静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

一番鶏@雨の日は

2018年05月14日 07時22分30秒 | 居酒屋
一番鶏@雨の日は



 今夜は半月ぶりの一番鶏さんです。
あいかわらずの雨続きですから、たぶん空いているだろうと、まずは中をのぞいてみます。
カウンター席に人影はなく安心してお店に入りました。

 実はここ二週間ほどは一番鶏さんに行く予定の日がいつも雨降りで、そのまま帰宅することが多かったです。
春の天気は移動性高気圧が通り過ぎるので周期的に変化するわけですが、それにしても同じ曜日に雨が続くのは不思議です。
お店に入るとカウンターはおろかテーブル席も無人でした。

 しかし奥の座敷席は宴会をされているグループで賑わっています。
愛煙家の方が多いようで、タバコの煙がけっこう気になりますが、まあ仕方がないです。
いつものカウンター端席に座ると、すぐにご主人が私のボトルを出してくれました。





 今日はバイト君がいつもの若い男の子ではなく、背の高い方でした。
彼も手際よくお通しを出してくれます。
宴会のお客さんだけなので早いですね。
ボトルもあとわずか、今夜でたぶん空になるでしょう。



 お馴染みお通しのキャベツですが、相変わらずしゃきっとしていて美味しいですね。
すぐに出てくるところを見ると冷蔵されているんでしょうが、まったくしんなりしていないところが不思議です。
ピリッと利いたラー油に塩昆布の味がキャベツを盛り立てます。



 そこにおなじみの手羽先です。
今回も四人組で登場しました。
とりあえず1本片づけておかなくてはいけないので、熱いところを無理やりかぶりつきます。
嬉しいサービスですが、何か申し訳ない気もしてきますね。

 そこで皆さんにお願いです。
まだ行ったことのない方はぜひ「一番鶏」さんに一度行ってみてください。
その時の合言葉は、「ブログを見た」でお願いします。(笑)
なお、美味しい手羽先は必ず注文してください。



 そして焼き鳥も出てきました。
毎回同じ鳥皮につくねです。
甘口のたれがまたお酒を進めさせてくれます。
最近10回の注文はすべて同じ取り合わせですが、まったく飽きることはありません。

 するとようやくお客さんがお二人入ってきました。
しかしこれで打ち止めのようで、今夜は最後まで静かな一番鶏さんでした。
帰る時にそのことをご主人に言うと
「静岡は雨が降るとだめですねえ」
とのことでした。

 今夜も1時間で予定通りにボトルが空になりました。
ぴったり1本が3.5回で回転するサイクルは健在です。
ほろ酔いでお会計を済ませました。
今夜もごちそうさま。

メンバーと 呼ばれないよに 酒控え

電気がま 心の俳句より
 

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清見そば登呂支店@高松

2018年05月12日 07時19分37秒 | ラーメン(静岡市内)
清見そば登呂支店@高松

 連休明けから降り続いた雨もようやく止んで、今日は久しぶりのラーメン日和です。
例によってラーメン食べに車は使いませんので、必死でママチャリを漕いできました。
静岡市内ではありますが、さすがに東名高速を越えると疲れますね。
目指したお店は高松の「吉宗」さんというお店です。



 30分ほどかかってようやく現地にたどり着きましたが、どうも様子が変です。
ちょうど前の道路が工事中で、通行できません。
しかも建物が見えない。
さては引っ越したのかもしれません。



 しかしそういうこともあるだろうとしっかり予備のお店を用意してあります。
踵を返してすぐそばにある「ラーメン一本」さんに向かいました。
こちらのお店は一度行ったことがありますから場所はすぐわかりました。
すぐに見つけてお店の前に着きましたが、ここも様子が変です。



 お店の前に行くとドアの前に張り紙があって、びっくりです。
どうやら健康上の理由で閉店されたようでした。
うーん、これは残念ですね。

 しかし二軒連続で振られては困りました。
それでもすぐそばにまだ未訪のお店がありましたから、今度はこちらにしましょうか。
それにしても今日は運が悪かったですね。



 向かった先は「そば処 きよみ」さんです。
静岡では有名なお蕎麦屋さん、静岡駅南の超有名店「清見そば」さんの支店ですからこれは間違いないです。
お店の前には車が満員でした。
では中に入りましょう。



 「いらっしゃいませ」
広いお店で、まだ半分ぐらいの入りでした。
一人客は私だけで、真ん中の大きなテーブル席に相席で座りました。
お冷やと温かいおしぼりが出て、すぐに「ラーメン(600円)」を注文します。



 この席はちょうど正面にテレビが見えていいですね。
他のお客さんはお蕎麦や丼物の注文が多かったです。
清見そば本店さんと比べて、ラーメンの注文が少ないですが、それには理由があることを後で知ることになります。



 しばらく待って私のラーメンが出てきました。
一目見て、これは清見そば本店のラーメンとは全く違うことに気が付きました。
具には厚切りのチャーシューが2枚にナルトとメンマです。
コショーを掛けていただきますが、まずはスープが予想と違いました。



 清見そば本店さんのスープはかつおだしが利いた和風のスープですが、こちらのスープはごく普通のラーメンスープでした。
まあ、それが悪いということではないんですが、私は本店さんのスープを期待していたので期待外れでした。
そして麺も本店さんと違います。
本店の極細ストレート麺とは打って変わって、普通の麺でした。



 なるほどそれであまりラーメンが出ないというわけでしたか。
まあ同じ清見という名前でも、お店が違いますからこれは当たり前で、そう思い込んでいた私が悪いわけです。
決して美味しくないというわけではなく、本店さんのラーメンが際立っているだけですので誤解のないようにしてください。
 まあ、こういう機会でもなければいけなかったお店ですからこれはこれで良かったです。

 すんなりとラーメンを食べ終えてお会計です。
帰り道はかなり遠く感じられました。
ごちそうさまでした。




 


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岩井屋@一人酒も

2018年05月11日 07時20分51秒 | 居酒屋
岩井屋@一人酒も

 「ガスト」さんを出て、雨の歩道をのんびりと歩きます。
時間は午後5時半ごろで、そろそろあたりは暗くなってきました。
ポテトでお腹は膨れましたが、それだけでは物足りない。
そうだ、たまにはそばでも手繰るか。



 向かった先は馬場町の岩井屋さんです。
お店に入るとちょうどご主人と顔があってしまいました。
軽くご挨拶をしてテーブル席に座ります。
雨なのでお客さんはおらず、私一人で静かな店内でした。



 「エビスとお通しください」
すぐに出てきたエビスビールでのどを潤します。
エビスビールのこの苦みがまた心地よいですね。



 お通しはどこかの居酒屋さんと違って、注文しないと出てきません。
しかも安くて美味しい。
今回は野菜とこんにゃくの煮ものでしたが、これがまた旨いのなんの。
この田舎コンニャクは絶品ですね。



 そこにサービスで新ショウガの天ぷらが出てきました。
これは嬉しいなあ。
香りがさわやかな新ショウガは初夏の味です。



 メニューを写してみましたが、相変わらず安くて品数も豊富です。
この中から何を頼もうかじっくりと悩みます。
天南かラーメンか、さすがにハヤシかつ丼は無理だな。



 というわけでまずは日本酒です。
ぬる燗の具合がちょうどよくて、するすると入っていきます。
ここで注文が決まりました。
「すいませんかけそば下さい」



 というのは、お蕎麦の汁もいいつまみになるんですね。
決して一番価格が安いから選んだわけではありませんので、お間違え無きように。
でも「かけそば」が400円なのに、「もりそば」は500円というのは腑に落ちないです。
かけのほうがお汁が多いんで絶対にお得ですよ。



 それはともかく締めのかけそばが出てきました。
傍らのネギは全て乗せ、唐辛子もしっかり振りかけていただきます。
うーん、相変わらず良い出汁ですね。
しかも汁は良いお酒の友です。



 健康のために麺のスープは残すんですが、今夜は珍しくすべて飲み干してしまいました。
これがラーメン屋さんでしたら、割引券でもいただけますが、ここではそういうたぐいのサービスはありません。
いやあ美味しかった。



 結局最後までほかのお客さんは入って来ず、私だけの独演会でした。
次回は絶品のラーメンもいいかなと、満足してお店を後にしました。
いつもごちそうさまです。








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ガスト@雨の日は

2018年05月10日 07時22分36秒 | 居酒屋
ガスト@雨の日は



 ゴールデンウィーク明けの月曜日です。
皮肉なことに私は今日が1週間ぶりのお休みになりました。
そうなれば早めに街中に繰り出して飲み歩こう。
そう期待していたら、朝からの雨降りでした。

 しかも昼過ぎからは雨脚も激しくなって、出歩くのもためらわれます。
それでも飲みたい気持ちは抑えられず、雨の中をガストさんまでやってきました。
「あさひ」さんがお休みですから、我が家からはここが一番近い「居酒屋」です。



 お店は意外にそこそこお客さんが入っていますが、奥はすっかり空いていて、そこに座ります。
まずはお馴染みの麦ショーチューにドリンクバーの炭酸水です。
今日は平日ですからハッピーアワーでほぼ半額、これは嬉しいですね。



 悩みの種はおつまみですが、久しぶりに「大盛りポテトフライ」を注文しました。
揚げたて熱々のポテトフライは予想以上に美味しいですが、問題はこのボリュームでした。
私はただでさえあまりつまみは食べないんですが、そこにこの大盛りポテトですから無理があります。

 さて、雨降りの平日でしかも午後3時過ぎという時間ですから、お客さんも少ないと思っていたら大間違いでした。
今日はそこそこお客さんが入ってきて、なかなかにぎわっていますね。
その中に1歳半ぐらいの小さなお子さんを連れた家族連れがいました。

 その坊やが元気よくて、覚えたての言葉を得意そうにしゃべっています。
私には微笑ましい光景ですが、他のお客さんにはどうなのか心配になりました。
お店の使い方も人さまざまで、男性の一人客は全てお食事、女性は二人連れでドリンクとおしゃべりです。
何回もこちらのお店に来ていますが、いまだに私以外でお酒を飲んでいる方はお見かけしませんね。

 ゆっくりと飲んではいましたが、40分ほどでボトルが空いて二本目の追加です。
当然のことにポテトフライはまだ半分以上残っていました。
本来ならおつまみをもう1品追加したいところですが、ポテトが食べきれるのか不安になってきました。
そこでぼんやりとボトルを見ていたらあることに気が付きました。



 なんと、ボトルの首のあたりに点字らしいブツブツがありました。
今まで何本も飲んでいて、まったく気が付きませんでしたが、何のためなんでしょうか。
お酒とソフトドリンクを区別するためなのかな。

 迷っているうちに2本目のボトルも空いて、時間も午後5時を過ぎました。
ようやくお会計をしてお店を後にします。
そんなわけで、今回はガストさんの最長滞在記録になってしまいました。

 ごちそうさまでした。



 



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元素118の新知識

2018年05月09日 07時19分15秒 | 最近読んだ本
元素118の新知識
 桜井弘 編



 今年のゴールデンウィークはほぼお仕事で、外飲みは一日だけでした。
街中に繰り出しても混んでいますから遠慮したわけですが、そのままなんとなく済んでいきました。
その合間には読書です。

 図書館で面白そうな本を借りてきました。
何をいまさら元素なんだという気もしますが、初めて見たものもけっこうあって面白い本です。
世の中まだまだ知らないことがいっぱいあります。



 本書は周期表にある118の元素を原子番号順に並べ、その解説をしたものです。
ただ最後のほうの104番から118番まではまだよくわかっていません。
話題の「ニホニウム」は113番。
そして私にとって因縁の元素「ラジウム」はお馴染み88番です。

 元素の性質の中から面白いものをあげてみます。
身近な元素ではないですが、原子番号2番のヘリウムの知られざる特性。
なんと1気圧では絶対零度でも固体にならないんだそうです。
絶対零度以下にはなりませんから、固体にならないのかというとそういうことではなく、圧力をかければ固体化するそうです。

 液体のヘリウムは、コップの内面を自然によじ登って外に流れ出す超流動現象でも知られています。
また、血液に対する溶解度が小さいので潜水病の防止に役立つということです。
潜水用のボンベにはヘリウムと酸素の混合ガスが使われているということは初めて知りました。

 元素のことなど普段はまったく気にしませんが、たまには調べてみるのも楽しいですね。
みなさんも機会があったらぜひ読んでみてください。
面白いですよ。


 

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