日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

マツダオールスター2015第1戦 藤浪晋太郎が3回パーフェクトでMVP獲得!

2015年07月17日 | Sports

プロ野球の真夏の祭典が今年もやって来ました!「マツダオールスターゲーム2015」は、17日に読売ジャイアンツの本拠地・東京ドームで行われました。ペナントレース前半戦で活躍した選手たちが集結するこの大舞台、第1戦はパリーグ最多勝・大谷翔平投手、西武のヒットマン・秋山翔吾、阪神の若き右腕・藤浪晋太郎投手、オールスター最多得票・森友哉選手など、「侍ジャパン」の候補メンバーが登場しました。



スタメンはこちら
  セリーグ
1(中)梶谷隆幸(DeNA)
2(遊)鳥谷敬(阪神)
3(二)山田哲人(ヤクルト)
4(左)筒香嘉智(DeNA)
5(指)阿部慎之助(巨人)
6(一)ロペス(DeNA)
7(右)平田良介(中日)
8(三)川端慎吾(ヤクルト)
9(捕)中村悠平(ヤクルト)
 (投)菅野智之(巨人)

  パリーグ
1(中)秋山翔吾(西武)
2(右)清田育宏(ロッテ)
3(指)森友哉(西武)
4(三)中村剛也(西武)
5(一)中田翔(日本ハム)
6(二)浅村栄斗(西武)
7(左)角中勝也(ロッテ)
8(遊)今宮健太(ソフトバンク)
9(捕)嶋基宏(楽天)
 (投)大谷翔平(日本ハム)

セリーグは首位のDeNAから3選手がスタメン入りし、主砲の筒香が4番に座りました。ヤクルトも山田など3人が先発出場。対するパリーグは、3番の森から6番の浅村まで「大阪桐蔭OB」が名を連ねました。


全セの先発は、巨人のエース菅野。初回は打たせて取るピッチングで全パ上位打線を3者凡退に退けると、2回は4番・おかわり中村空振り三振を奪うなど、またも3者凡退に抑えます。
昨年162キロの剛速球で甲子園球場を賑わせた全パ先発・大谷翔平。初回は全セ先頭・梶谷をフォークで空振り三振に切り取ると、鳥谷と山田に対して157キロのストレートを投じる。初回を3者凡退に抑えた大谷ですが、2回に4番・筒香にストレートをレフト方向へ捉えられ、フェンス直撃の2塁打を打たれる。1死3塁でロペスにセンター前タイムリーヒットを浴びて先制点を与えてしまいます。結局、大谷は2回1失点に終わり、160キロは出ませんでした。
3回、全パは角中が菅野からライトへの2塁打を放つと、続く今宮が初球を捉えてセンター前へのタイムリーヒットで1-1の同点とする。1死後、秋山が四球を選び、ランナー2人置いて清田が2球目をジャストミート!レフトスタンドへ文句なしの勝ち越し3ラン本塁打を放ち、3点を追加。全パは菅野から4点を奪い、4-1と3点のリードを奪います。
3回裏、全セは全パ2番手・西勇輝(オリックス)を攻め立て、中村悠・梶谷・鳥谷の3連続ヒットで無死満塁とします。山田三振で1死後、筒香がレフトへの犠牲フライで1点を返す。しかし、後続が倒れて1点止まりに終わりました。
全セは4回から藤浪晋太郎(阪神)が登板。その藤浪は4回に浅村から三振を奪うと、5回には前の打席でホームランを放った清田から三振を取り、2イニング連続で3者凡退の好投。
2点を追う全セは、5回に先頭の中村悠がヒットで出塁すると、プロ19年目で球宴初出場の「代走の神様」鈴木尚広(巨人)が登場。その鈴木は、1番・梶谷の場面で2塁への盗塁を成功させます。1死2塁となり、梶谷が全パ3番手・涌井秀章(ロッテ)から左中間へのタイムリー2塁打を放って1点を返す。なおも2死3塁で山田のボテボテの3塁ゴロを、3塁手・中村剛が後逸。タイムリーエラーで4-4の同点とします。
6回、全セは先頭の阿部が涌井の4球目を捉え、打球はレフトへ舞い上がり、そのままスタンドへと吸い込まれた!阿部のソロ本塁打で全セが5-4と逆転。ロペスの2塁打あと、1死3塁で川端のライト前タイムリーヒットで1点を追加すると、2死1,2塁で鳥谷のライト前タイムリーで7点目。この回3点を奪い、7-4としました。
終盤に入り、7回に巨人のルーキー・高木勇人が先頭打者にヒットを許しながらも無失点に抑え、全パは森唯斗(ソフトバンク)が新井貴浩(広島)から3球三振を奪います。
全セは8回、菊池涼介(広島)が3塁線への2塁打を放つと、2死2塁で田中広輔(広島)が楽天の守護神・松井裕樹 のスライダーを捉え、右中間へのタイムリー2塁打。広島コンビの活躍で全セに8点目が入ります。
4点を追う全パは、9回に意地を見せます。松田宣浩(ソフトバンク)が「ハマの新魔神」山崎康晃(DeNA)からセンター前ヒットで出塁すると、ここまで目立った活躍がなかった中田翔がレフト線への2塁打。1塁走者・松田が全力疾走で本塁まで駆け抜けて1点を返す。なおも2死3塁で炭谷銀仁朗(西武)にもタイムリーヒットが出て、8-6と2点差に詰め寄るも反撃はここまで。試合は8-6で全セが競り勝ちました。



◇マツダオールスター戦  2015年7月17日 (金)
全セ-全パ第1戦(全セ1勝、東京ドーム、45,012人)      
全パ 004 000 002-6 
全セ 011 023 01×-8 
▽勝 藤浪 1試合1勝     
▽敗 涌井 1試合1敗     
▽本塁打 [全パ] 清田 1号(3回表3ラン)
     [全セ] 阿部 1号(6回裏ソロ)



東京ドームで行われたオールスターの第1戦は、16本のヒットで8得点を挙げる猛攻を見せたセリーグが逆転勝利を挙げました。先発の菅野投手が2回まで完璧に抑えながらも3回に4点を失いました。しかし、2番手の藤浪投手の快投、代走・鈴木選手の盗塁で試合の流れを変え、阿部選手のホームランで試合をひっくり返しました。一方のパリーグは清田選手の3ラン本塁打で一旦は勝ち越したんですが、涌井投手が5失点と大誤算。9回に2点を返して意地は見せたんですが及びませんでした。
この試合の勝利投手となった阪神・藤浪投手が最優秀選手(MVP)に選出されて300万円を獲得。ホームランを打ったロッテ・清田選手と巨人・阿部選手、猛打賞のDeNA・ロペス選手の3名が敢闘選手賞を受賞しました。ロペス選手は最初の打席で先制打を放つなど、3安打1打点の活躍を見せました。DeNA勢はスタメン3選手全員打点を挙げております。
3度目のオールスターで初めての勝利投手&MVPを獲得した藤浪投手は、4回から3イニングを投げて被安打0・無四球・2奪三振・無失点のパーフェクトピッチング。6回には大阪桐蔭トリオとの対決が実現し、わずか9球で3者凡退に打ち取りました。高校時代に藤浪投手のボールを受けていた森友哉選手は、天井直撃の1塁フライに倒れてベンチで悔しさを露わに。藤浪さんが先輩の意地を見せつけましたね。
18日は広島東洋カープの本拠地・Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島で第2戦が行われます。2戦目の予告先発は、全セが8年ぶりに日本球界に復帰した黒田博樹投手(広島)、全パは日本ハムの左のエースで広島出身の吉川光夫投手が登板します。次戦は前田健太投手、菊池涼介選手と丸佳浩選手の「キクマル」といった広島勢が登場し、柳田悠岐選手&中田翔選手の「地元選手」の活躍にも期待がかかります。土曜日は広島が熱くなる夜になりそうだ。




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工藤ホークス、前半戦ラストゲームで50勝一番乗りを果たす!

2015年07月15日 | HAWKS

パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスは、14日から帯広の森野球場で北海道日本ハムファイターズとの2連戦を戦っていますが、14日の初戦はは2-3で敗れ、ゲーム差も「2.5」に縮まりました。15日の首位攻防第2戦は、日ハム・上沢直之VSソフトバンク・バンデンハークの先発でスタート。連敗だけは避けたいホークス、前半戦最後の試合で白星を挙げられるか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク       日本ハム
1(二)本多雄一     (中)陽岱鋼
2(一)明石健志     (遊)中島卓也
3(中)柳田悠岐     (二)田中賢介
4(左)内川聖一     (一)中田翔
5(指)李大浩      (指)近藤健介
6(三)松田宣浩     (右)岡大海
7(右)中村晃      (捕)市川友也
8(捕)細川亨      (三)レアード
9(遊)今宮健太     (左)西川遥輝
 (投)バンデンハーク  (投)上沢直之


1回、ホークスは先頭の本多が四球を選び、犠打と内野ゴロの間に3塁まで進むも、内川が倒れて先制ならず。その裏、ホークス先発・バンデンハークが日ハム先頭の陽岱鋼に右中間への3塁打を浴びると、中島に四球と盗塁を許し、無死2,3塁のピンチを招く。そして田中の遊撃ゴロ→遊撃手・今宮の送球が逸れて1塁セーフ。タイムリーエラーで1点を許す。さらに4番・中田翔のセンターへの犠牲フライで追加点を与え、初回に2点を失います。
2点を追うホークスは、2回に先頭のイデホが日ハム先発・上沢の変化球を捉え、レフトスタンドへの完璧なソロ本塁打で1点を返す。この後、松田が3球目を打ち上げ、平凡な内野フライかと思いきや、ボールはピッチャー・上沢の前にポトリ。1塁手・中田翔も追っていたが取れなかった。この間に打った松田は2塁まで進んだ。なんともラッキーな内野安打の後、2死2塁で今宮がレフト線を破るタイムリー2塁打を放ち、ホークスが2-2の同点に追いつきます。
同点で迎えた5回、ホークスは明石のヒット、内川とイデホの連続四球で2死満塁と勝ち越しのチャンスを迎えますが、松田がレフトフライに倒れて3者残塁。その裏、バンデンハークが西川の四球、陽岱鋼のヒットで無死1,3塁と勝ち越しのピンチを招き、中島にセーフティスクイズを決められ、3点目を失う。さらにこの後、田中の犠打をバンデンが悪送球して満塁とされる。しかし、4番・中田翔を3塁ゴロ併殺打(5→2→3)に打ち取ると、2死満塁で岡をライトフライに打ち取り、追加点を与えませんでした。
再び追う立場となったホークス、6回に細川の代打・高谷裕亮が四球を選ぶと、今宮犠打のあと、本多のヒットで2死1,3塁のチャンスを作り、明石が日ハム3番手・石井裕也からレフト前タイムリーヒットを打って3-3の同点。
7回、日ハム4番手・鍵谷陽平を攻め立て、内川が3塁強襲の2塁打、イデホがライト前ヒットを放つ。一打勝ち越しのチャンスに、松田が3球目のスライダーを狙い撃ち!レフトへ舞い上がった打球は、ぐんぐん伸びてスタンドイン!松田の3ラン本塁打で6-3とホークスがリードを奪います!
この後、7回裏に2番手・寺原隼人が3者凡退に抑えると、8回は寺原→森福允彦→五十嵐亮太の投手リレーで日ハムの中軸を3者凡退に抑える。9回、ホークスは1死2塁で中村がセンター前へのタイムリーヒットで7点目を挙げ、最後は5番手のサファテが2アウトから3連打を浴びて1点失うも、最後の打者・田中を内野フライに打ち取りゲームセット。ホークスが7-4で日ハムを下しました。




パ・リーグ 2015年7月15日 (水)   
日本ハム-ソフトバンク 12回戦
(ソフトバンク7勝5敗、帯広、14,917人)   
H 020 001 301-7 
F 200 010 001-4 
▽勝 寺原 14試合5勝     
▽敗 鍵谷 32試合2勝3敗   
▽本塁打 [ソ] 李大浩 19号(2回表ソロ) 、松田 22号(7回表3ラン)



帯広でのパリーグ首位攻防戦は、4時間47分の長丁場となりました。13時30分に試合が始まり、終わったのが午後6時過ぎ…。これは長すぎます。試合の方は日ハムが2度も先行しながらも、その度にホークスが追いつき、7回表に松田選手の3ラン本塁打で逆転しました。ホークスが勝ったのは嬉しいけど、この日はエラーが多かった…。今宮選手が悪送球を2回も犯し、本多選手がトンネルするわ、内川選手もファンブル、バンデンハークも悪送球。おまけにフィルダースチョイスやサファテの暴投もありました…。守乱ぶりが目立ちました。この2連戦は1勝1敗の五分、首位・ホークスと2位・日ハムとのゲーム差は再び「3.5差」となりました。連敗で「1.5差」に縮まらなくてよかったわ。
先発のバンデンハーク投手は、5回まで120球を投げ、被安打3・5奪三振・5四死球・3失点。立ち上がりに2点を失い、その後も毎回走者を背負う苦しいピッチング。負け投手にはならなかったものの、今までで一番荒れていたし、5回で120球は投げ過ぎです。今回の内容からして、バンデンは帯広のマウンドが合わないのでしょうか。
勝利投手となったのは6回から2番手で登板した寺原隼人投手。味方が同点に追いついた6回に下位打線を3者凡退に抑えると、その後も日ハム打線を捻じ伏せ、2回1/3を投げてパーフェクトの好投で今季5勝目を挙げました。自身の白星は6月20日の西武戦以来約1ヶ月ぶり。過去4勝は先発登板で挙げ、中継ぎでの勝利は今回が初めてです。寺原投手は5月に1軍入りしてから、先発・中継ぎと大車輪の活躍でチームの首位に貢献しました。前半戦で5勝と右ひざのケガから完全復活を遂げた寺原投手、オールスター明けに先発に戻るので、後半戦も勝ち星を量産できるか期待したいです。
打線の方はチーム全体で12安打。2回に19号ソロ本塁打を放ったイデホ選手は、4安打の固め打ち。打率も.331まで上昇し、打率部門でパリーグ3位に浮上しています。こんなに当たってるのに、球宴でメンバー外なのが悔やまれる…。7回に勝ち越し3ラン本塁打を打った松田選手、自身にとって7月1日の西武戦以来2週間ぶりの一発が出ました。最近は不振気味でしたが、この試合で2安打3打点。調子が上がってくれればいいけど…。
福岡ソフトバンクホークスは81試合で50勝28敗3引き分け、勝率.641という成績でペナントレース前半戦を終えました。15日の日ハム戦で両リーグ最速の50勝に到達、チームの貯金も「22」です。7月もここまで6勝3敗と白星先行中です。
この後のスケジュールは、7月20日から福岡地区での「鷹の祭典」ウィーク。まず20~22日は千葉ロッテとの3連戦。20日は北九州市民球場で「鷹の祭典in 北九州」が開催されます。その後、24~26日にオリックスとの3連戦が控えております。「福岡鷹祭」は勝ちまくってちょーだい!





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前夜に続き、またもや1イニング5得点!ロッテに連勝で、いざ日ハムとの帯広決戦へ!

2015年07月13日 | HAWKS

パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスは、12日もQVCマリンフィールドで千葉ロッテマリーンズと対戦しました。11日の試合は、6回まで0-3とリードされましたが、7回に5点を挙げて逆転勝ちしました。12日はロッテ・大嶺祐太VSソフトバンク・中田賢一の先発で始まり、またしてもホークス打線が終盤に力を発揮しました。




両チームのスタメン
   千葉ロッテ    ソフトバンク
1(左)角中勝也  (二)本多雄一
2(遊)鈴木大地  (遊)今宮健太
3(右)清田育宏  (中)柳田悠岐
4(三)今江敏晃  (指)内川聖一
5(二)クルーズ  (一)李大浩
6(一)根元俊一  (三)松田宣浩
7(指)井口資仁  (左)中村晃
8(捕)田村龍弘  (捕)細川亨
9(中)岡田幸文  (左)牧原大成
 (投)大嶺祐太  (投)中田賢一

この日のホークスは、牧原が9番レフトでスタメン入り。本多が1番、今宮が2番に座りました。



3連勝を目指すホークスは、初回に今宮のヒット、柳田が相手のエラーで出塁、イデホが四球を選んで2死ながら満塁のチャンスを作りますが、松田が遊撃ゴロに倒れて無得点に終わります。3回は本多がロッテ遊撃手・鈴木の悪送球で2塁まで進み、内川の四球で2死1,3塁とするも、イデホがライトフライに打ち取られて2者残塁。
ホークス先発・中田は、初回にロッテ上位打線を3者凡退に抑えると、2回と3回も0点に抑える好投。4回に1アウトから清田にレフト前ヒット、4番・今江にセンター前ヒットを打たれます。しかし、後続をフライで打ち取り、ピンチを切り抜けます。
0-0のまま迎えた5回、ここまでロッテ打線をゼロに抑えていた中田が、2死を取った後、岡田に四球を与え、1番・角中に低めの変化球を打ち返され、センター・柳田の頭上を越えるタイムリー2塁打を浴び、先制点を許してしまいます。
1点を追うホークスは6回、柳田と内川が凡退で2死となりますが、イデホの四球、松田のヒットで1,2塁と一打同点のチャンス。この場面で中村が大嶺の3球目のストレートを捉えてセンター前ヒット。2塁走者・イデホが生還し、ホークスが1-1の同点に追いつきます。
7回、中田が先頭の田村に四球を与えると、続く岡田の犠打をキャッチャー・細川が2塁へ悪送球。1塁走者は3塁まで進み、ノーヒットながら無死1,3塁とされる。ここでホークスは中田に代えて森福允彦を2番手に送り込む。一打勝ち越しのピンチの場面で登板した森福は、角中を2塁ゴロ→3塁走者を三本間で挟んで1アウト。続く鈴木を空振り三振に仕留めると、清田を1塁フライに打ち取り3アウト。ノーアウトのピンチを0点に抑える見事なリリーフを見せました。
1-1の同点のまま試合は9回へ。ホークスは先頭の中村がロッテ4番手・香月良仁からセンター前ヒットを放つと、細川がしっかりと犠打で繋ぐ。1死2塁で牧原の代打・吉村裕基がレフト前ヒットを打ち、1死1,3塁とチャンスを拡げる。犠牲フライでも勝ち越しという場面で、本多が香月の2球目を振り抜き、打球は左中間を破るタイムリー2塁打!3塁走者が生還し、ホークスが2-1と試合の均衡を破ります!
この1点で勢いが出たホークスは、今宮四球のあと、柳田が2塁ゴロ→2塁手・クルーズが本塁へ投げるも、ボールが逸れてセーフ。フィルダースチョイスで1点を追加。さらに途中出場・川島慶三の押し出し四球で4点目を加え、イデホがロッテ5番手・藤岡貴裕からレフト前タイムリーヒットを放ち2点追加して勝負あり。9回に5点を奪ったホークスが、6-1でロッテに勝利しました。



◇パ・リーグ 2015年7月12日 (日)       
ロッテ-ソフトバンク12回戦
(ソフトバンク7勝5敗、QVCマリンフィールド、18,006人)         
H 000 001 005-6 
M 000 010 000-1 
▽勝 森 28試合4勝      
▽敗 香月良 21試合1敗 


今回の試合、前半は中田投手と大嶺投手の投手戦で進み、中田投手が5回に1点を奪われましたが、直後の6回にホークスが同点に追いつきました。そして9回に本多選手のタイムリーなど5得点の猛攻でロッテを突き放しました。前夜に続き、またしても1イニングで5得点。首位を行くチームは終盤に勝負強さを発揮しますね。ロッテに快勝したホークスは、3連勝で貯金22。中継ぎ陣が打ち込まれたロッテは泥沼の5連敗です…。
先発の中田投手は、7回途中(6回0/3)まで投げて被安打5・4奪三振・3四死球・1失点。4回までロッテ打線をゼロに抑え続けていましたが、5回に四球から角中選手にタイムリー2塁打を打たれました。前回の登板では大荒れだったけど、この日は1失点のみ。でも、勝ち星はつきませんでした…。
中継ぎ陣は、中田投手の後に登板した森福投手がロッテのチャンスの芽を潰す好リリーフを見せれば、8回に3番手で登板した森唯斗投手がロッテの中軸を3者凡退に退けました。森投手はこの試合の勝利投手となり、今季4勝目。今季28試合目で昨年の勝利数に並んだな…。ただ、ホールド数に関してはまだ「2ホールド」なんですよねえ。
打線の方はチーム全体で8安打。好調の柳田選手は、相手のエラーで2度出塁したけどノーヒット。打率も.374にダウン。打率トップの西武・秋山翔吾選手(.387)と差が開きましたね…。6回に同点タイムリーヒットを放った中村選手がチーム唯一の2安打のマルチ。そんな中村選手は、打率.330でリーグ3位。中村選手も高い数字を残しているけど、上位2人が凄すぎるんだよ。
9回に勝ち越しのタイムリー2塁打を放って勝利に大きく貢献した本多選手、1軍に復帰してから初めての打点を挙げました。前日は無安打に終わったけど、この日は自らの打撃で復活を印象づけました。通算1000試合出場を達成した松田選手は、6回の第3打席でレフト前ヒットを打ちました。でも、初回の満塁のチャンスで凡退したのはいただけませんな。

QVCマリンでのロッテとの2連戦に連勝した福岡ソフトバンクホークス、14日からは帯広の森野球場で北海道日本ハムファイターズとの2連戦に臨みます。現在首位・ホークスと2位・日ハムとの差は3.5ゲーム。もし連勝すれば5.5差に拡がり、逆に連敗すれば1.5差に縮まってしまいます。日ハムは3位・西武との3連戦で全勝と波に乗っているので、非常に手強い相手かもしれません。前半戦最後の2連戦も一戦必勝で頑張ってほしいです。





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グランデッツァ3年ぶりの重賞3勝目!ベストウォーリア59キロ背負ってプロキオンS2連覇!

2015年07月12日 | 競馬

全国的に暑い1日だった12日は、中京競馬場でダート重賞の「プロキオンステークス」、福島競馬場はサマー2000シリーズ第1戦「七夕賞」が行われました。



中京メイン・第20回プロキオンステークス(GⅢ・ダート1400m 16頭立て)は、②ベストウォーリア、⑮ドリームバレンチノ、⑯グレープブランデー、⑦サマリーズのGⅠウィナー4頭に加え、、根岸S以来の実戦となる⑫エアハリファ、ダート1400m2戦2勝⑤レッドアルヴィス、現在2連勝中の⑥コーリンベリー、⑭ワイドバッハ、④タガノトネール、⑧アドマイヤロイヤル、⑨キョウエイアシュラ、昨年2着①キョウワダッフィーなどが参戦しました。
スタートでコーリンベリーとサマリーズが好ダッシュを見せ、ダートコースに入ったところでコーリンが前に出る。外側3番手にタガノトネール、ベストウォーリア4番手、レッドアルヴィスは5番手追走。キョウワダッフィーとアドマイヤロイヤルが6,7番手で並び、その後ろの8番手にエアハリファ、中団の9番手グループに⑪アドマイヤサガス、ドリームバレンチノ、グレープブランデーとほぼ横一線。12番手集団は内から③キクノストーム・キョウエイアシュラ・ワイドバッハの3頭が固まっている。後方2番手に⑬マルカバッケン、⑩ジョーメテオ(浦和)が最後方を進む。
3,4コーナー中間点を過ぎ、コーリンがわずかに先頭だが、サマリーズとトネールが接近。外からアルヴィスも好位に迫る。ウォーリアは内側を進み、ハリファは中団馬群、バッハは大外に持ち出して末脚にかける。最後の直線コースに入り、内ラチでコーリンベリーが粘り、タガノトネールが並びかけるところを、ベストウォーリアが間を割って入る。レッドアルヴィスとキョウワダッフィーも追い込む。ゴールまで残り200mを切り、ウォーリアがわずかに前に出ると、そのまま抜け出して先頭ゴールイン!その後にコーリンベリーが2着、キョウワダッフィーが3着でゴールしました。


今後のダートの短距離&マイル戦線を占う一戦は、単勝4番人気のベストウォーリアが優勝。序盤から4番手辺りを追走し、直線でコーリンベリーとタガノトネールと競り合うと、ラスト100mで一気に突き放し、最後は2馬身差の快勝でした。2番人気のコーリンベリーは2着でしたが、1番人気のレッドアルヴィスは伸び切れず6着。2番人気のエアハリファは14着に終わりました。ハリファはフェブラリーS直前に右前脚を負傷。約半年間のブランクが響いたかもしれません。
ベストウォーリアは昨年に続いてのプロキオンステークス制覇。同レースの連覇はスターリングローズ(2002、2003年優勝)に次いで史上2頭目です。昨年は56キロを背負って優勝し、後にマイルチャンピオンシップ南部杯も制覇。今年は59キロの重い斤量を物ともせずに快勝しました。3キロ増でもGⅠ馬の貫禄を見せ付けたウォーリア、南部杯連覇へ視界良好かも。



福島メイン・第51回七夕賞(芝2000m 16頭立て)は、昨年の優勝馬⑧メイショウナルト、2年前のサマー2000シリーズ王者⑩トウケイヘイロー、復活を期す⑪グランデッツァ、最近重賞で好走が続く元2歳王者②アルフレード、目黒記念2着⑥レコンダイト、福島2000mを経験した①マイネルディーン、昨年の福島記念2着④フラアンジェリコ、⑫ステラウィンドなどが参戦しました。
スタートでレコンダイトが後手を踏み、後方からの競馬。好スタートを見せたトウケイヘイローが先手を奪い、メイショウナルトと⑯フィロパトールも先行策、グランデッツァは6番手、アルフレード8番手、レコンダイトとマイネルディーンは後方でスタンド前を通過して行った。
1,2コーナーを回り、トウケイヘイローが単騎で逃げ、メイショウナルトが単独2番手、3番手にフィロパトール。4,5番手の位置に⑦マデイラとグランデッツァが並び、6番手グループに⑨ゲシュタルト・⑭ゼンノルジェロ・アルフレード、さらにはレコンダイトもポジションを上げた。中団グループは⑤グランデスバル・ステラウインド・⑮クランモンタナ・⑬ヒラボクディープ・マイネルディーン・③ユールシンギングと固まり、フラアンジェリコがしんがり追走。
16頭一団の状態で3コーナーに差し掛かり、トウケイがまだ先頭をひた走り、ナルトがぴったり2番手。外からグランデッツァが捉えにかかる。アルフレードも外から仕掛け、レコンダイトは後ろに下がったか?最後の直線で、グランデッツァがトウケイヘイローをかわして先頭に立つ。2番手争いは内からマデイラ、真ん中、アルフレード、外からステラウィンドが追い上げる。完全に抜けたグランデッツァは、後続の追い上げを抑えて先頭でゴールイン!グランデッツァが福島で復活勝利を挙げました!


夏の福島の名物レース・七夕賞は、2番人気のグランデッツァが直線早めに抜け出して優勝。2着には8番人気のステラウィンド、3着は16番人気のマデイラが入り、「⑪-⑫-⑦」の3連単で100万6,440円の高配当がつきました。連覇を狙ったメイショウナルトは4着、3番人気のアルフレードは5着。そして1番人気のレコンダイトは見せ場無く12着に終わりました。小回りのコースが合わなかったのでしょうか?
グランデッツァは昨年5月の都大路ステークス以来の勝利で通算5勝目。重賞勝ちは2012年のスプリングステークス以来、実に3年4ヶ月ぶりの制覇となります。その間に左前脚屈腱炎で長期休養もあり、復帰後は重賞に何度も出走しながらも、マイルチャンピオンシップで3着、前走の鳴尾記念で5着と勝ちきれないレースが続きました。久しぶりの重賞制覇に関係者たちも本当に大喜びだったに違いありません。
七夕賞初勝利の川田将雅騎手は、JRA全場重賞制覇に王手をかけました。来週の函館記念でデウスウルトに騎乗予定。全場制覇は過去に武豊騎手、藤田伸二騎手、安田富男騎手の3人が達成しております。川田騎手は史上4人目の偉業を達成できるでしょうか?


来週・19日は函館記念が行われます。エアソミュールをはじめ、巴賞を勝ったマイネルミラノ、重賞2着2回のデウスウルト、ハギノハイブリッド、昨年の優勝馬・ラブイズブーシェ、リベルタス、レッドレイヴン、ダービーフィズ、3歳馬・ヤマカツエースなどが出走を予定しています。





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7回5得点で逆転勝利!ホークス今季最多の貯金21!

2015年07月11日 | HAWKS

東北楽天を相手に1勝1敗の福岡ソフトバンクホークス、今週末はQVCマリンフィールドに乗り込んで千葉ロッテマリーンズとの2連戦を戦います。11日は「ブラックブラック・ナイト」と題して、ホームのロッテがアウェーの黒ユニフォームを着用。逆にホークスは白ユニフォームを着ます。敵地でホーム用のユニフォームって違和感あるような、ないような…。なお、ロッテは次の日に「マリンフェスタ2015」用の青ユニフォームを着る予定です。



両チームのスタメン
   千葉ロッテ    ソフトバンク
1(右)清田育宏  (右)福田秀平
2(遊)鈴木大地  (二)本多雄一
3(左)角中勝也  (中)柳田悠岐
4(三)今江敏晃  (指)内川聖一
5(二)クルーズ  (一)李大浩
6(指)井口資仁  (三)松田宣浩
7(一)根元俊一  (左)中村晃
8(捕)田村龍弘  (捕)細川亨
9(中)岡田幸文  (遊)今宮健太
 (投)涌井秀章  (投)スタンリッジ



ロッテ先発・涌井を攻略したいホークスは、1回に2アウトから柳田が内野安打で出塁しますが、内川がライトフライに倒れて無得点。2回は中村が死球を選ぶも0点、3回は3者凡退に終わります。
7月1日の西武戦以来の登板となるホークス先発のスタンリッジは、初回はロッテ上位打線を簡単に3者凡退に退けます。しかし、2回に4番・今江にライト前ヒットを浴びると、5番・クルーズに高めの変化球を打ち抜かれ、ライトスタンドへの先制本塁打を浴びて2点を失います。この後、井口にもヒットを許しますが、2死3塁で岡田を三振に仕留め、追加点を許しません。
ロッテ2点リードの4回、ホークスは柳田のヒット&盗塁、イデホの四球で1死1,2塁のチャンスを作りますが、松田が併殺打に倒れて無得点。5回、スタンリッジが2死2塁で鈴木に変化球をセンター前に弾き返され、タイムリーヒットで追加点を許す。これで3-0とロッテがリードを拡げます。
何としてでも1点を返したいホークスは、6回に福田が四球を選ぶも、本多が三振&福田が盗塁失敗で併殺…。6回まで涌井の前にヒット2本と打線が沈黙…。
7回も内川とイデホが倒れて2死。しかし、松田四球、中村ヒットの後、細川の代打・吉村裕基が四球を選んで満塁とする。ホークスは9番・今宮のところで、明石健志を代打で起用。その明石は足に死球を受け、押し出しで1点を返す。
ここでロッテは涌井に代えて藤岡貴裕を2番手に送り込み、対するホークスは福田→川島慶三が代打。川島VS藤岡のその初球、藤岡の変化球が逸れてワイルドピッチ。3塁走者が生還し、2-3とホークスが1点差に詰め寄ります。なおも2,3塁と同点または逆転のチャンスで、川島が5球目をライトへ打ち上げ、打球は前進守備のロッテ右翼手・清田の頭上を超えた。ランナー2人が生還し、ホークスが4-3と逆転!打った川島は3塁まで進んでガッツポーズ!勢いに乗ったホークスは、本多四球の後、柳田のライト前タイムリーヒットで1点を追加。この回は2アウトから一挙5得点を奪い、5-3と試合をひっくり返しました。
その後は、7回裏に2番手・寺原隼人→8回は3番手・五十嵐亮太→9回は4番手・サファテの中継ぎリレーで、ロッテの反撃を退けゲームセット。ホークスが5-3でロッテに逆転勝ちしました!



パ・リーグ 2015年7月11日 (土)
ロッテ-ソフトバンク 11回戦
(ソフトバンク6勝5敗、QVCマリンフィールド、30,100人)            
H 000 000 500-5 
M 020 010 000-3 
▽勝 スタンリッジ 15試合7勝6敗              
▽S サファテ 36試合3勝20S 
▽敗 涌井 16試合6勝7敗 
▽本塁打 [ロ] クルーズ 14号(2回裏2ラン)



5回までスタンリッジ投手が3点を失い、打線もロッテの涌井投手の前に沈黙し、もう完敗だなあと思われましたが、7回2死満塁から死球、暴投、川島選手の値千金の逆転タイムリー3塁打で大逆転。いやあ、ミラクルですわ。7回に5点を奪ったホークスが劇的な逆転勝利で2連勝を飾り、貯金も今季最多の21に増やしました。そして、前半戦の首位ターンが決定。一方、敗れたロッテは4連敗です…。「ブラックブラックナイト」で黒星とはねえ。
先発のスタンリッジ投手は、6回まで90球を投げ、被安打7・3奪三振・無四球・3失点。6月6日の巨人戦で6勝目を挙げて以降、3試合白星がありませんでしたが(この間2敗)、ようやく今季7勝目を挙げました。この日は2回にクルーズの2ラン本塁打を含む3連打を浴び、5回には鈴木選手のタイムリーで3点目を与えました。しかし、自分が降板直後の7回に打線が5点を挙げて勝ち投手の権利獲得。これでスタンリッジ投手はVSロッテ戦3戦3勝。ロッテ戦では勝ち運に恵まれてますね。
打線の方はチーム全体で5安打。6回までは2安打に抑えられていました。ヒット5本のうち、柳田選手が3安打の猛打賞。7回にはライト前タイムリーヒットを打っております。打率も.380と依然としてハイアベレージをキープ。この日のヒーローとなった川島選手は、長打が出ればの場面で、甘いフォークを捉えてライトへ運びました。本多選手の復帰もあって出番が減っていましたが、勝負を決める一打を放って存在感を大いに示しました。代打起用にしっかりと応えた川島選手、日曜日の試合はスタメンかな?
12日の予告先発は、ロッテがホークスとは今季初対戦の大嶺祐太投手、ソフトバンクはロッテ戦1勝1敗の中田賢一投手が登板します。中田投手は先週のオリックス戦で5回途中6失点でノックアウト。今週は背水の陣と言えるでしょう。




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鷹の祭典in大阪!バンデンハーク6回無失点で今季3勝目!

2015年07月09日 | HAWKS

パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスは、9日に京セラドーム大阪で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦しました。「鷹の祭典IN大阪」と題して行われたこの日は、ドーム全体が「熱男イエロー」に染まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       東北楽天
1(二)本多雄一     (中)聖澤諒
2(一)明石健志     (遊)山浩司
3(中)柳田悠岐     (二)後藤光尊
4(左)内川聖一     (右)松井稼頭央
5(指)李大浩      (指)ペーニャ
6(三)松田宣浩     (一)サンチェス
7(右)中村晃      (三)小斉祐輔
8(遊)今宮健太     (捕)小関翔太
9(捕)細川亨      (左)中川大志
 (投)バンデンハーク  (投)菊池保則



今季3勝目を目指すホークス先発・バンデンハークは、1回に楽天先頭の聖澤を三振に切り取ると、後続を打ち取り、3者凡退の好スタート。2回には2死からサンチェスに四球、小斉にヒットを浴びて1,3塁のピンチを招いたが、小関をセンターフライに退けて先制点を許しません。
先制点が欲しいホークスは、2回に先頭の内川が内野安打で出塁すると、続くイデホがレフトへの2塁打を放つ。無死2,3塁で松田が四球を選んで満塁となり、中村が楽天先発・菊池の初球を打ち上げてセンターフライ。3塁走者・内川がタッチアップしてホームインし、ホークスが1点を先制します。
3回は先頭の本多がファウルで粘ってからセンター前ヒット、1死後に柳田が四球を選び、2死1,2塁でイデホが菊池のストレートを弾き返し、右中間を破るタイムリー2塁打で2点を追加。なおも2死2塁で松田も直球を捉え、右中間へのタイムリー3塁打。イデホ&松田の連続タイムリーで3点を挙げ、4-0と突き放します。
4点の援護を貰ったバンデンハークは、4回に1死から松井稼に四球、ペーニャに死球を与え、ランナー2人背負います。しかし、サンチェスをスライダーで見逃し三振を奪うと、小斉にはカーブで空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けます。6回も1死からヒットのランナーを出しますが、2者連続三振で0点に抑えます。結局バンデンハークは6回でマウンドを降りました。
ホークスは終盤から継投に入り、7回は2番手・森唯斗が2つの三振を奪って3者凡退。8回は3番手・寺原隼人 が先頭の聖澤に内野安打と2塁盗塁を許し、得点圏に走者を背負います。しかし、山崎を投手ゴロに打ち取ると、後藤を遊撃ハーフライナー→飛び出した2塁走者・聖澤が戻れずダブルプレー。寺原もまた無失点リリーフ。9回、五十嵐亮太がヒットと四球のランナーを出し、自らの暴投で1死2,3塁としてしまい、小斉の犠牲フライで1点を返されます、しかし、代打・牧田明久を空振り三振に退けてゲームセット。ホークスが4-1で逃げ切り勝ちを収めました。


パ・リーグ  2015年7月9日 (木)    
ソフトバンク-楽天11回戦
(ソフトバンク7勝3敗1分、京セラドーム大阪、35,714人)        
E 000 000 001-1 
H 013 000 00×-4 
▽勝 バンデンハーク 4試合3勝
▽敗 菊池 9試合3勝2敗   


京セラドーム大阪で行われた「鷹の祭典IN大阪」は、序盤の3回までにホークスが4点を奪い、投げては先発のバンデンハーク投手が無失点、森→寺原→五十嵐の投手リレーで楽天に勝利しました。9回の1点は余計だったけどな。チームも再び貯金20に乗せ、試合の無かった2位・日本ハムに4.0ゲーム差としました。前半戦首位ターンは決定的でしょう。
先発のバンデンハーク投手は、6回まで92球を投げ、被安打2・6奪三振・5四死球・無失点の内容で今季3勝目。初回は3者凡退でしたが、2回以降は毎回ランナーを出す苦しい展開。それでも楽天打線をゼロに抑える粘りの投球を披露しました。三振を多く奪って四死球が少ないイメージがあったけど、この日は死球3個も与えました。そんなバンデン投手は、今季4試合目にして来日初の無失点ピッチングでございます。
打線の方はチーム全体で7安打。火曜日の試合もそうですが、序盤にサクサク点が入っても、中盤以降追加点が取れませんなあ。イデホ選手は2塁打を2本記録し、3回の第2打席で2点タイムリー2塁打を放ちました。2回に先制の犠牲フライを打った中村選手は、6回の第3打席でヒットを打ち、1安打1打点。右足首の捻挫から約2ヶ月半ぶりに1軍に復帰した本多選手も2安打。7日の試合も2安打を打っており、2試合連続マルチヒットです。本多選手が離脱している間に高田知季選手や川島慶三選手が台頭。定位置を確保するためには、打撃で結果を残すしかないぞ…。
ホークスは11日からQVCマリンフィールドで千葉ロッテマリーンズとの2連戦を戦います。VSロッテ戦はここまで5勝5敗、QVCでは2勝2敗です。パリーグのほかのチームには勝ち越しているけど、ロッテには苦戦を強いられています。ところで、土曜日は誰が投げるんだ?もしかしてスタンリッジですか?最近中継ぎで頑張ってる寺原投手でもいいんだけど。




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雨の大井でも切れ味炸裂!ノンコノユメが重賞連勝で3歳ダート界の頂点に立つ!

2015年07月08日 | 競馬

3歳世代のダート王者を決める一戦、第17回ジャパンダートダービー(GⅠ・2000m 13頭立て)が8日、東京・大井競馬場で行われました。JRA勢からは、兵庫チャンピオンシップで9馬身差の圧勝劇を見せた⑥クロスクリーガー、強烈な末脚でユニコーンステークスを制した⑨ノンコノユメ、昨年の全日本2歳優駿の覇者で、今年3月にUAEダービーに挑戦した⑬ディアドムス、紅一点④ポムフィリア、②マイネルサクセサー、距離的にチャンス十分な⑩ライドオンウインドの6頭が参戦。地方勢からは東京ダービー馬⑫ラッキープリンス(浦和)、同レース2着⑪パーティメーカー(浦和)、兵庫ダービー馬⑧インディウム、北海優駿の勝ち馬③フジノサムライ、羽田盃(南関東3冠の第1戦)を勝った⑦ストゥディウム(船橋)などがエントリー。



単勝の上位人気は、クロスクリーガーが1.6倍で1番人気。2番人気ノンコノユメ(2.8倍)、3番人気ライドオンウインド(7.5倍)。4番人気以降はディアドムズ、ポムフィリア、ラッキープリンス、ストゥディウムと続きました。
揃ったスタートで始まったこのレース、スタンド前での先行争いで、真ん中からクロスクリューガーが前を行き、ライトオンウィンドが2番手、3番手にポムフィリア、ラッキープリンスが4番手を行く。ディアドムスは中団につけ、ノンコノユメは9番手、ストゥディウムが最後方でスタンド前を過ぎていった。
1,2コーナーを回って向正面に差し掛かり、クロスクリーガーが先頭、ライドオンウィンドが2番手追走、内側の3番手にポムフィリア、その後ろの4番手にラッキープリンス。5番手グループには、内からマイネルサクセサー、真ん中パーティメーカー、外側ディアドムスと3頭横並び。ノンコノユメは8番手追走。9番手フジノサムライ、ストゥディウムが10番手に浮上し、インディウム11番手。後方は⑤マイネルジャストと①コスモエポールの佐賀勢2頭。
外回り3コーナーに差し掛かり、クロクリがレースを引っ張り、ラキプリが2番手のライドオンをかわしにかかる。後続ではノンコとストゥディウムが共に追い上げている。4コーナーから最後の直線に入り、ラッキープリンスが逃げるクロスクリーガーを懸命に追いかける。外からノンコノユメがライドオンウィンドを抜いて3番手まで上がってきた!ゴール残り200mを切り、まだクロクリが先頭だが、鋭く伸ばしてきたノンコがラキプリをかわすと、勢いそのままにクロクリを捕らえて先頭ゴールイン!雨の大井でも鋭い脚を見せたノンコノユメ、鮮やかに差し切ってJDDを制しました!



ジャパンダートダービー 全着順
1着⑨ノンコノユメ    2:05.6(不良)
2着⑥クロスクリーガー  2馬身1/2
3着⑫ラッキープリンス  5馬身
4着⑦ストゥディウム   2馬身1/2
5着⑩ライドオンウインド 1馬身1/2
6着④ポムフィリア    1馬身1/2
7着⑧インディウム    2馬身
8着⑪パーティメーカー  4馬身
9着⑤マイネルジャスト  4馬身
10着②マイネルサクセサー 1馬身
11着⑬ディアドムス    5馬身
12着③フジノサムライ   3馬身
13着①コスモエポール    大差

払戻金
単勝 ⑨ 280円
複勝 ⑨ 120円 ⑥ 110円 ⑫ 330円
枠複 [5]-[6]200円
枠単 [6]-[5] 450円
馬複 ⑥-⑨ 210円
馬単 ⑨-⑥ 470円
ワイド ⑥-⑨ 140円 ⑨-⑫ 990円 ⑥-⑫ 660円
三連複 ⑥-⑨-⑫ 1,730円
三連単 ⑨-⑥-⑫ 4,980円


雨が降り、不良馬場の下で行われた今年のJDDは、単勝2番人気のノンコノユメが優勝。最後の直線で力強い末脚で大外から追い込み、前を行っていたラッキープリンスとクロスクリーガーがあっさりと抜き去り、最後は2馬身半差をつけての快勝でした。2着には終始逃げ続けたクロスクリーガー、ラッキープリンスが地方勢最高の3着に入り、東京ダービー馬の意地を見せました。羽田盃馬・ストゥディウムも4着と掲示板内に載せております。3番人気のライドオンウィンドは5着、2歳王者・ディアドムスは11着と大敗しました。兵庫と佐賀の馬に負けるようではダメですな。
ノンコノユメは前走のユニコーンステークスに続いての重賞2連勝。自身3連勝で初めてのGⅠタイトル獲得です。ユニコーンSから1週間後の28日にお父さんのトワイニングが亡くなり、それから10日後に父に捧げる弔い星を挙げました。ちなみに、トワイニング産駒はこれがGⅠ初制覇となります。鞍上のクリストフ・ルメール騎手と、管理する加藤征弘調教師は、共にJDD初勝利です。加藤氏は海外GⅠ(2007年シンガポール航空インターナショナルカップのシャドウゲイト)で勝利経験があり、地方GⅠは初勝利。次は中央のGⅠ初制覇ですね。
前走のユニコーンに続き、またもや突き抜ける走りを見せたノンコノユメ、その末脚はまるで日本刀のような鋭い切れ味でした。地方初参戦、2000mの長い距離、初めてのナイター、不良馬場と不安要素がいろいろ重なったけど、それらをバッサリ一蹴してみせました。それにしても不良のダートで破壊力抜群の脚で勝つとは…、ノンコノユメには恐れ入りました。秋には古馬との対決も多くなります。同世代のライバル・ゴールデンバローズと共に、「ホッコータルマエ越え」を果たして、ダート界の世代交代を実現させてほしいものです。





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神戸決戦は大乱戦!ホークスがオリックスに打ち勝って貯金20到達。

2015年07月06日 | HAWKS

貯金19でパリーグ首位を行く福岡ソフトバンクホークスは、土曜日からほっともっとフィールドでオリックスバファローズと戦う予定でしたが、4日は雨天中止となりました。一夜明けた5日・日曜日のデーゲームは、オリックス・金子千尋VSソフトバンク・中田賢一の先発で始まり、途中からとんでもない試合展開となりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク    オリックス
1(右)福田秀平  (右)宮祐樹
2(二)明石健志  (一)小島脩平
3(中)柳田悠岐  (遊)安達了一
4(左)内川聖一  (左)T-岡田
5(指)李大浩   (三)中島裕之
6(三)松田宣浩  (指)カラバイヨ
7(一)中村晃   (捕)伊藤光
8(遊)今宮健太  (二)原拓也
9(捕)細川亨   (中)駿太
 (投)中田賢一  (投)金子千尋



ホークス先発・中田は立ち上がりから苦しいピッチング。初回にオリックス先頭の宮崎にヒットを許すと、続く小島に四球を与え、ランナー2人を背負います。しかし、安達を2塁ゴロ併殺打に仕留めると、T-岡田を2塁フライに退けて0点に抑えます。しかし、2回に自らのエラーと四球を2個与え、ノーヒットで1死満塁のピンチを作り、駿太を3塁ゴロ→本塁アウトで2アウトまで持ち込むも、宮崎にフォークを打ち返され、ライト前タイムリーヒットを浴びて先制点を許します。3回にはヒットと死球のランナーを出し、2死1,3塁で伊藤光にセンター前ヒットを打たれて2点目を与えました。
ホークス打線は、2回に内川が相手のエラーで出塁し、中村晃がヒットを放ちますが、今宮がライトフライに倒れて2者残塁。3回と4回もオリックス先発・金子の前に無得点に抑えられます。
オリックス2点リードの5回、ホークスが反撃に出ます。先頭の松田がシングルヒット、中村晃が四球を選び、今宮もヒットで繋いで無死満塁。長打が出れば同点または逆転という場面で、細川の代打・高田知季がフルカウントからファウルで粘り、最後は四球を選び、押し出しで1点を返す。福田凡退で1死後、明石が金子の初球を叩いてライト前ヒット!ランナー2人生還して、ホークスが3-2と逆転に成功!なおもランナー2人置いて、柳田にもタイムリーヒットが出て4点目。内川四球で再び満塁となり、イデホが金子のこの日100球目となる直球をライト前に弾き返してさらに2点追加。これで金子千尋はノックアウト…。
金子から6点を奪った後も、ホークス打線の勢いは止まりません。1死1,2塁で松田がオリックス2番手・比嘉幹貴からレフト線へのタイムリー2塁打で7点目。さらに、中村のタイムリーヒット、今宮の犠牲フライで2点を追加。ホークスはこの回、打者13人で一挙9得点のビッグイニングとなりました。
ところがその裏、中田がピリッとしません。四球を3個与えて満塁の後、伊藤のライト前タイムリーで1点を返される。ホークスはここで中田を諦め、2番手・嘉弥真新也を交代。原の代打・竹原直隆をライトフライに打ち取って2死。オリックスは9番・駿太のところでブランコを投入。するとホークスは二保旭をマウンドに送り込む。二保VSブランコの対決は、ブランコが初球を打ってライト前2点タイムリーヒット。二保はこの後、小島にも2点タイムリーヒットを打たれた。オリックスは5回裏に5点を返しました。5回を終えた時点で9-7とホークス2点リード。
6回からは森唯斗が4番手で登板し、2イニングを無失点に抑える好リリーフ。打線の方は7回に1死から松田の内野安打、中村晃の四球で1,2塁とするも、今宮が遊撃ライナー併殺打に倒れて追加点ならず。
8回、ホークスは2死から明石がエラーで出塁すると、2四死球で満塁とし、イデホが死球を受けて押し出し。ホークスに10点目が入ります。
その後は8回に五十嵐亮太、9回はサファテの継投でゲームセット。ホークスが10-7でオリックスとの乱戦を制しました。




◇パ・リーグ  2015年7月5日 (日)
オリックス-ソフトバンク13回戦
(ソフトバンク9勝4敗、ほっともっとフィールド神戸、27,740人)
Sh 000 090 010-10
Bs 011 050 000-7
▽勝 森 26試合3勝
▽S サファテ 35試合3勝19S
▽敗 金子 7試合2勝4敗


いやぁ、試合内容からして壮絶な試合でしたなあ。「これが首位と最下位の試合なのか?」と言いたくなるほどでしたよ。特に5回のホークスが9得点、オリックスも5点の猛攻。5回だけで両チーム合計14得点ですよ。試合時間も4時間36分もかかりました。最後まで観戦されたみなさま、本当にお疲れ様でした…。オリックスとの乱打戦に勝ったホークスは、2連勝で今季最多の貯金20に到達。VSオリックス戦も3連勝となりました。この日は2位の日本ハムが楽天に敗れたため、4.5ゲーム差となりました。オリックスは監督が変わっても、チームの状況は変わりませんね…。(森脇浩司氏か休養→福良ヘッドコーチが監督代行)ケガ人だらけ、エースの金子投手でも勝てないんじゃ、もうどん底でしょ。
先発の中田投手は、5回途中(4回1/3)まで投げて、被安打5・3奪三振・7四死球・6失点。前回の楽天戦は9回途中まで完封目前の好投だったのに、この日は初回から苦しいピッチング。2回と3回に続けてタイムリーを浴び、5回には4失点を喫してノックアウト…。スライド登板させなければよかった。
勝利投手となったのは、6回から登板した森投手で、今季3勝目をマーク。2イニングを投げて3個の三振を奪ってオリックスの反撃を封じました。
打線の方はチーム全体で10安打。そのうち、5回だけでヒット7本も出ました。5回に逆転タイムリーを放った明石選手が2安打2打点、松田選手は3安打2打点の猛打賞。5回には1イニングで2本のヒットを打ち、1本目はビッグイニングの口火を切るシングルヒット、2本目は変わったばかりの比嘉投手から2点タイムリー2塁打を打ちました。イデホ選手は2点タイムリーヒット&押し出し死球で3打点を挙げております。
オリックス戦は1試合だけだけど、一応「5カード連続勝ち越し」のホークスは、7日と9日に東北楽天ゴールデンイーグルスと2試合戦います。7日にヤフオクドームで行われ、9日は京セラドーム大阪で「鷹の祭典2015 in 大阪」が開催されます。その後、10日と11日にQVCマリンフィールドで千葉ロッテマリーンズとの2連戦が控えております。来週もホークスの勝利に期待しましょう。




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アンビシャス福島で格の違いを見せ付ける!ウリウリ、スプリント初挑戦で結果出した!

2015年07月05日 | 競馬

上半期のGⅠシリーズが終わり、今週から夏のローカル開催がスタート。夏競馬の季節が今年もやってきましたね~。福島競馬場では3歳馬による一戦「ラジオNIKKEI賞」、中京競馬場はサマースプリントシリーズ第2戦「CBC賞」が行われました。



中京メイン・第51回CBC賞(GⅢ・芝1200m)は、18頭が出走予定でしたが、⑯ベルカントが出走取消のため17頭立てとなりました。高松宮記念で4着の⑩サドンストーム、昨年の勝ち馬④トーホウアマポーラ、オーシャンステークス3着⑨ベステゲシェンク、⑥ウリウリ&⑭ホウライアキコの「安土城ステークス」組、京王杯スプリングカップ大敗からの巻き返しを図る⑦ダンスディレクター、⑮レッドオーヴァル、⑧ジャストドゥイングなどが参戦しました。
スタートで好ダッシュを決めた⑤レオパルディナ、⑪レオンビスティー、ジャストドゥイングの3頭の先行争いから、レオパルディナが先手を奪う。②フレイムヘイロー・ドゥイング・トーホウアマポーラの3頭が3番手グループを形成し、5番手ホウライアキコ、7番手③マコトナワラタナ、8番手ベルルミエール、ワキノブレイブが9番手。中団グループにはダンスディレクター・レッドオーヴァル・ベステゲシェンク・サドンストームと有力勢が固まっている。ウリウリはその後ろの14番手を追走。後方は⑱ニンジャ、⑫タガノブルグ、①セイカプリコーンと続く。
3,4コーナー中間点を過ぎ、先頭を行くパルディナは前半600mを33.4秒で通過。2番手のレオンが外から並びかける。ドゥイングとアマポーラが3番手追走、アキコは外に出し、ディレクター・サドン・ウリウリらは中団馬群。最後の直線コースに入ったところで、17頭が横に大きく拡がり、レオパルディナがわずかにリードするが、レオンビスティー、フレイムヘイロー、ジャストドゥイング、トーホウアマポーラなどが接近。さらに内からウリウリが追い込んできた。残り200mで馬場の真ん中からベルルミエールが前に出るが、ウリウリがインを突いて一気に抜け出した!外からダンスディレクター・ルミエール・サドンストームが襲い掛かるが、ウリウリが先頭でゴールイン!内から突き抜けたウリウリ、初めてのスプリント戦で見事に勝利しました!


サマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞は、単勝2番人気のウリウリが優勝。道中は中団より後ろの位置に控え、直線で内側から馬群を割って抜け出し、最後は2着に半馬身差をつけての勝利でした。混戦の2着争いは1番人気のダンスディレクターが制し、トップハンデの57キロを背負ったサドンストームが3着、ベルルミエールが4着でした。結果的には単勝の人気上位の4頭が1~4着を独占しました。
勝ったウリウリは、前走の安土城ステークスに続いての2連勝で通算6勝目。昨年1月の京都牝馬ステークス以来の重賞2勝目を手にしました。鞍上の岩田康誠騎手はCBC賞初勝利。馬主の金子真人ホールディングスは、先週の宝塚記念に続き重賞2連勝です。前走「1分19秒0」という芝1400mのJRAレコードを叩き出し、今回は初めての1200mのレースで勝利。ここまで来ると、秋のスプリンターズステークスでも期待したくなります。ディープインパクト産駒初のスプリントGⅠ馬は、ミッキーアイルよりウリウリになるかも?


福島メイン・第64回ラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)は、3歳馬16頭が集結。秋の3歳戦線に向けてのステップレースであるこのレース、今年は好メンバー揃い。プリンシパルステークスで日本ダービーの優先出走権を手にしながらも出走回避した③アンビシャス、オルフェーヴルの弟⑦アッシュゴールド、福島1800mで勝利経験のある⑯ロジチャリス、白百合ステークス3着⑫ミュゼゴースト、重賞3着2回④ナヴィオン、5月の3歳500万円以下で2勝目を挙げた⑩グリュイエール、オグリキャップの孫⑬ストリートキャップ、ダービートレーナー・堀宣行厩舎所属の⑤レアリスタ&⑮キャンベルジュニアの無敗馬2頭も参戦。
スタートでストリートキャップがやや出遅れたのに対し、他の馬は綺麗に揃った。スタンド前での先行争いで、⑥マルターズアポジーとロジチャリス2頭が行き、ロジチャリスがわずかに先頭。アンビシャスとレアリスタは中団、アッシュゴールドはやや後方で1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に出て、マルターズアポジーが先頭、2番手にロジチャリス、ミュゼゴーストが単独3番手。外側の4番手にキャンベルジュニア、5~7番手に⑪グランアルマダ・⑭ブランドベルグ・②ホワイトウィンドの3頭が横一線。レアリスタは中団の8番手を追走し、9番手⑨マイネルシュバリエ、10番手のアンビシャスはレアリスタの背後をぴったりマーク。その後ろの11番手にグリュイエール。12番手グループにアッシュゴールド・ナヴィオン・①アクセラレートの3頭が並走。その後に⑧ストレンジクォーク15番手、ストリートキャップが最後方という展開。
3コーナーに差し掛かり、アポジーがレースを引っ張り、チャリスが2番手で追っている。ゴーストも好位キープ、マイシュバが外から捲るようにポジションを上げる。アンビシャスとレアリスタはまだ中団馬群だが、レアリスタが下がっていく。4コーナーから最後の直線に入り、マルターズアポジーがまだ逃げ粘るが、外に出したアンビシャスがゴール残り200mを切って前の馬たちをあっさりかわして先頭に躍り出る。あとはもう2番手以降を引き離してゴールイン!これは強いぞアンビシャス!ラジオNIKKEI賞を快勝で飾りました。


夏の福島開催の開幕を告げる3歳馬によるハンデ重賞は、アンビシャスが単勝1番人気に応えて優勝。2着には4番人気のミュゼゴースト、道中レースを引っ張ったマルターズアポジーが3着に入りました。アポジーは福島2000mで勝ってるんです。3番人気のロジチャリスは4着、アッシュゴールドは10着。オルフェーヴルとドリームジャーニーもガックリしてるぞ。そして2番人気のレアリスタは最下位の16着…。同じく無敗だったキャンベルジュニアも15着。堀厩舎は2頭出しで惨敗です…。
アンビシャスはプリンシパルステークスに続いての連勝で重賞初制覇。プリンシパルを勝った後、ダービーに向かわず正解でしたね。道中はレアリスタの背後につけ、直線で内から真ん中に進路を取り、最後は2着に3馬身半差の圧勝。トップハンデ・56.5キロを背負いながらも強い競馬を見せてくれました。本当に格が違ったなあ。今後は天皇賞・秋を目指すというアンビシャス、この先がとても楽しみな1頭であることは間違いありません。




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これがパリーグ首位の意地だ!敗色濃厚から、9回逆転サヨナラ勝ち!

2015年07月03日 | HAWKS

4連勝中だった福岡ソフトバンクホークスは、7月1日の西武戦で大敗を喫して連勝ストップ。本拠地・ヤフオクドームで2ケタ失点なんて、なんて日だっ!「ルーフオープンデー」なんか廃止してしてください。連敗だけは正直避けたい2日の試合は、ソフトバンク・バンデンハークVS西武・郭俊麟の先発でスタートしました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク      埼玉西武 
1(右)福田秀平    (中)秋山翔吾
2(二)明石健志    (左)栗山巧
3(中)柳田悠岐    (二)浅村栄斗
4(左)内川聖一    (三)中村剛也
5(指)李大浩     (指)メヒア
6(三)松田宣浩    (右)森友哉
7(一)中村晃     (一)脇谷亮太
8(遊)今宮健太    (遊)鬼裕司
9(捕)細川亨     (捕)炭谷銀仁朗
 (投)バンデンハーク (投)郭俊麟


1回、ホークス先発・バンデンハークが、西武先頭の秋山を空振り三振に仕留めると、栗山と浅村にも三振を奪い、3者連続三振の好スタート。その裏、福田と明石が内野ゴロで倒れて2死の後、3番・柳田が西武先発・郭の初球カーブを弾き返し、センター・バックスクリーンへのソロ本塁打を放ち、1点を先制します。
バンデンハークは2回に2死から森にヒットを打たれますが、その後は西武打線を寄せ付けず、4回まで1安打の好投を見せます。
追加点が欲しいホークスは、4回裏に内川が2塁打を放つと、松田が四球を選び、2死1,2塁と追加点のチャンス。個のチャンスに中村晃が郭の変化球をライト前に運ぶ。2塁から内川が本塁を狙ったが、西武右翼手・森の好返球に阻まれて本塁タッチアウト。追加点とはならず。
4回まで無失点に抑えていたバンデンハーグですが、5回に2死走者無しで脇谷にストレートを狙われ、ライトホームランテラスへのソロ本塁打を浴びて1-1の同点とされる。さらに6回、炭谷にヒットを許し、2死2塁で浅村に初球を打ち返され、センターへのタイムリーヒットで勝ち越し点を与えてしまった。
1-2と逆に1点を追う立場となったホークスは、6回裏に2アウト満塁と一打同点&逆転のチャンスを作ったが、中村晃がライトフライに倒れて3者残塁。7回は今宮がヒットで出塁し、3塁まで進むも、明石が倒れて同点ならず。
8回、バンデンハークが1死から秋山に2塁打を打たれると、2死3塁で浅村にレフト前タイムリーを打たれ、3点目を失った…。結局バンデンハークは8回3失点でマウンドを降りました。
1-3と2点ビハインド、もはや万事休すかと思われた9回裏、ホークスが反撃に出ます。先頭の中村晃が西武5番手・高橋朋己から2塁打を放つと、1死2塁で細川の代打・川島慶三が内野安打で1,3塁とチャンスを拡げる。1点が欲しい場面で、福田の代打・吉村裕基が直球を流し打ち、ライト線を破るタイムリーヒットで1点を返します。なおも1,3塁で一打同点の場面で、明石がスライダーを引っ掛けて投手ゴロ→3塁走者・川島本塁突入→ピッチャー・高橋が本塁送球→本塁クロスプレーはセーフ!これで3-3の同点に追いついた!この後、柳田の死球で満塁となり、一打サヨナラの場面で、内川が初球を打ち上げてライトフライ。3塁走者・牧原大成(吉村の代走)がタッチアップしてホームイン!9回裏に3点を奪ったホークス、4-3で逆転サヨナラ勝ち!


◇パ・リーグ 2015年7月2日 (木)      
ソフトバンク-西武15回戦
(ソフトバンク8勝5敗2分、ヤフオクドーム、38,500人)
L  000 011 010   3 
H 100 000 003x  4 
▽勝 森 25試合2勝      
▽敗 高橋朋 31試合1勝1敗19S
▽本塁打 [西] 脇谷 1号(5回表ソロ)
     [ソ] 柳田 17号(1回裏ソロ) 


バンデンハーク投手が8回まで3点を失い、初回に柳田選手がホームランを打った以外は点が入らず、前夜に続いて西武に連敗かと思われましたが、9回裏に奇跡が起こりました。西武のクローザー・高橋投手を攻め立て、吉村選手の反撃のタイムリー、川島選手の神走塁で2点のビハインドを追いつき、最後はキャプテン・内川選手の犠牲フライでサヨナラ勝ちを収めました。サヨナラの瞬間、ホークスの選手たちが狂喜乱舞、工藤監督も大はしゃぎ。女子W杯で快進撃を続けている「なでしこジャパン」の勝利への執念が、ホークスに乗り移ったかのような逆転劇でしたね~。ホークスはこれで今季6度目のサヨナラ勝ち、西武との3連戦を2勝1敗で終え、4カード連続の勝ち越しとなりました。これが首位の底力だ!
先発のバンデンハーク投手は、8回まで124球を投げ、被安打6・12奪三振・無四球・3失点の内容。立ち上がりに3連続三振、4回まで6個の三振を奪い、ヒット1本衣抑える快投を披露しましたが、中盤以降は脇谷選手にホームランを打たれたり、浅村選手にタイムリーヒットを2本も打たれました。それでも1軍で自己最長の8回を投げ、毎回奪三振を記録。13奪三振をマークした6月21日の日本ハム戦に続き、2試合連続の2ケタ奪三振。今後もバンデンの奪三振ショーに目が離せない?
打線の方はチーム全体で9安打。中村晃選手がチーム唯一の2安打を記録。9回には大逆転の口火を切る2塁打で出塁し、吉村選手のタイムリーで生還しております。初回に先制のホームランを打った柳田選手は、自身にとって約1週間ぶりの一発。先週も郭俊麟から初回先制アーチを打っております。サヨナラ犠牲フライを打った内川選手がこの試合のヒーローとなりましたが、川島選手の活躍ぶりも目立ちました。ヘッドスライディングで内野安打にすると、決死の本塁ヘッスラで生還し、同点に持ち込みました。川島選手の神走塁がアウトになっていたらサヨナラはなかったので、非常に大きなプレーでした。

福岡ソフトバンクホークスは4日からほっともっとフィールド神戸でオリックスバファローズとの2連戦に臨みます。4日は中田賢一投手、5日は帆足和幸投手が登板すると思われます。次の2連戦も勝ち越しに期待しましょう。




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