花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩中に出合った花、シラー・ペルビアナ、シレネペンジュラ、斑入りブルーデージー、他

2019-05-18 | 花の写真

  散歩中に出合った花達です。

 

  ▼シラー・ペルビアナ     和名:オオツルボ(大蔓穂)

  キジカクシ科ツルボ(シラー)属、多年草、北アフリカ、南ヨーロッパ原産、花期:5月  

  *ヒヤシンス科、ユリ科で分類されることもある、又ベルビアナで流通している。

  青紫色の小花が傘状に(星形の花を20~100輪)集まって咲く、シラーの中ではやや大型種で、白花もある。

  ペルビアナはペルー原産の意味ですが、ペルーに自生はしていず、名の由来はスペイン南部からイギリスに

  持ち帰った船の名がペルー号でそこからきたようです。

   
      

 

  ▼原種系ミニチューリップ リニフォリア? 

  最初は、オーニソガラム ダビウムにも花は似ていると思いましたが、が葉の付き方が違う。

  最近は造花で見間違うこともありますので、はっきりとしません。(撮影日は4/25)

  

 

   ▼シレネペンジュラ   別名:フクロナデシコ

  ナデシコ科ムシトリナデシコ(シレネ)属、1、2年草、地中海沿岸原産、花期:4月~7月、

  シレネとはムシトリナデシコの仲間を指す総称です。 *マンテマ属の分類もあり種類が難しい。

  花が咲き終わると花の下の萼が袋状に膨らむ。

   
       

  

  

  ▼ムシトリナデシコ(虫取り撫子)    (この名が出たので載せちゃいます)

  ナデシコ科マンテマ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、

  茎の上部の節間に粘液を出し、小さな虫がくっつくらしい。試して見てないので、食虫植物ではない。

   
  ▲最初は雄しべが伸びて(雄性期),雄しべが枯れると3裂した雌しべが伸びる(雌性期)

 

  ▼斑入りブルーデージー     和名:ルリヒナギク

  キク科ヒナギク(フエリシア)属、多年草、南アフリカ原産、花期:4月~6月、

  青い舌状花にに囲まれた管状花の黄色が鮮やかな花ですがは、我が家にもあったはずですが今はない。

  

 

  ▼ガザニア    別名:クンショウギク(勲章菊)  花期:3月~7月、9月~10月、

  ガザニアは、キク科ガザニア(クンショウギク)属の総称です。花色や咲き方など豊富なバリエーションで、

  原種は15種ほどで、はっきりとした形で派手な花が春から初夏にかけて咲き人気があります。

  

 

  ▼シロバナツタバウンラン(蔦葉海蘭)

  オオバコ(ゴマノハグサ)科ウンラン属、多年草、

  最初はシロバナがあると知らなくてウンランの花と思っていましたが、葉をよくみると家でよく見る

  ツタバウンランの葉にそっくりなのでツタバウンランの白花と分かりました。

  

  そこで家にある花を見に行って来たら,何だか段々と白花に近いのもありました。場所により色が変わる??

  

 

  ▼モミジバゼラニウム(紅葉葉ゼラニウム)  別名:ホシザキゼラニウム

 フウロソウ科テンジクアオイ(ゼラニウム)属、多年草、南アフリカ原産、花期:4月~11月、

 ハナテングアオイの園芸品種。葉の形がカエデの葉によく似て、色は橙赤色~黄緑色の覆輪が出る、

 花は朱赤色、花弁は5個、不規則な切れ込みが入る。

  


庭の花(5月ー4)野草花、フタリシズカ,タツナミソウ、トキワツユクサ、サクラソウ、他

2019-05-17 | 自宅の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  庭の野草花の5月の4弾です。

  今は庭も草が伸びて土が見えなくなり草藪の庭に小さな花は紛れています。

 

  ▼フタリシズカ(二人静)

 センリョウ科チャラン(センリョウ)属、多年草、花期:4月~6月、山野の林下に生える。

 小さな白い花を付けるが、花弁も萼もなく3個雄しべが丸く子房を抱いている。

 和名は、2本の花序を能楽「二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえたというものです。

 但し花序は2つとは限らず写真のように5本のものもある。

 又、ヒトリシズカも、吉野山に舞う静御前の姿を見立てたとあります。

 静御前の舞姿とはどんなものだったでしょうか? 淡路島に舞姿の像があるようです。

 静御前は、白拍子(男装の格好で歌いながら舞う女性)で源義経の側女(2番目の妻)でした。

   

      

 

  ▼タツナミソウ  (立浪草)

 シソ科タツナミソウ属、多年草、花期:4月~6月、

   いろいろな種類があるようですが、庭のあちこちの草に紛れて咲いているので普通に見られる種と思う。

     
         

 

  ▼ユキノシタ

  ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:5月~6月、薬草にもなり食用にもなるらしい。

 多数の花をまばらに付ける、花弁は5個、上の3個は小さく卵形、淡紅色で濃い斑点があるとなっていますが、 

 写真では2つにしか見えない、1弁で寂しいということは、まだ早く撮り過ぎて不完全な状態なのでしょう。

       

  *こちらが正しい花の形

 

  ▼トキワツユクサ(常盤露草)  ムラサキツユクサ(白花種) (6/7訂正)

 ツユクサ科ムラサキツユクサ属、多年草、南米原産、帰化植物、花期:5月~8月、別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)

 花弁3角形で白色で径約2~3cm、雄しべ6本、毛が生えてる。葉腋から1~3個の花を付ける。

   

 

 ▼ムラサキツユクサ(紫露草)

 ツユクサ科ムラサキツユクサ属、多年草、北米原産、花期:5月~7月

 

 

   ▼サクラソウ(ニホンサクラソウ 日本桜草)

 サクラソウ科サクラソウ属、多年草、花期:4月~5月、サクラソウは既に19/4/19投稿済

 桜の花に似た日本人好みの上品な花です。

 基本種のサクラソウとその園芸品種を一般にニホンサクラソウと呼んでいる。

 基本種の花色は紅紫色ですが、園芸品種は花色、花形共にバラエティー豊かです。

  

               

 

   ▼ウシハコベ(牛繁縷)

  ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:4月~10月、

  ハコベに似ているが全体が大型で草丈は20~60cm、花は4月から6月が多いが年中見られる。

  花弁は5個基部まで2深裂、萼片と同じ長さ、雄しべ10個、花柱は5本ある。

  よく似たコハコベ、ミドリハコベは花柱が3個で区別しやすい。

    
        

 

   ▼ラウミウム

  シソ科オドリコソウ(ラミウム)属、多年草、ヨーロッパ、アジア温帯地域原産、花期:5月~6月、

 日本に自生するホトケノザやオドリコソウの仲間です。花が紫色はラミウム・マクラツム種で、黄色い花を

 咲かせるのはラミウム・ガレオブドロン種です。

 野生種でなく園芸種ですが、我が家では野生種の如くあちこちに出ていて葉は周年鑑賞できるが、花の時期が最も美しい。 

  
   

*▲葉の模様が違う種類、   (*)追加分                      ▲参考までにラミウム・ガレオブドロン

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庭の花(5月-3)クレマチス

2019-05-15 | 自宅の花

  庭に現在はクレマチスが咲き始めています。

  カザグルマ系、モンタナ系、インテグリフォリア系など幾つかの種類がありますが、

  今垣根にモンタナ系と山側の垣根にカザグルマ系などが咲いています。

  

  ▼クレマチス   キンポウゲ科センニンソウ属、つる性多年草、

 クレマチスは 園芸用語としては、このセンニンソウ属の蔓性多年草のうち、花が大きく観賞価値の高い品種の総称。

 洋風な趣を持った花のようですが、日本に自生するカザグルマがヨーロッパに渡り、世界の原種と交配され、

 品種改良が進み、日本に明治末期に戻ってきた植物です。

 クレマチスの和名に「テッセン」とよく書かれているが、元来テッセンは中国原産で乳白色の花に紫の雄しべが弁化した

 6弁の花を次から次へと咲かせて、夏に休眠するという他のクレマチスにはない性質をもつクレマチスのグループの中の 

 1つの品種です、いつの間にか混同されているようです。

  咲き方  旧枝咲 : 冬の休眠期から生えていた枝に花を咲かせる。

       新枝咲 : 新しく生えた枝からしか花を咲かせない。

       新旧枝咲: 古いつると新しいつる両方からはなを咲かせる。

 

  ▼モンタナスノーフレーク   旧枝咲き

    
  

  ▼ドクターラッペル  旧枝咲き

  
  

  

 

  

  

 

  

  

  ▼鉢植えのクレマチスはこれから咲き始めます。

   
     *5/16追加

  ▼クレマチス ピクシー   ニュージーランド原産、花期:4月~5月、旧枝咲き

   
  

  ▼冬咲きクレマチス(アンスンエンシス)の今は、綿毛も落ちた状態です。19/1/15投稿済

  

▲2階のベランダからの方がよく見える。

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アヤメ科アヤメ属の花、アヤメ、ジャーマンアイリス、キショウブ、ダッチアイリス、他

2019-05-14 | 花の写真

   5月になるとアヤメやハナショウブが咲き始めます。

   アヤメは大好きな花ですが、我が家にはありません。

  それでアヤメショウブカキツバタがあまり違いがよく理解出来てないので簡単に整理する。

  アヤメとショウブはどちらも漢字で書くと(菖蒲)です。漢字は同じでも別物です。

  しかし菖蒲湯などに使われるショウブハナショウブも別物です。(花は全く違います)

  アヤメ、ハナショウブ、カキツバタは、アヤメ科アヤメ属で、  ショウブはショウブ科(旧 サトイモ科)です。

  見分け方は?       *アヤメ     ハナショウブ    ・カキツバタ

 

   生育地         *乾燥地     ■水辺半乾燥から湿地 ・湿地

   開花時期        *5月上旬     ■5月中旬~6月上旬  ・5月中旬

   花の根元        *網目模様    ■黄色の細長模様   ・白い細長模様

   葉の形         *細長い     ■白い筋       ・幅が広い

   背丈          *30-60cm   ■80-100cm    ・50-70cm 

  と言うことでカキツバタの投稿は今回はありません。

 

  ▼アヤメ(菖蒲)   アヤメ科アヤメ属、多年草、

     

 

  

 

  ▼ジャーマンアイリス     和名:ドイツアヤメ

 アヤメ科アヤメ属、 多年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、

 地中海沿岸等の野生種を複雑に交配して作られた園芸品種。矮性種などもある。

 虹の花とも呼ばれて花色が豊富に、近年は育種が進んでフリルやフリンジが入った品種も多く育てられています。

 花弁の近くにブラシのような毛が密生しているのが特徴です。

      
     
    

 

    
   

  

 

 

 

  

   

   

         

 ▼ハナショウブ(花菖蒲)

 アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:6月~7月、日本を代表する古典的園芸品種。

 野生のノハナショウブを元に江戸時代を中心に数多くの品種が育成された。

   

  ▼キショウブ  アヤメ科アヤメ属、多年草、

 アヤメ科のハナショウブによく似ているが、キショウブの方が大型で一本の花茎にいくつもの花を付ける等の点が異なる。

  

 

 

     ▼ダッチアイリス   別名:オランダアヤメ

   アヤメ科アヤメ属、多年草、球根アイリスの代表的な品種。花色も豊富にある。

       
         

     
       

   

   ▼シャガ

   アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月、 草藪に咲いています。

       

 正直似た花なので未だに混乱気味です、もし間違っていたら教えて下さい。

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キアシドクガの幼虫大量発生だ!!

2019-05-13 | 日記

 今年もキアシドクガの幼虫(毛虫)が大量発生しました。

 我が家の道路を挟んで向かいの藪の中にミズキ?の大木があります。

 それが発生元で葉を食い散らしてパラパラと風にゆられて落ちて来ています。

 11日(土)の朝から毛虫の対応に追われています。

 落ちた毛虫はどんどんと我が家に向かって?押し寄せてくる。

 殺生の嫌いな私もさすがにほってはおけない状況です。 

 

  ▼キアシドクガ

   チョウ目ドクガ科で成虫は6月活動(白いモンシロチョウに似た蛾です)

   ドクガの名があるが、幼虫、成虫共に毒は無いようです。

   幼虫食餌植物: ミズキ科:ミズキ、クマノミズキ

   終齢幼虫体長: 35-40mm

   食草を離れて蛹化の場所を求めて歩き回るようです。

   
  ドアに張り付く

  生ゴミ袋入れかごに
  地面についてるタイヤに

  植木鉢にどんどんはい上がってくる。幼虫は上へ上へと目指している。

  上を見上げたら大きな木の葉っぱは全て枯れ枝のようです

   
  

  電線より高い枝が全てこの数日?で丸坊主、凄い破壊力。

 玄関前に、ドアにも植木鉢にも至る所に風で飛ばされたきたのもあるかもしれないが、

 ピンセットでつまみ漂白剤入りの水に入れてごめんなさいです。花があるので殺虫剤は使いたくない。

  
  2日分です。

  小さいのもありますがまだまだ果てしない闘いは続きそうです。

  昨年よりスケールアップしていると思います。来年はもっと心配です。

  既に蛹も見ました。

  

  昨年投稿のキアシドクガです。(18/6/20)

*下記の写真は、フタテンシロカギバでしたので、訂正します。23/4/15
Nmspecさんご指摘ありがとうございました。

 

    昨年動画も撮りましたが、手振れでボツにした。

 

  気持ちが悪かった人はごめんなさい。 お口直しにたくさんあっても嬉しい花です。

  シロツメクサ(クローバー)とアカツメクサです。(どちらもマメ科シャジクソウ属)

 

 

 

シロツメクサに赤い色はあったりアカツメクサに白い花もまれにあるようです。

見分け方は花の下に葉があるかどうかです、下に葉が有ればアカツメクサです。

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散歩中で出合った花達、シラン、キンポウゲ、モモイロタンポポ、チャイブ、他

2019-05-12 | 花の写真

  散歩(用事の時間の合間に)で出合った花達です。

 今はどこの花の公園に行っても群落を見ることができますが、近くで我慢しています。

   

  ▼シラン(紫蘭)

  ラン科シラン属、多年草、ユーラシア原産、花期:5月~6月、

  花壇に群植すると見事ですね。

           
 

      

 

 ▼ネモフィラ    別名:ルリカラクサ(瑠璃唐草)

 ムラサキ(ハゼリソウ)科ネモフィラ属、1年草、北米西部原産、花期:3月~5月、

 地面を這うように伸びて、爽やかで美しい空色の花ですね。  花は19/3/22投稿です。

    
    
 ▲ひたち海浜公園などのネモフィラはとうてい及びませんが少しでも良しとしてます。

 

 ▼ポピー(シャーレーポピー)   別名:ヒナゲシ、グビジンソウ(虞美人草)、

 ケシ科ケシ属、1年草、花期:5月~6月、

 ポピーの種類は、大きく分けて、ヒナゲシ(シャーレーポピー種)とアイスランドポピー(4月~5月)は広い場所に

 群植しして楽しみ、オリエンタルポピーは目立つので花壇の主役に最適な種類です。

      

 

  ▼ジャーマンアイリス   和名:ドイツアヤメ

  アヤメ科アヤメ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、

  ジャーマンアイリスは地中海沿岸などの野生種を交配して作り上げた園芸品種。

  華やかな花容で人気があり、非常に多くの品種がある。

     

     

  ▼キンポウゲ(ウマノアシガタ)

  キンポウゲ科キンポウゲ属、多年草、花期:4月~5月、日当たりのよい草地に生える。

  和名は金鳳花で、花の色からで、ウマノアシガタの名は根生葉の形からきたものです。

      
 

 

 ▼ホタルカズラ(蛍葛)

 ムラサキ科ムラサキ属、多年草、つる性、花期:4月~5月、

 花は径1.5cm位でムラサキ科の中では一番大きい。青色の花が草むら中でも目立つので、

 蛍光を発している蛍が目立つことからでカズラはつる性だからでしょうかね。

   
  

 

  ▼モモイロタンポポ(桃色蒲公英)  別名:クレピス、センボンタンポポ、

  キク科フタマタタンポポ属、1年草又は越年草、地中海沿岸原産、花期:4月~5月、

  ヨーロッパや小アジアで鑑賞用に広く栽培されたが、日本へは園芸用として大正初期に渡来したが、

  現在では一部野生化したものが見られるようです。

          
         

 

   ▼チャイブ

   ヒガンバナ(ユリ)科ネギ(アリウム)属、多年草、ユーラシア原産、花期:5月~6月、

   シブレット、西洋アサツキ、エゾネギとも呼ばれるハーブの一種です。

   中空の細長い葉にマイルドなネギの風味がり、薬味として和洋中いずれの料理にも利用出来る。

   薬味としてお馴染みのアサツキは日本原産のチャイブの変種です。

   アサツキは球根(鱗茎)ができ夏は休眠し、全体的にやや小型です。チャイブは球根ができず、

   冬に葉が枯れますが休眠はしません。

    
   

 

   撮影場所は、主に秋留台公園でした。

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野草花(5月)ナルコユリ、ホウチャクソウ*、ユウゲショウ、ヤセウツボ、ユキザサ、他

2019-05-10 | 花の写真

  今回は散策中に見かけた野草花達です。

 お詫び:最初ナルコユリとしてホウチャクソウの写真を載せてしまいましたので、正しい写真を追加し、

     ホウチャクソウとして訂正しました。(19/5/13)

      

  ▼ナルコユリ(鳴子百合)

 キジカクシ(ユリ)科アマドコロ属、多年草、花期:5月~6月、山林や草原に生える。

 葉は披針形、葉の腋から出る花柄は枝分かれし、その先に緑白色で長さ2cm程の花を3~5個垂らす。

 花筒は先の方が色濃く緑色を帯びる。

  
 
   

   ▼ホウチャクソウ〈宝鐸草) *

  ユリ科チゴユリ属、多年草、花期:4月~5月、山地や丘陵の林内に普通に生える。

  茎は高さ30~60cm、上部で枝分かれし、葉は長楕円形、花は枝の先に1~3個付けて垂れ下がる。

  白色で先端が少し緑を帯びる。

      
              

 

 ▼ユウゲショウ(夕化粧)   別名:アカバナユウゲショウ

 アカバナ科マツヨイグサ属、多年草、南米原産、花期:5月~9月、

 名の由来は午後遅くに開花して艶っぽい花色を持つことからですが、実際は昼間でも開花が見られる。

 上部の葉腋に径約1cmの淡紅色の花をつけ。

 花弁は丸く紅色の脈が目立つ。雄しべは8個で葯は白色、花の下に子房がある。

    
 

    

 ▼オオヘビイチゴ(大蛇苺)   別名:タチロウゲ(立狼牙)

 バラ科キジムシロ属、多年草、花期:4月~5月、

 小葉は5個~7個で長さ3~20mmの、茎の上部に8~12mmの黄色い5弁の花、集散花序を多数付ける。  

 キジムシロなど似た花が多いが、葉の形が一番合っているようなのでオオヘビイチゴとしたが、自信がない。

      
     

     

  ▼ヤセウツボ(痩靭)

    ハマウツボ科ハマウツボ属、寄生植物、地中海沿岸原産、花期:4月~5月、

  マメ科、セリ科、キク科など様々な植物に寄生する。

  葉は鱗片状に退化していて植物体に葉緑素はなく、褐色の腺毛が密生しています。

     

    

 

   ▼タツナミソウ(立浪草)

  シソ科タツナミソウ属、多年草、東アジア原産、花期:4月~5月、タツナミソウもいくつかの種類がある。

  北斎などに描かれる波頭に似ているというのが名前の由来。他のシソ科の花も同じ形が多いが、これは花が上向きにならぶ。

  

 

  ▼クサノオウ(瘡の王、草の黄)

 ケシ科クサノオウ属、越年草、花期:4月~7月、日当たりの良い草地、林縁などに生える。

 花は鮮黄色で直径約2cm。多数の雄しべの間に体をくねらせた青虫のような雌しべがある。

 毛の多い2個の萼片は開花と同時に落ちる。さく果は長さ3〜4cmの細長い円柱形。

 全体に縮れた毛が多いので、白っぽく見える。

 茎や葉を切断すると中から黄色い汁をだすところからきていた。実はこの黄色い汁こそ毒であり薬である

 名前の由来は諸説があるが、

 「瘡(くさ)の王」であるという説。瘡とは皮膚病の総称。皮膚病を直すという意味からきているという。

        
              

 

  ▼ユキザサ(雪笹)

  ユリ(ジカクシ)科マイズルソウ(ユキザサ)属、多年草、山地の林の下に生える。

  名前の由来は、花が雪の結晶のようで、葉がササの葉に似ているところから、茎は高さ20〜50cm,

  5〜10個の葉を左右2列につける。葉は長楕円形で長さ6〜15cm,多少の毛がある。

  茎頂に白色で径約6mmの花を円錐状に開く。

    
   

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庭から花木(5月)ツツジ、ブルーベリー、ボタン、コデマリ、オオデマリ、ヤブデマリ、

2019-05-09 | 自宅の花

 庭に出て見る花木です。

 今は裏山のツツジが盛りです。

 

  ▼ツツジ

  ツツジ科ツツジ属の植物(一般的にはサツキを除く、ヤマツツジの仲間)の総称です。

   
       
   
       
  

 

  ▼ブルーベリー

  ツツジ科スノキ属、落葉低木果樹、北米原産、花期:4月

  手軽に楽しめる小果樹で近年は色々な種類が出ています。

  花が咲いている時は鳥などつついていましたが、今はもう花びらはボロボロと落ちています。

   
      
   
     

 

  ▼ボタン(牡丹)

  ボタン科ボタン属、落葉小低木、中国西北部原産、花期:4月下旬~5月上旬、

 美しい女性の形容に使用されるボタンは、花の艶やかさや優雅さから「百花の王」とも呼ばれたり

 富貴花など多くの別名を持っている。

   
      
  

 

  ▼ライラック

  モクセイ科ハシドイ属、落葉小高木、ヨーロッパ南東部原産、花期:4月~5月、

  ライラックは英名で、日本で呼ばれるリラはフランスの名称です。庭園や公園によく植えられている。

  長さ10-20cmの円錐花序に小花を密生してつける、淡紫色が普通だが違う色の品種もある。

   
     

 

  ▼コデマリ(小手毬)

  バラ科シモツケ属、落葉低木、中国南東部原産、花期:4月~5月、

  細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる。

    
  

  

  ▼オオデマリ(大手毬)

  レンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属、落葉低木、花期:5月~6月、

  真っ白なボール状の花を咲かせる。オオデマリはヤブデマリと違い両性花(雌しべ、雄しべを持つ)がないためにも、

  花が全て装飾花になったので、結実はしない。

    
     
   

▲最初は緑色の花でした、それが今では真っ白になっています。

 

  ▼ヤブデマリ(藪手毬)

 レンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属、落葉小高木、花期:5月~6月、

 枝先に散形花序をつけ、径5-6mmの小さな両性花を付け、縁に径3-4cmの白い装飾花が取り巻く。

  
     

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庭の花(5月-2)サンパチエンス、カランコエ、ヤマブキソウ、クレマチス、他

2019-05-08 | 自宅の花

  5月の庭の花です。

 虹色で飾ろうと思いました、普通は七色の虹の色と言いますと何色があるのでしょうか?

 赤、橙、黄、緑、水色(青)、青(藍)、紫色(外側からの順番が決まっている)と言っていますね!

 但し、世界では少し変わってくるようです。世界では8色から2色までありますが、これは同じ色を見ていても、

 その色を表現する言葉があるのか、ないのかで虹の色数も変わってくるということです。

 

 なかなか現在咲いていて今季投稿済でないものからとなると難しいですが、無理矢理並べてみました。

 ▼サンパチエンス ツリフネソウ科インパチェンス属
  

 ▼デシコ ナデシコ科ナデシコ属、
  

 ▼カランコエ ベンケイソウ科カランコエ属、
   

  ▼ヤマブキソウ ケシ科ヤマブキソウ属、 
  

 ▼クレマチス・ペトリエイ  ‎キンポウゲ科 センニンソウ属、
 

  ▼クリスマスローズ  キンポウゲ科クリスマスローズ属、
 

 ▼ロベリア・アズローコンパクト キキョウ科ロベリア属、
 

  ▼ビオラ  スミレ科スミレ属、  ビオラもそろそろ終わりに近くなりました。
  

 ▼ビオラ  スミレ科スミレ属、 
  

 

  その他はみ出しぶんです、

 ▼四季咲きガーデンゼラニウム ’フェアリーウィング  
  

 ▼ジキタリス  オオバコ科キツネノテブクロ(ジキタリス)属、
 
  

  

 

 <余談ですが>

 虹の言葉が出て来たが、先日昆虫を投稿したこともあり、ふと何故虹に虫偏が使われるのか?

 虫と言う字は「ヘビ」の形からきたもので、意味としてはマムシだそうです。

 蛙や蛇も虫偏、蜥蜴にも使われています、爬虫類を表すのに虫偏を使うのが妥当だとか、

 と言うことで虹は天をまたぐ龍のような形から考えられたようです。

 ついでに昆虫に使われている虫は本来は蟲が使われていました、虫がうじゃうじゃのイメージです、、

 春になって出ようとする蠢く(うごめく)という漢字が昆虫をあらわしているようです。ほんまでっか位の情報です。

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草藪昆虫園、小さな虫の生き様を見た。自宅

2019-05-07 | 昆虫

  ゴールデンウイークも今日で終わりですね、皆さんお出掛けだったようですが、

 思い切り楽しんだ人は5月病に気を付けて下さい。

 混雑嫌いな当方は予定もなく家の周りで、小さな虫(1cm以下)と時間を潰しています。

 名前が全部分かっていないので、一部工事中ですが、完全を待っていたら、

 何時になるかわからないので見切り投稿とします。

 

     ▼クロハネシロヒゲナガ   チョウ目ヒゲナガガ科 13-15mm(開長) 時期:4-6月、

  翅は黒色で紫色~赤銅色の光沢、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。

  ヒメウツギの周りを数匹がひらひらと乱舞しているのは面白いものでした。

       

 ケブカヒゲナガ(ヒゲナガガ科) 

 

  ▼ビロードツリアブ    ハエ目 ツリアブ科  8-12mm、時期:3-5月、

  丸みのある体、茶褐色~淡褐色の毛がたくさん生えたアブ、尖った長い口吻を持つ。

  日当たりの良い地表面近くでホバリングを繰り返しながら様々な花で吸蜜する。

  翅が見当たらないので随分と迷いましたが、ホバリングが早過ぎて映らなかった?

  似た画像があり、胸横の黒い部分が翅元のようでこの名前にしました。

  

 

 ▼マルカメムシ   カメムシ目 マルカメムシ科 長さ5-5.5mm、時期:4-10月、

マメ科の植物の茎でよく見かけられ丸っこいカメムシで、一見すると甲虫の仲間かと思ってしまう。

草地で普通に見られ、何十匹もの集団のことが多い。臭いにおいを出すので嫌われる。

 

 

 ▼カミナリハムシの一種? 甲虫目ハムシ科ノミムシ亜科、5mm前後、 4-9月、

 似た種類多し                      ▼ウリハムシモドキ?

  

 

▼モモブトカミキリモドキ 甲虫目カミキリモドキ科   ▼モモブトカミキリモドキのメスはオスと違いももは太くない。

   

 

▼クロトゲナシケバエ  ハエ目ケバエ科、 7mm、  4-5月?(記録が見当たらない)             

前脚の頸節付近に棘がないことからのようです。 オスメスでしょうか、クモもそうですがオスの方が極端に小さいのです。                          

  

▼ハグロケバエ ハエ目ケバエ科 12-17mm、4-5月 

 黒色で胸部に丸みがあるスマートなケバエ。       オスの複眼は大きいそうなのでこれはメスです。

 

 

 ▼ウスチャジョウカイ 甲虫目ジョウカイボン科、4-7月, 11.5-13.5mm、胸部背が赤褐色、上翅は普通褐色。

 

 

 ▼ヨツボシツツハムシ   甲虫目 ハムシ科ツツハムシ亜科、7-8.2mm、  4-8月、

 

 ▼ルリマルノミハムシ 甲虫目ハムシ科ノミハムシ亜科、

黒色で丸い体型、藍色~緑銅色の光沢があるハムシ。    ▼セマダラコガネ? (コガネムシ)下写真もそうかもしれ

  

 

▼コアオハナムグリ  甲虫目コガネムシ科ハナムグリ亜科、10-14mm、 5-10月、

 緑色~銅色の体に白点を散りばめた小さなハナムグリ、体に産毛状の毛があり、白っぽい花の周りを盛んに飛び回る。

 

 ▼ベニシジミ   チョウ目シジミチョウ科  13-19mm、 3-11月、

前翅は表裏共に赤地に黒褐色点があり、後翅は表面は黒褐色、裏面は灰色のシジミチョウです。

春は個体が赤っぽく、夏は黒っぽく、秋には両方のタイプが見られる。 

  

▼コガネムシに取り付いているヒメアリ、小さくて良く分からなかったが死んでいるのかも?
     

 

 ▼ヤマトシジミ  チョウ目シジミチョウ科   9-16mm、 3-11月、

最も人家周辺で見られる小さなシジミチョウです。カタバミの周辺を地面すれすれに飛ぶことが多い。

翅の表面はやや光沢のある水色で、裏面は灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。

 

 

▼ニセヒメジョウカイボン?  ジョウカイボン科   ジョウカイボンと思われますが適当なものが見当たらない。

 

 

 ▼バッタ目の幼虫

 ▼ヤブキリの幼虫(キリギリス科)            ▼フキバッタの若齢幼虫(イナゴ科)

  

 

 ▼ニホンミツバチ  ハチ目ミツバチ科 13mm、3-11月、 ▼セグロカブラハバチ ハチ目ハバチ科ハグロハバチ亜科、7mm、

セイヨウミツバチより全体的に黒っぽい。          4-10月、頭部から胸部が黒く、胸部の裏側、腹部は橙黄色のハバチ。

 

 

▼セイヨウミツバチ  ハチ目ミツバチ科 13mm、3-11月、

馴染み深いハチの一つ、茶褐色で腹部に縞模様がある、腹部上部がオレンジ色であることでニホンミツバチ(上部は黒)と見分ける。

 

      

 ▼ササグモ   クモ目ササグモ科 ♀8-1mm、♂7-9mm、5-8月、

黄緑色~黄褐色で腹部に赤色と白色の模様のあるクモ、

脚に生えている黒毛が目立つ。               ▼クサグモの幼体

  

▼??                                                                      ▼ヤマシロオニグモ クモ目コガネグモ科、

                             ♀12-15mm、♂8-10mm、7-9月?

  

▼マミジロハエトリグモ(メス) クモ目ハエトリグモ科、♀7-8mm、♂6-7mm 4-8月、

♀は胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。

♂は、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。

 ▼カマキリの幼虫(2cm位)  ヒナカマキリもあるようですが成虫は秋のはず

 アジサイの葉の上

青虫、毛虫、やカタツムリ等いろいろありますが、頭が整理出来ていないので今日はこの位アップします。

 

*一部工事中として投稿しましたが、一部補修してまだ未完ですが、直ぐに分かりそうもないので、

*無期限の休工とします。 尚、名前などに間違いがあったら教えて下さい。(19/5/7)

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