日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ハープスター最後方からごぼう抜き!凱旋門賞に向けまず1冠GET!

2014年04月13日 | 競馬

2014年の3歳牝馬クラシック第1戦・第74回桜花賞(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が13日、阪神競馬場で行われました。今年の桜花賞は、チューリップ賞を圧勝した⑱ハープスター、阪神ジュベナイルフィリーズから約4ヶ月の休養を経て大一番に挑む⑫レッドリヴェール、クイーンカップ覇者⑨フォーエバーモア、フィリーズレビューで差し切り勝ちを見せた⑰ベルカント、他にもチューリップ賞2着の⑩ヌーヴォレコルト、アネモネステークスを勝った④ペイシャフェリス、2歳時に重賞2勝の⑮ホウライアキコなどが出走しました。



直前の単勝オッズは、ハープスターが単勝1.2倍で断然の1番人気に支持され、2番人気はレッドリヴェールで7.4倍。この2頭が10倍以下で、3番人気以降はフォーエバーモア、ベルカント、ヌーヴォレコルト、ホウライアキコ、⑥レーヴデトワール、⑧アドマイヤビジンと続きました。
レースはばらついたスタートで始まり、ハープスターは例によって後方に下げた。先行争いでは、好スタートを切った③コーリンベリーと⑦ニホンピロアンバー、⑪フクノドリームが競り合い、フクノドリームが先手を奪う。4番手に①カウニスクッカ、5番手にペイシャフェリス、6番手の位置には②ニシノミチシルベと⑤モズハツコイ、9番手⑯リラヴァティ、フォーエバーモアは9番手。10番手に⑧シャイニーガールの後ろにホウライアキコ、12番手にヌーヴォレコルト追走。13番手にアドマイヤビジン、レッドリヴェールは14番手。後方は⑭マーブルカテドラル、レーヴデトワール、ベルカントと続き、ハープはしんがり追走。
外回り3コーナーを過ぎ、先頭を行くフクノドリームは、いつの間にか後続に大きな差をつけて独走状態。前半800mは45.3秒で通過。コーリンとアンバーが懸命に追いかけ、後方待機のリヴェールとハープは届くのか?4コーナーを回ったところで、ハープスターは大外に持ち出した。
最後の直線に入り、フクドリが依然として大逃げを見せる。後ろからはまだ何も来ないから、このまま逃げ切ってしまうのか!?2番手争いでは、ホウライとレッドリヴェールが出て、内を突いてデトワールも伸びてくる。大外猛追のハープは8~12番手まで浮上。残り200mで先頭と2番手争いの差が徐々に無くなり、ラスト100mでリヴェールが先頭に立つが、外から一気にハープスターが並びかけ、ゴール前で交わしてゴールイン!最後方から怒涛のごぼう抜き!!ハープスターはやっぱり怪物だ!


桜花賞全着順&払戻金
1着⑱ハープスター      1分33秒3
2着⑫レッドリヴェール     クビ
3着⑩ヌーヴォレコルト     3/4馬身
4着⑮ホウライアキコ      1馬身1/2
5着⑥レーヴデトワール     アタマ
6着⑬アドマイヤビジン     クビ
7着⑭マーブルカテドラル    1/2馬身
8着⑨フォーエバーモア     3/4馬身
9着⑯リラヴァティ        1/2馬身
10着⑰ベルカント         1馬身1/4
11着④ペイシャフェリス      1/2馬身
12着②ニシノミチシルベ     1馬身1/2
13着⑥シャイニーガール     アタマ
14着⑤モズハツコイ       1馬身1/4
15着⑪フクノドリーム      1馬身1/4
16着①カウニスクッカ      1/2馬身
17着⑦ニホンピロアンバー    4馬身
18着③コーリンベリー       大差

払戻金
単勝 ⑱ 120円        
複勝 ⑱ 110円 ⑫ 170円 ⑩ 270円
枠連 [6]-[8] 370円        
馬連 ⑫-⑱ 370円
馬単 ⑱-⑫ 450円         
ワイド ⑫-⑱ 200円 ⑩-⑱ 340円 ⑩-⑫ 960円      
3連複 ⑫-⑫-⑱ 1310円        
3連単 ⑱-⑫-⑩ 2540円


なんという強さだ!断然の1番人気を集めたハープスターが、直線で最後尾から大外一気に17頭をまとめて交わし、コール前でレッドリヴェールを捉えて1着。切れ味抜群の末脚をここ一番で炸裂させ、桜の女王に輝きました。フクノドリームが直線に入っても大逃げを打ち、しんがりにいたハープが大外に回っていたので、このままでは負けるかもしれないと正直思いました。しかし、残り200m辺りから一気に脚を伸ばしてみせましたね。上がり3ハロンのタイムは、全馬最速の32秒9。本当に1頭だけ脚力が違いましたわ。「これぞ怪物」と言わんばかりのパフォーマンスを見せたから、次のオークス、秋の凱旋門賞も期待したくなりますね。
2着だったレッドリヴェールは、一旦は先頭に立ったものの、最後にかわされてしまいました。4ヶ月の休み明け&ぶっつけ本番で臨む事で厳しいと思われましたが、クビ差の2着と健闘。「負けてなお強し」という印象を受け、2歳女王の意地を見せました。これでハープVSリヴェールは1勝1敗。次のオークスではどちらが勝つのでしょうか。
桜花賞を勝ったハープスターの鞍上・川田将雅騎手は、同レース初制覇。JRA・GⅠは通算4勝目。管理する松田博資調教師は桜花賞4勝目をマーク。ハープの祖母・ベガもマツパク厩舎に所属し、桜花賞を制しています。また、ディープインパクト産駒は同レース4連覇を達成。これもまた凄い記録ですね。

来週は中山競馬場で牡馬クラシック第1弾・皐月賞が行われます。目下4連勝中のトゥザワールドをはじめ、デビュー3連勝中のトーセンスターダム、2歳王者・アジアエクスプレス、スプリングステークスを勝ったロサギガンティア、共同通信杯馬・イスラボニータ、弥生賞で僅差の2着だったワンアンドオンリー、さらには牝馬のバウンスシャッセ、若葉ステークス覇者・アドマイヤデウスなどが出走登録しています。トゥザワルが皐月制覇に一番近く、2週連続で「川田将雅&キャロットファーム」がGⅠを勝つ可能性もあるでしょう。ただ、今年の3歳牡馬戦線は混戦模様だから、波乱もあり得るかもしれない。



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ホークス4月初の連勝!パリーグ首位攻防戦第1ラウンドを制し、オリックスに1ゲーム差!

2014年04月13日 | HAWKS

埼玉西武ライオンズ戦を2勝1敗で勝ち越し、現在パリーグ2位の福岡ソフトバンクホークスは、12日から本拠地・福岡ヤフオクドームでオリックスバファローズとの首位攻防2連戦。好調なオリックスに連勝すれば、同率首位に並ぶので、この2試合は絶対に負けられません。第1ラウンドの12日は、ソフトバンクは開幕2連勝中の中田賢一、オリックスはエース・金子千尋が先発しました。


スタメンはこちら
  福岡ソフトバンク       オリックス
1(二)本多雄一        (三)ヘルマン
2(遊)今宮健太        (二)平野恵一
3(左)内川聖一        (右)糸井嘉男
4(指)李  大浩        (指)ペーニャ
5(右)長谷川勇也       (一)T-岡田
6(三)松田宣浩        (左)坂口智隆
7(中)柳田悠岐        (中)駿太
8(捕)鶴岡慎也        (遊)安達了一
9(一)中村  晃        (捕)伊藤  光
 (投)中田賢一        (投)金子千尋



1回、3連勝を狙うホークス先発・中田が、オリックス先頭のヘルマンに四球を与えると、2死2塁でペーニャのライト前ヒットで1,3塁と先制のピンチを招きます。この場面を凌ぎたいところでしたが、T-岡田にストレートをはじき返され、ショートへのタイムリー内野安打で先制点を許します。
ホークスはその裏、本多と今宮がオリックス先発・金子の前に凡退し、2死となって内川がセンターオーバーの3塁打を放ち、一打同点のチャンスを作ります。しかし、イデホが空振り三振に倒れて同点ならず。
立ち上がりに1点を失った中田は、2回に下位打線を3者凡退に抑えると、3回にはランナーを出しながらも糸井とペーニャを打ち取り0点。4回は2つの三振を奪い、この日2度目の3者凡退。一方、ホークス打線は2回に長谷川がヒットで出塁するも、松田、柳田、鶴岡が立て続けに空振り三振を喫します。4回にも金子の前に3者連続三振を喫し、4回まで無得点に抑えられます。
5回、ここまで1失点の中田が、先頭打者に四球を与えるが、続く伊藤を3塁ゴロ併殺打に仕留めます。その裏のホークスの攻撃では、柳田が四球を選んで出塁し、鶴岡がバントで繋いで1死2塁と久々に得点圏に走者を置きます。中村内野フライで2死後、本多が金子の3球目のチェンジアップを振りぬき、左中間を破るタイムリー3塁打!2塁から柳田が生還して1-1の同点に追いつきます!なおも2死3塁と今度は逆転のチャンスを迎え、今宮が初球のカーブを叩きつけ、レフト前タイムリーヒットで勝ち越し!攻めあぐねていた金子から2点を奪い、2-1とホークスが逆転に成功します!
6回、勝ち投手の権利を得た中田が2死2塁のピンチを背負い、ホークスは中田に代えて森福允彦を2番手に送り込みます。森福はT-岡田の代打・高橋信二に四球を与え、2死1,2塁と2人の走者を背負いますが、坂口を空振り三振に切って取りガッツポーズ。森福の見事な好リリーフでオリックスの反撃を断ち切りました。
ホークス1点リードの7回、中村がライトへの2塁打を放つと、本多の犠打で1死3塁と追加点のチャンス。この場面で今宮がライト方向へ打ち上げて犠牲フライ。3塁走者・中村が生還してホークスに貴重な3点目が入ります。8回には長谷川の3塁打、柳田の四球で1死1,3塁とし、鶴岡がオリックス2番手・馬原孝浩の5球目のストレートをはじき返し、1,2塁間を破るライト前タイムリーヒットで4点目。なおも1,3塁で中村のセンター前タイムリーでもう1点加えると、2死満塁で内川がオリックス4番手・小松聖の初球を捉え、レフト前への2点タイムリーヒットを放ちました。8回に4点を奪ったホークスは、9回にサファテがランナー2人を出すも、0点に抑えて試合終了。ホークスが7-1で快勝し、首位攻防戦の初戦を制しました。



試合結果 パ・リーグ 2014/04/12(土)
ソフトバンク-オリックス 1回戦 (ソフトバンク1勝、ヤフオクドーム、13:00、28911人)
Bs 100 000 000  1
Sh 000 020 14X  7
【投手】
(オ)金子、馬原、海田、小松-伊藤
(ソ)中田、森福、岡島、五十嵐、サファテ-鶴岡
【責任投手】
(勝)中田3試合3勝
(敗)金子3試合1勝1敗


オリックスのエースの前に4回まで8個の三振を喫して無得点に抑えられましたが、1点ビハインドの5回に本多選手&今宮選手の1,2番コンビの連続タイムリーで逆転。7回にも追加点を挙げて金子投手を見事に攻略しました。8回には4点追加で突き放し、7-1でオリックスを下しました。首位攻防戦に先勝したホークスは、4月に入って初めての連勝。首位に1ゲーム差に縮まりました。相手のエースを倒したのは本当に大きい、この勢いで日曜日の試合も勝って同率首位といきたいですね。
この日の先発・中田投手は、6回途中(5回2/3)まで打者22人に対して83球を投げ、被安打3・4奪三振・3与四死球・1失点という内容。初回に先頭打者に四球を許し、内野安打で1点を失いましたが、2回以降はオリックス打線を無失点に抑える粘りのピッチング。中田投手はこれで開幕から3連勝を達成しましたが、「僕としては悔しい」と決して満足はしておりませんでした。
打線のほうはチーム全体で14安打。内川選手が5打数4安打の固め打ちを見せ、金子投手から3安打をマーク。昨季も金子投手に対し14打数6安打と当たっており、今年初対戦でも「金子キラー」ぶりを発揮させました。8回には2点タイムリーを放っております。金子投手から2打点を挙げた今宮選手は、5回に初球を思いっきり叩いてレフ路への逆転タイムリー、その次の打席ではライトへの犠牲フライを打ちました。他にも、長谷川選手と中村選手が3安打の猛打賞をマークしています。その一方で、イデホ選手が4三振、松田選手も3三振と沈黙…。イデホは古巣相手に気合いが空回りしたのでしょうか?
首位攻防第2ラウンドの13日は、ソフトバンク・ウルフVSオリックス・ディクソンの外国人対決。2試合登板して未だ勝ち星なしのウルフ投手は、前回登板の楽天戦では7回2失点でしたが、勝敗はつきませんでした。「3度目の正直」でホークス移籍後初白星となるでしょうか?そのためにも大量援護が必要になりますね…。







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