日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ハープスター最後方から豪快まくり炸裂!フォーエバーマーク待望の重賞初V!

2013年08月25日 | 競馬

8月最後の日曜日の25日は、函館競馬場では短距離重賞の「キーンランドカップ」、新潟競馬場では「新潟2歳ステークス」が行われました。


函館のメイン競走・第8回キーンランドカップ(GⅢ・芝1200m)は16頭が出走し。⑮パドトロワ、③シュプリームギフト、①フォーエバーマーク、⑨アドマイヤセプターの「函館スプリントステークス組」、現在4連勝中の⑪ストレイトガール、通算4勝は全て函館1200mの⑥ファインチョイス、ベテラン⑯サンカルロ、昨年の函館2歳チャンプ⑭ストークアンドレイが参戦しました。
2コーナーポケットからのスタートで、パドトロワが好ダッシュを見せるが、フォーエバーマークが最内からスルスル上がって先頭を奪う。2番手ファインチョイス、3番手⑦レオンビスティー。4番手にパドトロワ、内側5番手に⑤プリンセスメモリー、6番手⑧ケイアイアストン追走。中団の7番手グループにはセプター、シュプリーム、サンカルロの3頭が固まる。その後ろの10番手にストレイトガール。後方は11番手に②ビラゴーティアラ、カディーシャ12番手、13番手のところに⑫シーギリヤガールと⑭ストークアンドレイ。④レジェトウショウ15番手。最後方までズルズル後退した⑩マスイデアは故障しているのか。
3,4コーナー中間点を通過し、フォーエバーが先頭で走り、ファインチョイスとレオンが迫る。セプターは馬群の中、ストレイトは外に持ち出した。最後の直線に差し掛かり、フォーエバーマークが道悪の内側で逃げ続け、外からストレイトガールが2番手に上がって来た。後ろではシュプリームギフト、アドマイヤセプター、ストークアンドレイが3番手で争う。ゴール前でストレイトが迫ったが、フォーエバーマークがそのまま先頭でゴールイン!荒れたインコースを終始トップをひた走ったフォーエバーマーク、待望の重賞制覇です!


サマースプリントシリーズ第5戦・キーンランドカップは、単勝4番人気のフォーエバーマークが逃げ切り勝ちで優勝。函館SSで3着、アイビスサマーダッシュで2着と惜敗が続いていましたが、この夏3度目の重賞挑戦で悲願成就です。鞍上の村田一誠騎手は、2009年12月のカペラステークス以来、約3年9か月ぶりの重賞勝利。先週の札幌記念ではロゴタイプに騎乗するも、1番人気に応えられず5着と完敗しましたが、1週間後にリベンジを果たしました。
2着には1番人気のストレイトガール、3着にはシュプリームギフト、2番人気アドマイヤセプターが4着に入り、6着まで牝馬勢が独占しました。3番人気のパドトロワは14着と惨敗。なお、3コーナー辺りで競走を中止したマスイデアは、レース中に鼻出血を発症。脚部故障ではなくて幸いしました。
サマースプリントシリーズも残すところセントウルステークスのみとなりました。フォーエバーマークがキーンランドで1着=10ポイントを獲得し、3戦合計19点で総合トップ。続いてハクサンムーンが15点で2位につけています。12点で3位のパドトロワは、セントウルSに出走しない可能性が高いため、逆転優勝はないでしょう。フォーエバーがこのまま「夏の短距離王」の座に輝くのか、それとも最終戦で逆転があるのか?



新潟メイン・第33回新潟2歳ステークス(GⅢ・芝1600m)はフルゲート18頭で争われました。93年の牝馬2冠馬・ベガを祖母に持つ⑰ハープスター、ダリア賞の勝ち馬⑩マキャヴィティ、新潟マイルを勝っている④ダウトレス、他にも⑥マイネグラティア、③イスラボニータ、②モズハツコイ、⑱ピークトラム、⑧マーブルカテドラルが参戦しました。
ばらついたスタートで始まったこのレース。イスラボニータがやや遅れ、ハープスターは後方に下げた。先行争いで⑦アポロムーンがハナに立ち、マーブルカテドラル2番手、3番手⑤アポロスターズ、4番手⑨マイネルメリエンダと続く。5番手集団にはモズハツコイ、マイネグラティア、⑮タカミツスズランの3頭。その後ろの中団グループは、ダウトレス、⑭セトアロー、⑫デスティニーラブ、ピークトラムと固まり、12番手集団にはボニータ、マキャヴィティ、⑯コロナプリンセスが並走。後方には⑪ユールドゥー15番手、16番手①アラマサクロフネ、17番手⑬ウインフェニックス、ハープスターは最後方待機。
外回り4コーナーから長い直線に入り、アポロムーンが単独先頭、カテドラルが2番手追走、ピークトラム7番手、ボニータとダウとレスは馬群、ハープスターはまだ最後方。残り400mを切り、今度はマーブルカテドラルが先頭に立ち、真ん中からメリエンダ、イスラボニータ、ピークトラム、外からウインフェニックスが追い込み、さらに大外からハープスターが上がって来た!残り200mでハープスターが7,8番手まで浮上し、ラスト100mで前の集団をまとめてごぼう抜き!先頭に躍り出ると、そのまま突き放してゴールイン!これは恐ろしい馬だ!新馬戦に続き、新潟2歳ステークスを制し、デビュー2連勝!


新潟から怪物クラスのニューヒロインが誕生しました。最後方でレースを進めていたハープスターが、最後の直線で大外から末脚を爆発させ、17頭を一気にぶっこ抜くという豪快な差し切り勝ち。2着に3馬身差をつけての快勝を見せ、1番人気の期待に応えました。直線でまだしんがりにいたときは「これダメなんじゃない?」とハープスターが負けるだろうと思っていましたが、残り200mで飛んできて、それから先頭でゴールした時は「すげえー!!なんだこの馬は!」と感心してしまいました。ダービーのキズナの再現を見るかのようでしたわ。
勝ったハープスターは、父がディープインパクト、母はヒストリックスター。祖母はベガ、祖父は2002年のジャパンカップを制したファルブラヴという血統。ディープのような爆発力、おばあちゃん譲りの勝負強さ、この馬は将来スターになるはずです。年末の阪神ジュベナイルフィリーズで最有力、来年のクラシックは主役候補間違いなしです。次走以降も度肝を抜くような、豪快でスカッとするような勝ちっぷりを見たい!


来週・9月1日は、新潟競馬場でサマー2000シリーズ最終戦・新潟記念、小倉競馬場では小倉2歳ステークスが行われます。新潟記念には、トレイルブレイザー、ダコール、エクスペディション、連勝中のニューダイナスティ、サンシャインが登録しています。小倉2歳Sは、ウメ、ウインスプラッシュ、シゲルカガ、ベルカント、ベルルミエール、マイネヴァリエンテなどが出走予定。今年の夏競馬もいよいよフィナーレです。




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貞子は勝利の女神です?お得意様・西武に逆転勝ちして連敗ストップ!

2013年08月25日 | HAWKS

最下位オリックスに連敗を喫した福岡ソフトバンクホークスは、23日から埼玉に乗り込んで埼玉西武ライオンズとの3連戦の予定でしたが、23日の初戦(@大宮公園球場)は雨天中止となりました。西武ドームで行われた24日の試合は、ソフトバンク・攝津正、西武・牧田和久の先発で始まりました。


スタメンはこちら
 ソフトバンク          埼玉西武
1(右)中村  晃        (指)ヘルマン
2(遊)今宮健太        (三)渡辺直人
3(左)内川聖一        (左)栗山  巧
4(三)松田宣浩         (二)浅村栄斗
5(中)長谷川勇也       (中)秋山翔吾
6(指)柳田悠岐        (右)大崎雄太朗
7(一)ラヘア          (一)上本達之
8(二)本多雄一        (捕)炭谷銀仁朗
9(捕)細川  亨        (遊)鬼裕司
 (投)攝津  正        (投)牧田和久


1回、ホークスは今宮の死球、内川のレフトへの2塁打で1死2,3塁と先制のチャンスを作ります。しかし、松田が投手ゴロ→今宮三本間で挟殺。続く長谷川は西武先発・牧田の初球ストレートを捉え、センターへ大きな当たりを放ちますが、フェンス手前で西武中堅手・秋山の好捕に阻まれ3アウト。初回のチャンスをモノにできませんでした。その裏、ホークス先発・攝津は、西武先頭のヘルマンに2塁打を許すと、2死3塁で浅村に初球シンカーを狙われ、レフトスタンドへの先制2ラン本塁打を浴びてしまい、2点を献上…。
2点を追うホークスは3回、先頭の細川がレフトへの2塁打を打つと、今宮のセンター前ヒットで1死1,3塁と反撃のチャンス。この場面で内川が牧田の低めのスライダーを合わせ、レフト前へのタイムリーヒットで1点を返します。なおも2死1,3塁で長谷川が初球を弾き返し、センター前に抜けそうな当たりを2塁手・浅村が飛びつくも、2塁送球はセーフ。タイムリー内野安打で3塁走者が生還し、ホークスが2-2と振り出しに戻します。
初回に2点を失った攝津は、徐々に調子を取り戻します。3回にこの日初めて3者凡退に抑え、続く4回に先頭打者の浅村にヒットを許すも、細川が浅村の盗塁を阻止。5回には1死から2者連続三振を奪いました。
2-2の同点で迎えた6回、ホークスはこの回先頭の柳田が牧田の2球目のカーブをフルスイング!センターへ高く舞い上がった打球は、バックスクリーン左へ飛び込むソロホームラン!柳田の豪快な一発で3-2と逆転。これで勢いに乗ったホークスは、ラヘアの四球、本多のヒット、細川の犠打で1死2,3塁と追加点のチャンスを作り、中村が西武2番手・涌井秀章の高めの変化球を捉え、レフト前タイムリーヒットで2点追加。この回は柳田の一発、中村のタイムリーで3点を奪い、5-2と試合をひっくり返しました。
6回裏に攝津がヘルマンにソロ本塁打を浴びて1点を返され、2点差に詰め寄られますが、7回に長谷川が西武3番手・高橋朋己の2球目を捉え、レフトスタンドへのソロ本塁打で6点目。さらに8回には細川のヒット、中村の2塁打で1死1,3塁の場面で、内川がライトへきっちり犠牲フライを放って7点目。投げては攝津が7回まで投げ、8回は柳瀬明宏、9回は五十嵐亮太が西武の反撃を退けて試合終了。ホークスが7-3で西武に快勝です。



試合結果 パ・リーグ 2013/08/24(土)
西 武-ソフトバンク 17回戦 (ソフトバンク12勝5敗、西武ドーム、18:00、27680人)
H 002 003 110  7
L 200 001 000  3
【投手】
(ソ)摂津、柳瀬、五十嵐-細川
(西)牧田、涌井、高橋、大石、増田-炭谷、星孝
【責任投手】
(勝)摂津19試合13勝5敗
(敗)牧田19試合5勝9敗
【本塁打】
(ソ)柳田7号ソロ(6回、牧田)、長谷川14号ソロ(7回、高橋)
(西)浅村23号2ラン(1回、摂津)、ヘルマン3号ソロ(6回、摂津)


もしこの日の試合を落とせば4位転落になるところでしたが、ホークスが後半に意地を見せて3位をキープしました。初回に1死2,3塁のチャンスをモノにできず、その裏に攝津投手が2ラン本塁打を浴びてしまいましたが、3回に同点に追いつき、6回に柳田選手のホームランで逆転。その後も追加点を積み重ね、西武投手陣を粉砕。連敗を止めたホークスは、西武戦4連勝となりました。始球式を務めた「貞子」が「勝利の女神」として、ホークスを勝たせてくれたんだと思います。
先発の攝津投手は、7回まで105球を投げ、被安打6・6奪三振・3失点という内容。10日の楽天戦以来となる今季13勝目をマークしました。立ち上がりに浅村選手に先制2ランを浴びましたが、2回以降は立ち直り、味方打線の援護もあって白星を手にしました。先週に続いての連敗を喫さなくてよかったですね。
打線の方はチーム全体で15安打。内川選手が牧田投手から3打席連続ヒットを放ち、3回にはレフト前タイムリー、8回には犠牲フライを打って2打点を挙げました。6回に勝ち越しホームランを打った柳田選手は、今季7本目で自己最多記録を達成。本人も「思い切って行ったので最高だった」とこの一発に満足しておりました。長谷川選手も2安打2打点、中村選手も「貞子効果」で2打点を挙げました。
25日はソフトバンク・バリオス、西武・野上亮磨の予告先発で行われます。バリオス投手は先週の日ハム戦で5回2失点の内容でプロ初登板初先発初勝利を手にしました。右ひじ手術を乗り越え、育成から這い上がったベネズエラの苦労人が、2週連続で白星を狙います。


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