静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

一番鶏@金曜日は

2018年04月24日 07時15分17秒 | 居酒屋
一番鶏@金曜日は



 最近はわずかながらも景気が良くなっているようで、週末の繁華街はけっこう賑わっています。
遅い時間でもそこそこ混んでいますから、お店を探す身としてはそれが悩みの種です。
今日は金曜日、混んでいる繁華街は避けて、おなじみ鷹匠の「一番鶏」さんにやってきました。

 入口から中をうかがうと、これはかなりの混み具合です。
しかし運が良いことにカウンター席は無人でしたからこれ幸いとお店に入りました。
いつもの端席に座って、店員さんにボトルを出してもらいます。
大丈夫、まだまだ2回分ぐらいはしっかりと残っていました。



 今夜は忙しいようでお店も4人体制です。
賑やかなのもそのはず、奥には10名以上もの団体客が宴会をされています。
その割にはお通しの提供が早く、あっという間にキャベツが出てきました。
あいかわらずの安定した味ですね。





 まずは薄目の水割りに作って、一息つきます。
後ろのテーブル席では6名のグループ客が宴会のお客さんに負けないぐらいの盛り上がりようでした。
いつもはそれほど混みあっていない一番鶏さんですが、今夜は恐ろしいほどの混み具合ですね。



 しばらくして出てきたのは、毎度おなじみの焼き鳥二本です。
鳥皮につくね、このタレの具合がまた最高です。
私がお店に入った後からも、宴会のお客さんのグループが追加で入ってきます。
この時間でもまだ追加とはびっくりです。



 そして大好物の手羽先です。
あれ、今夜もまた4人組で出してくださいました。
申し訳ないとご主人にお礼を告げます。
これはまた宣伝でもしないとまずいことになりそうです。

 奥の席からはドリンクの注文が相次いで入り、おなじみのバイト君も大活躍でした。
その喧噪の中を私一人だけ静かに飲んでいます。
しかしそこに中年男性の一人客が入ってきて、カウンター席の一つ置いて隣に座りました。
たまには私みたいなお客さんもいるんですね。

 その方はすぐに生ビールで飲み始めます。
そして注文されたおつまみがなんと「手羽先」でした。
これは先に1本だけ食べておいて良かったです。
その方はすぐにビールをお代わりされて、30分も経たずにお会計をして出て行かれました。

 私はと言いますと手羽先にもてあそばれて、まだまだ時間がかかっています。
それでも1時間余りでなんとか完了してお会計です。
そこでご主人にゴールデンウィークの予定を聞きます。
するとすべて通常営業で、祝日は関係ないということでした。

 さらには日曜日も営業するかもしれないと、嬉しいお話でした。
皆さんゴールデンウィークはぜひ手羽先を食べに「一番鶏」さんにご来店ください。
お店を出ると、さすがに赤ちょうちんの灯は消えていました。
今夜も美味しかったなあ。



 ごちそうさまでした。


 

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ラーメンショップ静岡一号店@東新田

2018年04月23日 07時43分08秒 | ラーメン(静岡市内)
ラーメンショップ静岡1号店@東新田



  お久しぶりの静岡ラーメン放浪記、今回は東新田までやってきました。
というのは、いつも見ている名古屋の大食いブロガーさんが「ラーメンショップ」の「ねぎラーメン」の記事をあげていたからです。
これが美味しそうだったので、ついつられました。
お店は違いますが同じラーメンショップですからいいだろうと静岡のラーメンショップさんにやってきました。

 雨も止んで気候も良く、ママチャリをこぐ足にも力が入ります。
安倍川を越え、左折して道を下っていくと、何とかお店を見つけることができました。
自転車で25分ほどですが、お食事前のいい運動になりますね。
余談ですが私は一人でラーメンを食べに行く時は車は使いません。



 お店に入ろうとすると、間の悪いことにお二人の男性が先に入っていきます。
こちらのお店は初めに券売機で食券を買う形式ですので、その方の後ろでしばらく待つことになります。
とはいえほんの1分ほどですからすぐに券売機に着きました。
迷わずに決めていた「ねぎラーメン(800円)」を選びます。



 前の方に倣って、先にお冷をくんで席を探します。
空いていた一番厨房よりの12番席に座りました。
すぐに女性の店員さんがやってきて、注文を確認します。
久しぶりなのですべて普通でお願いしました。



 時間は11時を少し過ぎたぐらいですが、お客さんはけっこう多いですね。
注文される品物も様々で、ライスやつけ麺なども出ています。
しばらく待って私のネギラーメンが出てきました。



 ラーメンの上にタレで和えたネギが乗っています。
それ以外の具はなぜかワカメ、サイコロ上のチャーシューにノリが二枚でした。
期待していたよりもネギが少ない感じですが、お店が違いますから当たり前です。
麺は中細のストレート麺でした。



 まずはそのまま麺をいただきます。
スープはそれほど濃いわけでもなく、それなりに美味しくいただけました。
ネギを混ぜて食べるとまた違った感覚で美味しいですね。



 実はこの「ネギラーメン」というラーメン、たぶん初めて食べたと思います。
くせがありそうに思っていましたが、思ったよりも食べやすかったです。
スタンダードのチャーシューが好きな方は、普通のラーメンのほうがいいかもしれません。
後半はコショーを掛けていただきましたが、辛さも良いアクセントになりました。



 食べ終わった丼を見ると、「ネギラーメン」の反対側には「ネギミソラーメン」の文字が。
これが何を意味するのかはよく分かりません。
最後にお冷やを飲み干して、お店を後にしました。
行きは良かったけれど、帰り道は長そうだなあ。

 ごちそうさまでした。




 
 
 

 

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九州自慢@バッカルビ

2018年04月21日 07時18分01秒 | 居酒屋
九州自慢@バッカルビ



 水曜日のお仕事終わり、今夜は久しぶりに静岡駅前の「九州自慢」さんにやってきました。
階段を降りてお店の入口に着きますが、空いているようで安心しました。
靴を脱いで下駄箱に入れ、店員さんに案内してもらいます。



 今夜の席はテーブル席ではなく半個室状態の二人部屋でした。
ここですと落ち着いていていいですね。
じっくりとメニューを見て注文をします。



 まずはここでは定番のホッピーセット(税込み453円)です。
ジョッキはしっかり冷えていますし、ナカの量もまあまあですから、ここではいつもこれです。
一緒にお通し(410円)も出てきました。



 レシートには「チャージ料」と書かれていますから、これは本来は無料サービスということになります。
冷蔵庫から出したばかりでしっかり冷たいですが、タダだと思えば腹も立ちません。
そしてお目当ての「九州名物ごまさば(529円)」が出てきました。



 まずは何もつけずにそのままいただきます。
うーん、サバの味がしっかりしていてこれは美味しいです。
一度注文してからは、これが大のお気に入りで、毎回注文しています。

 二切れ目からは甘口の九州醤油に付けていただきます。
するとこれがまた一層美味しく感じられるから不思議です。
ホッピーがぐいぐい進む味ですね。


 そこに本日のお目当てがやってきました。
なんといってもその名前にインパクトがあります。
「チーズバッカルビ」です。
さあ、バッカルビよ、出てこい!



 「熱いですからお気を付けください」
ジュージュー音を立てて、鉄板がやってきました。
そう、これが噂のバッカルビです。

 鉄板では、馬肉にたぶん玉ねぎなどの野菜を炒めたものが乗っていて、そこにたっぷりと掛けたチーズが美味しそうにとろけています。
まずは一口いただきましょうか。
これはお約束通りに糸を引くチーズです。



 味付けは濃い目で、お酒のつまみにはちょうどいいです。
しかし馬肉が予想以上に固くて、顎が疲れます。
実は月曜日に歯医者に行ってきたんですが、これでラッキーだと感じました。
チーズと馬肉という取り合わせは意外に合ってますね。



 そこでナカ(162円)のお代わりです。
今夜は私のほかには一組ぐらいしかお客さんがいないようで、お店は快適な環境です。
静かなお店で一人のんびり飲めるのがこのお店の良いところですね。
二杯目のグラスもしっかりと冷えていて快適です。

 しかし後半はさすがにバッカルビのペースが落ちます。
これは一人で食べるよりも何人かで分けていただいたほうがいいです。
というのは冷えてくると当たり前ですがチーズが固まります。
そうなるとこれを噛むのにも時間がかかりますから、さらに手間取るということになってしまいます。

 ナカのお代わり2回目です。
すると、どうやらグラスの在庫が切れたようでした。
先ほどのものとは明らかに違って霜が付いていません。
しかもほんのりと温かかったです。



 これはどうやら洗い立てのジョッキが出てきたようですが、私は大物ですから細かいことは気にしません。
残ったホッピーをすべて注いで、濃い目の味を楽しみました。
これで1時間経過、しっかりほろ酔いになってお会計です。

 そういえば最近はあがりの味噌汁が出てこないので聞いてみましたが、どうやら申告しないと出さないようでした。
開店当時はお会計を告げると必ず店員さんがそれを聞いてくれましたが、サービスの形態も変わったようです。
美味しいごまさばをいただきにまた来ますよ。

 ごちそうさまでした。







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ナカミヤ@4度目の

2018年04月20日 07時21分44秒 | 居酒屋
ナカミヤ@4度目の



 最近は相性が悪くて、3回続けてふられてしまった「ナカミヤ」さんです。
今夜もだめもとで覗いてみましたが、カウンター席は無人でほっとしました。
さっそくお店に入ることにします。

 今夜のバイトさんはお馴染みになったフランスギャルがお一人だけ、お客さんもテーブルに男女のペアが一組でした。
久しぶりにカウンター端席に座ります。
「ホッピーください」
「白ですか黒ですか?」

 白だと答えると、ご主人が「氷入れて」と補足してくれます。
タイミングが悪く、テーブル席のお客さんが一気に注文をされたので、それが落ち着くのを待ちます。



おや、今夜はナカの盛りが心持多いような気がします。
久しぶりに来たからギャルもサービスしてくれたんでしょうか。



 お通しは「ニンジンサラダ」でした。
このニンジンがガーリック風味でシャキシャキ。
私はニンジンは苦手ですが、これならバリバリと食べられます。

 注文のタイミングをうかがっていると、ご主人が先に
「ゆでレバーでいいですね?」
毎回同じ注文ですからそう気を使ってくださいました。
もちろん激しく同意です。

 「最近いつも混んでいますねえ」
「不思議なんですが、かなり忙しいです」
なんでも早い時間に満員になってしまい後からのお客さんを断ることが多いということです。
それにしても最近は若い客で、しかも初めてというのが増えたそうです。



 「ゆでレバー」もすぐに出てきました。
相変わらず美味しいゆでレバーです。
やはり月に一度はこのレバーが食べたくなりますね。



 ご主人からラーメン店に関しての質問がありました。
最近できたお店で、「ミント件」は美味しいのかと聞かれますが、よくわかりませんでした。
しばし熟考して、気が付きました。
「それは、ライム軒だ」

 まあ居酒屋のマスターからすれば、ライムもミントも似たようなもんでしょう。
しっかりと情報を伝えておきましたから、たぶん常連さんになることでしょう。
そして肝心の移転先の件です。
これはまったく進展がなく、まだしばらくはここで営業するということでしたから、皆さんご安心ください。

 移転先が決まりましたら、その情報が入り次第お伝えするつもりでおります。
さて、ご主人のお話では近頃は予約されるお客さんが多いということです。
そのために早い時間に来たお客さんでも入れないことがあるそうです。
居酒屋で予約するというのも昔は考えられなかったことですが、いまの若い方では当たり前なんでしょうね。

 そのご主人がぼやいているのが、お酒を飲まないお客さんです。
「うちは居酒屋ですから、お酒を飲んでもらいたいです」
「ソフトドリンクだってたくさん食べてくれればいいじゃないかね」
「いや、お酒も飲んでもらわないと」

 あいかわらず偏屈な男だなあ。
でも、たくさん飲んでくれるお客さんにはボトルのサービスをしてくれるという気配りも欠かさないところが憎いですね。
ここでナカのお代わりをします。



 よく考えてみると私はいつもホッピーで二杯ですから、あまりいい客でもないのかな。
残っていた二人客がお帰りになって、お店は私だけということになりました。
今夜はどうやら私が疫病神になりつつあるようです。
フランスギャルは疲れたようで椅子に座ったままくつろいでいました。

 40分ほど経過しましたから私もそろそろお会計です。
毎回変わらないお支払でお店を後にしました。
ごちそうさまでした。



 

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さん@水落

2018年04月19日 07時27分00秒 | 居酒屋
さん@水落



 諸事情あって遠ざかっていた水落の居酒屋さん、「やっとこ」が閉店されてしまいました。
しかしその後には、すぐに新しいお店が入ってきたようです。
こちらの場所はお店の移り変わりが激しく、ラーメン屋さんから居酒屋さんまで私の記憶にある中でも5軒ほどありますね。



 ある日そのお店の前を通ると看板に「さん」と書いてあります。
「居食屋」と書いてありますが、たぶんお酒も飲めるんでしょうから、一度は行っておこうと決めました。
そして15日の日曜日、空いた時間の午後4時にそれを決行します。



 お店の前には小さな看板。
16時から21時というのは、市街地ということもあっての早じまいなんでしょうか。
まずは引き戸を開けてお店に入ります。

 お客さんの姿はなく厨房で仕込みをしている若いご主人ただ一人でした。
「すいません3分ほど待ってください」
何か作業の途中なんでしょう。
カウンターに座ってしばらくメニューを見ます。



 1分ほどで無事注文をすることができました。
まずは「瓶ビール中(税込み450円)」です。
アルコール系統は予想よりも高めで、ここではボトルキープがお得です。
ホッピーがないのが残念ですが、お酒類はこれから考えるということでした。



 お通しは無料だということで、大根の煮物が出てきました。
たぶん定食ですと小鉢に相当するんでしょうか。
じっくり煮込んであって美味しいですね。

 「何かお勧めはありますか」
そう聞くと、今日は日曜なのでお刺身類はお勧めしないと正直なお答えでした。
それではと一番前に書いてある「牛ホルモン炒め」を注文します。
しばらくしてそれが出てきました。



 牛の腸をピリ辛に炒めたもので、コリコリしたモツが新鮮であることを表しています。
味付は濃い目で、お酒が進む味です。
二人だけなので若いご主人といろいろお話をします。

 10年ほど居酒屋さんで修行をされ、このお店が初めての開店だそうです。
今のところ一人だけでやっていて、結構忙しいということでした。
さすがに一人だけで全部やるのは大変でしょうね。
閉店時間が早いことを聞くと、お店のオーナーさんが上にいるので遅くまでやってほしくないと言われたようでした。

 9時閉店ですと私の場合お仕事帰りに寄るのは無理ですから、そこは残念でした。
それにしてもお店は地味な外観で、営業時間も良くわかりませんから、もっとアピールしたほうが良いと助言しておきました。
いかにも素直なご主人ですが、いまひとつ覇気がないかな。



 ビールはすぐに空いて二杯目は日本酒のぬる燗を注文します。
メニューにはやきとりも各種あって、次回はこれも候補に入れておきたいです。
今回はこれでお終い、お会計をします。
内税でしめて1480円でした。



 閉店時間が少し伸びてくれるといいんですが、また機会があったら寄らせていただきたいと思います。
ごちそうさまでした。



 

 


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