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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

親子丼

2009年01月22日 22時37分33秒 | 六文そば
かねてご案内の六文そばシリーズ。今日は親子丼をご案内します。

玉子と醤油味とご飯の組み合わせと言えば、玉子を一般的にも食するようになった明治期以降の日本人にとって、貧しい時期には滋養強壮の為の栄養食としての有り難み、また豊かになった現代においては手軽な朝ご飯メニューとしての親しみや懐かしみを感じさせてくれる、ひとつのソウルフードのような味ではないでしょうか。

六文そばの丼は、その辛めな醤油出汁とふんわりとした玉子、そして白いご飯とが融け合った、バランスの良い味わい。そして、そんな玉子に隠れながら寄り添うようにサポートする、鶏肉の姿。玉子の方も、そんな鶏肉を優しく包み込んで、暖かな湯気をあげています。

目立たぬように我が子を支える親の存在と、そんな親を慈しむようにして守る子の優しさ。親子の在り方が取り沙汰される事の多い現代の日本で、私たちが失いかけた家族というものの大切さを、六文そばの親子丼は懐かしい味わいとともに語りかけているかのようです。



(久々に『世界の車窓から』風に石丸謙二郎の声を思い浮かべながら夜露詩句です。)