静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

六角@臨時営業

2018年04月06日 07時11分24秒 | 居酒屋
六角@臨時営業

 さて、松屋さんを出てのんびりと帰り道を歩きます。
今夜は静岡まつりの最終日とあって、お子さん連れの家族も多く、街は大賑わいでした。
ということはお店が満員で入れないということです。
帰り道の途中でいろいろと探しましたが、どれもすべて満員状態でした。



 仕方なく諦めて北街道を通ると、珍しいものが目につきました。
いつもは日曜がお休みの「六角」さんの明かりが点いているではありませんか。
これは珍しいと、入ってみることにします。

 「こんばんは」
お店に入ると、お客さんはまったくおらず、おかみさんが暇そうに椅子に座っていらっしゃいました。
日曜日の営業は珍しいですねと聞くと、今日は静岡まつりの最終日なので開けたんだということでした。



 すぐにショーチューのボトルを出してもらいます。
かなり軽いので残りはあとわずかですね。
水割りで1杯作ると、もう1杯で終わりという状態でした。



 すぐに出てきたサービスのお通し2品です。
生野菜にレンコンきんぴら、これをつまみながら水割りをいただきます。
二杯目を作ろうとすると、途中でショーチューが切れました。
「すいませんボトル追加お願いします」




 暇だとみたのかお兄さんは奥に帰ってしまい、おかみさんだけです。
注文した「煮込み」もすぐに出てきます。
しかしこのお店は極端で、満員の時はかなりの賑わいですが、暇なときはほとんどお客さんが来ません。
今夜も最後までお客さんは私一人だけでした。



 2軒目なので軽く済ませようかと思っていましたが、一人だけなので帰る機会が見つかりません。
それでも40分ほどでお会計をしました。
たっぷり残ったボトルを置いて、また来ますよとあいさつをします。

 ごちそうさまでした。



 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松屋@まさかの

2018年04月05日 07時35分20秒 | 居酒屋
松屋@まさかの

 お馴染み松屋さんの「牛めし」が4月から値上げされるというニュースを聞きました。
静岡では従来の「牛めし」が290円で、これが320円になるということです。
値上げと言ってもわずか30円だけですから大したことはありません。
しかしそう聞くと急に牛めしが食べたくなってきました。



 そう思いついて値上げ前の4月1日、松屋さんの静岡御幸町店までやってきました。
お店は割合に空いていてカウンター席も十分空いていましたが、テーブル席を目指します。
まずは券売機に向かって、「ハイボール(150円)」を2杯購入です。

 続いてはお目当ての「牛めし」ですが、そのお値段を見て驚きました。
(あれ、牛めしが1杯330円になってる)
290円だと思っていたのに、これはもう値上げしていたのか?
一瞬頭が混乱してきました。

 そこで仕方なくおつまみの「ソーセージ玉子焼き(110円)」だけに済ませて席に向かいました。
若い男性の店員さんがすぐに駆け付けてきて食券をもぎります。
これはどうしたことなのかと、すぐにネットで検索しました。
こういう時にタブレットは便利ですね。

 すると驚くべきことが判明しました。
ここ静岡市御幸町の松屋さんでは、「牛めし」は330円で販売されているということです。
改めて調べてみると私がこのお店で最後に牛めしを食べたのは去年の6月で、その時は間違いなく290円でした。
それからも数回こちらのお店には来ていますが、牛めしは食べなかったので気が付かなかったというわけです。



 ということはほとんどの松屋さんでは値上げですが、こちらのお店だけは「値下げ」なんですね。
これは面白い現象です。
検索ついでにクーポンを見つけたので、50円引きの野菜ポテトサラダも注文してしまいました。



 まずは二杯揃って出てきたハイボールで乾杯です。
ミニサイズですが二杯で300円ですから普通のお店に比べればかなり安いです。
一息で半分が消えていきますね。



 ポテサラ付きの野菜盛りです。
これでサービス価格が110円ですから、かなりのお買い得です。
今回は因縁のごまドレッシングを掛けていただきました。
かさがあるのでお腹も膨れますね。



 そしてこれもコスパの高い、「ソーセージ目玉焼き」です。
半熟の目玉焼きがなかなか良い感じです。
ソースは置いてないのでお醤油を少し垂らしていただきます。
15分でハイボールが二杯空いてもう二杯追加です。



 こういう追加をするときに、テーブル席は都合がいいです。
カウンター席もまばらに空いていますが、不思議なことにテーブル席もすべて埋まっています。
それが全て男性の一人客というのが面白いです。
どうやら一人でゆっくりとお食事をしたいという方なんでしょう。

 カウンターのお客さんはさっと食べてすぐに帰っていきますが、テーブル席の方はかなりゆったりしています。
さて、4杯目のハイボールが空きそうになりましたが、牛めしはどうしようか。
考えてみるともう2日待てばたった10円ですが安くなるようです。
わざわざ高い値段で無理に食べるのも意味がないですから、今回は飲みだけで終了です。

 値上げ前に食べるつもりが、値下げ前に食べない、ということになってしまいました。
しかし気が付かなかったというのは最近牛めしを食べていなかったということです。
大手牛丼チェーンでは最安値の「松屋」さん、これからも頑張っていただきたいものです。

 ごちそうさまでした。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライム軒@中田本町

2018年04月04日 07時14分00秒 | ラーメン(静岡市内)
ライム軒@中田本町



 今日のランチはラーメンです。
いつも頼りにしているラーメン仲間のブログで、評判が良かった新店にやってきました。
場所は駿河区の中田本町、例によってのママチャリで20数分ほど走ってきました。
以前は「信華園」さんという中華屋さんがあった場所です。

 開店数分後のお店に入りますが、すでに先客が三人ほど出来上がるのを待っていました。
まずは入口すぐの券売機で食券を購入します。
色々とありましたが、素直にスタンダードな醤油ラーメン(750円)を選びました。

 席は空いているカウンターの右端に座ります。
ここからですと調理場がしっかり見えますね。
食券を店員のおばちゃんに渡して出されたお冷やを飲みながら出来上がるのを待ちます。
麺の大盛りも同じ料金だというので、それではと大盛りを注文しました。

 店員さんは厨房に男女のお二人と、配膳役に女性がお一人です。
まだ何も出ていないところを見ると私が三番目ということになりそうです。
厨房ではかなり大量の麺を茹でています。
麺が茹で上がってそれを水で締めていますから、これはつけ麺ですね。



 たぶん大盛りなんでしょうがこれがかなりの量でした。
それがテーブル席のお客さんに出て、そのあとはカウンター席のラーメンです。
ということは次が私の番です。
卓上にはお酢の瓶やいろどりが奇麗なペパーミルが置いてあって、これが気になりました。



 そしてそれから待つこと数分、ついにラーメンが出てきました。
これは大盛りだけあって、かなりのボリュームですね。
具には大きめの豚の角煮風のチャーシューにメンマです。
ここに例のペッパーをたっぷり振りかけていただきます。



 おや、これは少しスープが薄いか。
どうやら麺が多くて上のほうが薄くなっていたようで、かき混ぜたら普通になりました。
スープはあっさり系で、面白い味でした。



 しかしこのラーメンで一番気に入ったのはなんといってもこの平打ちの麺です。
この麺は美味い!
全く予想していませんでしたが、これは大盛りにして良かったです。
噛み応えもあるのど越しの良い麺で、かなりの高水準と言える麺ですね。

 そして角煮も甘めの味付けで美味しかったです。
卓上には「ライム酢」というものが置いてあって、これも気になりました。
とりあえず残り少なくなってから試してみました。

 スープにこの「ライム酢」を入れると、なんということでしょうか。
スープの味が激変しました。
(当たり前ですが、酸っぱくなります)
これも美味しいですが、好みですから、自己責任でお願いします。

 私の感想では、最後に入れて後味をスッキリさせるぐらいがいいかと思います。
でもつけめんなら最初から入れてもありでしょうか。
つけ麺やほかのものも気になりましたが、静岡駅を越えるとなかなかこの辺りまでは行けないですね。
大盛りにしたので量もたっぷり、これ1杯でしっかり満腹になりました。

 お客さんも次々と入ってきて、平日でもなかなか繁盛されているようでした。
「ライム軒」お勧めです。
すっかり満足してお店を後にしました。



 ごちそうさまでした。



 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一番鶏@まさかの

2018年04月03日 07時24分25秒 | 居酒屋
一番鶏@まさかの



 「こんばんは」
今夜も最近定番の居酒屋「一番鶏」さんにやってきました。
中に入りますと、いつもの席には中年のご夫婦が座っておられました。
それでも他は空いていたので、私は右側のカウンター席に座ります。



 まずはボトルを出していただきます。
もう残りがだいぶ少なくなっていますね。
この900ミリのボトルが大体3回半で空きますから、1日で250ミリほど飲む計算です。
薄めの水割りで最初の一杯を流し込みました。



 お通しのキャベツが出てきました。
これをつまみながらのんびりと飲み進みます。
席に座る時に気が付きましたが、お隣の席で大人しく待っているのは盲導犬でした。
ちゃんと教育ができていて、おとなしくご主人様の隣で待っていました。

 今夜は賑わっていて奥の席はいずれも団体客で埋まっています。
それでも時間が遅いですから皆さんそろそろお帰りという時間で、注文も少なくなっていました。
しばらくして注文が出来上がってきました。
これは毎回同じ組み合わせです。



 まずは手羽先。
これが目当てで通っていますから、味に関しては保証します。
熱々なので冷めるまで少し待ちます。



 焼き鳥は、「とりかわ」に「つくね」です。
一味を掛けていただきますが、相変わらずいい味出してますね。
ここでついにボトルが空きました。



 「すいません、ボトルの新しいのをお願いします」
一番鶏さんでは何本目かになる「いいちこ」を追加しました。
ここでお隣のお客さんもお帰りになりました。
段々にお店も静かになってきました。

 今夜の席はいつもと違ってテレビがよく見えます。
居酒屋さんですとチャンネル権がないので、普段は見ない番組が見られるのが新鮮ですね。
香ばしい手羽先をかじりながら、ショーチューの水割りが進みます。

 ふと気が付くと、お店には私一人だけになっていました。
入店した時は20名ぐらいのお客さんがいらっしゃいましたが、1時間ほどですべてお帰りになってしまったわけです。
それではと私もお会計を申し出ます。

 するとご主人から意外な言葉が返ってきました。
「お客さんブログかなんかやっていらっしゃいますか?」
「え!」
良くお話をお聞きすると、私のブログを見てお店に来た方がいらしたということでした。

 ご主人は絶対にネット関係の記事は見ないということですが、これは私も少しはお店の役に立ったのかな。
どなた様かわかりませんが、この場を借りてお礼します。
気になった皆さんもぜひご来店ください。
残念ながら特典はありませんが、お話のタネにはなるかと思います。

 まあ、最後の客になったのでそういうお話もできたんだと思います。
出会いというものは大切にしたいですね。
寡黙なご主人なのでめったにお話はしませんが、今夜はいろいろとお聞き出来て嬉しかったです。

 いつものようにお会計をしてお店を後にしました。
今夜もごちそうさまでした。



 

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にしかわ@セノバ店

2018年04月02日 07時29分31秒 | ラーメン(静岡市内)
にしかわ@セノバ店



 「静岡らーめん駅伝」も無事終了して、セノバのブースには新しいラーメン屋さんが出展されました。
そのお店は静岡市内にもある、「にしかわ」さんのお店でした。
「ラーメン1杯プレゼント」の特典を使おうと、全店制覇のスタンプカードを持って、通い続けた成果をもらいに行ってきました。



 セノバ3回のフードコートは春休みとあって、早い時間なのに大賑わいでした。
これは日曜日とそんなに変わらない繁盛ぶりですね。
特に家族連れや女子高生などが多かったです。



 どのお店にも出来上がりを待つ行列が並んでいます。
その中で一番長かったのは、ラーメン屋さんではなくたこ焼きのお店でした。
10人ほどもいますからこれは人気ですね。
私の目指すラーメン屋さんはと言いますと、小学5年ぐらいの男子が一人だけ並んでいました。

 その後ろに並んで順番を待ちます。
男の子の注文が終わっていよいよ私の番です。
用意したクーポンを差し出すと、二種類のラーメンから選べるということでした。
「とりとんこつ」か「塩ラーメン」でしたが、「とりとんこつラーメン」を選びました。



 ひきかえにタグを渡されます。
この番号で呼ぶということですが、あたりは賑やかですからはたして聞こえるかどうか心配です。
ようすを見ていると思った通りでなかなかお客さんに伝わらないようでした。
このあたりは工夫する必要がありそうです。

 そんなわけであまり遠くに行くこともできず、すぐそばの席で出来上がるのを待ちます。
何しろ例の小学生君がお店の前にいますから、彼の動向を観察していれば見逃すことはありません。
茹でる時間はタイマーで測っているようですが、予想以上に時間がかかっていました。
しかしフードコートの店舗ながら税込み788円が標準とは強気の設定です。

 数分ほどたってようやくれいの小学生君が呼ばれました。
次は私の番だと、出来上がってきたのを見計らってお店に行きますが、出てきたのは私のものではありませんでした。
品物によって順番が違うのか分かりませんがこれには意表を付かれました。
とは言ってもその次に番号を呼ばれたので、特に問題はありません。



 出来上がった「とりとんこつラーメン」を持って、自分のテーブルに向かいます。
なおコショーは店頭にあるので最初からかけておきました。
具にはかなり薄いチャーシューが一枚にメンマです。
おや、ワンタンがサービスで乗ってる。



 これは嬉しいなあと思ってそれをお箸で持ち上げてみると全く違いました。
何者かと言いますとこれはキャベツですね。
欲目もあったんでしょうが、それがワンタン二つに見えてしまいました。



 スープは名前の通りに鳥から出たとろみが特徴的な醤油味のスープです。
あまり見かけないタイプでこれはかなり研究されているようです。
このスープは予想以上に美味しかったです。



 麺は中太の縮れ麺で、ほどよい腰があります。
全体的な感想では、合格点だと思いますが、やはりお値段が高いと感じました。
とはいえこれでラーメン駅伝シリーズもすべて完結です。
ごちそうさまでした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする