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31日の散歩 ( 櫻谷文庫 )

2012-08-31 15:58:52 | sanpo
 きょうの散歩はかねてより一度覗いて見ようと思っていた櫻谷文庫。
櫻谷文庫 = 木島櫻谷 ( このしまおうこく ) 旧邸で、国の「登録有形文化財」になっている建物です。
場所は京都市北区等持院東町56-1。嵐電白梅町駅の北西。洛星高校の西側。馬代通り嵐電上がる。

馬代通りをもっと上がって「きぬかけの道」に突き当たったら、西側に堂本印象の旧邸と堂本印象美術館があります。 ( 立命館大学もあります。 )

 櫻谷文庫は9月いっぱいまでの金・土・日が公開日ですので、もう少し日がありますが、涼しくなりそうもないのできょう行って来ました。

馬代通りから見た「櫻谷文庫」の正面。
散歩でよく前を通り、門扉が閉まっている所を見て、以前から興味を持っていました。

 この建物の母屋と裏手にある洋館、北側にあるアトリエ ( 画室 ) が登録文化財です。

庭から見た母屋と裏の洋館が下の写真。


洋館には木島櫻谷の作品も展示してあり、その部分は撮影禁止です。

 母屋の室内・台所は撮影可ですので、レトロな風景?を撮ってきました。

食卓を並べて見せた風景。手前の箱には虎屋の焼印が押してありました。
虎屋の羊羹を通い帳で食べてたのかも知れません。
奥の右手にはお櫃などもあります。小舎主の子供の頃はお櫃は現役で有りましたが、
今時の子は見た事も無いでしょうね。

 次はミシンの有る風景。櫻谷の奥さんが使われた物?

ちょっと前のTVドラマの風景ですね。

 次は台所。耐火煉瓦?のへっついさんです。

大きなへっついさんですが、芸大の学生がよく遊びに来たなどと説明が有りましたので、そのせいで大きいのかも。

 興味深かったのが次の流し台の写真。

石かセメントの流し台は、やはり子供の頃に使ってたので珍しくは無いのですが
流し台の上の筒状の白い物。大阪ガスのマークが付いた瞬間湯沸かし器ですね。
いつ頃の物か興味が湧きます。

 作り付けの水屋・保存食用の甕類・台秤、それぞれ興味を引くものが並んでいます。
立ち入り禁止でなければ蓋を取ってみたいところです。

 母屋を出ると、洋館を見てからアトリエへ。
母屋とアトリエの間には洛星高校のテニスコートやサツマイモ畑 ( これも洛星の ) などがあります。
昔の写真を見るとテニスコートになっている所は庭の池だった様です。
築99年。時代の変遷ですね。

 テニスコートを迂回して行って見たアトリエ。 ( これも文化財です。 )

池と庭を潰した時の庭石が集積してありました。
中央の木はトウカエデ。これは大きい!!
奥の楓も大きな木ですので秋の紅葉が見事だろうと思われます。
秋には公開が終わっているのが残念!!

 アトリエ前の石の間に咲いていた花を二枚。

一枚目はヤブラン。樹下の日陰が似合う花かと・・・・

 二枚目はナツズイセン?

彼岸花の様ですが、時期も早く、花の赤に桃色が混じっていますのでナツズイセンだろうと思います。

ま、ヒガンバナ科ではあります。
以上、きょの散歩は「櫻谷文庫」でした。

余談ですが、「櫻谷文庫」へ行くなら平野さんは通り道。天神さんも通り道。
と言う事で、行きがけに天神さんを通り抜けると、東門を入った所の手水舎、きょうは水が止まってスッカラカンになっていました。
二番目の行きがけに、平野さんへ寄ってきょうも水汲みをしてきました。

暑い暑い8月最後の散歩でした。
9月に入っても暑いで――!!

カメラ  PENTAX K20D
レンズ TAMRON zoom 17-50 F2.8

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コメント
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