静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

かぶら屋@最短記録

2016年04月23日 07時32分11秒 | お知らせ
かぶら屋@最短記録

 話は月曜日に戻ります。
例によって、仕事終わりのたこ八さんです。
ところが暖簾を上げてびっくり、お店は満員で空いている隙間はありません。

 たこ八さんは長椅子なので詰めて座ればまだ入れますが、窮屈な中で飲むのも肩身が狭いですからそういうことはしません。
お客さんはと見ますと、ほとんどが初めてのような感じでした。
ここはキッパリと諦めて家で飲むことにしました。

 帰りにコンビニでつまみを仕込んで、この日は自宅飲みでした。
そして今日は水曜日です。
幸いに6時半で仕事が終わりましたから、リベンジをしに街中までやって来ました。
しかしこの時間帯はたこ八さんも混んでいるはずです。

 二回続けて満員はどうも避けたいところですから、少し時間をつぶすことにしました。
たこ八さんは6時ぐらいが一番混んでいますから、そこを避けておこうという算段です。
そんな時サクッと飲むには一番のお店が「かぶら屋」さんです。
食べておきたいものもありますから、寄り道をすることにしました。



 ところが
入り口で中を見ると、かなりの満員です。
どうしようかと迷いましたが、店員さんは奥が空いていると誘います。
ドアまで開けていただいては素通りできませんね。

 奥に行くとカウンターが1席だけ空いていました。
両隣に大柄の男性が座っているという、かなり恵まれた場所です。
さらには後ろが団体のグループで、かなりの賑やかさでした。

 「まずはドリンクからお願いします」
バイトの新人らしいお兄ちゃんが注文を取ります。
「チューハイに上ねぎタン塩」
「すいません、上タンは売り切れました」

 「じゃ、テッポーをタレで二本」
「これも売り切れです」
「じゃあ、シロをタレで二本」
これは出鼻をくじかれました。

 禁煙ではありませんから仕方のないことですが、お隣から流れてくるタバコの煙がひどく目に染みます。
お店はかなり混んでいて、ほぼ全ての席が埋まっていました。
そういえば外の席で飲んでいる人もいましたね。



 すぐに出てきたチューハイでとりあえず一息つきます。
いつもと変わらないスッキリした味わいのチューハイですね。
4人いる店員さんも大忙しの状態で張り切っています。
最近は早い時間帯か遅い時間に来るので分かりませんでしたが、けっこう繁盛されているんですね。



 シロもすぐに出来上がってきました。
七味を振って、いただきます。
この甘口のタレがまた良い感じで、辛口のチューハイに良く合います。

 ここでお隣のカップルがお帰りになり、とりあえずタバコからは開放されました。
これで少しはゆったりできそうです。
片寄せ合って飲むのも風情がありますが、赤の他人ですとなかなかリラックスできませんね。
追加のつまみは何にしようかな。

 と思っているうちに、新しいお客さんが入ってきました。
中年のサラリーマン風男性がお二人で、当然のごとく空いたお隣の席に座ります。
さらにはこちらも愛煙家のお二人でした。

 最近の私の運命の輪は、かなりの勢いで空回りしているようです。
こういう時に逆らってもろくなことはありませんから、素直に受け止めましょう。
パクパクと残ったシロを片づけ、グイッと酎ハイも飲み干してお会計です。

 「470円です」
何と今夜は、「かぶら屋」さんの滞在最短記録、お支払い最低価格でした。
こう書きますとケチなようですが、10分で約500円ですから、時給にすれば3千円の大盤振る舞いです。

 お店を出て、お目当てのたこ八さんに行くと、今夜は空いていて一安心でした。
それなら最初から行けば良かったのにと、少し後悔しましたが、まあ良いか。
かぶら屋さん、今度は早い時間に行きますね。
ごちそうさまでした。
コメント
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