静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

喜楽@間違いない味

2016年12月10日 07時28分13秒 | ラーメン(静岡市内)
喜楽@間違いない味



 ふと食べたくなるラーメン、今回は神明町の「喜楽」さんにやってきました。
日曜定休で昼間の11時半から1時半までの2時間だけ営業されている、あの「食べログ」にも掲載されていない、幻の名店ですね。
かつては街中にもけっこうあった中華店ですが、瀬名の「美濃屋支店」さんもすでに無くなってしまいましたから、もう希少価値のお店です。

 木曜日の午前11時半、開店早々を狙ってお店にやってきました。
前に自転車を置いて、入口の引き戸を開けます。
「いらっしゃいませ」
予想通りで一番乗りでした。

 まずはカウンターの端席に座って上につるしてあるメニューの短冊を見ます。
お冷やが出て、注文を告げます。
「うまにラーメン(700円)お願いします」
実は辛味ラーメンと迷いましたが、やっぱりこれに決めました。

 このところ喜楽さんでは三回連続でこの「うまにラーメン」を食べていますが、それには理由があります。
最近のラーメン屋さんではこのタイプのラーメンはなかなか食べられないので、こういうチャンスを逃したくないからですね。
注文が厨房に通って、鍋を振るう音が聞こえてきました。
年配のご夫婦でやっていらっしゃるお店ですが、奥さんもしっかり手伝いをしています。



 しばらくしてその馬にラーメンが出てきました。
今回はタブレットを持ってきたので初めてその写真を撮ることができました。
喜楽さんの記事も10回ほど上げていますが、今回初めての写真掲載になります。
どうです、美味しそうでしょう。



 何しろ壁に「携帯電話の使用禁止」と大きく書かれていますから、携帯で写真を撮ることができませんでした。
しかし今回念願の掲載ができてよかったです。
百聞は一見に如かずで、写真のほうがよくわかりますね。

 具には、モヤシ白菜ニンジン玉ねぎに豚小間肉などを炒めたものを塩味のあんかけにしたもので、これが麺の上に乗っています。
麺は細麺の縮れ麺で、ほどよい腰があります。
しっかりコショーを掛けていただきます。

 この味付けは抜群ですね。
絶妙の塩加減で、あっさりとしているにもかかわらずしっかりとしたダシが感じられます。
こういう昔風のスープは大好きです。
しかもあんかけで熱々ですから、冬場には最適なラーメンです。

 私の後から入ってきたお客さんは常連さんらしく席に着くやいなや、「ラーメンセットね」
これは普通のラーメンにミニチャーハンのついたセットで、お値段は750円ですからお得なセットになっています。
もちろんミニチャーハンと言えども注文を受けてからしっかりと1人前を作ってくれます。
これもまた美味しそうでした。

 さて、こちらのお店でまだいただいていないメニューがあります。
それも長らく気になっているものですが、いまだにたどり着けません。
その名前はと言いますと、「缶ビール」に「ワンタン」です。
これがずっと気になっているんですが、昼間だけの営業ですからなかなかタイミングが合いません。

 今度お休みの時に一度行ってみようと思いますが、そう思ってから数年たってそのままでした。
そんなことを考えながら食べているとあっという間に丼が空になりました。
スープが美味しいのでついついそれを飲み過ぎてしまうのが玉に瑕のうまにラーメンでした。
体もぽかぽかで、この季節は良いですね。

 お会計をしてお店を後にしました。
いつもごちそうさまです。

コメント
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