静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

天津飯店@神田

2016年12月16日 07時24分43秒 | ラーメン(静岡県以外)
天津飯店@神田



 いよいよ冬の青春18きっぷのシーズンです。
まずは14日の水曜日に、1回目の東京ツアーです。
しかし今回はさる理由があってアルコールは控えめにしております。
したがっておとなしい飲み歩きになっていますが、どうぞお付き合いください。

 まずはいつもの上り列車です。
8時7分発の熱海行きで静岡駅を出発しました。
席が一つ空いていたので、迷わずそこに座りましたが、あとで気が付くとそこはシルバーシートでした。
まあ私もいい年ですからこれはこれで身に合っています。

 しかしあいにくの天気で、田子の浦あたりから雨が降り出しました。
うっかりと今日は傘を持ってこなかったので、東京の天気が心配になります。
熱海で乗り換え、そのまま東京駅に着きました。
気になる天候ですが、川崎のあたりで小やみになり、東京では何とか降らないで済みましたからよかったです。

 東京駅で山手線に乗り換え、神田で降りました。
今日のラーメンはこちらにある老舗の中華料理店のラーメンです。
地図を片手にお店を探しますが、意外にあっさりと見つかりました。
こちらが、「天津飯店」さんです。



 「いらっしゃいませ」
「お一人の方カウンターへどうぞ」
店員の若い女性が声をかけてくださいます。
私は空いたカウンターの左端席に座りました。



 お冷やと紙おしぼりが出て、「北京ちゃんぽん定食(800円)}の注文です。
前々から気になっていたこれが食べたかったんです。
しばらくすると店員さんが
「エプロンはお使いになりますか?」



 せっかくですから使わせていただくことにしました。
紙エプロンを前にかけて準備は万端です。
しばらくたって、お待ちかねのセットができてきました。
これは美味しそうです。



 中央にメインの北京ちゃんぽん、ミニサイズのご飯にザーサイ、そしてデザートが付いています。
「水餃子は後でお持ちします」
こちらはまとめて作るのかな。
それでもすぐに出てきましたから大丈夫です。



 まずはメインの北京ちゃんぽんです。
これはどんなものなのかといいますと、白菜がメインの野菜に海鮮のイカゲソやエビを使って煮込んだスープです。
そこに味付けとしてかなり辛いスープになっています。
これが良いコクで、癖になる味ですね。



 麺は自家製麵だそうで、中太の平打ちストレートでした。
やや硬めの言う出具合で最後まで伸びることはありませんでした。
スープは注文を受けてから作るのではなくまとめて煮込んであるようですね。
というのも白菜はかなりクタクタになっていましたが、エビやイカは後で入れたようで硬くありませんでした。







 スープはそれほど熱くはありません。
これで熱々でしたらランチ時には食べにくいですから正解だと思います。
辛いことは辛いですが、私にはほどよい感じで美味しくいただけました。

 さて私の後で入ってきた若い女性のお客さんは、「麻婆豆腐定食」です。
この麻婆豆腐が熱々でジュージューと美味しそうな音をたたて運ばれてきました。
これも美味そうですねえ。
真っ赤なスープが結構飛び散るので、紙エプロンをいただいて大正解でした。

 水餃子はまあ無難な味でしたが、杏仁トウフは良かったです。
モチモチのシンプルなもので、さすがは老舗だと感じました。
念願の北京ちゃんぽんが食べられて大満足でした。

 それでも辛さはけっこうなもので、紙おしぼりも最後は真っ赤になってきました。
食べ終わるころにはじっと汗が染み出てきましたから、冬場は良いメニューだと思います。
お会計をしてお店を後にします。



 店頭には、「本日のサービス定食(650円)」と張り出してあります。
これがなんと「担々麺」でした。
セットになっていてこれで650円か!
機会があればこれも食べたいですね。

 神田のあたりはお昼休みの飲食店は大混雑です。
どこも行列ができていて、繁盛されているお店はよくわかります。
中でも長かったのが鰻やさんで、その安さにも驚きました。
ここも一度は行ってみたいですね。

 のんびりと歩いて神田の駅に戻ります。
ごちそうさまでした。


 
コメント
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