先日、或る理由により、ゼクトをいただきました。
ゼクトはドイツ語でSektと記します(男性名詞です)。スパークリングワインのことですが、シャンパンと記すほうがわかりやすいかもしれません。ドイツのバンド、Kraftwerkのファンであれば、あのDas Modellの歌詞にゼクトが登場することを御存知でしょう(英語版ではシャンパンとなっています)。
通ぶっているワイン好きの多くはドイツのワインやゼクトなど見向きもしないでしょうが、私はドイツの白ワインやゼクトを好みます。酒を飲むにも好みが優先するのですから(ちなみに、私は日本酒を飲みません。飲めないのです)。
バブル景気の頃、マドンナなどのドイツのワインがよく売られていて、私はマドンナや金猫、黒猫でワインを知りましたし、金猫のゼクトを一本空けて大変なことになったことを覚えています(非常に飲みやすいのです)。また、今でも忘れられないのはベートーヴェンの肖像画がラベルに印刷されている白ワインです(勿論、ドイツのワインです)。新城(と記すと地元ネタ過ぎてわかりにくいので武蔵新城と記すほうがよいでしょう)で見つけたもので、非常に美味しかったことを思い出します。
時々、妻の影響もあってワインを買ったりしますが、私の好みは白、しかもドイツ、オーストリア、ハンガリー、ブルガリア、ジョージアといったところです(フランスのアルザス産のものも美味しいですが)。何時であったか、チェコの赤ワインを二子玉川で購入して「美味い!」と思いましたが、赤ワインではこれが印象に残りました。
なお、酒については大学の講義でも扱います。酒税法なのですが。