カツ丼

かねてより主に天ぷらそば系でご案内の六文そばですが、これまた既にご案内のように他の多くの立ち喰い店と同様に、そば・うどんだけでなく、丼物やカレー、中華そばなどもラインナップしてるんです。

と言うワケで、六文そば新春第二弾は、引き続きの験担ぎで「カツ」丼です。

カツ丼に用いられているカツは勿論、昨日のカツカレーに用いられていたのと同じ、サイズが小振りで厚さも薄めなコンパクト設計の、例のヤツ。

ですので、六文そばのダシが利いたふんわり玉子に包まれると、一体全体どこにカツがあるのやら行方不明になってしまうほどのコンパクトぶり。とは言え六文そばのダシの少し辛めな味付けでは、むしろこのくらいの量の方がメシとのバランスが良いようで、メシだけが残ったりカツだけが残ったりすることもなく、すいすいと胃袋に収めたKanotherなんでした。

カツのサイズとも相俟って、丼物としては少し軽めのボリューム感ではあるので、店内をグルリ見回すと雑居ビル界隈の労働者の皆さんにおかれましては、多くがそばセット的な組み合わせで召し上がっておるようです。皆さん、天ぷらとの組み合わせなどで、それぞれの六文そば的小宇宙を楽しんでいらっしゃるのかなぁとか思うと、ほんの少し気持ちが楽し気な感じになる、六文そば的昼下がりなんです。