静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

清見そば本店@値上げ後初

2022年05月19日 07時06分04秒 | ラーメン(静岡市内)

清見そば本店@値上げ後初

 今日は久しぶりにお仕事の合間のランチです。
それなのにあいにくの雨降りとなってしまいました。
さらには時間がちょうど正午過ぎですから、飲食店も混みあう時分です。
その中を静岡駅方面に向かいました。

 目指したお店は南町の「清見そば本店」さんです。
私のお気に入りのお店の一つで、いつも人気のお店です。
しかしちょうどランチ時とあって、途中の歩道にはサラリーマン風の方が普段よりも多めに歩いていました。
途中にあるお店、吉野家さんやサイゼリヤさんにはすでに行列ができています。

 

 それを見ていて嫌な予感がしましたが、やはり「清見そば」さんにも行列ができていました。
とはいえ前に三人ほどですから、私はその後に並んで待ちます。
小雨なのでじゃまになると、傘は持ってきませんでしたが、そのため少し濡れてしまいました。
私の後ろにも三人連れの男性サラリーマンが並びました。

 

 前の三人が中に入って私が一番先頭になりました。
するといつもの女性ベテラン店員さんが、メニュー表を手渡ししてくれます。
待っている間に決めてほしいということでしょうが、こういう体験は初めてです。
なかなか気の利いたサービスで嬉しい限りです。

 

 しばらくしてまた注文を受けに来ました。
「ラーメンと小ご飯」
私の定番メニューを注文します。
そしてすぐに席が空いてカウンターの左端に座ることができました。

 

 

 前もって注文してあるのですぐに温かいお茶とお漬物が出てきました。
これは小ご飯のお供です。
なお最近は大ラーメンが大人気のようで、後ろに並んでいたサラリーマンの三人組は全員がラーメン大盛りでした。
席の前にあるメニュー表を見ながら待ちます。

 

 清見さんも物価の上昇には勝てず、一部商品が値上げされていました。
看板商品のラーメンは今まで500円でしたが、550円になっていました。
まあそれでも他店に比べれば安いほうです。
そのラーメンはすぐにやってきました。

 

 これは相変わらず良い風貌ですね。
いわゆるお蕎麦屋さんのラーメンですが、ここではお客さんの7割以上がラーメンを注文しています。
それほど美味しいし人気があるんですね。
具にはチャーシューが二枚にメンマとナルトにノリというスタンダードなものです。

 

 まずはコショーを振って麺をいただきます。
極細麺のストレートで、この麺は独特のものですね。
極細なので茹で上がりが早く、出来上がるのも早いです。
そして小ご飯です。

 

 清見さんはご飯も美味しいので、これは絶対にラーメンにつけるべきです。
お漬物の中にある「たくわん」がまた懐かしい味で美味しいこと美味しいこと。
たくわんはめったに食べないので新鮮でもあります。
ラーメンのスープも美味しいご飯のお供です。

 

 私よりも前に来ていたお客さんに「鳥南ばんそば」が出てきました。
ラーメンは早いんですが、その合間にお蕎麦を作るのでどうしてもお蕎麦関係は出るのが遅くなるわけです。
お蕎麦やさんなのにこういうところが面白いです。
お客さんはほとんど全員が男性で、ご近所の方が多いですね。

 私が並んでいた時間帯がピークだったようで、お店は徐々に空いてきました。
何しろ出るのも食べるのも早いですから、回転は良いです。
そのお客さん一人一人に店員さんがありがとうございました、お待たせして申し訳ありませんでしたと声をかけています。
さすがに老舗だけあってこの接客も昔から変わらないものです。

 

 このラーメンの唯一の欠点は麺が伸びやすいことです。
極細麺ですからこれはどうしてもそうなるわけですが、早く食べるのが望ましいです。
ですから「大ラーメン」はお店も好まないようで、昔は数量限定でした。
美味しくラーメンを食べ終わって、ではお会計です。

 

 店員さんに650円をお支払してお店を後にしました。
ごちそうさまでした。

コメント
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