目利きの銀次@それにしても
「新新京北」さんを出て、二軒目のお店に向かいます。
お店の向かいにある立ち飲みの「へそ」さんはけっこう賑わっていますね。
ぶらぶらと歩いて行って、結局着いたお店は、毎度おなじみの「目利きの銀次」さんでした。
お目当てはもちろんこの「ちょい飲みセット」です。
ではお店に入りましょう。
時間は午後6時ですが、お店には誰もいません。
つまりお客さんもいませんが店員さんの姿も見えませんでした。
お店の入り口にはセンサーが付いていて、ピンポーンと電子音が鳴り響いています。
それでも誰も出てくる気配がないので大きな声で中に向かって呼びかけます。
「すいませーん」
しばらくしてようやく店長さんが出てきましたが、本当に大丈夫かな。
誰もいないので席は選び放題です。
一番奥に座って、さっそくの注文です。
注文は前回と同じで、「ちょい飲みセット」のお食事タイプ。
お食事は海鮮丼で、ドリンクは生ビールに燗酒です。
厨房に戻った店長さんがすぐにそれを持ってきてくれました。
この、すぐに出て来るところは高評価ですが、一人でやっているのかな。
なお、暖かくなったせいなのか、今回の枝豆は冷たかったです。
冷凍ものなので仕方がないんですが、私は温かいほうが好みですね。
まずは大量の枝豆をつまみに生ビールをいただきます。
お店の中はこんな感じでした。
だだっ広い中にポツンと私ただ一人です。
通りを歩く人がたまにこちらを覗いていますが、お店の中に入ることはありません。
やはり客寄せには工夫が必要でしょうかね。
そしてメインの「海鮮丼」が出てきました。
あいかわらず美味しそうな面持ちでテンションが上がります。
毎回思いますがこのセットで1000円は格安ですね。
しかしこれだけの大サービスをしてもお客さんがゼロでは、お店も打つ手がないか。
海鮮丼の具は右から甘エビにマグロの剥き身、少量のマスいくらにサーモン、たこにまぐろが二切れでした。
そして多めのガリに刻み海苔も付いていました。
この海鮮丼を食べながら、燗酒が進みます。
ここでようやくお客さんが一人入ってきました。
ついに相棒が来たかと思っていたら、それがテイクアウトの方でした。
店長さんが用意した包みを渡します。
慣れた様子だったのでたぶんデリバリーの人ですね。
トイレに立った時に他の席も回ってみましたが、客席にはやはり誰もいませんでした。
今までこのお店には何回も来ていますが、完全に無人だったのはたぶん初めてです。
たまたまだったのかもしれませんが、不思議でかつ心配です。
普通に飲むときにはお通しがあり、料理は安くもないんですが、それにしても寂しいです。
やはりコロナ禍でグループ客がないということが影響しているんでしょう。
40分ほどで食べ終わってここでお会計です。
このお店は店長さんも短いペースで変わっていますね。
ごちそうさまでした。