静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

孫悟空@葵町

2016年04月18日 07時11分46秒 | お知らせ
孫悟空@葵町

今日のランチは珍しいお店です。
まずは安西の通りから1本入って裏通りを進みます。
閑静な住宅街にひっそりとたたずむお店が、「孫悟空」さんです。
訪問は三回目ほどになりますが、前回は実に10年ほども前でした。



 平日の11時半ごろ、お店の前に着きましたが、ちゃんと開いていましたから一安心です。
というのも、「食べログ」では営業時間が出ていなかったので、少しばかり不安になっていました。
古いお店なんですが、時々こういうこともあります。

 お店の前に自転車を停めて中に入ります。
細長い造りで、先客はいらっしゃいませんでした。
左手に厨房でそこに向かうカウンター席、奥にはテーブル席もあるようです。
私はカウンターのまん中あたりに座ります。



 コップに入った冷茶が出て、メニューを眺めます。
目に付く御主人のイラストがいいですね。
少し迷いましたが、入り口にある看板にしたがって、「一番人気」の「五目ラーメン(800円)」を選びました。
さっそく御主人が作り始めます。



 こちらのお店は年配のご夫婦でやっている昔ながらの中華飯店ですね。
暇つぶしにメニューを見ますが、ラーメンが600円で、嬉しいことにワンタンも書いてありました。
最近更新がストップしている、「ワンタン放浪記」の候補が一つ増えました。
なお、ラーメンにチャーハンなどが付いたセットものも書いてありました。



 「お待ちどうさまです、熱いですから気を付けてください」
女将さんが丼を運んできてくださいました。
これはボリュームのあるラーメンですね。
さっそくコショーを掛けていただきます。



 五目ラーメンといっても色々な種類のものがありますが、こちらのラーメンは塩味のものでした。
具には、白菜、タマネギ、戻しシイタケ、シメジ、豚コマなどを茹でたもので、あんかけにはなっていません。
こちらを塩味のスープでまとめ卵を落としたもので、私の予想とは少し違いました。



 麺は細麺の縮れ麺で、この細麺は好みですね。
伸びることもなく最後まで美味しくいただけました。
一番の特徴はスープで、これはしっかりした作りですね。
塩味はスープが決め手ですが、なるほどじんわりとした美味しいスープでした。

 このスープなら普通のラーメンも美味しそうです。
半分ほどいただいてから思いついてラー油を垂らしてみましたが、これも良かったです。
具沢山で温まる、美味しいラーメンでした。
食べている間に年配の男性が入ってきて、ようやくお店も活気づきました。

 ところで、前回はタンメンをいただいたんですが、このタンメンと五目ラーメンの違いは何だろうかと気になりました。
私の勝手な想像では、「五目」が醤油味、「タンメン」が塩味、だと思っていましたが、そうでもないようですね。
まあ、お店によって色々あるんでしょうか。

 しっかり食べ終わりましたが、最後に残ったスープが美味しくて、しばらくレンゲで飲んでしまいました。
それでも半分ほど残して無事終了です。
お会計は800円、千円札でお釣りを受け取ってお店を後にします。

 ごちそうさまでした。
コメント
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