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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

シャーロック ピンク色の研究 Part1

2013-05-11 17:48:51 | Sherlock
原題:A Study in Pink
元ネタ:A Study in Scarlet「緋色の研究」


私は今で言う「Bromance(ブロマンス)」モノが好きなんだなーと今更ながら思いました(笑)
Band of BrothersやSuperNatural、Stingとブッチ&サンダンスもこのカテゴリーかと。
で、今回はこれ。「Sherlock」@BBC

シャーロックホームズを現代版にしたBBC製作のドラマなのですが、よく出来ていて面白いんです。
設定も現代らしくホームズさんは自分のことを「コンサルティング探偵」と言ってますし、尚且つ「ソシオパス」、
社会病質者だと自称しています。

シャーロックのような頭脳明晰かつ洞察力の凄さ、そしてその振る舞いはかなりアブナイ、犯罪者とかカルト教教祖と
紙一重ですが、その部分を異常心理者として表現しているのも現代らしいんじゃないかと思います。


もちろん、携帯電話やPCもしっかり活用しています。
特に携帯電話はシャーロックの必需品で、現場の写真もこれで撮影します。

映像も凝っていてすごくかっこいいです。Topgearも映像には定評があるのですがBBCの撮影スタッフが良いんでしょうか?
もちろん予算も沢山ありそうですが(笑)
だけど、1シーズン3話しかないのはちょっとやっぱり寂しいです。1話90分あってしかも普通のドラマより何倍も濃い内容
ではあるけれど、だからこそシーズン最後のエピソードにクリフハンガーはやめてよ~(涙)
2010年に始まっていますが2013年5月現在、まだシーズン3は本国でも始まっていないので、
日本はシーズン2のエピソード3でクリフハンガーにされたまま更に来年まで待たされそうです。

もちろん原作をがっつり読んでいる方はこの後どうなるかある程度予想されているとは思いますが、
原作は基本Baseにしているだけなので、どんなふうにアレンジされるのかはシャーロキアンでも予測不能のようです。

ところでワタクシ、最初にブログの中でこのドラマの事を書いた際にシャーロックホームズ役のベネディクト・カンバーバッチさん(長いw)
が微妙だと言いましたが、よく見れば端正なお顔をしているんですよね。瞳も明るいブルーな感じだし、超色白だし、背も高いし。
多分あのくるくるした髪型がインパクトありすぎて微妙にしてしまうのではないかと(笑)でも慣れればそれもかわいく見えます。


舞台俳優らしく大ぶりなアクションが多々あるのですが、それがシャーロックによくマッチしていて、
特にコミカルな部分はうまいなーと、感心します。

実はこのベネディクトさん、8月公開のスタートレック イン・トゥ・ダークネスに主演されています。
JJエイブラムス監督なので、SFですがドラマティックな映画になるのではないかとちょっと期待。
何しろこの人の肩にはスターウォーズもかかっているので、スタートレックをどのように仕上げてくるのか、
かなり注目してるので本当にお願いしますよ、JJ!(笑)

そして、登場人物たちがドラマの中で書いているブログがそれぞれ公開されています。
ドラマの中に出てくる企業のサイトや搭乗人物のブログを作成して公開しているのはよくありますよね。
だけど、ワトソン君のブログはドラマの中の出来事や事件をワトソン君の視点で書いていて、更にコメントもシャーロックや
ワトソン君のお姉さんなどが書いていたりして、特にシャーロックとのコメントでのやりとりは面白いです。

英語でなければもっと面白いのですが(涙)長い文章は辞書を片手に読んだりするので結構重労働なんです。
もちろんこのピンク色の研究もブログ内で「Study in Pink」として書かれていますので興味のある方は下記リンクからどうぞ。
http://www.johnwatsonblog.co.uk/
但し、シーズン2の最終話までのネタバレになってしまうのでご注意ください。

気が付けば前置きばかりで肝心の「ピンク色の研究」のあらすじと感想にまったく進んでませんでしたので、
Part2に引っ張ります。