静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

ナカミヤ@居酒屋文化について

2016年11月12日 07時31分55秒 | 居酒屋
ナカミヤ@居酒屋文化について



 「こんばんは」
今夜は久しぶりのナカミヤさんです。
ときどき無性にここの「レバ刺し」いや「ゆでレバー」が食べたくなるんですね。
お店に入るとお客さんはおらず、いつものカウンター端席に座りました。

 「ホッピーとゆでレバー下さい」
こちらのお店でも注文はほぼ一定しています。
バイトのお兄ちゃんも慣れたのか、「白ですか、黒ですか」とは聞かれませんでした。



 すぐに出てきたホッピーはナカが多めで飲みごたえがあります。
そしてこれもお決まりのお通しが出てきました。
一時期は鳥が出てきましたが、最近は元のレバーペーストに落ち着いたようです。



 これをつまみながらホッピーを傾けます。
さて、久しぶりですしお客さんもいないので、今日はご主人とあれこれお話をする時間が増えました。
まずは例の大道芸です。
中心部の賑わいもここまで来ることはなく、ナカミヤさんは割合暇だったということでした。

 大道芸の経済効果という話がよくありますが、新しく増えるということではなく、周辺のお客さんが中心部に移動するだけではないかという結論でした。
ランチを提供するラーメン屋さんなどは大賑わいだったそうですが、居酒屋さんはぼちぼちというところでしょうか。
そこに待望の「ゆでレバー」が出てきました。



 レバ刺しではなくゆでレバーですが、低温処理された豚のレバーは生とほとんど変わらない味で美味しいですね。
頭の固いお役人さんのせいで、「豚のレバ刺し」が食べられなくなりましたが、庶民にはこういう知恵があります。
ナカミヤさんの技術に乾杯です。

 さて、ご主人とのお話の続きですが、居酒屋文化の話になりました。
東京の居酒屋さんに比べて静岡の居酒屋はどうも発展しない。
お酒を飲む人が少ないということもありますが、居酒屋文化が違うということもありそうです。
私には頭が痛いですが、お客さんのマナーもあまりよくない場合があります。

 ご主人のおっしゃるには、この間5時間も居座っているお客さんがいたそうです。
もちろんその間ずっと良いペースで飲んだり食べたりしてくれれば上客ですが、お酒も飲まずにただ話をしているだけというのはいただけません。
たこ八さんでもたまに見かけますが、居酒屋さんでたいしてお酒も飲まずに長尻しているのは見苦しいものです。
込み合ってきたら席を譲り合うというのが居酒屋さんのマナーです。

 さすがにここでは騒がしいお客さんは見かけませんが、酒場で盛り上がって騒ぐというのも見苦しいものです。
この辺りでは珍しくご主人と意見が一致しました。
そこでホッピーも進んで、ナカのお代わりです。



 それにしても今夜はお客さんの出足が鈍いようです。
お店に入ってから30分ほどたちましたが、いまだに私一人だけで飲んでいます。
よほど暇だと見えて、ご主人が何やら作っています。



 「これ、試しに食べてみて」
出てきたのは豚肉を塩漬けにしてどうやらこうやらしたというもので、詳しくは忘れましたが試作品だそうです。
一切れをお試しでいただきましたが、これはまだひと工夫必要な感じでした。

 なかなか研究熱心なご主人でこれからも楽しみですね。
とはいえ二杯目のホッピーも空いて、ここでお会計です。
美味しいレバ刺し、いやゆでレバーで大満足でした。

 ナカミヤさんを出て、今夜は次のお店で締めとします。
ごちそうさまでした。


コメント (2)
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