日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

今季最多16安打で巨人に快勝!苦労人・細山田が4回に逆転タイムリー!

2015年06月05日 | HAWKS

交流戦を9試合消化して6勝3敗の福岡ソフトバンクホークス。現在3カード連続勝ち越し、2勝1敗ペースで進んでいます。6月5日からは東京ドームで読売ジャイアンツとの3連戦がスタート。巨人はオリックスに同一カード3連勝を挙げ、4日に横浜DeNAを抜いてセリーグ首位に浮上しました。5日の試合は、巨人・内海哲也VSソフトバンク・攝津正の先発で始まり、試合を決めたのはホークスの苦労人の一打でした。



両チームのスタメン
   巨人        ソフトバンク
1(中)立岡宗一郎   (右)中村晃
2(二)片岡治大    (遊)今宮健太
3(左)亀井善行    (中)柳田悠岐
4(遊)坂本勇人    (左)内川聖一
5(一)アンダーソン  (一)李大浩
6(右)長野久義    (三)松田宣浩
7(捕)相川亮二    (二)川島慶三
8(三)吉川大幾    (捕)細山田武史
9(投)内海哲也    (投)攝津正

ホークスは左ピッチャーが相手ということで、右打ちの川島慶三が7番、キャッチャーの細山田がスタメンに起用されました。


今季5勝目を狙う攝津は、初回に巨人先頭の立岡にレフト前ヒットを許すと、2塁への盗塁も許してしまう。1死3塁で亀井のセンター犠牲フライで先制点を与えた。続く2回、1死走者無しで長野に甘く入ったカーブを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びてもう1点失う。2回までに2失点…。
3回、2点を追いかけるホークスは、2死1塁で中村が巨人先発・内海の6球目を強振。ライトポール際へ上がった打球は、スタンド最前列に飛び込んだ!中村が内海から2ラン本塁打を放ち、2-2の同点。この後、四球とヒットで1,2塁と逆転のチャンスを作ったが、内川はライトフライに倒れて2者残塁。その裏、攝津がヒットと2つの四球で満塁の走者を背負ったが、前の対戦で一発を浴びた長野を空振り三振に仕留めてピンチを脱します。
4回、ホークスは先頭のイデホがライトへのヒットを放つと、松田もライト前ヒットで出塁。川島の送りバントで1死2,3塁と勝ち越しのチャンスを迎え、細山田が内海の初球をレフトへ弾き返し、前身守備の左翼手の頭上を超えるタイムリー2塁打!2人のランナーが生還し、ホークスが4-2と逆転!なおも1死2塁でバッター・攝津の場面で、巨人先発・内海が脚に違和感を訴えるアクシデント。一旦ベンチに下がるも続投できず。2死後、中村の内野安打で1,3塁、今宮の場面で1塁走者・中村が盗塁→3塁走者・細山田が本塁を陥れて1点追加。ホークスはこの回、3点を奪い、5-2としました。
5回、柳田の2塁打、内川のセンター前ヒットで無死1,3塁の後、イデホが巨人3番手・メンドーサからレフト線を破るタイムリー2塁打を放ち6点目。
しかしその裏、攝津が先頭の立岡に四球の後、片岡にスライダーを狙われ、レフトスタンドへの2ラン本塁打を浴び、6-4と2点差に追い上げられる。この後、攝津が2アウトを取りながらも2つの四球を与えて降板。2番手・嘉弥真新也が代打・阿部慎之助に四球を与え、2死満塁と同点または逆転のピンチを迎える。しかし、3番手・二保旭が吉川の代打・井端弘和を2塁ライナーに仕留め、巨人の反撃を断ち切ります。
ホークス2点リードの7回、1死から松田が2塁打を打ち、2死2塁で細山田の代打・江川智晃が巨人4番手・高木京介の3球目のカーブを捉え、レフトスタンドへの2ラン本塁打!江川が代打起用にしっかりと応え、ホークスに大きな2点が入り、8-4と再び4点差に。
その後、8回に五十嵐亮太→9回・森唯斗の投手リレーでゲームセット。ホークスが8-4と巨人に快勝し、3連戦の初戦を白星で飾りました。



◇交流戦 2015年6月5日 (金)
巨人-ソフトバンク1回戦(ソフトバンク1勝、東京ドーム、44,740人) 
H 002 310 200-8 
G 110 020 000-4 
▽勝 二保 21試合3勝1敗   
▽敗 内海 1試合1敗
▽本塁打[ソフトバンク] 中村晃 1号(3回表2ラン) 、江川 1号(7回表2ラン)
    [巨人] 長野 4号(2回裏ソロ) 、片岡 5号(5回裏2ラン)


東京ドームでの3連戦最初の試合は、2回まで2点先取されましたが、中村選手の本塁打、細山田選手のタイムリーで試合をひっくり返しました。一旦は2点差に詰められるも、7回に江川選手の一発で突き放しました。ホークスはこれで3連勝、3日続けてセリーグの首位チームから白星ですよ。始まる前は「試練のアウェー6連戦」と言ったけど、ここまで3勝1敗と快調です。巨人戦も勝ち越したいですね~。
先発の攝津投手は5回途中(4回2/3)まで104球を投げ、被安打4・5奪三振・6四死球・4失点。立ち上がりから苦しい投球が続き、2イニング続けて失点を喫し、3回には満塁のピンチもありました。5回は片岡選手に2ラン本塁打を浴びた後、2アウトまでこぎつけながらも、四球で無念の降板…。あと1人抑えれば勝ち投手の権利が得られたんですが…。まあ、5回で100球を超えたのは投げすぎですな。
勝利投手となったのは、3番手で登板した二保投手で、今季3勝目をマーク。5回2死満塁の場面で登板し、ピンチを防ぐ好リリーフを見せると、6回と7回も続投し、巨人打線を0点に抑える好投を見せました。二保投手が頑張ったから、7回に追加点が生まれたんだと思います。
打線の方は16安打と打ちまくり。今季チーム最多のヒット数であり、先発野手全員安打となりました。柳田選手と内川選手が3安打の猛打賞、5月月間MVPを受賞したイデホ選手は2安打のマルチヒット。クリーンナップ3人で8安打ですよ。2回に同点2ランを打った中村選手も2安打のマルチヒット、前回のDeNAとの3連戦では1安打に抑えられましたが、相手チームが変わったら中村選手らしいバッティングが戻ってきました。
今季初スタメンで大いに結果を残した細山田選手は、4回にレフトの頭上を大きく越える逆転タイムリー2塁打を打てば、ホームスチールまで決めてみせました。犠牲フライでも十分なのに、まさか2塁打を打つとは思いませんでした。2013年に横浜DeNAから戦力外通告→2014年に育成選手としてホークス移籍→2015年に支配下昇格→そして今一軍で活躍。ここまでの道のり、本当に長かったですね…。ホークスに入ってよかったなあ。

6日の2戦目は、巨人・杉内俊哉VSソフトバンク・スタンリッジ投手の予告先発で行われます。スタンリッジ投手は現在2連敗中。最近は炎上が続いているのが気がかり。3連敗だけは許されないぞ…。土曜日も勝って4連勝&巨人戦勝ち越しと行きたい所だが…。





にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ 





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする