どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

この世界の片隅に、60回目鑑賞

2018年03月16日 20時55分00秒 | アニメ
文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞受賞おめでとうございます!!!

片渕さんもよくお話しされてますけど、ホントに数え切れないですね(^_^;

それだけこの世界に大きなインパクトを与えた作品なんだと...それを信じて応援してきたファンの一人として、この上ない喜びです(*´д`*)

さて...そんな記念すべき日の今日は、ついに地元の上映会でありました!(*^o^*)

所沢市民文化センター・ミューズ、その中ホール・マーキーホールでのイベント。

「第18回 ミューズ シネマ・セレクション 世界が注目する日本映画たち」と題して、栄えある初日一発目の上映!

ドンヨリとした雨模様でしたが、多くの観客が集ってました。やはり8割以上が女性で、中高年層という感じです。

当然、初見率は高いとみえ、オチとユーモアのあるシーンで笑い、後半は畳みかける苦悩と悲哀...そして終盤の希望と解放に強く反応しているのがよく判ります(^_^)

地域の上映会って、通常の映画館とは全く空気感が違って、独特のアットホームっぽさが良いなぁと思います。

皆どこか気軽さを伴って映画を楽しんでいる...ホールの広々とした感じと、音の反響具合もあるのかもしれません。

フワ〜っとした柔らかいものに包まれている感じですかね...とても居心地が良いんです(*^m^*)

地元の上映会という嬉しさもあったし、今回も行ってよかった...。

・・・

そしてついに鑑賞回数も60という数字になってしまいました...個人的にトンデモない数字です(^_^;

これだけ観ているとですね、同じ作品の筈なのに違って見えてくるんです...。

数回前からなんですが、こう言うと過剰かもしれないけどドラッグムービーみたいに感じてて、なんかトラップしている気分になってる時があるんですよ。

言い方を変えると、走馬燈のような...かもしれない。

人が死に際、その瞬間に人生が走馬燈のように...って言うじゃないですか、そんな感じなんですよ。

この作品、こうの史代さんの原作からしてそうなんですが、俯瞰(高所から下を見る)的なカメラアングルが多いんですが、なんだか死者の視線に思えるようにもなってきた。

例えば、すずさんの炊事シーン、防空壕にいるシーン、茶の間で食事しているシーンなどなど...。

その視線の主、思い当たるのは、すずさんの兄・鬼ィチャンこと要一さんです。

彼は徴兵され、戦地に赴いたまま連絡も途絶え、石ころになって帰ってくる。すずさん始め家族全員がその実感がなく、生きているのか死んでいるのか判然としないままの存在なんです。

でもこの作品「この世界の片隅に」全体がどこか鬼ィチャンの手のひらを舞台にしているようなところがあって、常に彼の視線を感じるんです...最後までね。

...で、最近どうも観ている私まで彼とリンクしちゃっているような感覚に、いつの間にかなってまして(^_^;

そういう感覚のせいか、フワフワ宙を漂うような気持ちで観ているみたいなんですよ。

なんだか危ない人みたいな書き方になっちゃいましたが、とりあえず60回に達した今の時点の気持ちを記しておきます(^_^;



花粉症、ひどい><

2018年03月15日 20時39分00秒 | 生活
昨日今日、飛散量はほどほどのようだけど、花粉の種類がヤバイ奴なのか症状が酷くて...。

起きた途端にムズムズが続き、強めの薬を併用するも副作用の眠気ばかり強まって非常に不快...結局クシャミ連発で頭はボーっとしている始末です...(´д`)

娘も同様なんですが、ここのところスプレー式のを使っていて、効果覿面だとのことで調子がいいらしい。

そんなに効くのか...ちょっと試してみようかな...。



Perfume、「無限未来」...そして「FUSION」

2018年03月14日 19時50分00秒 | 音楽
昨日、Amazonさんで予約していた「無限未来(初回限定盤)(DVD付)」が到着!


低く分厚く深みのあるリズム、そこにバランスよく織り込まれた Future Bass の流れが和のメロディーと調和、時にキラキラとした煌びやかな音色をちりばめる!

3人のしなやかで軽やかな歌声がのって、互いに良く引き立てあう楽曲構成に酔いしれ、アッと言う間に1曲終わってしまう...。

「FLASH」に続く映画「ちはやふる」のための曲「無限未来」、もはや主題歌と言っていいくらい、作品世界と見事に融合させています。

それだけではなく、Perfume の3人がこれからどうしていくのかまで想起させてくれる素晴らしい作品にもなっている。

そしてもう一曲「FUSION」、「【docomo×Perfume】 FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」で東京・ロンドン・ニューヨークに分かれた3人が同時生中継で、まさしく距離を超越してシンクロしてみせてくれた驚異のパフォーマンス...そのために用意された曲です。

公開されている動画を見ると、映像にばかり注目してしまうのですが、こうしてCDの音源だけを聴くとまた印象が違うものでした。

大人だからといって色気ばかりを全面的に出したものではなく、背伸び感もない...年齢相応でヤラサレ感もありません。

歌詞はほとんど無いと言ってよく、添付のカードにも記載がない...。

すごい高み・境地に到達したもんだなぁ...聴いていて鳥肌が立ちっぱなしです(*´д`*)

この2曲をもって二十代に別れを告げ、三十代という新たなステージへアグレッシブに飛翔する三人の姿が垣間見えるようです。

初回限定盤には合計40分にもなる特典映像DVDが付いてます。

「無限未来」のMVフルバージョン...グアムの大自然を背景にダイナミックに舞う姿が本当に美しい!


陸海空、それぞれを司る女神のようにも感じ取れます。

SF的な要素もちょっと取り入れられて、従来の Perfume と繋がるイメージも含まれていますが、背景の自然とスムーズに融合していて乖離していない。

大地をシッカリ踏みしめて、力強さを感じる...余計な言葉がなくても17年にもなる歴史と重みが映像から伝わってくるのです。

それなのにどこか少女的な可愛らしさもチラチラ見せてくれて、そんな部分が切なさを醸し出しているんだなぁと(*^m^*)

Perfume View はメイキング映像ですが、3人それぞれにハンディカメラを持たせて現場の裏側を見せていく形式。すっかり定着しましたね.

気温30度で強風が吹く中、わーわーキャーキャーしながら、状況を面白がってる姿が微笑ましいです(o^_^o)

それでもカメラを前にして本番スタートと同時にキリッと切り替えるのが素晴らしい...こういう姿勢、本当にプロを感じさせてくれます。

続く「【docomo×Perfume】 FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」の4本は、NTT docomo とのコラボ。新曲「FUSION」で、距離(時差と通信の遅延)を乗り越える実証実験に臨んだときの記録です。

パフォーマンスのみ今もYouTubeで公開されています。

それ以降のMCは生配信時に放映され、パフォーマンスを終えた後、息を整えながらも挨拶と感想を言い合う姿がいじらしい...。

「これから自分たちも見てみます」というところで配信を終えましたが、その続きとして、見た後のMC「SPECIAL OFF SHOT」は初見でもあり、とても嬉しかった(^_^)

「FUSION」自体初披露なワケで、それだけでも相当なプレッシャーだろうに、さらに新技術への実証実験...どれほどの緊張感で臨んだのか...想像を絶します。

息を整えながらも次第に緊張から解放され、徐々に気持ちがほぐれていく三人三様の姿に、見ているこっちも涙が止まりませんでした(´;ω;`)

本当に偉業を成し遂げたと思いますし、状況に甘えず常に新たな挑戦に取り組む姿勢は見事なものです。

来週20日(火)・21日(水)の「This is Nippon プレミアムシアター『Perfume×Technology』presents "Reframe" 」は恐らく「FUSION」を主軸において拡張するコンセプトとなるステージになりそうですし、同時にこれからの布石...三十代 Perfume がどうなっていくのか(或いは、どうなりたいのか)も感じ取れるものになるんじゃないかなぁ...と勝手に想像しております(^_^)



布団干しと健診結果と

2018年03月13日 16時50分00秒 | 生活
記録に抜けがなければ、前回から4ヶ月も経っちゃってた??(゜ロ゜)

ずいぶんサボっちゃったなぁ...(´д`)

でも今冬は異常と言えるほど感想状態の時が多かったので、あまり気にならなかったので、ついつい(^_^;

花粉が飛びまくってる中なので、布団への付着が気になるところ...寝に入った途端に刺激が...なんて不安なんですけどね...。

午後になり、先月末に受けた検診の結果を聞きに病院へ。

さて結果としては...まぁまぁな感じみたいで。

メタボリックシンドローム判定、昨年は「基準該当」で保健指導レベルは「積極的支援」でしたので、良くなかったのですが、今年は「非該当」で「なし」だったから若干改善した模様。

今のところ糖尿病の心配もないと。

それでもHDLコレステロールや腎機能を示す数値があまり良くなくて...まぁこれは食事改善と運動なんですよね...毎年言われます...そんなに偏食してないつもりなんだけねぇ...(´д`)

ともあれ、面倒がらず毎年受けて、経過をみるのが重要ってことで。

前立腺がん検査(血液検査によるPSA)も受けて結果を聞きましたが、現状は異常なしの範囲であるものの、若干高めなので、定期5年間隔よりも前倒しで3年後に検査した方が良いという判定でした。

前立腺検査は今回はじめて受けましたが、とりあえず把握しておくことが大切ですね。

3年後になるべく受けたいと思います(補助がないと6000円とチョイお高い検査なんですけどね(^_^;)。



3月12日(月)のつぶやき

2018年03月13日 06時23分16秒 | イベント・ライブ

ある意味で対称的な二人の論者、氷川さんと小黒さん

2018年03月12日 22時50分00秒 | イベント・ライブ
昨日のトークイベントの内容は既報の通りですが、スクリーンに片渕さんのPCを投影し、様々な素材や資料を見せつつ語る形式は阿佐ヶ谷ロフトAなどで開催された「ここまで調べた『この世界の片隅に』」と基本同じものでした。

だけど印象と雰囲気が全く違っていて、それぞれの面白さがありましたね(^_^)

対談相手(司会進行)の違いで随分雰囲気が違うんだなぁと実感。

比較対象のお相手は氷川竜介さん、そして小黒裕一郎さん。


会場が居酒屋みたいなライブハウスの阿佐ヶ谷ロフトAと、映画館という場の雰囲気もあるにはあるけど、小黒さんとは新文芸坐でも対談してますし、場の違いだけではないなとも。

氷川竜介さんの対談は昨年2月「シン・ゴジラ」をテーマにしたトークイベント以来でしたが、氷川さんは予めキチッとテーマを絞り込んできて、特定のキーワードをいくつか設定して極力理路整然とトークを進める感じ。今回も同様の展開を感じました。

小黒さんはどこか芸人風で、会場の空気感を読みつつも、独特の話芸みたいなのがあってマッタリ緩〜くお話ししていく感じです(^_^)

どちらもそれぞれ相手から引き出す切り口が違っていて、甲乙つけがたいのですが、好みで言うと氷川さんになりますねぇ。

昨日の対談でも「機微」や「長尺版」のキーワードが明確で、あらゆる方向からキーワードを畳みかけて、片渕さんが有する山のような引き出しを次々と明けさせていた感じが印象的でした。

そのため現時点ではとても表に出せない数多くの画像や資料も短時間の内に効率よく拝めましたしね(*^o^*)

氷川さんは元々エンジニアで理系の人らしく、ロジックで物を考え、整理整頓していくタイプ。

文章を書き起こす時も、決められた文字数の倍以上書いて、無駄な部分を削り落としていくのだそうです。

なので片渕さんの表情も、対小黒さんでは肩の力を抜いてリラックスムード、対氷川さんにおいては背筋を伸ばして脳内歯車も高速回転させているように見えました。

本に例えて言えば、面白いところを探すようにパラパラッと捲っていく雑誌感覚と、キッチリを一冊にまとまった単行本をシッカリ読む感じの違いかなとも。

この方々のお話しを今後いつどんなタイミングで拝聴できるかわかりませんけど、次の機会を楽しみにしております(*^o^*)

花粉症、本格的シーズン突入

2018年03月12日 15時10分00秒 | 生活
ニュースとか天気予報で伝えて気づくまでもなく、鼻や喉で実感できる状態です...(´д`)

鼻は始終ムズムズとし、目も痒いし若干ゴロゴロする感じ...喉もイガラっぽくて、咳き込み、昨夜も何度も目が覚めて寝が浅い...。


近所の桜も蕾がこんな感じに。

桜の芽吹きと花粉症の症状はリンクしていて、桜を見ると落ち着かないものが(^_^;

今日、強い方の薬も飲んでみた...副作用の眠気が...眠気だけで肝心の効き目が弱い感じも...orz

う〜〜