静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

広東麺チャーリー@新宿

2019年12月16日 07時14分50秒 | ラーメン(静岡県以外)
広東麺チャーリー@新宿



 青春18きっぷを使っての東京ツアー。
2019年最後のシリーズがやってきました。
あいかわらずの東海道線でまずは静岡駅を出発します。
熱海、小田原で乗り換えて、無事新宿までたどり着きました。

 その電車の中ですが、暇つぶしに車内の電光掲示板を見ていると変わったものがありました。
「小田急線下北沢駅で、お客様のトラブル対応で遅れ」
こういうのは、何が起きたんだろうかと気になりますね。
電車を降りてまずは本日のラーメンです。

 湘南新宿ラインのホームは新宿駅のかなり南にあるので、けっこう歩かされました。
何とか西口に回って、少し歩きます。
意外にあっさりとお店が見つかりました。
こちらが本日のお店、「広東麺チャーリー」さんです。

 このお店はたまたまネットで見かけたもので、開店されてからそれほど経っていません。
なのにどうしてここに決めたのかというとそれには理由があります。
まずは私のラーメンのバイブル、「ベストオブザラーメン 大判」です。
いまから30年ほど前に出版されたもので、私がラーメン好きになった原因でもあります。



 そこに乗っているのがこのお店のラーメンです。
お店の名前は、「チャーリーハウス」さん。
場所は渋谷で、かなり前に閉店されています。
実はこのお店には一度行ったことがありました。



 見た通りでかなりユニークなラーメンですね。
日本には数多くのラーメン店がありますが、こういうシンプルなラーメンはまず見かけないでしょう。
そのチャーリーハウスさんのラーメンを受け継ぐお店が出来たというんですから、これは気になりました。
多分もう20年ぶりぐらいになると思いますが、懐かしい味を楽しみにやってきたんです。



 まずはお店に入りますが、他にお客さんはおらず拍子抜けしました。
入口右手の券売機で食券を購入します。
悩んだ末に、「チャーシュー湯麵(トンミン)」税込み900円にしました。
お店は二人だけのメンバーで、ご主人とバイトの若い女性というところでしょうか。
食券を渡してしばらく待ちます。



 しばらくしてラーメンが出てきました。
具は別盛になっていて、これもチャーリーハウスさんと同じですね。
まずはシンプルなラーメン(湯麵)です。



 麺とスープと青味だけというすっきりしたものです。
ではまずスープからいただきましょう。
私の場合普通のラーメンであれば最初にコショーを掛けてしまいますが、今回は何もせずにスープを飲んでみます。
うん、これは洗練されたいいスープですね。



 これならコショーもぴったり合いますから、すぐにコショーを投入します。
アクセントが付いてさらに美味しくなりました。
次は麺です。



 麺は細麺のストレート、意外に腰があっていいもんですね。
もう記憶のかなたですが、たぶん「チャーリーハウス」さんのものと同じなんでしょう。
あっさり醤油味のスープに細麺という私が一番好きな組み合わせです。



 次は具のチャーシューです。
ていねいに作られた本格的なチャーシューで、甘さが残るのは水あめで仕上げたんでしょうか。
噛み応えもあって、美味しいチャーシューです。
ただ、味付は少し濃い目です。


 そのまま食べるよりもトンミンのスープに浸して一緒に食べたほうが美味しいと思いました。
しかしお店の知名度はまだ低いようで、他にお客さんが入ってきませんでした。
やはり最近の若い方はこってり系のラーメンが好きなんでしょうね。
それにしてもこのスープは良いなあ。

 7分ほどですっかり完食しました。
あの懐かしい味がまた味わえるとは思いませんでした。
満足してお店を後にします。

 ごちそうさまでした。

 

コメント
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