ!Aクラス入りまで1差接近。

2013年08月14日 | HAWKS

2カード連続で負け越し中の福岡ソフトバンクホークスは、13日から西武ドームに乗り込んで埼玉西武ライオンズと3連戦を戦います。現在4位と未だにBクラスから抜け出せないホークス、お盆期間の5試合を勝ち越したいところ。3連戦初戦の13日は、西武・涌井秀章、ソフトバンク・寺原隼人の先発で始まりましたが…。



スタメンはこちら
ソフトバンク           埼玉西武
1(一)中村  晃        (三)ヘルマン
2(遊)今宮健太        (二)渡辺直人
3(左)内川聖一        (左)栗山  巧
4(三)松田宣浩        (一)浅村栄斗
5(中)長谷川勇也       (中)秋山翔吾
6(右)江川智晃        (右)スピリー
7(指)ラヘア          (二)金子侑司
8(二)本多雄一        (遊)鬼裕司
9(捕)細川  亨         (捕)炭谷銀仁朗
 (投)寺原隼人        (投)涌井秀章


ホークスは1回、 先頭の中村がセンター前ヒットで出塁すると、今宮が犠打で繋ぎ、1死2塁で内川が涌井の高めのフォークを弾き返し、レフト線を破るタイムリー2塁打。2塁走者が生還して幸先良く1点を先制。続く2回、本多のヒット、細川と中村の連続死球で1死満塁と追加点のチャンス。この場面で今宮がストレートを叩きつけて投手ゴロ。西武先発・涌井が本塁へ送球するが、ボールが逸れて3塁走者・本多セーフ。さらにボールが転々とする間に細川と中村も生還。走者一掃のタイムリーエラーで3点を追加。なおも2死1,3塁で長谷川のレフト前タイムリーでまた1点追加。2回で4得点を奪い、5-0と大きくリードします。
5点の援護を貰ったホークス先発・寺原ですが、2回裏に四球とヒットで1死1,3塁と反撃のピンチを背負うと、炭谷に左中間を破るタイムリー2塁打を浴びて2点を失う。3回、先頭の栗山にヒットを許すと、続く浅村に四球を与えたところでマウンドを降りる。急遽岩嵜翔が2番手で登板するが、スピリーに四球で歩かせて満塁とされ、金子にライト前への2点タイムリーヒットを浴び、5-4と1点差に詰め寄られる。岩嵜は4回も続投するが、1死2塁で栗山に右中間へのタイムリー2塁打を打たれてしまう。岩嵜が味方のリードを守り切れず、5-5の同点に追いつかれます。
勝ち越したいホークスは、5回に3つの四死球で2死満塁とするも、中村がレフトフライに倒れて3者残塁。7回には2死2塁と得点圏に走者を置いたが、代打・柳田悠岐が1塁ゴロに倒れて無得点。
8回、中村の内野安打、今宮の犠打で2死2塁と3たび勝ち越しのチャンス。ここで4番・松田が西武5番手・増田達至の7球目のストレートをフルスイング!ライトへ高く上がった打球はぐんぐん伸びてスタンドイン!松田の2ラン本塁打が飛び出し、ホークスが7-5と勝ち越し!この後、長谷川が四球で出塁すると、続く江川がレフト線へのタイムリー2塁打。1塁から長谷川が生還し8点目。さらに代打・田上秀則が左中間へのタイムリー2塁打を放ち9点目。ホークスは8回に4点を奪い、9-5と再びリードを奪いました。
その後、8回裏に6番手・森福允彦が2人の走者を出しながらも0点に抑え、9回は7番手・五十嵐亮太が3者連続三振を奪いゲームセット。終盤に突き放したホークスが、西武に競り勝ちました。


試合結果 パ・リーグ 2013/08/13(火)
西 武-ソフトバンク 14回戦 (ソフトバンク9勝5敗、西武ドーム、18:01、21685人)
H 140 000 040  9
L 022 100 000  5
【投手】
(ソ)寺原、岩崎、江尻、金沢、柳瀬、森福、五十嵐-細川、山崎
(西)涌井、石井、岡本洋、ウィリアムス、増田、山本-炭谷、武山
【責任投手】
(勝)柳瀬26試合4勝
(敗)ウィリアムス29試合2敗3S
【本塁打】
(ソ)松田16号2ラン(8回、増田)


2回まで西武先発・涌井投手から5点を奪い、序盤で勝負ありかと思われましたが、寺原投手が3回途中で降板すると、2番手の岩嵜投手も西武の反撃を抑えられず。5点のリードが無くなり、流れからして負けるんじゃないかと思われました。しかし、8回に松田選手の勝ち越し2ラン本塁打、江川選手と田上選手の連続タイムリーで4得点。4時間37分の長期戦に勝利したホークス、3位・西武に1ゲーム差に縮めました。
先発の寺原投手は、3回途中まで55球を投げ被安打3・4与四死球・4失点という内容。初回に2つの四球を与えるなど、立ち上がりから不安定なピッチングが続き、3回に右膝の違和感を訴えて降板。先週のロッテ戦で2か月ぶりの白星を手にしたけど、またしてもローテーション離脱の可能性が出てきました。この試合の勝利投手になったのは、7回に5番手で登板した柳瀬明宏投手。浅村選手と秋山選手から三振を奪うなど、西武の攻撃を0点に退けると、直後のホークスの攻撃で得点が生まれ、勝利投手の権利を獲得。柳瀬投手はこれで今季4勝目です。
打線の方はチーム全体で13安打。決勝2ランを放った松田選手は、今月に入って4本塁打目。増田投手のストレートを逆方向へ振り抜き、打球はライトスタンド一直線でした。そういえば、3日の試合でも増田投手から勝ち越しのホームランを打ってましたね。もしかしたら相性がいいのかも?
水曜日の予告先発は、西武・十亀剣、ソフトバンク・武田翔太の2年目右腕対決。武田投手は1軍復帰後2試合登板していますが、勝ち負けつかず。今度こそ3勝目を挙げる事が出来るのでしょうか?


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