日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

トウケイヘイロー雨の函館で6馬身ぶっち切り!ロゴタイプは道悪に苦しみ5着完敗。

2013年08月19日 | 競馬

お盆休みの期間も終わり、夏休みも終盤に差し掛かった18日は、函館競馬場でサマー2000シリーズ第4戦・札幌記念、函館競馬場ではサマースプリントシリーズ第4戦・北九州記念が行われました。夏競馬唯一のGⅡ競走・札幌記念では皐月賞馬・ロゴタイプなどGI馬5頭が参戦。北九州記念ではゴール前で大混戦となる激しいレースとなりました。



函館のメイン競走・第49回札幌記念(GⅡ・芝2000mは、16頭が出走。札幌競馬場の改修工事に伴い、函館での開催となったこのレース、皐月賞馬⑪ロゴタイプが、デビューの地・函館で古馬との初対戦に挑みました。他にも2011年の勝ち馬&秋の天皇賞馬⑤トーセンジョーダン、2011年桜花賞馬⑥マルセリーナ、2012年ヴィクトリアマイル覇者⑨ホエールキャプチャ、昨年のエリザベス女王杯馬⑫レインボーダリアの「GIホース組」、さらには現在重賞2連勝中の⑭トウケイヘイロー、クイーンステークスを勝った⑯アイムユアーズ、前走の目黒記念で2着の③ルルーシュ、巴勝を勝った⑮エアソミュール、函館記念2着⑧アンコイルド、同レース3着⑬アスカクリチャン、中山金杯を勝った①タッチミーノットなどが参戦しました。
スタンド前でのスタートで、トウケイヘイローが好スタートを切り、トーセンジョーダンが躓く。先行争いでタッチミーノットが出るが、すぐにトウケイがスルスルと前に出て、早くも単独先頭をキープ。その後ろの2番手グループにアイムユアーズとアンコイルドが並び、ロゴタイプは4番手あたりでゴール板を過ぎて行った。1コーナーを回り、トウケイがマイペースで逃げ、アイムユアーズが単独2番手、アンコイルド3番手、ロゴタイプ4番手で追走。逃げられなかった⑩ネコパンチ5番手、6番手にアスカクリチャン。中団グループは、7番手ホエール、8番手にエアソミュール、9番手の位置にマルセリーナとレインボーダリアが並走。11番手タッチミーノット、ジョーダンがルルーシュをかわして12番手。後方は14番手⑦ラブイズブーシェ、15番手①オールザットジャズ、④ネヴァブションがしんがりで走る。
向正面で縦長の状態となり、3コーナーに入るところでトウケイヘイローが後続にリードを拡げにかかる。ロゴタイプは3番手に浮上し、2番手のユアーズに迫る。アンコ4番手、アスクリが5番手。後は先頭から大きく離された。逃げるトウケイは4コーナーで突き放し、勝利はもう間違いないだろう。2番手争いでは内ラチ沿いからアスカクリチャンがアイムユアーズを抜いて単独2番手。ロゴタイプは後退してしまった。先頭のトウケイヘイローは最後まで影を踏ませず、堂々と先頭でゴールイン!ライバルを寄せ付けず、圧倒的な逃げ切りで重賞3連勝です!


雨が降り続き、重馬場の中で行われた「札幌記念IN函館」は、終始先頭を走り続けたトウケイヘイローが優勝。スタンド前で早くも先頭につけると、3コーナー辺りでスパート開始。道悪の馬場で苦戦する後続の馬達を尻目に、直線で一気に突き放し、最後は2着に6馬身差をつけての圧勝でした。重馬場の函館2000mを鮮やかに駆け抜けたトウケイヘイローは、鳴尾記念、函館記念に続き重賞3連勝、今年4度目の重賞勝ちを飾りました。
2着にはアスカクリチャン、3着にはアンコイルドが入り、1番人気に支持されていたロゴタイプは5着に終わりました。54キロの軽斤量と勝てる要素はありましたが、直線伸び切れず失速。重馬場では走れないことが大いに露呈しましたね。他のGI馬達は、レインボーダリア7着、マルセリーナ9着、トーセンジョーダン13着、ホエールキャプチャ14着と惨敗。3番人気・ルルーシュはブービーの15着。「豪華メンバーそろい踏み」と言われたけど、終わってみれば函館記念組の上位独占という結果となりました。
トウケイヘイローに騎乗した武豊騎手は、このレース通算8勝目。トウケイとのコンビでは4戦3勝と相性抜群。ユタカさんはこの日、函館の特別競走で3連勝をマーク。「サマージョッキーシリーズ」も43ポイントで現在総合トップにつけています。この夏のユタカは絶好調!トウケイも「サマー2000」で22ポイントを獲得しており、総合2位のマイネルラクリマが新潟記念回避濃厚との情報があるため、シリーズチャンピオンは確定でしょう。重賞3連勝の「飛躍の夏」から「実りの秋」へ。秋の天皇賞では札幌記念以上に強敵が揃うけど、積極的な走りを期待したいですね。




続いては小倉メイン・第48回テレビ西日本賞北九州記念(GⅢ・芝1200m)。このレースは15頭立てで行われ、CBC賞3着の⑤サドンストーム、小倉1200mの特別競走・佐世保ステークスを勝った⑭バーバラ、九州スポーツ杯覇者⑬ニンジャ、昨年の小倉2歳チャンプ⑫マイネルエテルネル、連覇を狙う⑮スギノエンデバー、3歳牝馬⑥ローガンサファイアなどが参戦しました。
2コーナー奥ポケットからのスタートで、バーバラが好ダッシュを見せたが、すぐに①アイラブリリが最内から上がって先頭を確保。2番手グループに⑩キョウワマグナムと⑨ケンブリッジエル、その後ろの4番手のところに④テイエムタイホーと⑪ハノハノが並ぶ。6番手集団には②ザッハトルテ、⑧アンシェルブルー、エテルネル、バーバラの4頭が固まってる。⑦ツルマルレオン単独10番手、11番手のところにスギノエンデバーと③カラフルデイズ、後方はニンジャ、サドンストーム、ローガンサファイアと有力勢が控えている。
残り600mを切り、アイラブリリが後続を離して先頭を突っ走り、タイホーが単独2番手に上がり、ハノハノとマグナムの6枠勢も外に持ち出した。4コーナーから直線に差し掛かり、依然としてアイラブリリが逃げ粘るが、後続からテイエムタイホー、バーバラ、ハノハノ、大外からツルマルレオンなどが追い込んでくる。残り100mでレオン、バーバラ、ニンジャが馬群を割ってやって来た。しかし、ゴール前でツルマルレオンが抜け出してゴールイン!勝利の瞬間小牧太がガッツポーズ!

雨の函館とはうってかわって、好天の下で行われたハンデ重賞・北九州記念は、単勝6番人気だったツルマルレオンが、外から鋭く差し切って1着。勝ちタイム1分6秒7の好タイムを叩き出し、9回目の重賞挑戦で初勝利を飾りました。2着にはニンジャ、2番人気のバーバラが3着に入りました。連覇を狙ったスギノエンデバーは5着、1番人気のサドンストームは10着に終わりました。鞍上の小牧太騎手は、昨年のシリウスステークス以来の重賞勝ちを収めました。


来週・8月25日は、新潟競馬場で「新潟2歳ステークス」、函館競馬場では「キーンランドカップ」があります。新潟2歳Sには、ダリア賞を勝ったマキャヴィティ、中京での新馬戦を快勝したハープスター(父はディープインパクト、母の父はファルブラヴ、祖母はベガ)、イスラボニータ、マイネグラティア、ピークトラムなどが出走を予定しています。一方、キーンランドカップは、函館スプリントステークスを勝ったパドトロワ、同レース2着のシュプリームギフト、アイビスSD2着フォーエバーマーク、函館で6戦5勝のストレイトガール、ファインチョイス、サンカルロなどが登録しております。




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