日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ブランボヌールが圧勝で函館2歳チャンピオンに!スマートオリオンがマイル戦で重賞2勝目!

2015年07月26日 | 競馬

夏休み真っ只中の26日は、中京・函館・福島の3場が最終日を迎えました。中京競馬場ではサマーマイルシリーズの第1戦「中京記念」、函館競馬場は2歳世代最初の重賞競走「函館2歳ステークス」が行われました。



函館メイン・第47回函館2歳ステークス(GⅢ・芝1200m)は、2歳馬16頭が出走。ディープインパクト産駒の⑨フランボヌールと④メジェルダ、新馬戦で4馬身差の圧勝劇を見せた⑪メジャータイフーン、ディープスカイ産駒③ラッキーボックス、新馬戦で逃げ切り勝ちを収めた⑭オデュッセウス、さらに地方の「ホッカイドウ競馬」組からは、2歳重賞の「栄冠賞」を勝った⑮タイニーダンサー、3戦2勝⑧リンダリンダ、2戦2勝①ラプレシオーサの3頭が出走しました。
2歳戦らしくバラバラなスタートで始まったこの一戦、先行争いでオデュッセウス、メジェルダ、⑩ペイシャオトメの3頭が前を行き、メジェルダが鼻に立つ。その横で⑤ドナルチアが迫り、メジェルダ・ドナルチア・オデュッセウスの3頭が先頭集団を形成。4番手集団に⑥ヒルダ・②コスモフレンチ・③ラッキーボックスの3頭が固まり、7番手⑬レディトリス、8番手ラプレシオーサ、フランボヌールは中団の9番手追走。その後ろに⑧リンダリンダがいて、⑩ペイシャオトメがズルズルと下がり、13番手タイニーダンサー、メジャータイフーン14番手。15番手コラッジョーゾ、⑫マコトルーメンが集団から遅れて最後方を進む。
3,4コーナーを通過し、直線に入るところで、先頭争いはメジェルダ・ドナルチア・オデュッセウス・ヒルダ・フランボヌールの5頭が横一線。内側のメジェルダがわずかに先頭だが、ブランボが外から一気に抜け出して単独先頭に立つと、そのまま突き放す。2番手争いではヒルダが浮上するも、大外からメジャータイフーンが襲い掛かる。それらを尻目にブランボヌールは余裕で1着ゴールイン。ブランボヌール、文句なしの勝利で函館2歳チャンピオンに輝きました。


今年の2歳世代最初の重賞競走は、単勝1番人気のブランボヌールが優勝。2着には3番人気のメジャータイフーン、ヒルダが3着に入りました。タイニーダンサーが地方勢で最高の4着と健闘。2番人気だったメジェルダはスタートからレースを引っ張りましたが、7着に終わっています。
2歳世代の重賞ウィナー第1号となったブランボヌールは、新馬戦に続いての2連勝。デビュー戦では道中中団追走、直線でインを上手く突き、メジェルダに競り勝ちました。今回も中団に控えましたが、直線で外から力強く抜け出し、最後は2着に3馬身半差の圧勝でした。2歳戦で1200mを圧勝したことは、1400~1600mでも好走しそうですね。函館2歳ステークスを勝った馬は、その後の成績が頭打ちになりがちですが、今後も重賞戦線で活躍し、GⅠタイトルを獲得できるよう頑張ってほしいです。
この馬の血統は、父がディープインパクト、母がルシュクル、母の父はサクラバクシンオー。ディープのような伸び脚を見せたけど、むしろ名スプリンターだった祖父の血が出てますね。鞍上の岩田康誠騎手は、先週の函館記念に続いての重賞制覇。今年の函館開催で23勝を挙げ「函館リーディング」のタイトルも獲得しております。また、ディープインパクト産駒は、今回の勝利で全場重賞制覇を達成です。



中京のメイン競走・第63回トヨタ賞中京記念(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、2012年の3歳マイル王③カレンブラックヒル、マイラーズカップを勝った⑪レッドアリオン、米子ステークス2着④オリービン、湘南ステークスで約2年9ヶ月ぶりの勝利を挙げた⑩ダローネガ、⑤スマートオリオン・⑤カオスモス・①アルマデイヴァン・⑨ネオウィズダムの「パラダイスステークス組」、他にも②トーセンレーヴ、⑯オツウなどが参戦しました。
スタートは大きな出遅れはなし。先行争いでカレンブラックヒルが先手を取り、スマートオリオンが2番手に控え、カオスモス3番手、ネオウィズダム4番手追走。後方から⑬メイケイペガスターが急上昇し、ブラックヒルを抜いて先頭を奪い取った。さらには⑫エールブリーズも先行集団に加わる。6番手集団はカオスモス・オリービン・⑧ミッキードリーム・オツウの4頭が固まり、10番手トーセンレーヴ、11番手ダローネガ、レッドアリオンは12番手待機。アルマディヴァン12番手、13番手⑦ゴールドベル。あとは⑮アルバタックス、⑭ナリタスーパーワンとつづく。
3コーナーを回り、今度はエルブリが先頭に変わり、ブラックヒルとスマオリが内側で控える。ほぼ一団の状態で最後の直線コースに差し掛かり、スマートオリオンがわずかに前に出て、カレンブラックヒルが最内で盛り返し、さらにはカオスモスが馬群を割って追い上げる。ゴールまで残り100mを切り、スマオリが集団から抜け出すが、後続勢からディヴァンとダローネガが強襲するが、スマートオリオンが後続を抑えて先頭ゴールイン!アルマディヴァンは2着、ダローネガは3着まで…。


夏の中京のフィナーレを飾るマイル戦は、ゴール前大混戦となりましたが、直線で早めに抜け出したスマートオリオン(単勝6番人気)が制しました。アルマディヴァンはクビ差の2着、3番人気・ダローネガもクビ差の3着。1番人気に推され、トップハンデ58.5Kgを背負ったカレンブラックヒルは7着、2番人気のレッドアリオンは8着。結果的には人気上位2頭が掲示板を外し、「パラダイスステークス組」のワンツー決着に終わった中京記念でした。
勝ったスマートオリオンは、前走のパラダイスSに続いての連勝で通算7勝目。2014年3月のオーシャンステークスに次いで2度目の重賞制覇となりました。今まではスプリント戦ばかり走ってきましたが、1400mとマイル戦で勝ち星を挙げ、左回りで2連勝。ってことは、次走は関屋記念に向かうかもしれませんな。



8月1日からは札幌・新潟・小倉の夏開催が3場一斉に開幕。2日は新潟競馬場で直線1000mの短距離戦・アイビスサマーダッシュ、札幌競馬場は牝馬による重賞競走・クイーンステークスが行われます。アイビスSDには、昨年の覇者・セイコーライコウ、韋駄天ステークスを勝ったフレイムヘイロー、函館SSで2着のアースソニック、同じく3着のレンイングランド、他にも駿風ステークスを勝ったネロ、ベルカント、エーシントップ、リトルゲルダ、3歳馬・サフィロスが登録しています。
クイーンステークスには、不振脱却を図る2013年の2歳女王・レッドリヴェール、まだまだ現役フーラブライド、函館の特別レース「かもめ島特別」を勝ったブランネージュ、「五稜郭ステークス」を勝ったフレイムコード、ノットフォーマル&ファインドヌーヴの3歳馬2頭も出走を予定しております。






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