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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その4

2014-01-10 12:17:37 | Sherlock S3E1
Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

これを書いている私が言うのもなんですが、近頃Twitterでネタバレ回避派とネタバレOK派の間で
少しピリピリな空気が漂っている感じです。
ネタバレOKの方たちも鍵付きアカウントまで作ってかなり配慮しているようですが、
それでもネットをやる以上、全ての情報をシャットダウンするのはやはり難しいです。
だから日本がとっとと放送しないのが悪いんです。タイムラグありすぎでしょ。
でも、もしかしたらHuluのほうが早いかもしれないですね。
Huluも最近人気のあるコンテンツはかなり早く追加しているし、何よりBBCのコンテンツが急激に増えているようなので、
予想よりも早い時期に追加してくれるかもです。無料ではないし字幕だと思いますけど。超頑張れ!Hulu!

ところで私は今度の土曜日にブリティッシュカウンシルのシャーロック・ホームズで英会話のワークショップに参加します。
レベルが中級でしかもワークショップなのでかなり悩みましたが会社の後輩だった聖典ファンの英語ペラ子を無理やり
同行させて参加することにしました。
しかし、先日ブリティッシュカウンシルからメールで参加前に読んでおいてねって「緋色の研究」の原文がどかんと届いて、
やっぱり中級のハードル高いなと、恐怖に慄いています。
当日、超無口な変なおばちゃんがいたらそれは私ですのでどうか居ないものとしてそっとしといてください(涙)


続きです。

221Bに忘れて行った帽子の持ち主、シルコットさんを訪ね依頼内容を聞くシャーロックとモリー。
ガールフレンドがあなたの大ファンなんだというシルコットさんに「ガールフレンド(笑)」とやっちゃうシャーロックですが、
シルコットさんは日本で言うところの鉄道オタク、鉄ちゃんでした。

シルコットさんがビデオをみせながら説明します。
金曜日の夜の最終電車にウェストミンスター駅から最後尾の車両に男が乗りましたが、
次の駅に着くと車両は空っぽで男が消えていました。
「この男知ってる」そう言うとシャーロックはマインドパレスに入ります。

今回はシャーロックのマインドパレスがより鮮やかに映像化されていて興味深いです。
昔ピカソの絵を見て思ったんだけど天才の目で見る世界と私たちが見ている世界はちょっと違うのかもしれませんね~。

221Bにやってきたジョンは何者かに薬を打たれ拉致されてしまいます。


シルコットさん宅の帰りにシャーロックはモリーにお礼を言います。
そしてモリーの指に光る指輪を見て幸せになってほしいとほっぺにキスをします。

モリーの表情がせつなくてせつなくて(泣)シャーロックもすごく優しい顔してるから余計にせつない場面です。

メアリーがシャーロックに助けを求めます。

メアリーに届いたメールでジョンが拉致されたことがわかりシャーロックは外に飛び出すとバイクを止めて、
「St James The Less」という教会に向かいます。

ジョンはそこでガイ・フォークスディの篝火のために積まれた材木の中に閉じ込められていました。
ガイ・フォークスディはイギリスでは毎年11月に行われる行事だそうです。
冒頭でハドソンさんのところへ結婚の報告に行ったジョンが子供に「a penny for the Guy」と言われていましたよね。

危うく焼かれるところでしたがシャーロックの必死の救出で無事に助け出されました。

221Bにシャーロックの両親がいます。

このおふたりはリアルにベネさんのご両親でしたよね。
お父さんも渋くてかっこいいですがベネさんの瞳はママ似なんですね。
ご両親も本人も嬉しいでしょうね。こうしてベネさんの出世作とも言えるドラマで共演できたんだもん。

ママに圧倒されていたところにジョンがやってきたので助かったとばかりに両親を外に追い出そうとしますが、
ママがとっさにドアのすきまに靴を差し入れ「もっとちょくちょく電話するのよ」とシャーロックに約束させます。
さすがはあの兄弟の母だけあります。しかし、「Promise」ってw 

「僕の両親」だと言うシャーロックにジョンは「意外と普通の人なんだね」と。

「ご両親は君の2年間の事知ってたの?」と聞くジョンにちょっと歯切れ悪く「多分」。
「だから君のお葬式に来てなかったんだ!」と言われ「ごめん、本当にごめん」と叫んだあと、
目を伏せながら静かにもう一度「ごめんなさい」と謝ります。

「誰がなぜ僕を狙ったんだ?」ジョンの問いかけにわからないとシャーロック。
シャーロックがチェックしていた人物たちの中に、最終電車に乗ったまま消えた男も入っていました。
名前はモラン卿。あの有名なモラン大佐でした。大佐じゃないけど。

ジョンと会話をしているとシャーロックのモバイルに地下鉄に入るモランの画像が送られてきました。
そしてシャーロックは突然「Yes!Yes!」と叫び、
「マイクロフトの情報は漠然としたものじゃなくものすごく特定されていたんだ」
「どういう事?」と聞くジョンに、
「Underground network(地下組織)じゃなくてUnderground network(地下鉄網)だったんだ」
「そうなんだ。って、は?」久しぶりの漫才だわ~!

シルコットさんとスカイプで会話をしながら情報を得ます。
地下鉄には地図にない使っていない駅がありモランが消えたのではなく最後尾の車両そのものが、切り離されていました。
そしてその駅の上にはウェストミンスター宮殿があり、英国議会の議事堂がありました。
切り離した車両に爆弾を積み、宮殿ごと爆発させる計画に気が付きシャーロックとジョンは地下鉄に向かいます。

途中、ジョンが警察に電話しようとしますがシャーロックに止められそのまま地下の線路に入ります。

続きます。