日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

土壇場で松田が決めた!9回2アウトからの大逆転勝利!

2014年04月09日 | HAWKS

開幕カードの千葉ロッテ戦で3連勝を飾り、3年ぶりのリーグ優勝へ好スタートを切ったと思われた福岡ソフトバンクホークス。しかし、先週は北海道日本ハム戦で1勝2敗、週末の東北楽天戦も1勝2敗に終わり、2カード連続負け越し中。4月に入ってからは2勝4敗と黒星先行中。3月が非常に良過ぎたから、その反動が出てるんでしょうかねえ?4月8日からは西武ドームに乗り込んで、埼玉西武ライオンズとの3連戦。3連戦第1ラウンドの8日は、劣勢の展開から終盤に劇的なドラマが起こりました!



スタメンはこちら
  福岡ソフトバンク      埼玉西武
1(二)本多雄一        (一)鬼裕司
2(遊)今宮健太        (右)木村文紀
3(左)内川聖一        (左)栗山  巧
4(指)李  大浩        (二)浅村栄斗
5(右)長谷川勇也      (中)秋山翔吾
6(一)中村  晃        (三)ランサム
7(三)松田宣浩        (指)大雄太朗  
8(捕)細川  亨        (捕)炭谷銀仁朗
9(中)柳田悠岐        (遊)金子侑司
 (投)スタンリッジ      (投)牧田和久




今季2度目の先発登板のスタンリッジは、初回に1死から木村にセンター前ヒットを許し、2死2塁と得点圏に走者を背負いますが、西武4番・浅村を3塁ゴロに打ち取り無失点。2回には2死から大崎と炭谷に連打を浴びるが、金子を内野ゴロに仕留めて0点。3回は先頭の鬼崎に右中間への2塁打を打たれ、木村の犠打で1死3塁と先制のピンチ。しかし、栗山を1塁ゴロ、浅村を遊撃ゴロに打ち取り、3回も無失点で切り抜けました。
ホークス打線のほうは、初回に上位打線が西武先発・牧田の前に3者凡退。2回にはイデホが相手のエラーで出塁するも、長谷川が併殺打。4回には本多がチーム初安打となるセンター前ヒットを放つと、今宮が犠打でつないで1死2塁と得点圏にランナーを置いたが、内川とイデホがともに凡退…。5回まで牧田の前にわずか1安打と沈黙が続きます。
0-0で迎えた5回、毎回ランナーを出しながらも無失点に抑え続けていたスタンリッジが、鬼崎と栗山に四球を与え、2死1,2塁で栗山にストレートをライトへ弾き返され、右翼手・長谷川がキャッチしきれず。ボールが転々とする間に2人のランナーが生還。ここまで粘っていたスタンリッジ、浅村のタイムリー3塁打で2点を失います。
2点を追うホークスは6回、細川の代打・明石健志が牧田からセンター前ヒットを放って出塁。1死2塁で本多が牧田の低めのチェンジアップを捉え、左中間にしぶとく落とすタイムリーヒットで1点差に詰め寄る。続く今宮がライト前ヒット→1塁走者・本多が3塁まで進む。1死1,3塁と同点のチャンスに、内川がライトフライ。3塁走者・本多がタッチアップすると、西武右翼手・木村が好返球。本塁でクロスプレーとなったが、判定はセーフ。内川の犠牲フライ&本多の激走で2-2と試合を振り出しに戻します。
同点で迎えた7回、スタンリッジが金子のヒット&盗塁で無死2塁のピンチを招くと、鬼崎に直球を狙われ、ライト前タイムリーヒットで2-3と勝ち越し点を献上。連打を浴びたスタンリッジは無念の降板…。2番手で登板した柳瀬明宏は、浅村と秋山に連続四球を与えて満塁。しかし、3番手・森福允彦が代打・熊代聖人を見逃し三振に仕留め、西武に追加点を与えません。
西武1点リードで迎えた9回、先頭のイデホが西武2番手・十亀剣からレフト前ヒットを放つ。同点の走者が出したホークスですが、長谷川が2塁ゴロ併殺崩れ、中村が三振に倒れ、2死2塁とされる。これで万事休すかと思われたが、ホークスに奇跡が起こります。松田が十亀の初球スライダーを振りぬくと、打球はレフトへ高く上がり、そのままレフトスタンド上段へと吸い込まれた!松田の値千金の2ランホームランが飛び出し、4-3と試合をひっくり返す!その裏、5番手・サファテが3者連続三振を奪ってゲームセット!ホークスが9回2アウトから劇的な逆転勝利を飾りました!


試合結果 パ・リーグ 2014/04/08(火)
西武-ソフトバンク 1回戦 (ソフトバンク1勝、西武ドーム、18:01、11051人)
H 000 002 002  4
L 000 020 100  3
【投手】
(ソ)スタンリッジ、柳瀬、森福、岡島、サファテ-細川、鶴岡
(西)牧田、十亀-炭谷
【責任投手】
(勝)岡島5試合2勝1敗
(S)サファテ6試合1勝3S
(敗)十亀4試合1敗1S
【本塁打】
(ソ)松田2号2ラン(9回、十亀)


試合前半はスタンリッジ投手と牧田投手の投手戦が続き、5回に先制され、その直後に同点に追いつくも、7回に再びリードされる苦しい展開となりましたが、9回に松田選手の逆転2ラン本塁打が生まれました。凡退していたら試合終了で負け決定だったので、本当に奇跡の一発と言ってよいでしょう。こういう形で3連戦の初戦を制したのは本当に大きいし、チームに勢いが出るかもしれません。
先発のスタンリッジ投手は、7回途中(6回0/3)まで113球を投げ、被安打7・6奪三振・3四死球・3失点という内容。初回から毎回のようにランナーを出し、3回までは得点圏に走者を背負いながらも無失点と踏ん張ってましたが、5回に連続四球から浅村選手にタイムリー3塁打を打たれると、7回には2連打でもう1点失いました。連敗こそは免れたけど、終始不安定さが目立ちました。
この日の勝利投手は、8回に4番手で登板した岡島秀樹投手で、11球で3者凡退に抑え、9回に味方が逆転したことでは今季2勝目の白星がつきました。ちなみに、この日の登板で国内通算500試合登板を達成しております。日曜日の楽天戦では決勝点を与えて黒星を喫したけど、その2日後に汚名返上してみせましたね。
打線のほうはチーム全体で7安打。1番に入った本多選手は、牧田投手から3安打の猛打賞。4回にチーム初安打となるライト前ヒット、第3打席ではレフト前タイムリーヒット、8回の第4打席でもライト前ヒットを放ちました。9回に決勝ホームランを打った松田選手は、甘く入った変化球を狙い撃ち。よく見たら逆球だったね。この日は7番に打順が下がりましたが、最後の最後に大きな結果を出しました。「調子は下の下」とコメントしてましたが、ここから上向きになるはずです。
9日の試合の予告先発は、西武・野上亮磨VSソフトバンク・寺原隼人。寺原投手は前回の日ハム戦で7回まで投げたけど、序盤3回までに2本のホームランを浴びて3失点を喫して敗戦投手に。2度目の失敗は絶対に許されないぞ…。




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