原題:The Blind Banker
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
原題の意味がよくわからくてしばらく考えていましたが、ラストで明らかになるこの事件の発端を踏まえると、
直訳でいいんだよね、きっと。と、自己完結してます(笑)
て事で「盲目の銀行マン」
ジョンのブログに「Study in Pink」と「The Blind Banker」の間にいくつか記事があって、
その中の「Diamonds are forever」ってタイトルの記事のコメント欄がほぼふたりの会話で埋まっていて、
ブログなのに、チャットですか?状態で、何なんだこのふたり、可愛すぎるーと思ったファンは私だけではないはず。
ちょっと紹介します(いつもの通り英語が不自由なので意訳です。特にシャーロックのコメントはスーパー意訳です。)
SH:このタイトルどこかで聞いたことある
JW:ジェームズ・ボンドだよ。ジェームズ・ボンドは聞いたことある?
SH:ある
JW:映画はまだ観てないだろ?よし、ボンドナイトやるぞ。
SH:楽しみを持つのはいいことだ。
JW:風刺は最低のユーモアだぞ、シャーロック。
「Sarcasm is the lowest form of wit」ってコメントなのですが、これは諺らしいですね。
SH:違うよ、嫌味じゃないよ。例えば棚から落ちる猫の動画があったよね。君が観ろって12回も言ったやつ。
JW:あれは面白かった。ところで何で下(の階)にいるのにブログに書いてんの?
SH:I. AM. BORED. 暇なんだよー、構ってよー。さもないとジョンのビール爆発させるぞ。
JW:わかったよ、そっち行くよ。
と、ここで終わってます。何か親子の会話みたいで和むんですけど。ボンドナイトはやったんでしょうかね。
それにしても私の最初のシャーロックの記事と比べると感想が180度変わっていて、恥ずかしいですね(笑)
最初は微妙なふたりとか言ってたのに最近じゃ「可愛い」だなんて一体どの口が言ってるんだか。
長ーい前振りでしたがここから本題にいきます。
古美術品博物館で昔の中国茶道の実演をしながら説明するヤオ・スーリン。
彼女が茶道具をしまいながらふと気配を感じ布をかぶせた置物に目をやると・・彼女の驚きの顔から始まります。
スーパーでジョンが、221Bではシャーロックがそれぞれ戦っていました。
ジョンはセルフレジのコンピューター、シャーロックはSIKH、シーク教徒の戦士を相手に熱いバトルが繰り広げられています。
品物をリーダーに通すたびにエラーが出るし支払い時のカードも通らないのでキレたジョンは何も買わずに帰宅することに。
フラットではシャーロックが何事も無かったかのような涼しい顔をしているので、「君、一日中動かないんだからたまには買い物してくれば?」
などと嫌味を言われてもSIKHが置いて行った剣を隠しつつ何も言わないシャーロック。ほんとは危うく殺されかけたのにね。
とりあえず、シャーロックのカードを借りて再びお買い物して帰ってくればシャーロックはジョンのPCで自分あてのメールを読んでいます。
「君のパスワードなんて観点に推理できる」などと言うシャーロックからPCを取り上げ、請求書と思われる手紙を見ながらため息つくジョン。
「あのさ、少し貸してくれないかな」とお願いしてみれば、「銀行に行く」と言って立ち上がるシャーロックでした。
しかし、たどり着いた先は立派な建物の投資銀行でした。
「銀行って投資銀行?」そう呟くジョンに目をくれず、いつも通り忙しく視線を周りに配りながらエスカレーターで昇っていきます。
受付で「シャーロック・ホームズ」と名乗り部屋に通されると男が入ってきました。
「セバスチャン」「シャーロック、8年ぶりだなー」と親しげに話すふたり。何と大学時代のお友達でした。
ジョンを見て「誰だ?」な顔をしたので「彼は友人のジョン・ワトソン。」と紹介したのだけどジョンが否定するかのように
「同僚です」と言うから「お前に友達なんかいるわけないよな」って顔でニヤニヤしながらシャーロックを一瞥するセバスチャンに、
ちょっと傷ついた顔してるし。今からでも遅くないから「友達です」って言ってあげて、ジョン。
しかも、「海外出張は月2回?」とシャーロックが言い出せば「一目で人の生活を言い当てるからみんなに嫌われてたよ。」と
言い出すセバスチャンに目が泳いじゃって動揺しまくりのシャーロック。
「確かに出張するけどなぜわかる?」との問いにシャーロックが話だそうとすると「僕のネクタイにケチャップがついてた?」と
セバスチャンが茶化すので「・・・君の秘書に聞いたんだ」
そんなシャーロックに「え?秘書?」な顔のジョン。
この一連の場面は何ですか?イジメ?セバスチャンと大学時代に何かあったんですか?(笑)
それにしてもシャーロックの心境が目の動きやちょっとした表情に表れていて本当にうまいなーとひたすら感心。
「不法侵入があったんだ」と本題に入るセバスチャン。
夜中、60秒の間に会長の部屋に誰かが侵入し落書きをした。防犯カメラには誰も映ってない。
オフィスはすべてセキュリティがかかっているけど誰も侵入していない。警備の穴を見つけてくれ。報酬は出すよ。
「で、これは前金」といって小切手を出すセバスチャンに「奨励金はいらない」と言ってぷいっとどこかに行くシャーロック。
「あれは彼の冗談です。もらっておきます」としっかり頂くジョン。ずーっとニヤニヤのセバスチャン。
でも実はこの人の笑顔が結構ステキなんですよね。さわやかな感じで。ニヤニヤと書いておきながらなんですが(笑)
早速シャーロックは動き出します。
会長の肖像画に描かれた謎の文字を携帯で写したり窓を開けて下を見下ろしたりしてます。
しばらく周辺を見渡し何か考えている様子。
その後、オフィスの中を行ったり来たり上がったり下がったり変な動きでいろいろな角度で肖像画を確認。
「ヴァン・クーン」の部屋に入り、名札を取って一旦引き揚げます。
「あの肖像画の落書きはメッセージだよ。ちょうどヴァン・クーンの部屋だけからあの文字が見えるんだ。
しかも描かれた時間はアジア担当の彼が出勤してる時間だ。だから彼への暗号。これから彼のところに行く」
そう言って歩き出すシャーロックですがジョンはちゃんと「何でセバスチャンの海外出張の回数までわかったの?」
って聞いてあげたのでちょっと嬉しそうに話し出すシャーロックでした。
さて、ヴァンクーンのマンションでお部屋のベルを押して呼び出すもののまったく反応がありません。
ふと見ると上の階の住人のネームプレートが新しいことに気づいたシャーロックは「入居したばかりだな」と言って、
その住人を呼び出します。「下に住んでいるものですがお会いしたことあります?」と聞くと越してきたばかりだという返事が
返ってきたのでシャーロックは、「実は、カギを失くしてしまって。。。」と可愛く可愛くお願いして開けてもらい、
さらに、ベランダから入らせてもらうことに成功しました。
シャーロックがベランダから侵入する間ジョンは玄関にまわって「入れて」とベルを鳴らしますが、
そんな事はガン無視して検証しながら部屋の奥へと進んでいきます。
キッチンやバスルームにも目を配り寝室へ入るとベッドの上には息絶えたヴァン・クーンが横たわっていました。
Part2に続きます。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
原題の意味がよくわからくてしばらく考えていましたが、ラストで明らかになるこの事件の発端を踏まえると、
直訳でいいんだよね、きっと。と、自己完結してます(笑)
て事で「盲目の銀行マン」
ジョンのブログに「Study in Pink」と「The Blind Banker」の間にいくつか記事があって、
その中の「Diamonds are forever」ってタイトルの記事のコメント欄がほぼふたりの会話で埋まっていて、
ブログなのに、チャットですか?状態で、何なんだこのふたり、可愛すぎるーと思ったファンは私だけではないはず。
ちょっと紹介します(いつもの通り英語が不自由なので意訳です。特にシャーロックのコメントはスーパー意訳です。)
SH:このタイトルどこかで聞いたことある
JW:ジェームズ・ボンドだよ。ジェームズ・ボンドは聞いたことある?
SH:ある
JW:映画はまだ観てないだろ?よし、ボンドナイトやるぞ。
SH:楽しみを持つのはいいことだ。
JW:風刺は最低のユーモアだぞ、シャーロック。
「Sarcasm is the lowest form of wit」ってコメントなのですが、これは諺らしいですね。
SH:違うよ、嫌味じゃないよ。例えば棚から落ちる猫の動画があったよね。君が観ろって12回も言ったやつ。
JW:あれは面白かった。ところで何で下(の階)にいるのにブログに書いてんの?
SH:I. AM. BORED. 暇なんだよー、構ってよー。さもないとジョンのビール爆発させるぞ。
JW:わかったよ、そっち行くよ。
と、ここで終わってます。何か親子の会話みたいで和むんですけど。ボンドナイトはやったんでしょうかね。
それにしても私の最初のシャーロックの記事と比べると感想が180度変わっていて、恥ずかしいですね(笑)
最初は微妙なふたりとか言ってたのに最近じゃ「可愛い」だなんて一体どの口が言ってるんだか。
長ーい前振りでしたがここから本題にいきます。
古美術品博物館で昔の中国茶道の実演をしながら説明するヤオ・スーリン。
彼女が茶道具をしまいながらふと気配を感じ布をかぶせた置物に目をやると・・彼女の驚きの顔から始まります。
スーパーでジョンが、221Bではシャーロックがそれぞれ戦っていました。
ジョンはセルフレジのコンピューター、シャーロックはSIKH、シーク教徒の戦士を相手に熱いバトルが繰り広げられています。
品物をリーダーに通すたびにエラーが出るし支払い時のカードも通らないのでキレたジョンは何も買わずに帰宅することに。
フラットではシャーロックが何事も無かったかのような涼しい顔をしているので、「君、一日中動かないんだからたまには買い物してくれば?」
などと嫌味を言われてもSIKHが置いて行った剣を隠しつつ何も言わないシャーロック。ほんとは危うく殺されかけたのにね。
とりあえず、シャーロックのカードを借りて再びお買い物して帰ってくればシャーロックはジョンのPCで自分あてのメールを読んでいます。
「君のパスワードなんて観点に推理できる」などと言うシャーロックからPCを取り上げ、請求書と思われる手紙を見ながらため息つくジョン。
「あのさ、少し貸してくれないかな」とお願いしてみれば、「銀行に行く」と言って立ち上がるシャーロックでした。
しかし、たどり着いた先は立派な建物の投資銀行でした。
「銀行って投資銀行?」そう呟くジョンに目をくれず、いつも通り忙しく視線を周りに配りながらエスカレーターで昇っていきます。
受付で「シャーロック・ホームズ」と名乗り部屋に通されると男が入ってきました。
「セバスチャン」「シャーロック、8年ぶりだなー」と親しげに話すふたり。何と大学時代のお友達でした。
ジョンを見て「誰だ?」な顔をしたので「彼は友人のジョン・ワトソン。」と紹介したのだけどジョンが否定するかのように
「同僚です」と言うから「お前に友達なんかいるわけないよな」って顔でニヤニヤしながらシャーロックを一瞥するセバスチャンに、
ちょっと傷ついた顔してるし。今からでも遅くないから「友達です」って言ってあげて、ジョン。
しかも、「海外出張は月2回?」とシャーロックが言い出せば「一目で人の生活を言い当てるからみんなに嫌われてたよ。」と
言い出すセバスチャンに目が泳いじゃって動揺しまくりのシャーロック。
「確かに出張するけどなぜわかる?」との問いにシャーロックが話だそうとすると「僕のネクタイにケチャップがついてた?」と
セバスチャンが茶化すので「・・・君の秘書に聞いたんだ」
そんなシャーロックに「え?秘書?」な顔のジョン。
この一連の場面は何ですか?イジメ?セバスチャンと大学時代に何かあったんですか?(笑)
それにしてもシャーロックの心境が目の動きやちょっとした表情に表れていて本当にうまいなーとひたすら感心。
「不法侵入があったんだ」と本題に入るセバスチャン。
夜中、60秒の間に会長の部屋に誰かが侵入し落書きをした。防犯カメラには誰も映ってない。
オフィスはすべてセキュリティがかかっているけど誰も侵入していない。警備の穴を見つけてくれ。報酬は出すよ。
「で、これは前金」といって小切手を出すセバスチャンに「奨励金はいらない」と言ってぷいっとどこかに行くシャーロック。
「あれは彼の冗談です。もらっておきます」としっかり頂くジョン。ずーっとニヤニヤのセバスチャン。
でも実はこの人の笑顔が結構ステキなんですよね。さわやかな感じで。ニヤニヤと書いておきながらなんですが(笑)
早速シャーロックは動き出します。
会長の肖像画に描かれた謎の文字を携帯で写したり窓を開けて下を見下ろしたりしてます。
しばらく周辺を見渡し何か考えている様子。
その後、オフィスの中を行ったり来たり上がったり下がったり変な動きでいろいろな角度で肖像画を確認。
「ヴァン・クーン」の部屋に入り、名札を取って一旦引き揚げます。
「あの肖像画の落書きはメッセージだよ。ちょうどヴァン・クーンの部屋だけからあの文字が見えるんだ。
しかも描かれた時間はアジア担当の彼が出勤してる時間だ。だから彼への暗号。これから彼のところに行く」
そう言って歩き出すシャーロックですがジョンはちゃんと「何でセバスチャンの海外出張の回数までわかったの?」
って聞いてあげたのでちょっと嬉しそうに話し出すシャーロックでした。
さて、ヴァンクーンのマンションでお部屋のベルを押して呼び出すもののまったく反応がありません。
ふと見ると上の階の住人のネームプレートが新しいことに気づいたシャーロックは「入居したばかりだな」と言って、
その住人を呼び出します。「下に住んでいるものですがお会いしたことあります?」と聞くと越してきたばかりだという返事が
返ってきたのでシャーロックは、「実は、カギを失くしてしまって。。。」と可愛く可愛くお願いして開けてもらい、
さらに、ベランダから入らせてもらうことに成功しました。
シャーロックがベランダから侵入する間ジョンは玄関にまわって「入れて」とベルを鳴らしますが、
そんな事はガン無視して検証しながら部屋の奥へと進んでいきます。
キッチンやバスルームにも目を配り寝室へ入るとベッドの上には息絶えたヴァン・クーンが横たわっていました。
Part2に続きます。